基本情報
＜過去5シーズンの成績＞
| ラ・リーガ | 欧州カップ戦 | コパ・デル・レイ | 監督 | |
| 18/19 | 18位 | ー | ベスト8 | サクリスタン |
| 19/20 | 5位 （2部） | ー | 3回戦敗退 | ウンスエ➡ マルティ |
| 20/21 | 5位 （2部） | ー | ベスト16 | フランシスコ |
| 21/22 | 6位 （2部） | ー | ベスト16 | ミチェル |
| 22/23 | 10位 | ー | 2回戦敗退 | ミチェル |
＜概要＞
個に依存しない超攻撃的スタイルで 首位をひた走る快進撃を披露
・昨季は、2部6位からの昇格で、戦力の大半が新戦力ながらも、組織構築に長けたミチェル監督がチームを短期間でまとめ上げ、個々のタレントが躍動したことで、最終盤まで欧州カップ戦出場を争うサプライズを披露した。
・夏の移籍市場では、サンチアゴ・ブエノ、ロメウ、リケルメ、カスティジャノスといった主力が抜けたものの、フリーでベテランのブリント、約12億円でウクライナリーグ得点王ドフビクを獲得し、サビオ、ソリスなど無名ながらも才気溢れる若手を補強した。
監督
| 名前 | ミチェル |
| 生年月日 | 1975年10月30日 （48歳） |
| 国籍 | スペイン |
| 就任日 | 2021年7月 |
＜人物紹介＞
・ペップの後継者
・全プレイヤーが連携して能動的にボールを保持し、インサイドハーフやSBがフィニッシュに絡む超攻撃的なスタイルで相手を捻じ伏せる。また。特性の異なる選手を起用することで戦術の幅を広げるなど、特定の個に依存しない組織力あるチームを作り上げる。
・抜群の求心力を活かして組織作りに長け、その手腕を発揮して21/22季にはラ・リーガ2部6位から昇格、昨季には大半が新戦力ながら10位フィニッシュに導いた。
・現役時代は、攻撃的MFとして長らくラージョでプレーし、クラブ史上最多の出場記録（313試合）を持つ。
・16/17季の途中にラージョの監督に就任して翌シーズンに昇格、19/20季にもウエスカを昇格に導くも、どちらとも1部では1年もたずに解任された。
移籍市場
IN
OUT
| ポジション | 名前 | 移籍先 | 移籍金 |
| DF | サンティアゴ・ブエノ | ウォルバーハンプトン | 1200万€ |
| ハビ・エルナンデス | カディス | ー | |
| MF | オリオル・ロメウ | バルセロナ | 340万€ |
| レイニエル | フロジノーネ | ー | |
| FW | タティ・カステジャノス | ラツィオ | ー |
| ロドリゴ・リケルメ | アトレティコ・マドリー | ー |
基本フォーメーション
選手一覧
＜GK＞
| No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 （得点） | ||
| 1 |  | ファン・カルロス | 36 | スペイン | 186cm/右 | 10試合 | ・1部と2部で豊富な経験を持つベテランGK ・ラージョ、コルドバ、エルチェなどでプレーし、19/20季からジローナの正GKを務めて21/22季の1部昇格に貢献した |
| 13 |  | パウロ・ガッサニガ | 32 | アルゼンチン | 195cm/右 | 28試合 | ・アルゼンチン人守護神 ・ハイボール処理が上手く、調子に乗ればファインセーブを連発する ・バレンシアのカンテラ出身で、控えGKとしてサウサンプトンやトッテナム、フラムなどを渡り歩き、22/23季に加入するとシーズン途中から守護神に定着した |
| 26 |  | トニ・フイディアス | 22 | スペイン | 195cm/右 | ー | ・12歳からR・マドリーのカスティージャで育成され、21/22季にはBチームの正守護神を担ったが、翌シーズンにフリーでジローナに完全移籍した ・今までのところは国王杯のみの出場に留まる |
＜DF＞
| 2 |  | ベルナルド・エスピノサ | 34 | コロンビア | 192cm/右 | 20試合 （1） | ・ベテランのコロンビア人CB ・攻守で空中戦に滅法強く、最終ラインの背後をカバーしつつ危機を察すれば即座に駆けつけてピンチを防ぐ ・セビージャ、スポルティング・ヒホン、ミドルスブラ、エスパニュールなどでプレーした豊富な経験を持ち、20/21季から主力CBとして1部昇格に貢献も、その後は出場機会が限られる |
| 3 |  | ミゲル・グティエレス | 22 | スペイン | 180cm/左 | 34試合 （2） | ・レアル・マドリー下部組織出身の超攻撃的SB ・MF顔負けのテクニックでマークを翻弄して内外問わずに切り込んで正確なクロスを繰り出し、相手がブロックを敷いた際には豊かな崩しのアイディアで解決策を提供する ・ヘタフェとR・マドリーのカンテラで育成され、ジダンに見出されてトップチームデビューも飾るも定着できず、22/23季にジローナに完全移籍すると左SBの一番手として躍進を支える |
| 4 |  | アルナウ・マルティネス | 20 | スペイン | 182cm/右 | 33試合 （3） | ・生え抜きの逸材SB ・一芸でマークを攻略してドリブルで切り込み、中央に絞ってパスワークに絡むなど、組み立てからフィニッシュまでこなせ、屈強なフィジカルを活かして1対1にも強く、CBで起用できるほどの守備力を誇る ・ラ・マシアとジローナのカンテラで育つと、21/22季にトップチームに定着し、欧州屈指の若手SBとしてビッククラブから注目を集める ・クラブ史上最年少得点記録を保持 |
| 5 |  | ダビド・ロペス | 34 | スペイン | 183cm/右 | 20試合 （3） | ・頼れるベテラン守備職人 ・プレーを先読みする能力に優れ、強靭なフィジカルと運動量で中盤の広範囲をカバーし、配給役も担え、アンカーとCBとしてプレーできる ・ナポリでプレーし、長らく在籍したエスパニュールでは主将を務めるなどリーダーシップも兼ね備える |
| 11 |  | バレリ・フェルナンデス | 24 | スペイン | 182cm/右 | 25試合 | ・便利なサイドプレイヤー ・馬力のある縦突破が特徴で、両ウイング/SBとして起用できる ・ラ・マシアやジローナのカンテラに在籍し、18/19季からユーティリティーな控えとしてトップチームに帯同 |
| 15 |  | ファンペ | 32 | スペイン | 190cm/右 | 19試合 （1） | ・最古参のセンターバック ・高さとハードワークを武器に相手アタッカーを食い止め、空中戦の強さは攻守で頼りになる ・ラス・パルマスやグラナダなどを渡り歩き、16/17季から在籍するジローナでは昇格と降格を経験しながら公式戦230試合以上に出場している守備の重鎮 |
| 17 |  | ダレイ・ブリント | 33 | オランダ | 180cm/左 | 13試合 【アヤックス】 4試合 【バイエルン】 | ・経験豊富な”いぶし銀DF” ・欠点のスピード不足を、高いサッカーIQ・鋭い読み・素早い切り替えで補い、ボール奪取から攻撃の組み立てまで多彩にこなし、左SBやボランチ、CBなどあらゆるポジションを務められる ・アヤックス、マンチェスター・U、バイエルンなど名門クラブを渡り歩いた守備職人で、今夏にフリーで加入 |
| 20 |  | ヤン・コウト | 21 | ブラジル | 168cm/右 | 25試合 （1） | ・ウイング顔負けの攻撃性能を誇るブラジル人SB ・爆発的な走力とブラジル人らしいスキルを武器に、果敢に右サイドを駆け上がってチャンスを演出し、中央に侵入してパスワークに絡むなど、常識に囚われないプレーで攻撃に違いを生み出す ・20年7月にマンチェスター・Cと契約し、20/21季はジローナ、21/22季はブラガで経験を積み、昨季は再びジローナにレンタル移籍してクラブの躍進を支え、23年10月にはセレソンに初召集された |
| 25 |  | エリック・ガルシア | 23 | スペイン | 182cm/右 | 24試合 （1） | ・ラ・マシアで育てられた現代的CB ・下部組織出身らしく正確なパスやフィードで攻撃の起点となれる展開力が特徴で、ドリブルで大胆に持ち上がることもあるが、フィジカル面での強度不足が弱点 ・昨季はバルセロナの5番手CBとしてベンチスタートが多く、今夏は出場機会を求めてレンタル契約で加入 |
＜MF＞
| 10 |  | ボルハ・ガルシア | 33 | スペイン | 175cm/右 | 11試合 （1） | ・中盤の重鎮 ・高度なテクニックと広い視野を武器にボールの収め所となり、ドリブルで中央を突破してラストパスを供給するなど攻撃を統率する ・ラージョやコルドバ、レアル・マドリーBでプレーした後は、15/16季からジローナの主力として活躍し、クラブ史上最多の出場試合数をファンぺと競う |
| 14 |  | アレイシ・ガルシア | 26 | スペイン | 173cm/右 | 30試合 （1） | ・中盤の司令塔 ・長短の正確なパスを駆使して攻撃のタクトを振るい、場所を問わずに動き回って好機を演出し、強烈なミドルも備える ・ビジャレアルで育成され、マンチェスター・Cに青田買いされた逸材ながら、トップチームでの出場数はわずかでレンタル移籍を繰り返したが、21/22季からジローナで中盤の不可欠な存在として評価を急上昇させた |
| 18 |  | パブロ・トーレ | 20 | スペイン | 173cm/右 | 8試合 【バルセロナ】 | ・“カンタブリアの真珠” ・小柄ながら、広い視野と高度なテクニックを誇る攻撃的MFで、ドリブルでボールを前進させ、繊細なラストパスと強烈なミドルを繰り出す ・ラシン・サンタンデールで育ち、21/22季には若くしてトップチームの絶対的司令塔として活躍してバルセロナに引き抜かれ、1年目からCLで得点を奪ったが、今季は武者修行としてレンタル移籍 |
| 19 |  | トニ・ビジャ | 29 | スペイン | 172cm/右 | 24試合 （1） | ・控えの左ウインガー ・足に吸い付くようなドリブルで密集をすり抜け、スルーパスで得点をお膳立てする ・カンテラから6シーズンに渡ってバジャドリーでプレーし、昨季にフリーで完全移籍も、今季は十字靱帯損傷により長期離脱予定 |
| 21 |  | ヤンヘル・エレーラ | 26 | ベネズエラ | 184cm/右 | 20試合 （2） | ・ベネズエラ代表の有望株 ・身体能力と推進力に優れ、強烈なミドルシュートが武器の中盤にダイナミズムを与えるダイナモで、攻守の繋ぎ役を担い、前線にも顔を出す ・17年1月に母国クラブからマンチェスター・Cに引き抜かれ、毎シーズンレンタル移籍を繰り返していたが、今夏にジローナと4年契約を締結した |
| 23 |  | イバン・マルティン | 25 | スペイン | 178cm/左 | 24試合 （3） | ・センス溢れるMF ・ライン間でボールを受ければ、優れたスキルでボールを失わずに精度の高い左足からのパスでプレーメイクを担い、ミドルレンジからのシュートや献身的な守備も際立つ ・12年から23年夏までビジャレアルに在籍し、20/21季からレンタル移籍を繰り返すと、21/22季にシーズン途中からジローナに加入して1部昇格に貢献したミチェル監督好みの攻撃的MF |
＜FW＞
| 7 |  | クリスティアン・ストゥアニ | 37 | ウルグアイ | 186cm/右 | 32試合 （9） | ・ジローナ一筋の点取り屋 ・相手DFとの駆け引きを制して絶妙な位置に陣取り、冷静にワンタッチのフィニッシュをゴールを決める ・母国やメキシコ、スペインの下位クラブでプレーし、17/18季から降格もありながらチームに残留し、2部時代には2度の得点王に輝くなど得点を量産し続けて1部昇格に導いた |
| 8 |  | ヴィクトル・ツィガンコフ | 26 | ウクライナ | 178cm/左 | 13試合 （6） 【ディナモ・キーウ】 19試合 （3） | ・ウクライナな天才ドリブラー ・鋭利なドリブルを仕掛け、パスとカットインからのシュートを使い分けてフィニッシュに絡む ・14歳からディナモ・キーウで育成され、トップチームでは7シーズンで公式戦94G64Aと躍動し、昨シーズン途中に加入しながら3G6Aと活躍した |
| 9 |  | アルテム・ドフビク | 26 | ウクライナ | 184cm/左 | 30試合 （24） 【ウクライナ】 | ・ウクライナの点取り屋 ・大柄なフィジカルで前線の基準点となり、相手DFに寄せられても馬力のあるドリブルでゴールに迫って冷静にフィニッシュを決める ・モルドバやデンマークでプレーし、21/22季に母国リーグで14G5A、22/23季には24G6Aで得点王に輝くと、今夏に約12億円の移籍金で完全移籍 |
| 16 |  | サヴィオ | 19 | ブラジル | 176cm/左 | 6試合 【PSV】 | ・ブラジルの有望ドリブラー ・重心の低いドリブルと卓越したボディーバランスを駆使し、細かいステップで縦への突破や中へ切り込むなど、類まれな突破力で好機を演出する ・16歳でブラジル1部リーグデビューを遂げると、昨季にトロワに加入し、レンタル先のPSVでは公式戦8試合の出場に留まったが、今夏に同グループのジローナにレンタル移籍 |
| 24 |  | ポルトゥ | 31 | スペイン | 167cm/右 | 34試合 【ヘタフェ】 | ・神出鬼没のウインガー ・爆発的な走力で最終ライン裏のスペースへ抜け出すプレーでゴールを強襲し、泥臭い仕事も献身的にこなすウインガー ・バレンシアのカンテラで育ち、アルバセテ、ジローナ、ソシエダとステップアップを遂げるも、昨季はヘタフェで無得点に終わり、今夏に5シーズンぶりに復帰した |
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