基本情報
創立 | 1878年 |
本拠地 | マンチェスター |
スタジアム | オールド・トラッフォード (収容人数 7万6212人) |
監督 | ルベン・アモリム |
オーナー | ジム・ラトクリフ |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | レッドデビルズ |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝20回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝3回】 【EL優勝3回】 | FAカップ 【優勝13回】 | カラバオ杯 【優勝6回】 | 監督 | |
19/20 | 3位 | EL/ベスト4 | ベスト4 | ベスト4 | スールシャール |
20/21 | 2位 | CL/グループステージ敗退 EL/準優勝 | ベスト8 | ベスト4 | スールシャール |
21/22 | 6位 | CL/ベスト16 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | スールシャール➡ ラングニック |
22/23 | 3位 | EL/ベスト4 | 準優勝 | 優勝 | テン・ハーフ |
23/24 | 8位 | CL/グループステージ敗退 | 優勝 | ベスト16 | テン・ハーフ |
問題多発で過去最悪の結果に 抜本的な改革で復活を期す
・昨季は、開幕前に理想を補強を行いながら、ホイルンドは得点不足、マウントは負傷離脱、オナナは致命的なミスを何度も犯すなど、3人の新戦力が期待を裏切り、その他にも主力の離脱が相次ぎ、サンチョやアントニーの私的なトラブルなどピッチ内外で問題が噴出したことで、CLはグループステージ敗退、プレミアリーグ創設以降でワーストの成績を記録するなど、散々たる結果に終わった。
・今夏には、新オーナーであるジム・ラトクリフからの信任を受けたテン・ハフは、余剰人員を大量に放出し、約350億円超の費やしてFWザークツィー、MFウガルテ、DFヨロ、デ・リフト、マズラウィを獲得。首脳陣が刷新され、指揮官が求めるタレントを揃えたことで常勝復活を期待されたが、開幕から個に依存した組織力のなさを露呈。連勝することなく取りこぼしを続け、黒星を喫した第10節ウェストハム戦の翌日にテン・ハーフは解任された。
監督
名前 | ルベン・アモリム |
生年月日 | 1985年1月27日 (39歳) |
国籍 | ポルトガル |
就任日 | 2024年11月 |
・”モウリーニョ2世”
・【3-4-3】をベースに、激しいミドルプレスからカウンターを仕掛ける連動性の高い戦術を構築する。両WBが高い位置を取ってサイドを切り裂くカウンターは破壊力抜群で、大量得点を奪って勝利を挙げる。モチベーターとしての評価も高い。
・現役時代は万能型MFとして活躍し、2度W杯に出場。
・19年9月にSCブラガのBチームの監督に就任し、わずか3カ月後に34歳でトップチームの監督に抜擢されて1ヶ月でリーグカップを制覇。その2カ月後に移籍金1000万€でスポルティングの指揮官に引き抜かれると、01/02季を最後にリーグ優勝から遠ざかっていたスポルティングを実質就任1年目でリーグ制覇に導くなど、在籍5年で2度のリーグ優勝を達成。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | ||
1 | アルタイ・バユンドゥル | 26 | トルコ | 198cm/右 | ー | ・クラブ初のトルコ人GK ・長身を活かしてゴールマウスに立ちはだかり、ビルドアップで貢献できる足下スキルに、最終ラインの裏をカバーできる機動力も兼ね備える ・19/20季からフェネルバフチェの守護神を担い、今夏に指揮官好みのセカンドGKとして約8億円の移籍金で完全移籍 | |
22 | トム・ヒートン | 38 | イングランド | 188cm/右 | ー | ・アカデミー出身の頼れるベテランGK ・レンタルと完全移籍を繰り返しながら、巡り巡って21年夏に帰還し、昨季はカラバオ杯で2試合に出場した ・バーンリーやアストン・ビラで正GKを務め、イングランド代表での出場経験もあるなど実力は確か | |
24 | アンドレ・オナナ | 28 | カメルーン | 190cm/右 | 38試合 | ・戦術の中核をなすカメルーン代表GK ・超人的な反射神経と猫のような俊敏な身のこなしでファインセーブを連発するビックセーバーながら、フィールドプレイヤー並みのボールスキルでリスクを恐れずにパスを繋ぎ、正確なフィードを供給できるなど攻撃の起点としても機能する・昨季はフリーで加入したインテルの正守護神としてCL準優勝に貢献し、今夏に総額85億円の移籍金で完全移籍 |
<DF>
2 | ヴィクトル・リンデロフ | 30 | スウェーデン | 187cm/右 | 19試合 (1) | ・スウェーデン代表の仕事人 ・カバーリング能力が高く、足元の技術にも定評があり、ビルドアップの質が高い ・昨季は十分な出場機会を得られていなかったが、出場すれば安定したパフォーマンスを披露し、終盤には9試合連続フル出場を果たした ・スウェーデン代表では主将を務める | |
3 | ノゼア・マズラウィ | 26 | モロッコ | 183cm/右 | 19試合 【バイエルン】 | ・アヤックス産の攻撃的SB ・細身ながら、繊細なボルタッチとしなやかな動きで相手を凌駕して右サイドを攻め上がるなど攻撃性能が高い ・カタールW杯ではモロッコ代表のベスト4進出に貢献も、クラブでは真価を発揮できず ・アヤックス時代にはテン・ハグから「プロの鑑」と称された | |
4 | マタイス・デ・リフト | 25 | オランダ | 189cm/右 | 22試合 (2) 【バイエルン】 | ・最終ラインの若き柱 ・積極果敢な守備対応で広範囲をカバーするが、並大抵のコンタクトでは微動だにせずにアタッカーを潰すなど、最終ラインでは壁として立ちはだかる ・アヤックス仕込みの足下スキルでパス精度も高く、推進力のあるドリブルで攻め上がることも ・総額110億円超の移籍金で加入すると入団1年目から卓越したリーダーシップを発揮し、一級品の安定感でウパメカノの相棒として最終ラインを支えた | |
5 | ハリー・マグワイア | 31 | イングランド | 194cm/右 | 22試合 (2) | ・悩めるイングランド代表CB ・体格を活かして空中戦に強く、攻守に渡って制空権を掌握するが、スピード不足と判断の悪さが課題で、軽率なプレーで失点に絡むことも多い ・19年夏にDF史上最高金額の8000万ポンドで移籍も、テン・ハグが就任してからは序列を下げ、今夏には主将を剥奪されて放出候補だったが残留 | |
6 | リサンドロ・マルティネス | 26 | アルゼンチン | 175cm/左 | 11試合 | ・アルゼンチン代表の”殺し屋” ・小柄ながらも闘争心と俊敏性を活かした激しいタックルで相手を潰し、アヤックス仕込みの正確なパス捌きで攻撃の組み合って役も担う ・昨季の加入当初は上背のないことを酷評されたが、アグレッシブな守備でその評価を覆した ・アヤックス時代の異名は「アムステルダムの殺し屋」 | |
12 | タイレル・マラシア | 25 | オランダ | 169cm/左 | ー | ・攻守両面でアグレッシブな左SB ・機動力と運動量を活かしてサイドで躍動しつつ偽SBとして中央でもプレーできるなど、攻撃に変化を加えられる ・昨季にテン・ハグ政権の補題第1号として加入し、公式戦39試合に出場も0G0Aと期待外れな結果に終わった ・背中にはライオンのタトゥー(オランダ代表の象徴)がある | |
15 | レニー・ヨロ | 18 | フランス | 190cm/右 | 32試合 (2) 【リール】 | ・ヴァランを彷彿とさせるCBの大器 ・俊敏でスピードがあり、1対1の対応もカバーリングも問題なく、ボールテクニックとビルドアップ能力も水準以上と、現代のCBに必要な資質を高次元で備える ・11歳からリールの下部組織で育ち、クラブ史上2番目の若さでプロデビューを飾ると、昨季はレギュラーに定着してリーグアンの年間ベスト11に選出され、今夏に約100億円の移籍金で完全移籍 | |
20 | ディオゴ・ダロト | 25 | ポルトガル | 183cm/右 | 36試合 (2) | ・育成の名門ポルトが産んだ右SBの逸材 ・ドリブル突破と両足から繰り出す高精度のクロスが魅力の攻撃的SBながら、エネルギッシュな守備など、攻守で安定した活躍できる ・昨季はワン=ビサカとのポジション争いを制して右SBの一番手を担ったが、終盤に奪い返された | |
23 | ルーク・ショー | 29 | イングランド | 178cm/右 | 12試合 | ・チーム最古参のイングランド代表SB ・内と外から積極的にビルドアップに絡み、左足から高精度のクロスを前線に供給してチャンスを演出し、屈強なフィジカルを活かして対人守備にも滅法強い ・昨季はテン・ハフ就任によって本来の姿を取り戻し、左SBの1番手を担いながらCBとしても活躍した | |
35 | ジョニー・エバンス | 36 | 北アイルランド | 188cm/両 | 23試合 | ・ファーガソン時代を知るベテランCB ・経験に裏打ちされた熟練のカバーリングやインターセプトが持ち味で、ロングフィードも上手い ・ユナイテッドのユース出身で、ファーガソン政権下で約200試合、レスターでは150試合以上に出場するなど経験豊富 ・短期契約でプレシーズンマッチに参加すると、指揮官から信頼を得て1年契約を締結 |
<MF>
7 | メイソン・マウント | 25 | イングランド | 181cm/右 | 14試合 (1) | ・”ファイナルサードの切り札” ・パス、ドリブル、シュート、プレッシングなど全てを高水準でこなし、積極的にボールに絡みながら高度なテクニックと俊敏性でプレスを搔い潜って最終局面で違いを創り出せ、肉弾戦やプレスも厭わない高い献身性も魅力 ・6歳の時からチェルシーに在籍し、2季連続でクラブMVPに選出されたこともあるが、昨季は不振を極めてキャリア最低の成績に終わった ・今夏に最大110億円の移籍金で完全移籍し、伝統の背番号「7」を背負う | |
8 | ブルーノ・フェルナンデス | 29 | ポルトガル | 179cm/右 | 35試合 (10) | ・”赤い悪魔の救世主” ・華麗なテクニックと創造性を備えた司令塔として、絶妙なタイミングでスルーパスを供給し、軽やかなドリブルからミドルを突き刺すなどラスト30mで真価を発揮し、守備時は自陣深くまで戻ってボール奪取に奔走する ・昨季はクラブの攻撃軸として14G15Aを記録し、代表戦を含めて70試合以上に出場した ・今季からマグワイアに代わって主将に就任 | |
14 | クリスティアン・エリクセン | 32 | デンマーク | 182cm/右 | 22試合 (1) | ・”デンマークの不死鳥” ・正確なパスワークで攻撃のリズムを刻み、ラスト30mでは鋭いスルーパスを供給して得点をお膳立てするチャンスメーカーで、ミドルやプレスキックも魅力 ・EURO2020での心停止から復活を遂げ、昨季は3列目で攻撃を組み立て役を担いながら多彩な役割をこなして公式戦10Aを記録 | |
18 | カゼミーロ | 32 | ブラジル | 185cm/右 | 25試合 (1) | ・”赤い悪魔の門番” ・強靭なフィジカルのタックルや鋭いスライディングでボールホルダーを潰すフィルター役として中盤の底に君臨し、パス供給能力も高く、時折強烈なミドルを放つ ・R・マドリーでCL3連覇を成し遂げるなど、勝者のメンタリティーを持ち合わせる ・昨季は第2節終了後に破格の条件で完全移籍すると、守備を引き締めつつ公式戦7G7Aと攻守でユナイテッドの復活を支えた | |
25 | マヌエル・ウガルテ | 23 | ウルグアイ | 188cm/右 | 25試合 【PSG】 | ・ウルグアイの狩人 ・優れた危機察知能力と強烈なタックルによるボール奪取が特徴の守備的MFで、パスワークも的確にこなしつつ機を見てドリブルで攻め上がるなど攻撃に厚みをもたらせる ・15歳の時にウルグアイの国内リーグでプロデビューを飾り、19歳でスポルティングに加入すると即座にスタメンに定着して2季連続公式戦40試合以上に出場とフル稼働し、今夏に約100億円の移籍金でPSGに完全移籍 | |
37 | コビー・メイヌー | 19 | イングランド | 175cm/右 | 24試合 (3) | ・イングランドのNEXTポグバ ・繊細なテクニックでボールを操り、ピッチを冷静に俯瞰しながらパスを散らして攻撃を組み立て、機を見て前線に顔を出すなど、創造性に溢れた期待の若手ミットフィルダー ・9歳でユナイテッドのアカデミーに入団し、23年1月のカラバオ杯:準々決勝でトップチームデビュー |
<FW>
9 | ラスムス・ホイルンド | 21 | デンマーク | 191cm/左 | 30試合 (10) | ・次世代を担う”NEXTハーランド” ・当たり負けしない屈強なフィジカルで前線の基準点となり、目の前にスペースを与えれば爆発的なスピードで相手DFを置き去りにし、ゴール前では高精度のシュート、クロス、パスを駆使するCFの大器で、相手の裏を突くプレーはハーランドを彷彿とさせる ・昨季はセリエA初挑戦ながら9G4Aと結果を残し、今夏に待望のCFとして約115億円の移籍金で完全移籍 | |
10 | マーカス・ラッシュフォード | 26 | イングランド | 185cm/右 | 33試合 (7) | ・復活を遂げた背番号「10」 ・抜群のスピードと緩急をつけたキレのあるドリブルによるサイド突破や裏抜けから、強烈なシュートを放って得点を量産するストライカー ・長らくスランプに苦しんでいたが、昨季はテン・ハグの下で復活を遂げ、キャリア初となる公式戦30ゴールの大台に乗せた | |
11 | ジョシュア・ザークツィー | 23 | オランダ | 193cm/右 | 34試合 (11) 【ボローニャ】 | ・オランダの天才CF ・高さと強さを兼ね備え、ドリブルで局面を打開できれば、様々な形でゴールに絡むだけでなく、前線に留まらずに頻繁にボールに触れて組み立てや崩しにも貢献できる高性能なアタッカー ・バイエルンの下部組織で育ったが、トップチームに定着出ずにボローニャに加入すると、昨季に眠れる才能を開花させてセリエA最優秀若手選手に選ばれ、今夏に約70億円で完全移籍 | |
16 | アマド・ディアロ | 22 | コートジボワール | 173cm/左 | 9試合 (1) | ・覚醒したコートジボワールの快足ウインガー ・緩急あるドリブルを仕掛けて相手の逆を突き、独力で守備陣を攻略すれば、振りの早い強烈なシュートを放つ ・アタランタの下部組織に見出され、21年1月に約51億円の移籍金で加入してELラウンド16でゴールを奪ったが、近年はレンタル移籍で修行を積み、昨季はチャンピオンシップで13G3Aと才能を開花させた | |
17 | アレハンドロ・ガルナチョ | 20 | アルゼンチン | 180cm/右 | 36試合 (7) | ・マドリード生まれの快速ウインガー ・スピードに乗った足に吸い付くようなドリブルでスペースを切り裂き、わずかなすき間からでもシュートを狙うなど、独力で局面を打開でき、逆足のシュート精度も高い ・加速度的に成長を遂げ、昨季はプレミア初ゴールを奪い、6月にはA代表デビューを飾った ・アイドルはC・ロナウド | |
21 | アントニー | 24 | ブラジル | 172cm/左 | 29試合 (1) | ・超絶技巧の逆足ウインガー ・ネイマールに匹敵するトリッキーなドリブルで相手を翻弄すれば、カットインからシュートを放ってゴールを脅かし、守備時もハードワークを怠らない ・昨季に132億円の移籍金で加入も、公式戦8ゴールと物足りない結果に終わった |
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