【無料選手名鑑】スタッド・ランス【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

リーグ・アン
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基本情報

創立1931年
本拠地ランス
スタジアムオーギュスト=ドローヌ
(収容人数 2万1684人)
監督ウィル・スティル
会長ジャン=ピエール・カイヨ
公式サイトHP twitter Youtube
愛称SR

<過去5シーズンの成績>

リーグ・アン
【優勝6回】
欧州カップ戦フランス杯
【優勝2回】
監督
18/198位ベスト32ギオン
19/206位ベスト64ギオン
20/2114位EL/予選敗退ベスト64ギオン
21/2212位ベスト16ガルシア
22/2311位ベスト16ガルシア➡
スティル
概要

大枚を叩いて有望な若手選手を揃え 青年監督の下で上位フィニッシュを狙う

・昨季は、第10節終了時点でわずか1勝と降格圏に沈んだことでオスカル・ガルシア監督が解任されるなど、チームは序盤から苦戦を強いられた。しかし、若干30歳のアシスタントコーチだったウィル・スティルに暫定監督として指揮を託すと、伊東純也を活かす【4-2-3-1】システムの導入&スタメン固定により攻守両面で安定感を手に入れ、なんと4カ月に渡って無敗を継続。一時7位にまで上り詰めるなど、実績の少ない若手主体のチームを建て直すことに成功した。ただ、終盤に差掛かると降格のプレッシャーや欧州カップ戦出場への展望がなくなったことで失速し、最終的に11位でフィニッシュした。

・夏の移籍市場では、エキティケやカユステなどの売却により軍資金を得ると、クラブ史上最高額で中村敬斗、ダラミー、オクムを獲得し、実力派のテウマ、有望株のディアキテ、サラマ、ボジャングを揃えるなど、積極的な補強を行った。

監督

名前ウィル・スティル
生年月日1992年10月14日 (31歳)
国籍ベルギー
就任日2022年10月
<人物紹介>

5大リーグ最年少のベルギー人監督

・昨年10月に、解任されたオスカル・ガルシア監督の後を継ぐ暫定監督として任命されると、好成績を記録したことにより5大リーグ最年少で監督に就任。3バックの堅守が主体だったガルシア監督と異なり、【4-2-3-1】を軸に積極的に前線からプレスを仕掛ける攻撃なスタイルでチームを大きく変貌させ、4カ月半に渡って無敗を継続して降格圏から一時7位まで浮上させた。

・選手たちと親密に接する一方で、試合中にはドギツイ言葉で発破をかける。

・UEFAプロライセンスを保有していないため、昨季は試合のたびに25万€(約4000万円)の罰金をクラブが支払った。

・10代のころに、ビデオゲームの「フットボールマネージャ」「チャンピオンシップマネージャー」に熱中したことで指導者に興味を持ち、プレストン・ノースエンド・アカデミーでのコーチング経験により自分のやりたいことを確信。

・プレストン・ノースエンド(イングランド2部)のU-14監督のアシスタントとしてキャリアをスタート。その後はシント・トロイデン、リーセル、ベールスホットで経験を積み、2021年にオスカル・ガルシアのアシスタントコーチ、2022年にアシスタントマネージャーに就任。

・両親はイングランド人

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
GKリュドヴィク・ビュテルレッドスターFC
DFジョセフ・オクムKAAヘント1200万€
ジョシュア・ウィルソンマンチェスター・C
イブライム・ディアキテオイペン
MFテディ・テウマユニオンSG460万€
レダ・カドラブライトン190万€
アミル・リチャードソンル・アブール
FWアミン・サラマアンジェ400万€
ウマール・ディアキテRBザルツブルク250万€
アダマ・ボジャンスティーブ・ビコ 
中村 敬斗LASKリンツ1200万€
モハメド・ダラミーアヤックス1200万€

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
GKニコラ・プヌトー引退
DFアンドリュー・グラヴィヨンアダナ・デミルスポル250万€
ブラドレー・ロッコブレスト50万€
ママドゥ・ムボウパリFC50万€
ダリオ・マレシッチNKイストラ1961
シェイク・ケイタバスティア
デランス・クドゥポー
MFジオン・ロピアルメリア650万€
イラン・ケバルパリFC200万€
ラフィク・ギタンエストリル・プライア250万€
イェンス・カユステナポリ1200万€
アレクシス・フィリプアンデルレヒト350万€
カモーイ・ドゥンビアブレスト
FWフレイザー・ホーンビーダルムシュタット180万€
カイ・シーアハウスシッタート50万€
アナスタシオス・ドニスAPOELニコシア
ノア・ジャン・ホルムローゼンボリ
フォラリン・バログンアーセナル
ASモナコ
ミジアンヌ・マオリダヘルタ・ベルリン

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/
利き足
昨季成績
(得点)
94イェバン・ディウフ23フランス185cm/右31試合・躍進を支えた若手GK
・猫のような柔軟な身のこなしによるセーブが特徴
・9月半ばから守護神に定着すると、驚異的なセーブ率でスタッド・ランスの無敗継続に貢献し、リーグ2位のクリーンシート数(14)&欧州ではティア・シュテーゲンに次ぐセーブ率(83.2%)を記録した
・2016年にトロワACと史上最年少(16 歳 297 日)でプロ契約
・セネガルにルーツを持つ
96アレクサンドル・オリエロ26フランス193cm/右20試合
【ポーFC】
・昨季シーズン途中に加入した第2GK
・長身を活かした空中戦の強さが特徴で、反射神経も信頼に値する
・昨季前半戦はポーFCで全試合フル出場していたが、スタッド・ランスでの出場はなかった
・4歳の時にES・ラ・ロシェルでサッカーを始める

<DF>

2ジョセフ・オクム26ケニア190cm/右30試合
(1)
【KAAヘント】
・新戦力のケニア代表CB
・試合の流れを的確に読んでインターセプトでボールを奪えば、ボール扱いに長け、最終ラインから優れた縦パスや正確なロングボールを供給できる
・スウェーデンのIFエルフスボリで頭角を現すと、KAAヘントで2季に渡ってレギュラーを担い、今夏に移籍金1200万€で5年契約を締結
4マキシム・ブシ23ベルギー182cm/右21試合・両SBで起用できるパワフルな現代的サイドバック
・中盤の選手のようなパス精度で前線にボールを供給でき、守備は堅実
・シャルルロワSCで育成され、パルマから20年1月にレンタルで途中加入し、昨季に完全移籍すると、第4節リヨン戦で伊東のゴールをアシストした
5ユニス・アブデルハミド35モロッコ190cm/右37試合
(1)
・スタッド・ランスの”門番”
・空中戦を制してクロスを弾き出し、狡猾な守備対応で地上戦でも高い勝率を誇る闘将で、ケガの少なさも魅力
・昨季は37節リヨン戦を除く37試合でフル出場し、主将としてチームを最終ラインから支えた
・19/20には66連続フル試合を達成
・ASラトワーズ時代に、サッカー以外の選択肢として管理科学、財務、会計を勉強し、会計士として働きながらプレー
19ジョシュア・ウィルソン20イングランド176cm/左14試合
【イングランド2部】
・マンチェスター・Cアカデミーが輩出した逸材SB
・大きなストライドで左サイドを駆け上がれば、エリア深くからクロスを供給してゴールに結びつけるなど、攻撃力が自慢のサイドバックで、偽SBとしても振る舞える
・ウェストハムの下部組織からマンチェスター・Cへと移籍し、昨季はCLグループステージで2試合に出場
・今夏にレンタル移籍で加入
24エマニュエル・アグバドゥ25コートジボワール192cm/右29試合・高い一貫性と堅実な守備対応を見せる長身CB
・DFとしての素質を備え、テクニックと機動力が際立つ
・MFやサイドでもプレーでき、中盤でも優れた足元スキルを発揮する
・予想外の決定力あり、21/22季には5ゴールを記録
25ティボー・デ・スメット24ベルギー183cm/左22試合・年代別ベルギー代表の常連だった左SB
・高い戦術理解度と平均以上のテクニックを備え、堅実な守備対応を見せる
・昨季はシーズン中盤から左SBの一番手として定着すると、リーグアン1位の空中戦勝率(81.6%)を記録するなど活躍して、オフには契約を27年まで延長した
・ハムストリングの負傷により開幕から出遅れる
32トーマス・フォケット28ベルギー177cm/右24試合・元ベルギー代表の右SB
・右サイドで精力的に働きまわる情熱に溢れた攻撃的SBで、抜群の安定感を誇る
・22年6月からベルギ―代表に召集されずにいる
41イブラヒム・ディアキテ19ギニア178cm/右3試合
【スタッド・ランス】
14試合
【KASオイペン】
・CBと右SBで起用できる多才なギニア人DF
・優れた予測能力とスペースカバー力を持ち、1対1に強く、攻撃にも参加できる
・下部組織で育成され、21年12月のマルセイユ戦でリーグアンデビューを果たし、昨季は1月にプロ契約&KASオイペンへローン移籍した
・フランス生まれだが、22年9月にギニア代表デビュー

<MF>

6ヴァランタン・アタンガナ18フランス173cm/右7試合・生え抜きの守備的MF
・身体的強さ、戦術理解度、ボール扱いのうまさなどで高い評価を受ける
・10歳からスタッド・ランスのアカデミーに在籍し、年代別フランス代表に選出され、U-19ではキャプテンを務めるなど、リーダーシップを持ち合わせる
8アミール・リチャードソン21モロッコ195cm/左34試合
(3)
【フランス2部】
・優れたパスセンスやボール運びで攻撃を組み立てる守備的MF
・ニースの下部組織で育成され、ル・アーブルでプロデビューを遂げ、昨季スタッドランスに完全移籍したが、ローン移籍でル・アーブルに戻って主力として活躍
・6月にU-23モロッコ代表の主力としてU23アフリカネイションズカップ優勝に貢献
・父はNBAのレジェンド選手
10テディ・テウマ30マルタ176cm/左32試合
(9)
【ユニオンSG】
・新加入のマルタ代表MF
・優れたテクニックを武器に攻撃のリズムを創り出し、強烈なミドルや正確なプレースキックにも定評があるレフティーながら、中盤で働き回るなど雑草魂を信条とする
・ユニオンSGでは主将を務め、在籍5年目の昨季はリーグ2位のアシスト数を記録し、チームのELベスト8進出に貢献した
15マーシャル・ムネツィ26ジンバブエ188cm/右34試合
(7)
・リーグアン屈指のMF
・的確なスライディングで相手を潰し、ボールを奪えば自ら推進力のあるドリブルで持ち上がるなど、攻守でチームに貢献できる
・21/22季にはインターセプト数や1対1での勝利数でチュアメニやカマラ(アストン・ビラ)を凌駕し、昨季はキャリアハイの7ゴール、守備ではPSGアタッカー陣を抑えこんだ
・収入の10%を財団に寄付している
21アゾル・マツシワ24オランダ173cm/右30試合・しばしばカンテとも比較される小柄な守備的MF
・優れたタックラーで、積極的にインターセプトを行い、高いボール奪取力を誇る
・移籍が噂されたが、オフに契約を27年まで延長した

<FW>

7伊東 純也29日本176cm/右35試合
(6)
”日本のイナズマ”
・一瞬でトップスピードに乗る抜群の加速力でマークを振り払い、推進力のある縦へのドリブル突破でサイドを駆け上がれば、質の高い一級品のクロスやカットインからのシュートでゴールとアシストに結び付けられる攻撃のキーマン
・昨季に当時クラブ史上最高額で加入すると、6G5Aと攻撃の中核としてチームを牽引した
・開幕戦で会心の先制ボレーを決めた
9モハメド・ダラミー21デンマーク180cm/右18試合
(6)
【コペンハーゲン】
・クラブ史上最高額で獲得したデンマーク代表フォワード
・強靭なフィジカルと爆発的なスピードを武器に相手DFを攻略してゴールに突き進み、アッタキングサードでは優れた個人技で違いを生み出す
・14歳からFCコペンハーゲンの下部組織で育成&プロデビューを遂げ、21年夏に移籍したアヤックスでは出場機会に恵まなかったが、昨季はローン移籍でFCコペンハーゲンに帰還して公式戦9G7Aを記録
・今夏にクラブレコードを更新する最大1750万€の移籍金で完全移籍
・FCコペンハーゲン史上最年少ゴール記録を持つ
11アミン・サラマ23フランス192cm/右25試合
(3)
【アンジェ】
・短期間でステップアップを遂げたモロッコ系ストライカー
・恵まれた体格を持ち、両足を器用に使いこなすなどテクニックに優れ、恵まれたスピードで相手陣地深くまで侵入でき、サイドでもプレーできる
・元はボランチ
・昨季は最下位に終わったアンジェで25試合に出場して3G1Aを記録し、今夏に4年契約で加入
・ダンケルクと契約する以前は地域リーグでプレーしていて、レストランチェーンでしばらく働いていた
14レダ・カドラ22ドイツ175cm/右15試合
(1)
【シェフィールド・U】
14試合
(3)
【バーミンガム・シティ】
・U-21ドイツ代表の攻撃的ミットフィルダー
・左サイドでのプレーを好み、爆発的なスピードを活かしたドリブルを武器に、エキサイティングかつトリッキーなプレーでファンを魅力する
・ドルトムントの下部組織からブライトンに移籍し、昨季はシェフィールド・Uとバーミンガム・シティへレンタル移籍した
・1月にブライトンとの契約を延長したが、今夏に4年契約で完全移籍
17中村 敬斗23日本180cm/右31試合
(14)
【LASKリンツ】
・パワフルな期待の日本代表ストライカー
・左ウイングを主戦場に、機動力のあるドリブルを仕掛けてサイド深くや狭いスペースに侵入し、両足から放たれる精度の高いシュートでエリア内外からゴールを奪う
・昨季はLASKリンツ(オーストリア1部)の左ウイングとして公式戦17G8Aと活躍
・ガンバ大阪からローン移籍でオランダやベルギーのクラブに加入して結果を残せなかったが、オーストリア2部から這い上がり、今夏に移籍金1200万€の5年契約で欧州5大リーグに初挑戦
22ウマール・ディアキテ19コートジボワール182cm/右23試合
(9)
【オーストリア2部】
・コートジボワール期待の若手ストライカー
・スピード、テクニック、パワーの三拍子を平均以上のレベルで兼ね備え、カウンターで相手を脅威となる
・昨季はRBザルツブルグの傘下チーム(オーストリア2部)で公式戦12G11Aの成績を残した
・今夏にバログンに代わる得点源として加入し、開幕前の親善試合では5試合で6ゴールを奪った
27アダマ・ボジャン19ガンビア191cm/右“ガンビアのハリケーン”と称される若き長身ストライカー
・驚異的なスピード、技術、パンチ力のある正確なシュートで相手を脅かし、191㎝の長身を活かして空中戦にも滅法強いCF
・U-20アフリカネイションズカップやU-20W杯での衝撃的な活躍で、複数のビッククラブから関心を寄せられている
・21年にスティーブ・ビコFC(ガンビア)の1部昇格に貢献し、今夏に5年契約で完全移籍
67ママドゥ・ディアホン18フランス180cm/右2試合・下部組織の若きホープ
・スピードを武器に相手ブロックを混乱させ、決定機に絡むウインガー
・マリにルーツを持つストラスブール生まれで、21年にスタッド・ランスのアカデミーに加入し、年代別フランス代表にも召集されている

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