基本情報
創立 | 1892年 |
本拠地 | リヴァプール |
スタジアム | アンフィールド (収容人数 5万4074人) |
監督 | アルネ・スロット |
オーナー代表 | ジョン・W・ヘンリー |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | レッズ |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝19回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝6回】 | FA杯 【優勝8回】 | カラバオ杯 【優勝10回】 | 監督 | |
19/20 | 優勝 | CL/ベスト16 | ベスト16 | ベスト8 | クロップ |
20/21 | 3位 | CL/ベスト8 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | クロップ |
21/22 | 2位 | CL/準優勝 | 優勝 | 優勝 | クロップ |
22/23 | 5位 | CL/ベスト16 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | クロップ |
23/24 | 3位 | EL/ベスト8 | ベスト8 | 優勝 | クロップ |
<概要>
クロップ体制に終止符を打ち スロットに打倒マンCを託す
・昨季は、序盤から首位争いを繰り広げ、クロップの退任発表もあって4冠達成というの最高のエンドロールを期待された。しかし、4月にまさかの息切れを起こして、プレミア3位、ELとFA杯はベスト8に終わり、獲得したタイトルはカラバオ杯のわずか1つとクロップ体制の集大成としては残念な結果に終わった。
・今夏には、クロップの後任としてスロットを招聘。デン・ベルフとカルヴァーリョをブレントフォードに売却し、狙っていたスピメンディーを獲得できずに実質的な補強はFWキエーザのみに留まった。目立った大型補強を行わずに少数精鋭で挑む今季は、クロップのスタイルに自己流のポゼッションを上手く融合さえて上々の滑り出しを見せたが、選手層の薄さが唯一の懸念点だ。
監督
名前 | アルネ・スロット |
生年月日 | 1978年9月17日(45歳) |
国籍 | オランダ |
就任日 | 2024年7月 |
<人物紹介>
・オランダの若き智将
・クロップの後任という重圧を承知の上で今夏に指揮官に就任。
・フェイエノールトでは、前線からのプレッシングでボールを奪い、相手のプレスに合わせてビルドアップの形を変えるポゼッションで主導権を握り、数的優位を作って確実にボールを前線に届けて相手を圧倒する攻撃的なスタイルを展開。相手チームに合わせて戦術を変更する柔軟性と修正力も魅力。
・主力を引き抜かれながら無名選手を代表に選出されるまでに育て上げる育成力にも定評がある。
・AZのアシスタントコーチから監督に昇任して19/20季に2位に導いた実績を買われ、当時低迷していたフェイエノールトに引き抜かれると、22/23季にリーグ制覇&ELベスト8、23/24季にリーグ2位&国内カップ戦制覇と名門を復活させた。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | アリソン・ベッカー | 31 | ブラジル | 191cm/右 | 28試合 | ・レッズの全能守護神 ・常に的確なポジショニングで四隅のシュートにも鋭く反応して驚異的なスーパーセーブを連発し、正確なロングフィードでサラーのゴールをアシストするなど攻撃面での貢献度も高い ・昨季は守備陣が不甲斐なかった中でも、唯一信頼できる最終ラインの砦として君臨し、リバプールで通算100クリーンシートを達成した | |
62 | クィービーン・ケレハー | 25 | アイルランド | 188cm/右 | 10試合 | ・下部組織出身のセカンドGK ・確かなセービング能力に加え、足下技術もあり、常に安定したパフォーマンスを見せる ・昨季はアリソンが安定したパフォーマンスを披露したことで、公式戦4試合の出場に留まった |
<DF>
2 | ジョー・ゴメス | 27 | イングランド | 188cm/右 | 32試合 | ・未完の大器 ・屈強なフィジカルながら、スピードを活かして広範囲をカバーでき、正確なロングフィードでサイドチェンジもお手の物 ・17歳でリバプールに完全移籍するなど将来を嘱望されたが、度重なるケガにより安定的にプレーできずにおり、成長の頭打ち感が否めない | |
4 | ファン・ダイク | 33 | オランダ | 193cm/右 | 36試合 (3) | ・最終ラインの絶対的支柱 ・スピードとパワーを兼備し、激しいデュエルでアタッカーを完全に抑え込み、最後尾からのパスと正確なフィードでビルドアップでの貢献度も高く、セットプレーではターゲットマンとして存在感を発揮する ・リバプール加入後には世界最高峰のCBとして名を馳せたが、膝靭帯断裂から復帰してからはキレが失われつつある ・今季からヘンダーソンに代わってキャプテンに就任 | |
5 | イブラヒマ・コナテ | 25 | フランス | 194cm/右 | 22試合 | ・フランス代表の怪物CB ・圧倒的なフィジカルと速さを活かして対人戦に滅法強く、即座にボールホルダーにプレスを仕掛けてピンチの芽を潰し、果敢な持ち運びで攻撃に厚みをもたらす ・RBライプツィヒ時代からケガの多さが課題で、昨季も度々離脱した | |
21 | コスタス・ツィミカス | 28 | ギリシャ | 179cm/左 | 13試合 | ・ギリシャ代表の控えSB ・巧みなボールコントロールとドリブルでサイドを突破すれば、鋭いクロスを供給してチャンスメイクする折り紙付きの攻撃性能が特徴 ・左SBの2番手だが、ロバートソンが不在の時にはその代役を全うする | |
26 | アンドリュー・ロバートソン | 30 | スコットランド | 178cm/左 | 23試合 (3) | ・世界最高峰の左SB ・抜群の運動量でオーダーラップを繰り返しつつ、的確なパスワークでビルドアップに貢献し、味方との連携による崩しや精密なクロスで左サイドから違いを創り出せば、守備にも全力を尽くすハードワーカー ・17/18季から不動の左SBとして270試合以上に出場して63Aを記録 ・スコットランド代表ではキャプテンを務める | |
66 | トレント・アレクサンダー=アーノルド | 25 | イングランド | 175cm/右 | 28試合 (3) | ・”黄金の右足”を持つ現代SBの申し子 ・正確無比の右足から繰り出すピンポイントクロスで違いを創り出すチャンスメーカーとして存在感を発揮し、強烈なミドルや直接FKも叩き込めるなどSBとしては抜群の攻撃性能を誇るが、守備対応には不安を残す ・昨季は3月まで2アシストと低調だったが、終盤の偽SB起用で新境地を開拓し、ラスト10試合で7アシストを量産した ・愛称は”TAA” | |
78 | ジャレル・クアンサー | 21 | イングランド | 190cm/右 | 17試合 (2) |
<MF>
3 | 遠藤 航 | 31 | 日本 | 178cm/右 | 29試合 (1) | ・日本が誇るデュエルキング ・鋭い読みと間合いでボールを奪い取れば、積極的に攻め上がて攻撃の起点作りからチャンスメイクも担い、強烈なミドルを決められるなど、豊富な運動量で攻守に存在感を発揮できる闘将 ・主将も務めたシュツットガルトでは、1部昇格と残留に貢献して”LEGEND”と称された ・今夏にファビーニョの後釜として約30億円の移籍金で4年契約を締結 | |
8 | ドミニク・ソボスライ | 23 | ハンガリー | 186cm/右 | 33試合 (3) | ・”ハンガリーの狙撃手” ・高精度のキックと広い視野の卓越したパスセンスで欧州屈指のゲームメイク力を誇り、バイタルエリアでは決定的なラストパスを繰り出すだけでなく、パンチ力十分の精密なミドルでゴールを奪え、FKやCKからでも違いを創り出せる ・昨季は守備時の動きを改善し、チャンスに絡む頻度がより増えたことで公式戦10G13Aと本領を発揮した ・今夏に約107億円の移籍金で完全移籍 | |
10 | アレクシス・マクアリスター | 25 | アルゼンチン | 176cm/右 | 30試合 (5) | ・”新たな心臓” ・豊富な運動量で中盤を幅広く動き回り、華麗なテクニックでボールを失わずにパスを散らして攻撃にリズムを生み出せば、機を見て果敢にゴール前に飛び出してフィニッシュに絡み、守備ではプレッシングとボール奪取もこなすなど、中盤の全ての任務を遂行できる稀有な存在 ・カタールW杯で主力として優勝に貢献し、ブライトンでも大黒柱として躍進を支え、昨季に約61億円の移籍金で完全移籍 | |
17 | カーティス・ジョーンズ | 23 | イングランド | 185cm/右 | 23試合 (1) | ・生え抜きの天才肌プレーメーカー ・足下のテクニックに優れ、スペースを見つければドリブルを積極的に仕掛けて強烈なミドルを放ち、守備時には強烈なプレスでボール奪取を狙う ・昨季前半はケガで出場機会が限られたが、終盤は11試合連続スタメン出場でブレイクを予感させた ・9歳でアカデミーに入り、17歳でプロデビュー | |
19 | ハービー・エリオット | 21 | イングランド | 170cm/左 | 34試合 (3) | ・”レッズの起爆剤” ・中盤と前線をダイナミックに駆け回り、アジリティーとクイックネスを活かしたドリブルを武器に、チャンスと見るや密集エリアを突破して局面を打開する ・16歳でプレミアデビューを果たすなど若くして完成度を誇り、昨季は公式戦46試合に出場と主力に定着した | |
38 | フラーフェンベルフ | 22 | オランダ | 190cm/右 | 26試合 (1) | ・”オランダのポグバ”と称されるセントラルMFの大器 ・長身に加えて、アヤックス仕込みのテクニック・スピード・フィジカルで攻守に存在感を放て、”蛇”の異名を持つ独特のドリブルで中盤に推進力を与えられる ・昨季はバイエルンで真価を発揮することができず、今夏に約61億円の移籍金で完全移籍 |
<FW>
7 | ルイス・ディアス | 27 | コロンビア | 180cm/右 | 37試合 (8) | ・破壊力抜群の怪物ドリブラー ・野性的なドリブルで強引に左サイドを突き破って鋭いカットインから強烈なシュートを突き刺すプレーが特徴で、守備時は全力でボール奪取に奔走するなど守備での貢献度も高い ・21/22季の途中に加入して即座にフィットしたが、昨季は膝のケガで半年ほど離脱してしまった | |
9 | ダルウィン・ヌニェス | 25 | ウルグアイ | 187cm/右 | 36試合 (11) | ・ウルグアイの新星ストライカー ・大柄ながらオープンスペースでも、狭いエリアでも違いを創り出せるスピード、アジリティー、クイックネス、泥臭さを兼ね備え、冷静に多彩なフィニッシュワークを決めて得点を量産する得点源 ・ベンフィカで大暴れすると、昨季に待望の点取り屋として約106億円の移籍金で加入し、公式戦15G4Aを記録したがチャンスを逃す場面が多かった ・第3節のニューカッスル戦で途中出場から2ゴールを奪って逆転勝利に導いた | |
11 | モハメド・サラー | 32 | エジプト | 175cm/左 | 32試合 (18) | ・”レッズの象徴” ・疾風のようなスピードでサイドを駆け上がれば、屈強なフィジカルでバランスを崩さずに、繊細なタッチと緩急を活かしたドリブルで狭いエリアを攻略し、無慈悲にゴールとアシストを量産する絶対的エースで、守備では自陣深くまで戻ってボール奪取に励む ・昨季はチームの苦戦をよそに怪我無く公式戦51試合に出場して30G16Aと孤軍奮闘した ・プレミアリーグで3度得点王に輝き、週給はクラブ史上最高 | |
14 | フェデリコ・キエーザ | 26 | イタリア | 175cm/右 | 33試合 (9) 【ユベントス】 | ・唯一無二の理不尽ドリブラー ・スピードが持ち味の切れ味鋭いドリブルを武器に独力でサイドから局面を打開するウインガーで、ペナルティーボックス内での決定力と勝負強さも魅力 ・父もプロサッカー選手でイタリア代表としてもプレー ・フィレンツェのインターナショナルスクールに通っていたことから英語が堪能 | |
18 | コーディ・ガクポ | 25 | オランダ | 189cm/右 | 35試合 (8) | ・W杯で名を馳せた万能アタッカー ・高さ、パワー、スピードの3拍子を兼ね備え、高速ドリブルによる縦突破とカットインで違いを創り出し、両足からゴールを奪えるフィニッシャーで、CFやセカンドトップなど複数の攻撃的ポジションで機能する ・昨季前半はPSVで14試合9G14Aと無双し、カタールW杯ではグループステージでの3戦連続ゴールで注目を浴び、冬に完全移籍すると直ぐにレギュラーに定着した | |
20 | ディオゴ・ジョッタ | 27 | ポルトガル | 178cm/右 | 21試合 (10) | ・勝負強い”動くアタッカー” ・決定力・機動力・献身性に富み、味方との連携やドリブルでチャンスを演出して、あらゆる形からゴールを奪える得点源で、前線の全てのポジションで先発でも途中出場でも結果を残す ・昨季はふくらはぎの負傷で前半戦は欠場したが、後半戦は6G3Aと結果を残した |
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