【無料選手名鑑】FCバルセロナ【2024/25 チーム/選手/監督紹介】

ラ・リーガ
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基本情報

創立1899年
本拠地バルセロナ
スタジアムカンプ・ノウ
(収容人数 約9万9千人)
監督ハンジ・フリック
会長ジョアン・ラポルタ
公式サイトHP twitter Youtube
transfermarkt
愛称バルサ
ブラウグラナ

過去5シーズンの成績

ラ・リーガ
優勝27回
欧州カップ戦
【CL優勝5回
【EL優勝3回
コパ・デル・レイ
優勝31回
監督
19/202位CL/ベスト8ベスト8バルベルデ➡
セティエン
20/213位CL/ベスト16優勝クーマン
21/222位CL/グループステージ敗退
EL/ベスト8
ベスト16クーマン➡
シャビ
22/23優勝CL/グループステージ敗退
EL/決勝プレーオフ敗退
ベスト4シャビ
23/242位CL/ベスト8ベスト8シャビ
<概要>

守備を構築できずに無冠で終焉 ドイツ人の名将に再建を託す

・昨季は、低予算ながらピンポイントで補強を行い、カンセロの攻撃面での貢献、ヤマル、クバルシといった若手の台頭により、3シーズンぶりにCLベスト16進出を果たした。ただ例年のように主力が大量に負傷離脱しただけでなく、組織全体で守備システムを構築できなかったことで失点数が22/23季に比べて倍増。一切太刀打ちできずに宿敵マドリーの独走を許し、無冠でシーズンを終え、二転三転の末にシャビは監督を解任された。

・今夏は、指揮官にハンジ・フリックを招聘。ラ・マシアのタレントを売却し、ギュンドアンを放出したことで、90億円超でダニ・オルモを獲得。フリック仕込みの攻守に素早い切り替え、縦に鋭い攻撃が機能すれば、昨季の課題だった個への依存を脱却し、覇権奪還も達成できるはずだ。

監督

名前ハンジ・フリック
生年月日 1965年2月24日 (59歳)
国籍ドイツ
就任2024年7月
<人物紹介>

・バイエルンを3冠に導いたドイツ人指揮官

・ラ・リーガでの指導経験がないにもかかわらず、今季から異例となるバルセロナの監督に就任(ドイツ人として史上3人目)。

・【4-2-3-1】システムの、常にゴールへと矢印を向けた縦に素早い攻撃を仕掛け、ボールを失えば相手を囲い込んで即座にボールを奪取する攻守に強度の高いスタイルを志向する。トーナメントに滅法強く、主力を巧みにマネジメントしつつ若手を抜擢する胆力を併せ持つ。

・引退後にホッフェンハイムで5年間監督を務め、その後はドイツ代表のアシスタントコーチとして黄金期を支えると、19/20季にシーズン途中でバイエルンの指揮を託されながら3冠を達成し、2シーズンで6タイトルを獲得。21年8月にドイツ代表の監督に主任も、カタールW杯では2大会連続でグループステージ敗退に終わり、翌年の9月に行われた日本戦で1-4と大敗したことで解任された。

・現役時代は、守備的MFとしてU-18ドイツ代表に選ばれるなど若い時から頭角を現し、バイエルンで5シーズンで公式戦104試合に出場した。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
MFダニ・オルモRBライプツィヒ5500万€
FWパウ・ビクトルジローナ270万€

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
DFマルコス・アロンソセルタ
セルジ・ロベルトコモ
セルジニョ・デストPSV
ミカイル・フェイレンヌ1030万€
ジュリアン・アラウージョボーンマス1000万€
シャディ・リアド
ベティス900万€
クレマン・ラングレアトレティコ・マドリー
MFオリオール・ロメウジローナ
イルカイ・ギュンドアンマンチェスター・C
FWマルク・ギウチェルシー600万€
エスタニス・パドロラサンプドリア300万€
ヴィトール・ロッキベティス

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/利き足昨季成績(得点)
1テア・シュテーゲン32ドイツ187cm/右28試合ブラウグラナの防波堤”
・凄まじいセービング能力で毎試合のようにビックセーブを披露してチームに勝ち点をもたらし、一級品のボール捌きで相手のプレッシャーに一切の怯えも見せることなくビルドアップに加わり、中盤や前線へ絶妙なフィードを供給する

・絶対的守護神として最後尾からクラブを支え、在籍11年目の今季からキャプテンに就任も、第6節ビジャレアル戦で右膝の膝蓋腱を断裂し、24/25季は全休予定
13イニャキ・ペーニャ25スペイン184cm/右10試合・次世代の守護神候補
・ラ・マシアで育成されたことから高い足元の技術でバルサの哲学を体現し、ロングパスも正確で空中戦も得意する
・ラ・マシア出身で、トップチーム昇格後はティア・シュテーゲンの控えに甘んじているが、今季はレギュラーを奪取するチャンス
・解除金は4億ユーロ(約592億円)に設定されている
25ヴォイチェフ・シュチェスニー34ポーランド196cm/右35試合
【ユベントス】
・電撃復帰の救世主候補
・大きな体躯らしからぬ機敏な動きと常人離れした反射神経で四隅のシュートを弾き出し、ハイボール処理や飛び出しなど守備範囲も広く、好不調の波が少ない抜群の安定感を誇り、PKに強い
・アーセナル、ローマといった名だたるクラブで正GKを務め、ユベントスでは7シーズンで252試合に出場した
・今夏に現役引退も、ティア・シュテーゲンの長期離脱を受けて1年契約で加入

<DF>

2パウ・クバルシ17スペイン184cm/右19試合・”最終ラインの超新星”
・基本的な足下のスキルが高く、質の高いフィードを武器にプレービジョンに優れ、年齢に見合わない冷静さと集中力で貫禄のあるプレーを披露する
・昨季に17歳でトップチームデビューを飾ると、それ以降の全公式戦に出場するなど即座にレギュラーに定着し、CLベスト16:ナポリ戦のセカンドレグではオシムヘンを抑え込んだ

・契約解除金は800億円
3アレハンドロ・バルデ21スペイン175cm/左18試合・ラ・マシア産の快足SB
・陸上経験に裏打ちされた抜群のスピードとラ・マシアで培った繊細なボールタッチが特徴のドリブルで豪快にサイドを駆け上がり、対人守備にも滅法強く、背後を取られても即座に追い付く
・昨季は左SBの一番手だったが、ハムストリングのケガで後半戦を棒に振った
・8歳からラ・マシアに所属し、契約解除金は5億€(約690億)に設定されている
4ロナウド・アラウホ25ウルグアイ188cm/右25試合
(1)
若き最終ラインの大黒柱
・屈強なフィジカルとスピードを武器に相手FWを尽く完封するなど対人戦には無類の強さを誇り、ラ・マシア育ちであることからビルドアップや攻め上がりの能力も備え、強烈なヘッドで得点源にもなれる完成度の高いCB
・20/21季から最終ラインに定着し、欧州屈指のCBとなれる潜在能力を秘めるが、毎シーズン負傷離脱することが欠点
5イニゴ・マルティネス33スペイン182cm/左20試合
(1)
・総合力の高い闘将CB
・強靭な体躯を活かして空中戦では無類の強さを誇りながら研ぎ澄まされた経験で駆け引きにも長け、シャビが獲得を望むほどのバルサ向けの足下技術を有するレフティーで、セットプレーでのヘディングは脅威
・6年半在籍したA・ビルバオとの契約を満了し、昨季にフリーで加入
15アンドレアス・クリステンセン27デンマーク188cm/右30試合
(2)
・総合力の高いデンマーク代表CB
・優れた予測力による冷静なポジショニングとインターセプトが特徴で、長身ながら巧みな足下技術で攻撃の起点にもなれる
・22/23季に10年近く在籍したチェルシーからフリーで加入し、緊急時にはアンカーとしても起用できる
重要戦力
23ジュール・クンデ26フランス178cm/右35試合
(1)
・欧州駆使の右SB
・抜群の身体能力と機動力で広いスペースをカバーしつつ、小柄ながら対人戦でも無類の強さを誇り、DFらしからぬテクニックと攻撃センスでパスワークに絡むなど、最終ラインから攻守にアクセントを加えられる逸材で、CBと右SBを遜色なくこなす汎用性も魅力
・22/23季にセビージャから加入し、本職でない右SBとして活躍
24エリック・ガルシア23スペイン182cm/右30試合
(5)

【ジローナ】
・ラ・マシアで育てられた現代的CB
・下部組織出身らしく正確なパスやフィードで攻撃の起点となれる展開力が特徴で、ドリブルで大胆に持ち上がることもあるが、フィジカル面での強度不足が弱点

・昨季はレンタル移籍先のジローナの躍進を支え、評価を上げて帰還
32エクトル・フォルト18スペイン185cm/右7試合・アスリート能力が魅力で、1対1に強さに定評があり、パスとクロスの精度も高い
・昨季にシャビに見出されてデビューを飾り、両SBでプレーできる
35ジェラール・マルティン22スペイン186cm/右37試合
【バルセロナB】
・対人戦に自信を持ち、機を見た攻撃参加で数的優位を創り出し、狙い澄ましたクロスでチャンスを演出する
・プレーシーズンでフリックに評価され、開幕戦でトップチームデビューを果たす

<MF>

6ガビ18スペイン173cm/右12試合
(1)
・”闘争心の塊”
・ライン間で巧みにボールを受け、小柄ながら迫力満点のドリブルで狭いスペースを突破し、ボールロスト時には激しいプレスでボール奪取に奔走するなど攻守にダイナミズムをもたらす
・トップチーム昇格1年目から労を厭わずにチームを支えていたが、昨季に前十字靭帯を損傷し、1年近く戦線を離脱
8ペドリ22スペイン174cm/右24試合
(4)
”新時代の象徴”
・卓越した技術力とゲームメイク力で攻撃の羅針盤となり、ビルドアップから崩しまでを高いレベルで遂行するなど、20歳とは思えない冷静さと極上の攻撃センスで”違い”を創り出す破格の才能を秘め、無尽蔵のスタミナと責任感ある守備でチーム全体を引き締める
・22歳にしてクラブ通算150試合に出場も、負傷離脱が玉に瑕
・少年時代からアンドレス・イニエスタに憧れる
14パブロ・トーレ21スペイン173cm/右26試合
【ジローナ】
・“カンタブリアの真珠”
・小柄ながら、広い視野と高度なテクニックを誇る攻撃的MFで、ドリブルでボールを前進させ、繊細なラストパスと強烈なミドルを繰り出す
・ラシン・サンタンデールで育ち、21/22季には若くしてトップチームの絶対的司令塔として活躍してバルセロナに引き抜かれ、
昨季はジローナにレンタル移籍も途中出場が大半だった
16フェルミン・ロペス21スペイン174cm/右31試合
(8)
・ラ・マシア期待の新星MF
・繊細なボールタッチに加え、小柄ながらエネルギッシュなプレーで攻撃を活性化させ、優れたオフ・ザ・ボールの動きで得点を奪うことができる
・べティスとラ・マシアで育ち、昨季に公式戦11Gを挙げ、EURO2024&パリ五輪制覇を経験するなど、一気に評価を上げた
17マルク・カサド21スペイン172cm/右2試合・球際の激しさ、戦術眼、精度の高いパスが特徴の秀英ピボーテで、泥仕事も厭わない献身性も
20ダニ・オルモ26スペイン179cm/右21試合
(4)
【RBライプツィヒ】
・攻撃の”潤滑油”
・秀逸なライン間でボールを受ける動きと滑らかなドリブルで”違い”を創り出し、スルーパスやシュートで相手ゴールを脅かすテクニシャンながら、高い戦術理解度を活かして全ての攻撃的ポジションはもちろん、偽9番としてもプレーできる柔軟性も魅力

・バルセロナのカンテラ育ちながらディナモ・ザグレブでプロデビューし、RBライプツィヒでレッドブルスタイルを学び、今夏に10年ぶりに帰還
21フレンキー・デ・ヨング26オランダ180cm/右20試合
(2)
・”オランダの貴公子”
・優れたパス精度に超一流のポゼッション能力、推進力、洞察力を持ち合わせ、中盤で相手のプレスを無力化しながら巧みにボールを捌いて攻撃のリズムを創り出し、フィニッシュにも絡める天才肌のレジスタで、自由にプレーさせるほどその才能を遺憾なく発揮する

出場すれば攻撃を司るキーマンとして活躍するが、昨季は足首のケガで満足にプレーできなかった
28マルク・ベルナル17スペイン191cm/左27試合
(2)
【バルセロナB】
・ブスケツの後継者候補
・パスを受けてからテンポ良く散らすまでの動きでブスケツを彷彿とさせ、フィジカルも併せ持つレフティー
・6歳からラ・マシアに所属し、プレシーズンで頭角を現すと、開幕戦からスタメン出場も、第3節ラージョ戦で前十字靭帯を断裂した

<FW>

7フェラン・トーレス23スペイン184cm/右29試合
(7)
・万能な技巧派ストライカー
・スピードとテクニックを織り交ぜた切れ味鋭いドリブルで縦と中央に侵入でき、オフ・ザ・ボール時のポジショニングにも優れ、得点力も備える
・バレンシア、マンチェスター・Cで経験を積み、22年1月に約71億円で加入も調子の波が激しく、満足のいく結果を残せずにいる
9ロベルト・レバンドフスキ34ポーランド185cm/右35試合
(19)
・戦場を選ばない”爆撃機”
・驚異的な得点力が最大の魅力の絶対的エースで、ペナルティーエリアの内外を問わずにあらゆる態勢からチャンスをモノにする決定力を誇り、中盤との連携やサイドに流れてのチャンスメイクも一級品と、アタッカーに求められるスキルを全て備える”世界最高峰のストライカー”
・バイエルン時代には5季連続ブンデス得点王に輝き、新天地でも2季連続公式戦25ゴールと30代半ばでも決定力は不変
・20/21季にブンデスのシーズン最多得点記録(41)を樹立
10アンス・ファティ21スペイン178cm/右19試合
(2)
【ブライトン】
・復活が期待される元神童
・卓越したスピードと繊細なテクニックで相手DFを翻弄し、ゴール前では多彩なフィニッシュで冷静にシュートを沈める天性の得点嗅覚の持ち主
・ラ・マシアで育成されたクラブの未来を背負うアタッカーとして大きな期待を受けながら、近年は膝の手術の影響もあってキレが失われ、昨季はブライトンにレンタル移籍も消化不良に終わった
11ラフィーニャ26ブラジル176cm/左28試合
(6)
・スラム街出身の屈強なウィンガー
・高いテクニックとボールコントロール、スピードを併せ持ち、巧みにスペースを突いて右サイドから局面を打開すれば、高精度の左足を武器にチャンスメークからフィニッシュまでこなし、自陣深くまで戻って守備をする高い献身性も魅力
・欧州の中堅クラブを渡り歩き、22/23季に夢のクラブに加入も、結果に見合った評価を得られずに今夏は放出候補に挙げられたが、フリック就任を機に覚醒
・B・フェルナンデスを兄のように慕う
18パウ・ビクトル22スペイン184cm/右35試合 (18)
【バルセロナB】
・バルセロナBのエース
・自ら切り込んでからのシュートや、ボックス内でのヘッドなど多彩なフィニッシュを繰り出す
・ジローナの下部組織出身で、昨季にバルセロナBにレンタル移籍するとスペイン3部でトップの18ゴールを奪って今夏に完全移籍し、プレシーズンの2試合(マンC&R・マドリー)で3ゴールと猛アピール
27ラミン・ヤマル17スペイン180cm/左37試合
(5)
・”次世代を牽引する傑物”
足に吸い付くようなボールタッチの切れ味鋭いドリブルで守備者を無力化し、右サイドから高次元のキクで得点を導く規格外の神童
・5歳でラ・マシアに加入すると、クラブ史に残る有望選手として飛び級で育成されると、シャビに見出され、昨季は16歳にして公式戦50試合で7G9A、EUROでは1G4Aと大活躍

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