【無料選手名鑑】ボルシア・ドルトムント【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

ブンデスリーガ
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基本情報

創立1909年
本拠地ドルトムント
スタジアムジグナル・イドゥナ・パルク
(収容人数 8万1360人)
監督エディン・テルジッチ
会長ラインハルト・ルノウ
公式サイトHP twitter Youtube
愛称シュヴァルツゲルプ(黒と黄)
BVB

<過去5シーズンの成績>

ブンデスリーガ
優勝8回
欧州カップ戦
【CL優勝1回
DFBポカール
優勝5回
監督
18/192位CL/ベスト16優勝ファーブル
19/202位CL/ベスト163回戦敗退ファーブル
20/213位CL/ベスト83回戦敗退ファーブル
テルジッチ
21/222位CL/グループステージ敗退
EL/決勝プレーオフ敗退
3回戦敗退ローゼ
22/232位CL/ベスト16ベスト8ローゼ
概要

昨季の雪辱を果たすべく 中堅の実力者を加え今季こそ覇権奪取へ

・昨季は、バイエルンの11連覇阻止を期待されながら、前半戦をリーグ6位と不甲斐ない順位で終えたものの、W杯中断明け以降は破竹の勢いで勝点を積み重ねて宿敵とデットヒートを繰り広げたが、最終節で痛恨のドローを喫したことで11年ぶりの覇権奪取を逃してしまった。

・夏の移籍市場では、大黒柱のベリンガムとブンデスアシスト王のゲレイロが去ったものの、実績十分の左SBベンセバイニ、中盤にはドイツ代表の新星ヌメチャとビッククラブを渡り歩いたザビツァ―、前線には昨季ブンデス得点王のフュルクルクを補強した。

・昨シーズンのリベンジを果たすべく、ポテンシャルを十分に秘める若手でなく中堅の実力者を加えた今季は、アディエミ、ムココといった若手が勢いをもたらし、ロイス、フンメルスらベテランが要所を締めれば、11/12季以来となるブンデス制覇も夢でない。

監督

名前エディン・テルジッチ
生年月日1982年10月30日 (40歳)
国籍ドイツ
就任日2022年7月
<人物紹介>

・サポーターから熱烈な支持を受ける青年監督

・ゲーゲンプレスや強度の高いプレスを軸に、攻守で敵を圧倒するスタイルを志向する。

・昨季前半戦は苦戦したものの、W杯中断期間後にジャンのアンカー固定&闘争心溢れる選手を積極起用したことでチームの守備意識を高まらせ、長年の課題だった軽率な守備を改善。さらに近年ドルトムントに欠けていた”情熱”を喚起させ、悲願のシャーレ奪還まであと一歩の所まで導いた。

・20/21シーズン途中からドルトムントを率い、当時リーグ5位に低迷していたチームに活気を取り戻させて、3位フィニッシュ&DFPポカール制覇に導いた。翌シーズンからテクニカル・ディレクターに就任したが、昨季にローゼ監督の退任を受けて横滑りで監督に再任された。

・ドルトムント近郊で育ち、少年時代はホームスタジアムで熱心に応援したほどの生粋のドルトムントっ子。サポーターから”仲間”と称されるほど強い支持を受け、練習場では選手よりもサイン攻めを受ける。

・現役時代はアマチュアとしてブンデス4部でプレーし、引退後はドルトムントでスカウトとU-19アシスタントコーチを務めた。その後スラベン・ビリッチ監督の下で、ベジクタシュとウェストハムのアシスタントコーチとして経験を積み、2018年にファーブル監督の補佐役としてドルトムントに帰還した。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
DFラミー・ベンセバイニボルシアMG
MFフェリックス・ヌメチャヴォルフスブルグ3000万€
マルセル・ザビツァーバイエルン1900万€
トルガン・アザールPSV
オーレ・ポールマンドルトムントⅡ
FWクラス・フュルクルクブレーメン1300万€

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
GKルカ・ウンべハウンフェール
DFラファエル・ゲレーロバイエルン
ニコシュルツ未定
トム・ローテホルシュタイン・キール30万€
(レンタル料)
スマイラ・クリバリアントワープ
MFジュード・ベリンガムレアル・マドリー1億300万€
マフムード・ダフートブライトン
フェリックス・パスラックボーフム
FWアントニー・モデスト未定

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/利き足昨季成績
(得点)
1グレゴール・コーベル25スイス195cm/右27試合
”強心臓”を持つ正守護神
・卓越したセービングが特徴で、幾度も絶体絶命のピンチをダイナミックなビックセーブで救えば、長身を活かしてクロス処理にも定評があり、ハイライン裏の広大なスペースのケアも怠らないなど総合力が高い
・スイス代表ではゾマーの牙城を崩しうる存在
・昨季は、4月のデア・クラシカで致命的なミスを犯したものの、ハイレベルなプレーでチームの躍進を支えた
33アレクサンダー・マイヤー31ドイツ195cm/右7試合・落ち着きを醸し出す経験豊富なゴールキーパー
・冷静さを放ちながら、大柄なフィジカルと存在感で相手FWを揺さぶり、高いPK阻止率から”ペナルティキラー”と評される
・ケールSDから「近年のブンデス2部で最強のGK」と高評価
・子供の頃からハンブルガーSVのファン
35マルセル・ロトカ21ポーランド190cm/右・U-21ポーランド代表GK
・21/22季はヘルタ・ベルリンの5番手GKだったが、離脱者が相次いだことで終盤に出場機会を与えられ、クリーンシートを2回記録した
・昨季はブンデス3部で30試合に出場した

<DF>

2マテウ・モレイ22スペイン173cm/右・”NEXTラウム”と称される右SB
・ラ・マシア育ちで、育成年代からスペイン代表の主力としてU-17欧州選手権制覇に貢献し、複数の強豪クラブから注目されたほどの高いポテンシャルを秘める
・昨季は膝の手術やフォットネスの問題でシーズンを棒に振った
4ニコ・シュロッターベック23ドイツ191cm/左28試合
(4)
・ドイツ代表の最終ラインを担うモダンな左利きCB
・高い身体能力と空中戦の強さ、アジリティーを兼ね備え、対人守備にめっぽう強く、正確なパスでビルドアップでの貢献度も高く、ロングフィードの精度はブンデス屈指
・昨季前半戦は適応に苦戦してミスを犯すこともあったが、公式戦39試合に出場して4G5Aと主軸として活躍した
・フライブルク時代は兄とともにプレー
5ラミー・ベンセバイニ28アルジェリア187cm/左28試合
(6)
【ボルシアMG】
・新加入のアルジェリア代表SB
・鋭いオーバーラップでサイドを駆け上がってからのチャンスメイク力に長け、アシストよりも得点を奪える攻撃的スタイルながら、確かな対人戦の強さで己の持ち場をしっかりカバーする
・19/20季から在籍したボルシアMGでは4季連続でアシストよりも得点を多く記録
・今夏にフリーで4年契約を締結
15マッツ・フンメルス34ドイツ191cm/右30試合
(1)
・最終ラインを統率する経験豊富なDFリーダー
・試合の流れを見極めた的確なポジショニングや、絶妙なタイミングでのタックルなど守備スキルは職人の域を誇り、空中戦の強さと絶妙なフィードは今なおブンデス屈指
・昨季は頼もしいベテランとしてチームにいい意味で緊張感をもたらした
・10/11、11/12季にブンデス2連覇を達成したメンバーの一人
17マリウス・ヴォルフ27ドイツ188cm/右25試合
(1)
・26歳にして頭角を現した”右サイドの槍”
・闘争心を露わにしてハードワークを遂行するファイター型で、右サイドを積極的に駆け上がれば、多彩なクロスでチャンスを演出する
・本来はサイドアタッカーながら、昨季は右SBをメインに起用され
・計6チームを渡り歩いた苦労人で、3月にはドイツ代表に初召集された
・試合でも練習でも常に全力でプレーしてチームに活力をもたらす
24トーマス・ムニエ31ベルギー191cm/右10試合・攻守両面で堅実に振る舞う右サイドの番人
・味方と連携してサイドを攻め上がり前線にボールを届ければ、体を張ったプレーで守備能力も高い
・191㎝の長身を活かしてセットプレーでは相手に脅威に
・昨季は度重なるケガにより公式戦16試合の出場に留まった
・郵便配達員や工場で働いていた過去を持つ苦労人
25ニクラス・ジューレ27ドイツ195cm/右29試合
(2)
・最終ラインの”巨神兵”
・強靭なフィジカルを活かした迫力ある対人守備の強さに加え、見かけによらずスピードも備えるなど、ブンデス屈指の総合力の高さを誇る大型CB
・ヘディングにも強く、ビルドアップでは鋭いパスを刺し、時にパワフルなミドルシュートを放つ
・昨季に宿敵バイエルンから加入すると、DFリーダーとして公式戦41試合に出場し、右SB起用にも応えた
・少年時代はストライカーだった
26ユリアン・リエルソン25ノルウェー185cm/右13試合
【ウニオン・ベルリン】
17試合
(1)
・両SBを遜色なくこなせるノルウェー代表
・ダイナミックなプレーで攻守両面において汗をかき、21/22季にはバイエルン相手にブンデス初ゴールを決めた
・長期離脱したムニエの代役として昨季途中に約7億円の移籍金で加入
47アントニオス・パパドプーロス23ドイツ185cm/右1試合・ギリシャ系の守備的MF兼CB
・DFらしい屈強なフィジカル活かしたアグレッシブなプレースタイルが特徴
・昨季はブンデス3部でプレーしたが、僅かな時間ながらCLデビューを果たした

<MF>

6サリフ・エズジャン24トルコ182cm/右26試合・ケルンで生まれ育ったトルコ代表のダイナモ
・豊富な運動量とハードワークでボールを奪い、質の高いキックで攻撃にアクセントを加えるなど、攻守両面でチームを支える
・21年にはU-21ドイツ代表の一人として欧州選手権の優勝に貢献した
7ジョバンニ・レイナ20アメリカ188cm/右22試合
(7)
・類い稀な才能を持つ若手アタッカー
・独特なリズムのドリブルで攻撃にアクセントを加え、卓越したテクニックで密集でもボールを失わずに好パスでゴールへ導く
・ハーランドから”アメリカンドリーム”と命名され、度重なるケガから”ガラスの天才”とも称される
・両親が共にアメリカ代表経験者
8フェリックス・ヌメチャ22ドイツ190cm/右30試合
(3)
【ヴォルフスブルグ】
・マンチェスター・Cで育成された攻撃的MFの大器
・高次元の戦術眼を備え、懐深いキープや的確なパスで周囲を活かすチャンスメーカー
・昨季に兄とともにプレーしたVfLヴォルフスブルグでブレイクを遂げ、3月にはドイツ代表に初召集された
・今夏に3000万€の移籍金で加入
11マルコ・ロイス33ドイツ180cm/右25試合
(6)
”Mr.ドルトムント”
・柔らかいボールタッチで敵のプレスや狭いスペースを物ともせずに、天才的なラストパスとシュートでゲームメイクからフィニッシュまでを高次元でこなす
・主将にして攻撃の大黒柱ながらも、負傷離脱が最大の敵
・ドルトムントに11年在籍し、387試合に出場して161G122Aの実績を誇り、クラブ最高得点まで「17」に迫る
・今夏に契約を1年延長し、キャプテンマークを返上した
19ユリアン・ブラント26ドイツ185cm/右32試合
(9)
・ブンデス屈指のセンスを持つ偉才
・ボールを持った時の創造性は最高峰を誇り、ピッチを幅広く動き回りながら独特のタッチとパスで”違い”を生み出して局面を打開する
・3トップからボランチまで幅広くこなし、近年は守備時の貢献度やオフザボールの動きが改善された
・昨季は継続性を身に付けてコンスタントに結果を残し、2月には4試合連続ゴールを決めるなど、ゴール前での怖さが増した
20マルセル・ザビッツァー28オーストリア178cm/右15試合
(1)
【バイエルン】
11試合
【マンチェスター・U】
”オ―ストリアの獅子”
・基礎能力が高く、推進力のドリブルとパワフルなシュートで攻撃を活性化させれば、スペースへの飛び込みや中盤での繋ぎ役など、豊富な運動量で多くのタスクを遂行できる
・昨季はゴレツカ復帰によりバイエルンで十分な出場機会を得られず、冬にマンチェスター・Uにレンタル移籍した
・今夏にベリンガムに代わる中盤の起爆剤として完全移籍
23エムレ・ジャン28ドイツ183cm/右27試合
(2)
・中盤に君臨する新キャプテン
・自らのタスクを堅実に遂行し、プレミア仕込みのタックルで相手の攻撃の目を摘むハードワーカーながら、優れた足下の技術で展開力にも定評があるなど、攻守で存在感を発揮する
・昨季はリーグ再開後にアンカー起用で大型連勝に貢献したことで監督の信頼を得ると、長年の課題だった守備バランスの改善に寄与してチームに安定感をもたらした
・今季からロイスに代わってキャプテンに就任
30オーレ・ポールマン22ドイツ170cm/右31試合
(3)
【ドルトムントⅡ】
・6月にプロ契約を締結した攻撃的MF
・10番やワイドとしてプレーできる
・14歳からヴォルフスブルクの下部組織で育成され、21年夏にドルトムントに加入すると、ブンデス3部のドルトムントⅡの主力として2季連続30試合以上に出場
32アブドゥライェ・カマラ18ギニア182cm/右・驚異的なポテンシャルを秘める守備的MF
・ユース時代から成熟したプレー見せ、中盤の底での展開力は大人顔負け
・PSGユース時代はU-19で飛び級でプレーし、2021年夏にスマイラ・クリバリとともに加入

<FW>

9セバスティアン・アレ28コートジボワール190cm/右19試合
(9)
・大病から復活を遂げたストライカー
・卓越したポストワークとフィニッシュワークで前線の基準となる点取り屋で、21/22季にはCLグループステージ全6試合で得点を記録し、オランダリーグでは得点王に輝くなど非凡な決定力を誇る
・ハーランドの代役として昨季に約45億円の移籍金で加入も、直後に精巣の悪性腫瘍が見つかったことで長期離脱したが、2度の手術を経て1月に復帰すると、前線の柱としてチームの躍進を支えた
14ニクラス・フュルクルク30ドイツ189cm/右28試合
(16)

【ブレーメン】
ドイツ人屈指の点取り屋
・屈強なフィジカルで相手DFに競り勝ち、泥臭く全身を駆使して貪欲かつ豪快にゴールを狙うだけでなく、スペースメイクにも長ける
・ブレーメンの下部組織で育ち、計3クラブ渡り歩いて19/20季に帰還すると得点源として1部昇格に貢献し、昨季はブンデス得点王に輝いた
・29歳にしてカタールW杯でドイツ代表に初召集されると、10試合で8得点を記録
16ジュリアン・デュランヴィル16ベルギー170cm/右6試合(1)
【アンデルレヒト】
1試合
・”稲妻”と称されるベルギーの新星FW
・両ウイングで爆発的なスピードとテクニックを融合さえたドリブル突破を披露し、単独で局面を打開してみせる
・アンデルレヒトのユース出身で、21/22季にベルギーリーグの最年少ゴール記録を樹立
・昨シーズン途中に加入し、当面は下部組織での出場がメイン
18ユスファ・ムココ18ドイツ179cm/左27試合
(7)
・覚醒の兆しを見せる”ドイツの神童”
・高速ドリブルや非凡な俊敏性で相手守備網を突破すれば、狭いスペースでも両足から鋭いシュートを突き刺せる次世代の点取り屋
・20/21季にブンデス史上最年少となる16歳1日でデビュー
・昨季はノイアーからゴールも奪うなど前半戦だけで6ゴールを記録したが、ケガとアレの復帰で序列が低下した
21ドニエル・マレン23オランダ176cm/右26試合
(9)
・左サイドからハイスピードでゴールに迫る快足ドリブラー
・瞬時の加速で喰らい付いた相手DFを攻略し、カットインからのシュートでネットを揺らす
・20/21季オランダリーグで得点ランク2位に輝いた
・加入2年目の昨季は、終盤に5試合連続ゴールと一気にギアを上げ、公式戦10G18Aと覚醒を遂げた
・アンリとベルカンプがアイドル
27カリム・アデイェミ20ドイツ180cm/左24試合
(6)
・スピードで試合の流れを変える爆速ウインガー
・ボルト並みの爆発的なスピードを武器に、攻撃の起爆剤として直線的なドリブルや裏への抜け出しでゴールへの道を切り拓く
・21/22季にザルツブルグで得点とアシストを量産し、カタールW杯ではドイツ代表に召集された
・昨季はケガに悩まされたが、後半戦だけで6ゴールと躍動し、ブンデス史上最速となるトップスピード(36.65㎞/h)も記録した
・ゴールパフォーマンスでバク宙を披露する
43ジェイミー・バイノー=ギテンス18イングランド175cm/右15試合
(3)
・サンチョやネイマール級の才能を秘める”イングランドの神童”
・テクニック、柔軟さ、瞬発力で勝負するウインガーで、細かなタッチのドリブルと密集エリアでの冷静なプレーで好機を演出する
・昨季はジョーカーとして途中出場から存在感を発揮
・マンチェスターCの下部組織出身で、ドルトムントに移籍したことからサンチョと比較されやすい

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