基本情報
創立 | 1902年 |
本拠地 | マドリード |
スタジアム | サンティアゴ・ベルナベウ (収容人数 8万5454人) |
監督 | カルロ・アンチェロッティ |
会長 | フロレンティーノ・ペレス |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | エル・ブランコ ロス・ブランコス |
<過去5シーズンの成績>
ラ・リーガ 【優勝36回】 | 欧州カップ戦 【優勝15回】 | コパ・デル・レイ 【優勝20回】 | 監督 | |
19/20 | 優勝 | CL/ベスト16 | ベスト8 | ジダン |
20/21 | 2位 | CL/ベスト4 | ベスト32 | ジダン |
21/22 | 優勝 | CL/優勝 | ベスト8 | アンチェロッティ |
22/23 | 2位 | CL/ベスト4 | 優勝 | アンチェロッティ |
23/24 | 優勝 | CL/優勝 | ベスト16 | アンチェロッティ |
負傷離脱が相次ぎながら2冠達成 ラストピースを加えて”真”の銀河系軍団に
・昨季は、クルトワ、ミリトン、アラバ、ビニシウスといった主力の離脱が相次ぎながらも、名将アンチェロッティの流石の手腕によるベリンガムのMVP級の活躍やリーガ最小失点を記録した堅守、サブメンバーの随所での大健闘により、一切失速することなくシーズンを戦い抜いて、ラ・リーガとCLの王座奪還を成し遂げた。
・今夏には、ついにエムバぺを獲得し、空位だったCFの穴を埋めて新銀河系軍団を完成させた。前線にはエムバぺ、ヴィニシウス、ロドリゴ、エンドリッキ、中盤にはベリンガム、バルベルデ、チュアメニ、カマビンガ、モドリッチと傑物が揃うが、最終ラインはナチョの退団、アラバとカルバハルの長期離脱により安定感が不安視される。それでも、卓越したマネジメント力を誇るアンチェロッティが手腕を発揮すれば、6冠の大偉業も夢でない。
監督
名前 | カルロ・アンチェロッティ |
生年月日 | 1959年6月10日(65歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2021年7月 |
・”百戦錬磨の名将”
・30年近い監督キャリアにおいて名だたるスター軍団をまとめ上げ、監督史上初の5大リーグ制覇&歴代最多5度のCL制覇を成し遂げた優勝請負人。昨季は、ベリンガムをトップ下に置くシステムを導入し、微調整を加えながら選手たちの持ち味を発揮して2年ぶりの2冠を達成。
・チーム状況に合わせて柔軟に戦術を採用する欧州随一のアレンジ力を誇り、敵を作らずに現有戦力のポテンシャルを最大限に引き出すことに長ける。固定の型にはめ込むようなことはせず、選手たちの意向を尊重した采配で親密な関係を構築し、第一次政権の退任時には選手一同から慰留を直訴された。
・現役時代は、ハードワークできる多才なミッドフィールダーとしてパルマAC、ASローマ、ミランで活躍し、セリエA通算338試合に出場。またASローマでは主将を務め、殿堂入りを果たしている。
・恩師アリゴ・サッキが率いるイタリア代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタートさせ、ユヴェントス➡ACミラン➡チェルシー➡PSG➡R・マドリー➡バイエルン➡ナポリ➡エヴァートンと渡り歩き、21/22季から再び白い巨人の指揮を託された。
・息子がアシスタントコーチを務める。
・喫煙家で、試合中は代わりにガムを噛んでいる。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | ||
1 | ティボー・クルトワ | 32 | ベルギー | 200cm/左 | 4試合 | ・世界最高峰の要塞 ・驚異的な反射神経に、ゴールを小さく見せる高身長と長い手足を活かしたダイナミックなスーパーセーブでよそ眼には阻止不可能なシュートも涼しい顔で弾き出す難攻不落のビックセーバー ・6シーズンに渡ってエル・ブランコの正守護神として君臨し、2度のCL制覇に貢献した現役No.1のゴールキーパーで、昨季は前十字靭帯断裂によりほぼ全休も、CL決勝ではゴールマウスを守った | |
13 | アンドリー・ルニン | 25 | ウクライナ | 191cm/右 | 21試合 | ・クルトワの座を狙うウクライナ代表GK ・的確な位置取りから冷静にシュートを弾き出し、キャッチングと飛び出しも安定している ・18年夏から在籍する控えGKで、昨季は負傷離脱したクルトワに代わり、ケパとの争いを制して正GKを担い、ラ・リーガとCLの2冠達成の立役者に |
<DF>
2 | ダニエル・カルバハル | 32 | スペイン | 173cm/右 | 28試合 (4) | ・エル・ブランコ不動の右SB ・タイミングを見計らった持ち上がりと高精度のクロスで攻撃に厚みをもたらし、抜群のスタミナで上下動を繰り返すなど、攻守にエネルギッシュなプレーと経験豊富な振る舞いで白い巨人の最終ラインを引き締める ・数少ない生え抜きで、13/14季から長らく右サイドのダイナモとして君臨し、”クラブ史上最高の右SB”と称され、今夏にはEURO2024制覇に貢献 | |
3 | エデル・ミリトン | 26 | ブラジル | 186cm/右 | 10試合 | ・エル・ブランコの守備職人 ・優れたアスリート能力とフィジカルで広大な範囲をカバーしつつ独力で相手のカウンター攻撃を制圧でき、ブラジル人らしくボール扱いにも長ける ・元は右SBながら、ヴァラン、ラモスに代わるCBとして起用されると即座に主力として定着し、最終ラインの大黒柱にまで成長も、昨季は前十字靭帯断裂により大半を棒に振った | |
4 | ダビド・アラバ | 32 | オーストリア | 180cm/左 | 14試合 | ・世界最高峰の万能DF ・機動力とポジショニングを活かした守備、FKも任されるほどの高精度キックで攻撃の起点作りも担うなど攻守に高い貢献度を誇り、左SBとCBの両方で質の高いプレーを披露し、最終ラインから違いを創り出せる ・バイエルンのユースからトップチームに昇格して長らく活躍し、21年夏に加入も、近年は負傷離脱を繰り返す | |
17 | ルーカス・バスケス | 33 | スペイン | 173cm/右 | 29試合 (3) | ・バイプレーヤーの鑑 ・元ウインガーらしい攻め上がりでサイドから切り込んで好機を演出し、常に全力を尽くすスタイルと元アタッカーらしからぬ守備力で堅実なパフォーマンスを披露する ・本来は右ウインガーながら全ての能力を平均以上で備える万能性を武器に、カルバハルの控えを担う生え抜きの脇役で、昨季は10ゴールに関与した | |
18 | ヘスス・バジェホ | 27 | スペイン | 184cm/右 | 3試合 【グラナダ】 | ・在籍11年目の控えCB ・15年に青田買いの形で加入し、レンタル移籍で鍛錬を積むも、R・マドリーではライバルの壁を超えることができずにほとんど出番はないものの、常に準備を欠かさずに出場機会に備える | |
20 | フラン・ガルシア | 25 | スペイン | 169cm/左 | 25試合 (1) | ・白い巨人に舞い戻った閃光 ・小柄ながらも屈強なフィジカルに優れた爆発力でウインガー顔負けの攻撃性能を誇る左SBで、左サイドを自慢のオーバーラップで一気に攻め上がれば鋭いクロスを供給してゴールを脅かす ・下部組織で育成され、レンタル先のラ―ジョで成長を遂げて昨季に帰還し、メンディーと定位置争いを演じた | |
22 | アントニオ・リュディガー | 31 | ドイツ | 190cm/右 | 33試合 (1) | ・白い巨人の高い壁 ・190㎝の屈強なフィジカルと機動力を兼ね備えたCBとして驚異的な範囲をカバーしつつ対人戦に圧倒的な強さを誇り、急に前方へドリブルを仕掛けるなど持ち上がりも得意 ・22/23季にフリー移籍で加入し、今では最終ラインの必要不可欠な存在 ・明るい性格で即座にチームに溶け込み、ロッカールームでは盛り上げ役も担う | |
23 | フェルラン・メンディー | 29 | フランス | 180cm/左 | 23試合 | ・”岩”の異名を持つ左SB ・フィジカルの強さとスピードを活かした対人戦はほぼ無敵で、抜かれたとしても即座に追い付くなど左SBとしての守備力は欧州トップクラスを誇り、縦への推進力が持ち味の攻撃性能も売り ・19年夏に加入してから毎シーズン負傷離脱することが欠点だったが、昨季はほぼ離脱することなく、CLでは決勝トーナメント全試合でスタメンフル出場した |
<MF>
5 | ジュード・ベリンガム | 21 | イングランド | 186cm/右 | 28試合 (19) | ・常勝軍団の”若き皇帝” ・豊富な運動量でピッチを縦横無尽に駆け回れば、高いテクニックと優れたプレービジョンで攻撃にダイナミズムを与えるなど、規格外のプレー水準で攻守に圧倒的な存在感を放ちながら中盤を掌握する巨大な才能 ・昨季に約154億円の移籍金で加入し、トップ下にコンバートされて1年目から公式戦23G13Aと躍動してリーグMVPに輝いた | |
6 | エドゥアルド・カマビンガ | 21 | フランス | 182cm/左 | 31試合 | ・無限の可能性を秘める万能MF ・目の前にスペースを与えれば一気に駆け上がる推進力抜群のドリブル、スペースの狭さを苦にしない器用さと落ち着いたパス捌き、長い脚を活かしたボール奪取力など、攻守に並外れたセンスを誇り、強烈なミドルシュートも特徴 ・加入1年目からチームの中盤を支え、左SBとしても起用できる | |
8 | フェデリコ・バルベルデ | 26 | ウルグアイ | 182cm/右 | 37試合 (2) | ・エル・ブランコの動力源 ・ピッチの全域を駆け回って守備に奔走するチーム随一の驚異的なスタミナ、守備網を突き破る躍動的なドリブルで一気に駆け上がり推進力、低弾道の強烈ミドルを突き刺す得点力を兼ね備える唯一無二のミットフィルダー ・主力に定着した19/20季から大ケガすることなく中盤を駆け回りるダイナモで、完成度は年々高まりつつある ・愛称は”小鳥”で、クロースから背番号”8”を引き継ぐ | |
10 | ルカ・モドリッチ | 39 | クロアチア | 172cm/右 | 32試合 (2) | ・常勝軍団を牽引する”レジェンドMF” ・卓越したプレーセンスでフットボールを体現する絶対王者の司令塔として中盤に君臨し、自己犠牲を厭わず常に4局面で的確に振る舞い続けるゲームメイク力でチームを勝利に導く衰え知らずの鉄人 ・6度のCL制覇に貢献した在籍13年目を迎えるバロンドーラーで、昨季は公式戦46試合に出場するなど、39歳になっても身を粉にしてプレーする | |
14 | オーレリアン・チュアメニ | 24 | フランス | 187cm/右 | 27試合 (3) | ・常勝軍団の若き心臓 ・無尽蔵のスタミナでピッチの至る所に出没し、強靭なフィジカルと長身を活かしてボールホルダーを制圧する守備スキルは既に完成の域を誇り、中盤の流動性を上げる優れた展開力や強烈なミドルなども併せ持つ怪物アンカー ・22/23季に約113億円で加入したカゼミーロの後継者で、フランス代表でも不動のアンカーとして君臨する | |
15 | アルダ・ギュレル | 19 | トルコ | 182cm/左 | 10試合 (6) | ・”トルコのメッシ” ・早熟の個人技で相手を華麗にかわしてドリブルで持ち上がり、魔法の左足から繰り出すスルーパスとショートでゴールを脅かすなど、エジルを彷彿とさせる左利きのチャンスメーカー ・フェネルバフチェのアカデミーから16歳でトップチームデビューを飾り、昨季に約32億円で加入すると、リーグ戦10試合で6Gと限られた出場機会で結果を残した | |
19 | ダニ・セバジョス | 28 | スペイン | 179cm/右 | 20試合 | ・継続性に欠ける未完の大器 ・高いプレー強度でボールに積極的に絡み、推進力を発揮してボールを運べば、正確なスルーパスでゴールをお膳立てするプレーメーカー ・ベティスやアーセナルで活躍も、R・マドリーでは控えMFに甘んじる |
<FW>
7 | ヴィニシウス・ジュニオール | 24 | ブラジル | 176cm/右 | 26試合 (15) | ・”天井知らずの怪物ウインガー” ・スピード、キレ、多彩なファイント、緩急といった全ての要素を凝縮したドリブルで如何なるDFをも攻略する世界最高級のウインガーで、左サイドでボールを受ければ一瞬にして局面を好転させて冷静にゴールを陥れる、もはやその存在の有無が白い巨人の命運を大きく左右する存在 ・21/22季に得点能力を開花させ、3シーズン連続で公式戦35Gに関与する攻撃の中核 | |
9 | キリアン・エムバぺ | 25 | フランス | 178cm/右 | 29試合 (27) 【PSG】 | ・“天下無双の怪物ストライカー” ・圧倒的なスピードと高度なテクニックを織り交ぜたドリブルで相手を手玉に取り、情け容赦ない決定力でゴールを量産するなど単独で最も”違い”を創り出すことができる”フットボール界の至宝” ・PSGで6年連続得点王&5年連続MVPに輝き、紆余曲折を経て今夏にフリーで念願のクラブへ加入 ・フランス代表ではキャプテンを務める | |
11 | ロドリゴ | 23 | ブラジル | 174cm/右 | 34試合 (10) | ・王国が生んだ”攻撃センスの塊” ・足元のテクニック、オフ・ザ・ボールの動き、ドリブルの推進力、高い両足の決定力などアタッカーとして必要な全ての能力を一級品レベルで備え、ゴールに絡む才能は特筆に値する ・3季連続CLで5得点以上に絡むなど大舞台で活躍できる強心臓の持ち主で、昨季はラ・リーガで自己最多となる10Gを記録 | |
16 | エンドリッキ | 18 | ブラジル | 173cm/左 | 6試合 【ブラジルリーグ】 | ・”王国の未来” ・小柄ながら筋骨隆々の強靭なフィジカルを武器にパワーに溢れ、黄金の左足から繰り出す多彩なシュートで得点を奪え、ブラジル人らしい創造性と強い精神力を兼備する ・ペレやロナウドと肩を並べえる程のポテンシャルを秘めた王国の大器で、24年夏に17歳にして白い巨人と契約を締結し、セレソンでも既にスペインやイングランドといった強豪相手に得点を決めている | |
21 | ブラヒム・ディアス | 25 | モロッコ | 170cm/両 | 31試合 (8) | ・小柄なファンタジスタ ・体の線は細いが非常に正確なボールコントロールのドリブルで中盤の密集やサイドを突破してボールを運び、正確なラストパスでチャンスを演出すれば、大胆なミドルも魅力 ・マンチェスター・CからR・マドリーに加入し、レンタル移籍していたACミランでの活躍を高く評価されて昨季に帰還し、1年目から公式戦12G9Aと活躍 ・スペイン代表からモロッコ代表に鞍替えした |
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