基本情報
創立 | 1880年 |
本拠地 | マンチェスター |
スタジアム | エティハド・スタジアム (収容人数 5万3400人) |
監督 | ジョゼップ・グアルディオラ |
オーナー代表 | シェイク・マンスール・ビン・ サイード・アル・ナヒヤーン |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | シチズンズ(Citizens) スカイブルーズ(Sky blues) マン・シティ(Man City) |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ (優勝8回) | CL | FAカップ (優勝6回) | カラバオ杯 (優勝8回) | 監督 | |
17/18 | 優勝 | ベスト8 | 5回戦敗退 | 優勝 | グアルディオラ |
18/19 | 優勝 | ベスト8 | 優勝 | 優勝 | グアルディオラ |
19/20 | 2位 | ベスト8 | ベスト4 | 優勝 | グアルディオラ |
20/21 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | 優勝 | グアルディオラ |
21/22 | 優勝 | ベスト4 | ベスト4 | 4回戦敗退 | グアルディオラ |
最後の1ピースを揃え、プレミアリーグ3連覇と悲願のCL制覇を目指す
・昨シーズンは、ハリー・ケインの獲得を断念し、ストライカー抜きで開幕したものの、ペップの手腕により「ゼロトップ」の戦術を最大限にまで発揮。11月からの怒涛の12連勝で前半戦を首位で折返し、終盤にはリバプールに勝ち点差「1」にまで詰め寄られたが、1位の座を明け渡すことなくプレミアリーグ連覇を成し遂げた。それでも、CLでは準決勝でレアル・マドリーに大逆転負けを喫し、悲願のCL優勝には届かなかっただけに、試合を決定づける得点力のあるFWの獲得が急務となった。
・こうして迎えた今シーズンは、グアルディオラが監督となってから7年目に突入。今夏には中規模の刷新に踏み切り、長年チームに貢献してきたスターリング、ジェズス、フェルナンジーニョ、ジンジェンコを放出。代わって、近年マンチェスター・Cに唯一欠けていた”9番タイプ”である”ノルウェーの怪物”ハーランドの獲得に成功し、開幕からその得点力・決定力の高さを遺憾なく見せつけている。
・中盤には万能型のカルビン・フリップス、左SBには有望株のセルヒオ・ゴメスを迎え入れ、第2GKとして獲得したオルテガも足元の技術が高くエデルソンの控えとして適任。さらにはCBのアカンジを移籍市場最終日に加え、チーム全体のクオリティー確保に余念はない。
・クラブ、そしてファンの希望は言うまでもなくCL制覇。それに加えてプレミアリーグ3連覇という未踏の領域にチームを導くためにも、名将ペップ・グアルディオラの手腕が試される。
監督
名前 | ジョゼップ・グアルディオラ |
生年月日 | 1971年1月18日(51) |
国籍 | スペイン |
就任日 | 2016年7月 |
・ ”稀代の名将”
・ハイプレス、ハイポゼッションを軸とする攻撃的サッカーを信条とし、ゼロトップや偽SBなど、チームの状況に合わせて毎シーズン革新的な戦術を生み出し続ける。
・バルセロナの監督時代には就任1年目にしてスペインサッカー史上初の3冠を達成し、その後はラ・リーガを3連覇。バイエルンでもブンデスリーガ3連覇を成し遂げ、17/18シーズンにはプレミア史上初の勝ち点「100」を記録。
・飽くなき探求心と向上心を携え、試合終了後やゴール直後にも選手を呼び出し、個別に熱心に指導する様子からも理想の高さが窺える。
・自分にストイックなだけでなく、練習場のWiFiを切断して、プレーに集中することを求めるなど、選手にも高い基準を要求する。
移籍市場
ポジション | 名前 | 移籍元 | 移籍金 |
GK | シュテファン・オルテガ | ビーレフェルト | 0 € |
DF | セルヒオ・ゴメス | アンデルレヒト | 1300万 € |
マヌエル・アカンジ | ボルシア・ドルトムント | 1750万 € | |
MF | カルバン・フィリップス | リーズ | 4900万 € |
マキシモ・ペローネ | ベレス・サルスフィエルド | 1100万 € | |
FW | アーリング・ブラウト・ハーランド | ボルシア・ドルトムント | 6000万 € |
フリアン・アルバレス | リーベル・プレート | 1700万 € |
ポジション | 名前 | 移籍先 | 移籍金 |
GK | ザック・ステッフェン | ミドルズブラFC | 0 € |
DF | ジョアン・カンセロ | バイエルン | ー |
MF | オレクサンドル・ジンチェンコ | アーセナル | 3500万 € |
フェルナンジーニョ | アトレチコ・パラナエンセ | ー | |
FW | ラヒーム・シャキール・スターリング | チェルシー | 5620万 € |
ガブリエル・ジェズス | アーセナル | 5220万 € |
基本フォーメーション

選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | |
18 | シュテファン・オルテガ | 30 | ドイツ | 185cm/右 | 0 | ・高い足元技術とフィード力を誇る、ペップ好みの近代的GK ・反射神経も良く、シュートストップにも定評がある ・2021/22シーズンには、ブンデスリーガの最多セーブ数とパス成功数を記録 |
31 | エデルソン | 29 | ブラジル | 188cm/左 | 37試合 | ・世界屈指の攻撃的GK ・中盤の選手さながらの足元の技術の高さを持つ「最後尾の司令塔」として、精度抜群のパントキックやロングフィードで一気に一本パスで決定的なチャンスを演出する ・相手にプレスにも冷静に対応 |
33 | スコット・カーソン | 37 | イングランド | 190cm/右 | 33試合 | ・第3GKとして出場機会は少ないが、準備を怠らずに安定したセーブを見せる ・”影のキャプテン”としてロッカールームでも大きな影響力を持つ |
<DF>
2 | カイル・ウォーカー | 32 | イングランド | 178cm/右 | 20試合 | ・プレミアリーグ屈指の守備力を誇る右SB ・武器は、強固なフィジカルと抜群のスピードを活かして1対1で強さを発揮し、猛者が集うプレミアのアタッカーをことごとく封じる ・ペップの指導を受けたことでオフ・ザ・ボールでのプレーも向上し、今シーズンは状況に応じて偽SB的に振舞う新タスクにも挑戦中 |
3 | ルベン・ディアス | 25 | ポルトガル | 186cm/右 | 29試合 (2) | ・強い闘争心を持つ、シティーの若きDFリーダー ・CBとして求めらる全ての能力を高いレベルで兼ね備える超万能型 ・恵まれたフィジカルと相手に走り負けないスピードで、地上戦、空中戦のどちらでも圧巻の強さを誇る ・カバーリング能力も高く、身を挺したシュートブロックなどあらゆる面でチームを救う |
5 | ジョン・ストーンズ | 28 | イングランド | 188cm/右 | 14試合 (1) | ・フィジカルに依存しないクレバーな守備対応を見せるモダンなCB ・若手の時期から定評のある足下の技術でビルドアップにおいて違いを作る ・長年イングランド代表でも最終ラインを支える |
6 | ナタン・アケ | 27 | オランダ | 180cm/左 | 14試合 (2) | ・CBだけでなく左SBでもプレーできるユーティリティーDF ・小柄なハンデを高い身体能力と俊敏性で補い、最終ラインから的確な縦パスも供給できる ・満足な出場機会を得られないために移籍の噂が絶えない |
14 | アイメリック・ラポルト | 28 | スペイン | 191cm/左 | 33試合 (4) | ・非凡なビルドアップ能力を持ち、左足から繰り出されるロングフィードや縦パスで攻撃の起点となる ・長身を活かして空中戦にも強く、的確なカバーリング能力にも定評あり |
21 | セルヒオ・ゴメス | 22 | スペイン | 171cm/左 | 39試合 (6) | ・昨季にアンデルレヒトで左SBにコンバートされると、カンテラで磨き上げられたテクニックに戦術眼を活かした正確なパスやドリブルを融合させてチャンスを創るなど才能が開花 |
25 | マヌエル・アカンジ | 27 | スイス | 188cm/右 | 26試合 (1) | ・スイスが誇る万能型DF ・長身とアフリカにルーツを持つ優れた身体能力を活かして、スプリント勝負で相手に負けることはなく、フィジカルも強いためプレミアリーグにでも順応できる素質を持つ ・足下の技術もあり、中長距離のパスが得意 ・ドルトムントの主力として毎シーズン継続的にプレーを続けるも、移籍市場最終日に移籍 |
82 | リコ・ルイス | 18 | イングランド | 177cm/右 | 0 | ・カンセロに憧れて超攻撃型SBを目指し、将来のシティーの中心と成りうる、下部組織出身の若手有望株 ・中盤でも起用できるが右SBとしてのプレーが中心で、攻撃力が魅力 ・開幕戦でベンチ入りを果たし、2節のボーンマス戦でプレミアデビューを飾る |
97 | ジョシュア・カマニ・ ウィルソン | 20 | イングランド | 176cm/左 | 0 | ・ウェストハムユースで育成され、19年にマンCに移籍し、着実に成長を遂げる攻撃的左SB ・柔軟な身のこなしと的確なコース取りで、存在感を放つ |
<MF>
4 | カルヴィン・フィリップス | 26 | イングランド | 178cm/右 | 20試合 | ・イングランド代表の中盤を支える守備的MF ・広い視野と正確なキック精度を活かしたロングパス能力が高い一方で、豊富な運動量で90分間に渡ってバイタルエリアで攻撃の芽を摘み取るなど、攻守において大きな恩恵をもたらす ・ビエルサが率いていたリーズで才能を開花し、今夏に約4900万€で移籍 |
8 | イルカイ・ギュンドガン | 32 | ドイツ | 180cm/右 | 27試合 (8) | ・中盤のプレーメーカーかつ点取り屋 ・中盤でボールを散らして攻撃を組み立てるだけでなく、精度の高いスルーパスやロングフィードで多くのチャンスを演出する ・ボールコントロールの技術も高く、プレスを掻い潜りながらキープする能力も高い ・近年はゴール前に飛び出すプレーを身に着け、得点を量産 |
10 | ジャック・グリーリッシュ | 27 | イングランド | 175cm/右 | 26試合 (3) | ・英国人史上最高額のFW ・細かいボールタッチと緩急を付けたドリブルで、縦への突破と中へのカットインを使い分け、更に意表を突くラストパスでゴールを切り開くファンタジスタ ・昨季は3G3Aと移籍金に見合う結果を残せなかっただけに、勝負の2年目に |
16 | ロドリ | 26 | スペイン | 191cm/右 | 33試合 (7) | ・シティーの攻守を繋ぐ稀有なアンカー ・基礎技術が高く、優れた戦術眼を活かした巧みなパス捌きと危機察知能力の高さを活かしてスペースをカバー。恵まれたフィジカルで強引にボールを奪うなど、中盤でチームのバランスを保つ ・パンチ力のあるミドルシュートも魅力 |
17 | ケヴィン・デ・ブライネ | 31 | ベルギー | 181cm/両 | 30試合 (15) | ・ピッチ全体に絶大な影響力を及ぼす万能型のゲームメーカー ・両足から放たれる理不尽極まりないクロスやスルーパスで多くの得点に導く ・能力全てがトップクラスであり、推進力のあるドリブルや強烈なミドルシュートも持ち味 |
20 | ベルナルド・シウバ | 28 | ポルトガル | 173cm/左 | 35試合 (88) | ・自己犠牲も厭わない小さな魔術師 ・スキル、ビジョン、知性、運動量の全てが最高水準にある超一流のレフティーで、繊細なタッチでボールを操り、数多くの決定機を創り出す ・守備時でも常時プレスを掛け続けるなどチームへの貢献度はNo.1を争うレベル |
47 | フィル・フォーデン | 22 | イングランド | 171cm/左 | 28試合 (9) | ・シティー、そしてイングランドの未来を担う逸材 ・高いサッカーIQを持つことから複数の攻撃ポジションで起用でき、高度なテクニックとドリブルで敵陣を突破すれば、強烈なミドルシュートでゴールを決めるなど攻撃性能が異常に高い |
80 | コール・パーマー | 20 | イングランド | 182cm/左 | 4試合 | ・ペップがその才能を高く評価する若手有望株 ・左利きで、積極的に右サイドから切れ味抜群のドリブルでカットインするプレーを得意とし、シュートも上手く得点力もある |
<FW>
9 | アーリング・ハーランド | 22 | ノルウェー | 194cm/左 | 24試合 (22) | ・稀有な得点能力を誇る怪物ストライカー ・強さ、パワー、速さを活かして、強引にゴールをこじ開けるだけでなく、高いポジショニング能力と相手DFとの駆け引きを制してアシストに合わせるなど非常にクレバーな選手で、マンCの戦術にも難なく順応 |
19 | フリアン・アルバレス | 22 | アルゼンチン | 170cm/右 | 5試合 (3) | ・アルゼンチンの次世代エース候補 ・小柄ながら卓越したテクニックと力強いドリブルでゴールに迫って冷静にフィニッシュを決めるだけでなく、周囲との連携や裏への抜け出しなど攻撃スキルが秀逸 |
26 | リヤド・マハレズ | 31 | アルジェリア | 179cm/左 | 28試合 (11) | ・右サイドからカットインして放つコントロールシュートが魅力の天才ドリブラー ・切れ味抜群のドリブルに頼るだけでなく、ペップの下でオフ・ザ・ボールでの動きやスペースを突く動きを身に着け、昨季はキャリアハイの全大会で24ゴールを記録 |
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