【無料選手名鑑】ASモナコ【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

リーグ・アン
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基本情報

創立1919年
本拠地モナコ
スタジアムスタッド・ルイ・ドゥ
(収容人数 1万8523人)
監督アディ・ヒュッター
会長ドミトリー・リボロフレフ
公式サイトHP twitter Youtube
愛称ラ・ディアゴナーレ

<過去5シーズンの成績>

リーグ・アン
優勝8回
欧州カップ戦フランス杯
優勝5回
監督
18/1917位グループステージ敗退ベスト32ジャルディン➡
アンリ
19/209位ベスト16ジャルディン➡
モレノ
20/213位準優勝コバチ
21/223位CL/プレーオフ敗退
EL/ベスト16
ベスト4コバチ➡
クレマン
22/236位CL/予選3回戦敗退9回戦敗退クレマン
概要

各セクションに即戦力を迎え入れ 優勝争いに絡みつつCL復帰を目指す

・昨季は、南野、エンボロ、カマラらを獲得するなど、CL出場を目指せるだけのスカッドを整えながら、プレーオフ予選敗退によりCL行きを逃し、開幕5試合でわずか1勝と序盤から躓いた。しかし、後半戦が始まるとエースのベン・イェデルの活躍、彗星の如く現れたベン・セギルの台頭もあり、一気に勝点を積み重ねて3位まで浮上したが、CL出場権を争っていたRCランスとの直接対決に敗れると、そこからチームは空中分解。ラスト7試合で5敗を喫する大失速で、3季ぶりに欧州カップ戦出場を逃してしまった。

・クレマン監督を解任して、後任にアディ・ヒュッターを招聘。夏の移籍市場では、精神的支柱だったDFディザジを約70億円で売却したものの、新守護神としてGKケーン、最終ラインにDFサリスとDFシンゴ、中盤にMFザカリア、前線にFWバログンと、約130億円を費やして各セクションに即戦力を獲得した。

監督

名前アディ・ヒュッター
生年月日1970年2月11日 (53歳)
国籍オーストリア
就任日2023月7月
<人物紹介>

・経験豊かなオーストリア人指揮官

・ボールを失えば積極的にプレスを仕掛け、ショートカウンターでゴールを奪いに行く縦志向の強いプレッシングサッカーを好み、自陣での横パス回しを嫌う。また、若手選手の育成にも定評があるため、優秀なアカデミーを持つASモナコとの相性も良好。

・現役時代はミットフィルダーとして、オーストリアリーグで500試合以上に出場し、オーストリア代表としても14試合に出場した。

・引退後にRBザルツブルグのユースチームでアシスタントコーチを経て指導者キャリアを始め、14/15季にトップチームの監督に就任して国内2冠を達成し、17/18季にはヤング・ボーイズを32年ぶりとなるリーグ優勝に導いた。18年夏から率いたフランクフルトでは、1年目にELベスト4に導いてドイツ年間最優秀監督に選ばれ、3年目には21世紀で最高順位となるブンデスリーガ5位と、3年間で多大な功績を残した。しかし、21/22季に大きな期待を受けて監督に就任したボルシアMGでは、戦術が浸透せずに10位フィニッシュと大きく期待を裏切り、わずか1年で解任された。

・ザルツブルグでは南野拓実、ヤング・ボーイズでは久保裕也、フランクフルトでは鎌田大地、長谷部誠を指導し、今季は南野拓実と8年ぶりに再会。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
GKフィリップ・ケーンザルツブルグ1000万€
ラドスラフ・マイエツキサークル・ブリュージュ
ヤン・リエナールモナコU-21
DFモハメド・サリスサウサンプトン1500万€
シンゴウィルフリード・シンゴトリノ1000万€
MFデニス・ザカリアユベントス2000万€
FWフォラリン・バログンアーセナル3000万€

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
GKアレクサダー・ニュベルバイエルン
トマ・ディディヨンサークル・ブリュージュ
DFマラング・サールチェルシー
アクセル・ディザジチェルシー4500万€
ルベン・アギラールRCランス350万€
MFジャン・ルーカスサントス1000万
FWケビン・フォラントウニオン・ベルリン400万

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/
利き足
昨季成績
(得点)
1ラドスロー・マイェツキ23ポーランド193cm/右34試合
【サークル・ブルージュ】
・運動神経に優れた高身長GK
・20/21季にフランス杯準優勝に貢献し、昨季はレンタル移籍したサークル・ブルージュで正守護神を務めた
・年代別ポーランド代表の常連だったが、A代表での出場は1試合に留まる
16フィリップ・ケーン25スイス190cm/右32試合
【ザルツブルク】
・オーストリア・ブンデスリーグの最優秀GK
・21/22季からザルツブルグの正GKとして国内リーグ2連覇に貢献し、リーグ戦計60試合で30回のクリーンシートを記録
・U-15~18まではドイツ代表、U-19からはスイス代表を選択し、カタールW杯にも4番手のGKとして召集された
・今夏に新守護神として移籍金1000万€で加入
50ヤン・リエナード20フランス192cm/右・16年からアカデミーに在籍する長身の第3GK
・確かなスキルと反射神経を有する
・昨季はU-20フランス代表の5試合でスタメンを張った

<DF>

2ヴァンデルソン21ブラジル180cm/右30試合
(1)
・抜群の攻撃性能を誇るグレミオの原石
・ブラジル仕込みのテクニカルと推進力のあるドリブルで右サイドを駆け上がる
・クロスやシュートの精度、守備での連携に改善の余地あり
・22年1月にグレミオから加入して即座にフィットした
3ギジェルモ・マリパン28チリ193cm/右26試合
(3)
・闘志あふれるDFリーダー
・対人戦に強く、ハードかつ狡猾な守備対応で最終ラインに安定感を与える
・ファウルを取られることが多いが、豊富な経験を活かして試合の要所を締める
12カイオ・エンリケ25ブラジル178cm/左35試合
(1)
・攻守において抜群の存在感を誇る、左サイドのチャンスメーカー
・高精度の左足を武器に、クロス、CK、セットプレーでチャンスを演出でき、昨季はチーム1位の9アシストを記録
・状況を読んだサポートランや献身的なスプリントなど黒子役としても活躍
・チーム事情に応じて中盤もこなす
14イスマイル・ヤコブス23ドイツ184cm/左32試合・抜群のスピードが売りのドイツの有望株
・両足を巧みに使い、オーバーラップやドリブル突破でチャンメイクする
・SBからウイングまで高水準でこなす
20カッソム・ワッタラ19フランス176cm/左11試合
【フランス2部】
・アミアンから加入したU-20フランス代表SB
・パワフルかつスピーディーなドリブルでサイドを駆け上がれば、優れたクロススキルを備え、得点を奪うためにゴール前に飛び出すことも厭わない
・22年8月に17歳でリーグ2デビューを飾ると、アミアンでは左SBの主力を担い、23年11月に5年契約で完全移籍した
22モハメド・サリス24ガーナ188cm/左22試合
【サウサンプトン】
・運動能力の高い巨漢CB
・速さ、高さ、パワーを兼ね備え、貫禄のあるフィジカルを武器に地上戦、空中戦ともに滅法強く、正確な左足でビルドアップでも貢献できる貴重なレフティー
・18歳でスペインに渡ると、20/21季からはサウサンプトンの主力としてプレミアでも堂々とプレー
・今夏に最終ラインの新たな柱として移籍金1500万ユーロ(約23億円)で5年契約を締結
・準備不足を理由に代表召集を拒んでいたが、22年9月に初召集された
34クリスレイン・マツィマ21フランス193cm/右8試合・アカデミーが輩出した逸材CB
・恵まれた体躯と俊足が特徴で、人間性も謙虚で礼儀正しい
・プロデビューを果たした20/21季から2シーズン連続で公式戦10試合以上に出場と着実に経験を積み、昨季はFCロリアンにレンタル移籍も、バディアシルが退団した影響で1月末に帰還した
99ウィルフリード・シンゴ23コートジボワール190cm/右31試合
(2)
【トリノ】
・トリノが生んだパワー型CB
・恵まれたフィジカルと身体能力を武器に、パワーで相手を制圧すれば、大きなストライドを活かしたオーバーラップで推進力を生みだせる
・コートジボワールでキャリアを始め、18年夏にトリノの下部組織に加入すると、20/21季からレギュラーに定着し、今夏に約15億円の移籍金で完全移籍

<MF>

4モハメド・カマラ22マリ174cm/右29試合・チュアメニの後継者として期待される逸材
・高い身体能力で広範囲をカバーし、優れた予測力とポジショニングの良さで中盤のフィルター番を担う
・20/21シーズンに、ドーピング陽性により2か月の出場停止を受けた
・ザルツブルグ時代に南野と同僚だった
6デニス・ザカリア26スイス191cm/右7試合
【チェルシー】
・大柄で屈強ながらパスも散らせるボックス・トゥ・ボックス型MF
・類まれなボール奪取能力の持ち主で、奪ってからのパワフルな攻め上がりも特徴
・昨季は移籍市場最終日にレンタルでチェルシーに加入も、わずか公式戦11試合の出場に留まった
・今夏に約32億円の移籍金で完全移籍し、ヤング・ボーイズとボルシアMGで師事したヒュッター監督と3度目の共闘が実現
7ベン・セギル17フランス178cm/右19試合(2)・彗星の如く現れた”アカデミー産の傑物”
・両足を遜色なく扱える繊細なテクニックとプレービジョンが持ち味で、左サイドのカットインからゴールを奪える決定力も魅力
・11月にELでプロデビューを飾ると、12月のリーグアン初戦では途中出場から2ゴール決めて衝撃を与えた
・兄はマルセイユでプレー
・モロッコにルーツを持つ
8エリオット・マタゾ20ベルギー178cm/右23試合
(1)
・ベルギーサッカー界の大きな希望
・高いポテンシャルを持ち、アグレッシブなタックルでボールを奪い、ボールを持てば冷静に散らす
・モットーは「痛みなくして得るものなし」
17アレクサンドル・ゴロビン26ロシア180cm/右34試合
(8)
”ロシアのイニエスタ”
・高い創造性を中盤のあらゆるポジションで発揮するプレーメーカーで、運動量はリーグ1トップクラス
・リーグ随一のキープ力で密集地域でもボールを失わずに得点に絡み、自らミドルシュートも決める
・ケガによる離脱が課題だったが、昨季は怪我無くハイパフォーマンスを披露してキャリハイの8ゴールを記録した
18南野 拓実27日本174cm/右18試合
(1)
・復活を誓う元”日本の10番”
・巧みなポジショニングでボールを受ければ、ゴール前の密集エリアで決定的な仕事をこなし、前線からの献身的な守備や切り替えの速さも魅力
・昨季は移籍金21億円で加入も、公式戦25試合でわずか1Gと大きく期待を裏切る結果に終わった
・8年ぶりに共闘する指揮官の下で再起を目指す今季は、開幕戦からアシストを記録
19ユースフ・フォファナ23フランス176cm/右36試合
(2)
不動のボランチ
・リーグアン屈指の運動量と活動エリアの広さを誇り、ボールを奪えば推進力のあるドリブルで攻撃を活性化する
・昨季はカマラとの新コンビで中盤をカバーし、カタールW杯でも7試合中6試合に出場した
・10代のころはビザの配達で生計を立てていた
21マゲネス・アクリウシェ20フランス175cm/左11試合・U-20フランス代表の逸材
・若手ながら落ち着きのある足元スキルが特徴
・アルジェリアにルーツを持つ
27クレパン・ディアタ23セネガル175cm/右31試合
(4)
・豪快なシュートで積極的にゴールを狙うウインガー
・スピードに乗ったドリブルを武器に、チャンスメークするだけでなく、独力でゴールに奪える
・前線の複数のポジションをこなせ、19年のアフリカ選手権では最優秀若手選手に選ばれた
37エダン・ディオプ19フランス173cm/右7試合
(1)
・魅力的な才能を持つU-19フランス代表MF
・攻守両面で優れてたモダンなボックス・トゥ・ボックス型で、抜け目ない裏への抜け出しから得点を奪う決定力も特徴
・2月のELレバークーゼン戦でプロデビューを果たすと、4月のストラスブール戦ではプロ初得点を奪った
・兄であるソフィアン・ディオプはニースでプレー
77ジェウソン・マルチンス27ポルトガル173cm/右11試合・万能型のサイドアタッカー
・抜群の加速力を活かした相手を追い抜くドリブル突破で試合の流れを変える
・両サイドで起用でき、守備も向上したが、好不調の波が激しい一発屋タイプ
88スングトゥ・マガッサ19フランス188cm/右2試合・ボックス・トゥ・ボックス型のMF
・両足を器用に使い分け、ボールを奪ってからの的確なパス捌きが得意
・守備的MFやCBとして起用可能
・「人生は一度しかない。それを楽しみ、常に笑顔でいなければならない」と語る

<FW>

9マイロン・ボアドゥ21オランダ183cm/右12試合
(3)
・22億円を投じて獲得した未来のエース候補
・爆発的なスピードを活かしたドリブル、両足を遜色なく使い分けるテクニックが特徴で、周囲の味方を活かす冷静な判断力も持ち合わせる
・AZ史上最年少ゴール記録を持ち、2シーズン連続で2桁ゴールを記録した
10ベン・イェデル32フランス170cm/右32試合
(19)
”モナコの王様”
・フットサル仕込みのテクニックを活かした狭いスペースでの神出鬼没な動きと、多彩なフィニッシュワークでゴールを量産するリーグアン屈指の点取り屋
・30代で迎えた21/22季にキャリアハイの25得点(リーグ1)を決め、昨季も公式戦52試合に出場して32Gを奪った
・フットサル代表歴を持つ
29フォラリン・バログン21イングランド178cm/右31試合
(21)
【スタッド・ランス】
・才能を爆発させた”小型爆弾”
・両足を遜色なく使いこなし、電光石火のスピードと抜け目ない動き出しで相手の裏を取れば、鋭い嗅覚でゴールを奪いに行く
・昨季はレンタル先のスタッド・ランスでリーグ5位となる21得点と大ブレイク
・今夏に最大64億円の移籍金で完全移籍
36ブレール・エンボロ25スイス187cm/右32試合
(12)
・強くて速いスイス代表ストライカー
・驚異的なフィジカルでボールを収め、推進力のあるドリブルで崩し役も担う
・ボックス内での冷静さを身に付け、課題だった決定力が改善
・憧れはバロテッリ
・スイスの難民の子供たちと生まれ故郷のカメルーンの恵まれない若者を支援するためのエンボロ財団を設立
・加入1年目から2桁ゴールを奪ったが、今季は開幕前に前十字靭帯を断裂したことで長期離脱予定

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