基本情報
創立 | 1919年 |
本拠地 | モナコ |
スタジアム | スタッド・ルイ・ドゥ (収容人数 1万8523人) |
監督 | フィリップ・クレメント |
会長 | ドミトリー・リボロフレフ |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | ラ・ディアゴナーレ |
<過去5シーズンの成績>
リーグ・アン (優勝8回) | 欧州カップ戦 | フランス杯 (優勝5回) | 監督 | |
17/18 | 2位 | GS敗退 | ベスト32 | ジャルディン |
18/19 | 17位 | GS敗退 | ベスト32 | ジャルディン➡ アンリ |
19/20 | 9位 | ー | ベスト16 | ジャルディン➡ モレノ |
20/21 | 3位 | ー | 準優勝 | コバチ |
21/22 | 3位 | プレーオフ敗退 (CL) ベスト16 (EL) | ベスト4 | コバチ➡ クレメント |
余裕のあるスカッドを形成 悲願のCL出場は監督の采配しだい
・昨季はCLプレーオフ敗退の影響で序盤から躓くと、コバチ監督は解決策を見つけるために様々なシステムを試したが上手くいかず。しだいに選手やフロントとの間に軋轢が生じたことで、前半戦終了後に解任。するとエース兼主将のベン・イェデルが復調を遂げ、後を受け継いだクレマン監督が最適解を見出してチームに安定感をもたらすと、PGS戦での勝利を機に怒涛の9連勝を記録。大幅に順位を上げて最終節を2位で迎えるも、最終戦で引き分けたことで3位に転落し、CLストレートインを逃す悔しい結果に終わった。
・チームの中核を担っていたチュアメニを売却したことで大金を得ると、選手層の薄かった前線に南野とエムボロを補強し、中盤にはチュアメニの代役として期待株のカマラを獲得。国内リーグと欧州カップ戦を同時並行でやり繰りできるだけのスカッドを整えた。
・途中就任でチームを快進撃に導いたクレマン監督は、シーズンオフ中に更なるバージョンアップを試みたが、CLプレーオフで敗退すると、開幕5試合で僅か1勝とスタートダッシュにも失敗し、昨季と同じ結果に。昨シーズンと同様の道を歩むか、はたまた悲願のCL出場権を手するか、すべては監督の手腕にかかっている。
監督
名前 | フィリップ・クレメント |
生年月日 | 1974年3月22日 (48歳) |
国籍 | ベルギー |
就任日 | 2022月1月 |
・べルギーリーグを3度制覇した実績を買われて昨季途中に就任。怒涛の9連勝で3位フィニッシュに導き、手腕を発揮した。
・ショートカウンターを軸にした攻撃的なサッカーを志向するが、それに固執せずに状況に合わせて最適なシステムを採用できる柔軟性と多彩な引き出しを持つ。
・クラッブ・ブルッヘを率いてベルギーリーグを2連覇し、史上初のCL決勝トーナメントに導くなど成功を収め、2年連続でリーグ最優秀監督に選出された。
移籍市場(夏)
ポジション | 名前 | 移籍元 | 移籍金 |
GK | トマ・ディディヨン | サークル・ブルージュ | ー |
DF | マラング・サール | チェルシー | 100万 € (レンタル料) |
MF | モハメド・カマラ | RB ザルツブルク | 1500万 € |
南野拓実 | リバプール | 1500万 € | |
FW | ブレール・エムボロ | ボルシア MG | 1250万 € |
ウィレム・グベル | FC ナント | ー |
基本フォーメーション

選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/ 利き足 | 昨季成績 (得点) | |
16 | アレクサンダー・ニューベル | 26 | ドイツ | 193cm/右 | 38試合 | ・”次世代のノイヤー”と期待される才能豊かな守護神 ・足下技術の評価が高い ・昨季前半は適合できずに批判されたが、後半戦以降は好セーブを連発して正GKの座を確立 ・ノイヤーと同じくシャルケ出身だが、バイエルンでは牙城を崩すことができず ・ASモナコで試合に出場できる喜びから、バイエルン帰還は「論外」と話す |
30 | トマ・ディディヨン | 27 | フランス | 193cm/左 | 29試合 | ・長身GK ・クラブから素質の高さを評価されて移籍 ・メス時代、川島永嗣に守護神の座を奪われたことがある |
<DF>
2 | ヴァンデルソン | 21 | ブラジル | 180cm/右 | 30試合(3) (グレミナ) 17試合 (2) | ・抜群の攻撃性能を誇るグレミオの原石 ・ブラジル仕込みのテクニカルと推進力のあるドリブルで右サイドを駆け上がる ・クロスやシュートの精度、守備での連携において改善の余地あり ・昨季1月にグレミオから加入して即座にフィット |
3 | ギジェルモ・マリパン | 28 | チリ | 193cm/右 | 26試合 | ・闘志あふれるDFリーダー ・対人戦に強く、ハードかつ狡猾な守備対応で最終ラインに安定感を与える ・ファウルを取られることが多いが、豊富な経験を活かして試合の要所を締める |
6 | アクセル・ディザジ | 24 | フランス | 190cm/右 | 32試合 (1) | ・強靭なフィジカルと驚異的な身体能力で、アタッカーを駆逐するモンスターCB ・アグレッシブに前に出て潰すプレーを得意とし、空中戦やシュートブロックでも強さを発揮する ・加入した早々に副主将を務めるなど、リーダーとしての資質も持つ |
12 | カイオ・エンリケ | 25 | ブラジル | 178cm/左 | 34試合 (2) | ・攻守において抜群の存在感を誇る、左サイドのチャンスメーカー ・高精度の左足を武器に、クロス、CK、セットプレーでチャンスを演出し、昨季はチーム2位の8アシストを記録 ・状況を読んだサポートランや献身的なスプリントなど黒子役としても活躍 ・チーム事情に応じて中盤もこなす |
14 | イスマイル・ヤコブス | 23 | ドイツ | 184cm/左 | 28試合 | ・抜群のスピードが売りのドイツの有望株 ・両足を巧みに使い、オーバーラップやドリブル突破で、チャンメイクする ・SBからウイングまで高水準でこなす |
23 | マラング・サール | 23 | フランス | 182cm/左 | 8試合 | ・新天地での復活を狙う新戦力DF ・位置取りや判断力の不安を、高い身体能力でカバーし、空中戦にも強い ・左SBとしても起用可能 |
26 | ルベン・アギラール | 29 | フランス | 172cm/右 | 28試合 | ・総合力の高い右SB ・ヴァンデルソン級の攻撃力はないが、クロス精度の高さや豊富な運動量、定評のある守備対応で、攻守に貢献できる ・高い戦術理解度でシステム変更にも難なく対応し、好不調の波が少ない ・ボリビア出身ではないが、Football Managerデータベースの不一致により、かつてボリビア代表チームに招集された |
<MF>
4 | モハメド・カマラ | 22 | マリ | 174cm/右 | 25試合 (1) | ・チュアメニの後継者として期待される逸材 ・高い身体能力で広範囲をカバーし、優れた予測力とポジショニングの良さで中盤の門番を担う ・20/21シーズン、ドーピング陽性により2か月の出場停止に ・ザルツブルグ時代には南野と同僚だった |
11 | ジャン・ルーカス | 24 | ブラジル | 181cm/右 | 28試合 (1) | ・ボックス・トゥ・ボックス型のMF ・巧みなボールテクニックと縦への推進力で、ビルドアップを支えつつ、攻撃を活性化する ・パスやシュート精度が課題 |
15 | エリオット・マタゾ | 20 | ベルギー | 178cm/右 | 18試合 | ・ベルギー サッカー界の大きな希望 ・高いポテンシャルを持ち、アグレッシブなタックルでボールを奪い、ボールを持てば冷静に散らす ・モットーは「痛みなくして得るものなし」 |
17 | アレクサンドル・ゴロビン | 26 | ロシア | 180cm/右 | 27試合 (3) | ・会長肝いりのロシア人ダイナモ ・高い創造性を中盤のあらゆるポジションで発揮するプレーメーカーで、運動量はトップクラス ・高いキープ力で密集地域でもボールを失わずに得点に絡み、自らミドルシュートも決める ・ケガにより安定してプレー出来ないことが課題 |
18 | 南野 拓実 | 27 | 日本 | 174cm/右 | 11試合 (3) | ・移籍金21億円と大きな期待を受けて加入した”日本の10番” ・巧みなポジショニングでボールを受ければ、ゴール前の密集エリアで決定的なプレーをする ・前線からの献身的な守備や切り替えの速さも魅力 ・昨季は公式戦で2桁ゴールを記録 |
19 | ユースフ・フォファナ | 23 | フランス | 176cm/右 | 33試合 | ・リーグアン屈指の運動量と活動エリアの広さを誇り、ボール奪取後のプレー選択肢も豊富な不動のボランチ ・推進力のあるドリブルで攻撃を活性化する ・昨季までコンビを組んだチュアメニが去ったことで独り立ちを求められ責任感が増した ・10代のころはビザの配達で生計を立てていた |
21 | マゲネス・アクリウシェ | 20 | フランス | 175cm/左 | 7試合 | ・U-20フランス代表の逸材 ・若手ながら落ち着きのある足元スキルが特徴 ・アルジェリアにルーツを持つ |
27 | クレパン・ディアタ | 23 | セネガル | 175cm/右 | 8試合 (1) | ・豪快なシュートで積極的にゴールを狙うウインガー ・スピードに乗ったドリブルを武器に、チャンスメークするだけでなく、独力でゴールに持ち込める ・前線の複数のポジションをこなせ、19年のアフリカ選手権では最優秀若手選手に選ばれた ・昨季11月に負った大ケガから復帰し、開幕戦ではゴールを決めた |
41 | スングトゥ・マガッサ | 19 | フランス | 188cm/右 | 21試合 (1) | ・ボックス・トゥ・ボックス型のMF ・両足を器用に使い分け、ボールを奪ってからの的確なパス捌きが得意 ・守備的MFやCBとして起用可能 ・「人生は一度しかない。それを楽しみ、常に笑顔でいなければならない」と語る |
44 | エリーゼ・ベン・セギル | 17 | フランス | ー/右 | ー | ・モナコアカデミー出身の逸材 ・左サイドからのカットインが持ち味 ・11月にELでデビューし、12月には途中出場から2ゴール決めてMVPに ・「勝利が重要でないと考える人は、決して勝つことはない」と常に自己改善に努める ・兄はマルセイユでプレー ・モロッコにルーツを持つ |
77 | ジェウソン・マルチンス | 27 | ポルトガル | 173cm/右 | 32試合 (4) | ・万能型のサイドアタッカー ・抜群の加速力を活かした相手を追い抜くドリブル突破で試合の流れを変える ・両サイドで起用でき、守備面も向上したが、好不調の波が激しい一発屋タイプ |
<FW>
9 | マイロン・ボアドゥ | 21 | オランダ | 183cm/右 | 31試合 (4) | ・昨夏に22億円を投じて獲得した未来のエース候補 ・爆発的なスピードを活かしたドリブルに、両足を遜色なく使い分けるテクニックが特徴 ・周囲の味方を活かす冷静な判断力も持ち合わせる ・AZ史上最年少ゴール記録を持ち、2シーズン連続で2桁ゴールを記録 |
10 | ウィサム・ベン・イェデル | 32 | フランス | 170cm/右 | 37試合 (25) | ・30代で迎えた昨季にキャリアハイの25得点を決めた、リーグアン屈指の点取り屋 ・フットサル仕込みのテクニックを活かした狭いスペースでの神出鬼没な動きと、多彩なフィニッシュワークが特徴 ・フットサル代表歴を持つ |
31 | ケヴィン・フォラント | 30 | ドイツ | 179cm/左 | 34試合 (9) | ・ベン・イェデルとの絶妙なコンビ―ネーションで幾度となくチャンスを演出する ・前線を広範囲に動いて起点となり、確かなスキルで味方を活かしつつ、高いシュート技術で自らゴールを決める ・昨季記録した11アシストの内、7アシストが相棒が決めたもの |
36 | ブレール・エンボロ | 25 | スイス | 187cm/右 | 29試合 (9) | ・強くて速いストライカー ・驚異的なフィジカルでボールを収め、推進力のあるドリブルで崩し役も担う ・ボックス内での冷静さを身に付け、課題だった決定力が改善 ・憧れはバロテッリ ・スイスの難民の子供たちと生まれ故郷のカメルーンの恵まれない若者を支援するためのエンボロ財団を設立 |
53 | ウィレム・ジュベル | 21 | フランス | 185cm/右 | 22試合 (2) | ・年代別フランス代表に飛び級で招集されたこともあるアタッカー ・懐の深いドリブルと長身と思えない機敏な動きで裏を取り、ゴールに迫る ・昨季はナントにローン移籍も2得点に留まる ・リーグ・アン、ELで初めてプレーした21世紀生まれの選手 |
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