基本情報
創立 | 1880年 |
本拠地 | マンチェスター |
スタジアム | エティハド・スタジアム (収容人数 5万3400人) |
監督 | ジョゼップ・グアルディオラ |
オーナー代表 | シェイク・マンスール・ビン・ サイード・アル・ナヒヤーン |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | スカイブルーズ マン・シティ |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝10回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝1回】 | FAカップ 【優勝7回】 | カラバオ杯 【優勝8回】 | 監督 | |
19/20 | 2位 | CL/ベスト8 | ベスト4 | 優勝 | グアルディオラ |
20/21 | 優勝 | CL/準優勝 | ベスト4 | 優勝 | グアルディオラ |
21/22 | 優勝 | CL/ベスト4 | ベスト4 | 4回戦敗退 | グアルディオラ |
22/23 | 優勝 | CL/優勝 | 優勝 | ベスト8 | グアルディオラ |
23/24 | 優勝 | CL/ベスト8 | 準優勝 | 3回戦敗退 | グアルディオラ |
<概要>
王者の貫禄を見せつけて4連覇を達成 黄金時代はまだ続く
・昨季は、開幕戦でデ・ブライネが離脱したことで前半戦は3敗を喫したが、16節以降は無敗とプレミア王者の実力を発揮し、チャンピオンズリーグは準々決勝でレアル・マドリーに敗れたものの、国内リーグではアーセナルとの熾烈な優勝争いを制してプレミアリーグ4連覇の大偉業を果たした。
・ペップ体制9年目の今季は、J・アルバレスが退団したものの、スカッドの質と量は依然としてリーグ随一で、戦い方の選択肢の多さも含め、チームの完成度は他の追随を許さない。そこに、2年目のグバルディオルとヌネスの更なる飛躍、ギュンドアンの電撃復帰を鑑みれば、プレミア5連覇を狙う上で憂いはない。
監督
名前 | ジョゼップ・グアルディオラ |
生年月日 | 1971年1月18日(53歳) |
国籍 | スペイン |
就任日 | 2016年7月 |
<人物紹介>
・ ”稀代の名将”
・ハイプレス、ハイポゼッションを軸とする攻撃的サッカーを信条とし、ゼロトップや偽SB、偽CBなどチームの状況に合わせて毎シーズン革新的な戦術を生み出し続ける現代一の戦術家で、22/23季には就任7年目にして悲願の欧州制覇&3冠、昨季には前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成。
・バルセロナの監督時代には就任1年目にしてスペインサッカー史上初の3冠を達成し、その後はラ・リーガを3連覇。バイエルンでもブンデスリーガ3連覇を成し遂げ、17/18シーズンにはプレミア史上初の勝ち点「100」を記録。
・飽くなき探求心と向上心を携え、試合終了後やゴール直後にも選手を呼び出し、個別に熱心に指導する様子からも理想の高さが窺える。
・自分にストイックなだけでなく、練習場のWiFiを切断して、プレーに集中することを求めるなど、選手にも高い基準を要求する。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | ||
18 | シュテファン・オルテガ | 31 | ドイツ | 185cm/右 | 9試合 | ・ペップ好みの頼れる2番手GK ・高い足元技術とフィード力を誇り、反射神経も良く、シュートストップにも定評がある ・21/22季には、ブンデスリーガで最多セーブ数とパス成功数を記録した実力者で、昨季は第34節トッテナム戦でのスーパーセーブで4連覇を貢献 | |
31 | エデルソン | 31 | ブラジル | 188cm/左 | 33試合 | ・世界最高峰の攻撃的GK ・中盤選手さながらの足技とパスセンスを武器に、相手のプレスにも動じずに攻撃の起点となり、精度抜群のパントキックやロングフィードで一気に決定的なチャンスを演出できながら、セービング技術も一級品 ・オフにアル・イテハドへの移籍を希望も、一転して残留 | |
33 | スコット・カーソン | 38 | イングランド | 190cm/右 | ー | ・控えGKとして出場機会は少ないが、準備を怠らずに安定したセービングを見せる ・”影のキャプテン”としてロッカールームでも大きな影響力を持つ |
<DF>
2 | カイル・ウォーカー | 34 | イングランド | 178cm/右 | 32試合 | ・”衰え知らずの韋駄天” ・強固なフィジカルと抜群のスピードを活かして猛者が集うプレミアリーグのアタッカーをことごとく封じめるなど、プレミアリーグ屈指の守備力を誇り、攻撃時はパワフルなドリブルで相手をなぎ倒す ・17/18季から右SBの1番手として君臨し、主将の重責を担うなど、34歳になっても衰えを感じさせない | |
3 | ルベン・ディアス | 27 | ポルトガル | 186cm/右 | 30試合 | ・世界最高峰のセンターバック ・CBとして求めらる全ての能力を高いレベルで兼ね備える超万能型で、恵まれたフィジカルと相手に走り負けないスピードを活かして地上戦・空中戦のどちらでも圧巻の強さを誇り、カバーリング能力も高く、身を挺したシュートブロックなどあらゆる面でチームを救う ・加入1年目から最終ラインの要としてチームを支え、プレミアリーグ4連覇に貢献 | |
5 | ジョン・ストーンズ | 30 | イングランド | 188cm/右 | 16試合 (1) | ・偽CBを高水準でこなすイングランド代表 ・フィジカルに依存しないクレバーな守備対応を見せるモダンなCBで、若手の時期から定評のある足下の技術でビルドアップにおいて違いも作れる ・22/23季に偽CBとして評価を上げたが、昨季は怪我で出遅れ、コンディションが整わなかったことで不完全燃焼の1年に | |
6 | ナタン・アケ | 29 | オランダ | 180cm/左 | 29試合 (2) | ・オランダ代表の守備職人 ・高い身体能力と俊敏性を武器に対人戦に強く、上背不足をポジショニングの良さで補ってカバーリングにも長け、正確な左足のフィードで攻撃でも貢献できる ・ペップの求めるレベルで左SBとCBをこなしてターンオーバーを支える重要戦力で、昨季は在籍4年で最多の公式戦44試合に出場 | |
24 | ヨシュコ・グバルディオル | 22 | クロアチア | 185cm/左 | 28試合 (4) | ・驚異的な完成度を誇るクロアチアの大器 ・年齢に見合わなぬ冷静さと判断力で広範囲をカバーし、対人戦では圧倒的な強さを誇りつつ、ボールを持てば最終ラインの司令塔として正確なパスやダイナミックなドリブルで攻撃面でも貢献できるなど、現代のCBに求められる能力を全て備える次世代No.1のセンターバック ・昨季にDF史上最高額となる9000万ユーロ(約140億円)で完全移籍すると、前半戦は苦戦したが後半戦からゴールに絡むなど完全に適応した | |
25 | マヌエル・アカンジ | 29 | スイス | 188cm/右 | 30試合 (2) | ・スイス代表のハイスペックCB ・屈強なフィジカルと優れた身体能力を活かして、スプリント勝負で相手に負けることはなく、1対1にも滅法強いが、足下の技術もあり、中長距離のパスが得意など、攻撃の起点として存在感を発揮できる ・22/23季にドルトムントから加入すると、ペップの指導でビルドアップ力を向上させ、最終ラインの必要不可欠に | |
82 | リコ・ルイス | 19 | イングランド | 177cm/右 | 16試合 (2) | ・ペップ・シティの申し子 ・優れた足技・機動力・運動量を備え、パスワークに難なく絡み、自ら持ち運ぶなどして攻撃に厚みをもたらし、守備対応も改善中 ・下部組織で育ち、高度な戦術理解度で偽SB、守備的MF、トップ下、ウイングといった複数ポジションで機能する若きマルチロール | |
97 | ジョシュア・ウィルソン | 21 | イングランド | 176cm/左 | 11試合 (1) 【スタッド・ランス】 11試合 【カーディフ】 | ・アカデミーが輩出した逸材SB ・大きなストライドで左サイドを駆け上がれば、エリア深くからクロスを供給してゴールに結びつけるなど、攻撃力が自慢のサイドバックで、偽SBとしても振る舞える ・ウェストハムの下部組織からマンチェスター・Cに加わり、22/23季にはCLグループステージで2試合に出場すると、昨季はリーグアンとチャンピオンシップで経験を積んで復帰 |
<MF>
8 | マテオ・コヴァチッチ | 30 | クロアチア | 176cm/右 | 30試合 (1) | ・クロアチア代表の万能戦士 ・中盤で守備に奔走しつつ、ボールを持てばプレスを受けてもバランスを崩さことなくドリブルで駆け上がり、スルーパスで決定機を創出できるハードワーカー ・インテル、R・マドリー、チェルシーといった強豪クラブを渡り歩き、昨季に約45億円の移籍金で加入すると、中盤の繋ぎ役と運び役を高水準で担った | |
10 | ジャック・グリーリッシュ | 29 | イングランド | 175cm/右 | 20試合 (3) | ・イングランドの怪物ドリブラー ・細かいボールタッチと緩急を付けたドリブルで左サイドを突破し、縦への突破と中へのカットインを使い分けながら、意表を突くラストパスでゴールを切り開くファンタジスタで、守備にも奔走できる ・21/22季に当時のプレミア史上最高額で加入も、毎シーズン地位を確立できず、昨季はドクの加入もあって序列が低下し、EURO2024にも召集されなかった | |
11 | ジェレミー・ドク | 22 | ベルギー | 173cm/右 | 29試合 (3) | ・ベルギー代表の超速ドリブラー ・圧巻のスピードとテクニックを織り交ぜた抜群の切れ味を誇る高速ドリブルで相手を手玉に取り、右サイドから幾度もチャンスを演出する ・昨季に約100億円で加わり、リーグ戦3G10Aとプレミア屈指のドリブラーとして躍動 | |
16 | ロドリ | 28 | スペイン | 191cm/右 | 34試合 (8) | ・稀代のプレーメーカー ・危機察知能力の高さを活かして相手のカウンターを未然に防ぎ、恵まれたフィジカルで強引にボールを奪うフィルター役を遂行しつつ、攻撃時は的確にパスを展開し、ゴール前では強烈なミドルも放つなど、中盤で攻守のバランスを司る ・ペップ・シティの心臓として中盤の底に君臨し、昨季は離脱することなく公式戦50試合に出場してプレミア4連覇とEURO制覇を達成し、バロンドールを受賞 | |
17 | ケヴィン・デ・ブライネ | 33 | ベルギー | 181cm/両 | 18試合 (4) | ・絶対王者の羅針盤 ・両足から放たれる理不尽極まりない正確無比なクロスとスルーパスで決定機を演出し、パスの選択肢が無ければ推進力抜群のドリブルや強烈なミドルシュートで強引に相手ゴールを脅かす ・在籍9年で公式戦103G171Aを記録した現代No.1のチャンスメーカーで、懸念は故障の多さだが、昨季は後半戦だけで公式戦6G17Aを記録 | |
19 | イルカイ・ギュンドアン | 33 | ドイツ | 180cm/右 | 38試合 (5) 【バルセロナ】 | ・得点嗅覚を備えるドイツ代表MF ・類まれなキープ力でプレスを受けても難なく中盤でボールを保持し、パスを散らして攻撃を組み立てるだけでなく、精度の高いスルーパスやロングフィードで多くのチャンスを演出し、近年はゴール前に飛び出すプレーを身に着けたことで得点力も身に付けた ・昨季は幼少期から憧れたクラブでチーム最多の公式戦51試合に出場して5G14Aと躍動も、今夏にFFP問題で退団を余儀なくされたことで1年で復帰 | |
20 | ベルナルド・シウバ | 30 | ポルトガル | 173cm/左 | 33試合 (6) | ・自己犠牲を厭わない”小さな魔術師” ・スキル、ビジョン、知性、運動量の全てを最高水準で備える超一流のレフティーで、ピッチを縦横無尽に動き回ってボールを受け取れば、繊細なタッチでボールを失わずに正確なパスで数多くの決定機を創り出し、守備時でも常時プレスを仕掛け続けるなどチーム屈指の献身性を誇る ・チーム屈指のフットボールIQで多彩なポジションでペップの要求に応え続け、負傷離脱が少ないもの魅力 | |
26 | サビーニョ | 20 | ブラジル | 176cm/左 | 37試合 (9) 【ジローナ】 | ・ブラジルの有望ドリブラー ・重心の低いドリブルと卓越したボディーバランスを駆使し、細かいステップで縦への突破や中へ切り込むなど、類まれな突破力で好機を演出する ・16歳でブラジル1部リーグデビューを遂げると、22/23季にトロワに加入。昨季にレンタル先のジローナで公式戦11G10Aと大ブレイクし、今夏に総額60億円以上の移籍金で加入 | |
27 | マテウス・ニュネス | 26 | ポルトガル | 183cm/右 | 17試合 | ・ブラジルが生んだ”細身のテクニシャン” ・驚異的な運動量でピッチを所狭しと駆け回ってボール奪取に奔走し、両足から正確にボールを散らしつつ、力強くドリブルで駆け上がって強烈なシュートを放つなど、豊富な選択肢で攻撃を活性化させる ・昨季に98億円で加入も完全に適応できなかった | |
47 | フィル・フォーデン | 24 | イングランド | 171cm/左 | 35試合 (19) | ・”マンチェスター・シティの象徴” ・高いサッカーIQを持つことから複数の攻撃ポジションで起用でき、高度なテクニックとドリブルで敵陣を突破すれば、強烈なミドルシュートでゴールを決めるなど最終局面で存在感を発揮する ・アカデミー出身のペップの秘蔵っ子として10代の頃から起用され、昨季は公式戦27G12Aと覚醒し、プレミアリーグのMVPに選出された | |
52 | オスカー・ボブ | 21 | ノルウェー | 175cm/左 | 14試合(1) | ・ノルウェーの新星ドリブラー ・常人離れしたテクニックでボールを操り、場所を選ばずにドリブルで切り込んでゴールとアシストを量産できる攻撃的ミットフィルダー ・下部組織で育てられ、昨季にデビューを飾ると途中出場が中心ながらトップチームに帯同した | |
87 | ジェームズ・マカティー | 22 | イングランド | 180cm/左 | 1試合 【マンチェスター・U】 30試合 (3) 【シェフィールド・U】 | ・中盤の有望株 ・ライン間でボールを受ければ、厳しいプレスを受けてもボールを失わずに、意表を突くドリブル、シュート、パスで違いを創り出す ・11歳で下部組織に加入し、2季連続でシェフィールド・Uに武者修行して復帰 |
<FW>
9 | アーリング・ハーランド | 24 | ノルウェー | 194cm/左 | 31試合 (27) | ・”新時代の怪物ストライカー” ・高さ、パワー、スピードの3拍子を兼ね備え、強烈なミドル、クロスへの飛び込み、鋭い裏抜けといった多彩なフィニッシュワークを武器にどんな態勢からでもチャンスを確実に仕留める ・RBザルツブルグ、ドルトムントで得点を量産し、22/23季に加入1年目から公式戦52Gを記録した怪物フィニッシャーで、昨季も公式戦38Gを挙げて2季連続プレミア得点王に輝いた |
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