基本情報
創立 | 1927年 |
本拠地 | ローマ |
スタジアム | スタディオ・オリンピコ (収容人数 7万634人) |
監督 | クラウド・ラニエリ |
オーナー | ダン・フリードキン |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ジャッロロッソ (黄と赤) ラ・マジカ (魔術師) ラ・ルーパ (狼) |
<過去5シーズンの成績>
セリエA 【優勝3回】 | 欧州カップ戦 【UEFAカップ1回】 【ECL1回】 | コッパ・イタリア 【優勝9回】 | 監督 | |
19/20 | 5位 | EL/ベスト16 | ベスト8 | フォンセカ |
20/21 | 7位 | EL/ベスト4 | ベスト16 | フォンセカ |
21/22 | 6位 | ECL/優勝 | ベスト8 | モウリーニョ |
22/23 | 6位 | EL/準優勝 | ベスト8 | モウリーニョ |
23/24 | 6位 | EL/ベスト4 | ベスト8 | モウリーニョ➡ デ・ロッシ |
<概要>
大きな期待を受けて船出も 電撃解任で混迷を極める
・今夏には、昨シーズン途中に就任したデ・ロッシと3年契約を締結。高年俸のタレントを放出し、21年夏以来となる140億円超の移籍金を投じ、FWドフビク、スーレ、MFル・フィ、サーレマーケルス、DFフンメルス、エルモソを獲得。クラブのレジェンドが率いる新体制の下でトップ4入りを期待されたが、4節終了時点で3分1敗と出遅れると、クラブの経営陣は指揮官の電撃解任を決断。しかし、後任を託されたイバン・ユリッチもチームを立て直すことができずに12節終了後に退任し、過去に2度チームを指揮したラニエリを招聘した。
監督
名前 | クラウド・ラニエリ |
生年月日 | 1951年10月20日 (73歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2024年11月 |
<人物紹介>
・復帰した百戦錬磨の老将
・昨季に監督業を引退も、混迷を極める古巣の指揮官に通算3度目の就任。
・相手に応じてシステムを使い分け、受け身の姿勢からのカウンター、クロス、セットプレーといった古典的な手法で勝点をもぎ取る。限られた戦力で一定の結果の残す手腕と、無名タレントの才能を開花させる名伯楽として評価される。
・36年の監督キャリアで、ナポリ、チェルシー、ユベントスといった強豪クラブを含め、5か国で計18クラブを率い、15/16季にレスターでプレミア制覇を成し遂げた実績を誇る。昨季に、始めて監督を務めたカリアリで昇格&残留を置き土産に引退を表明。
・現役は、ASローマでプロデビューを飾り、セリエA、Bで合計300試合に出場。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
89 | レナト・マリン | 18 | イタリア | 193cm/左 | 33試合 【ASローマ U-19】 | ||
98 | マシュー・ライアン | 32 | オーストラリア | 184cm/右 | 29試合 【AZ】 | ||
99 | ミル・スビラール | 25 | セルビア | 189cm/右 | 15試合 | ・カーリーヘアが特徴の次期正GK候補 ・ベルギー生まれで、アンデルレヒトの下部組織で育成されながらU-15~21べルギー代表にも召集され、5年在籍したベンフィカでは守護神の座を掴むことができなかった ・昨季にバックアッパーとして加入し、セリアAデビューを果たした35節のボローニャ戦ではクリーンシートを記録 ・父は元ユーゴスラビア代表GKで、A代表はセルビア代表を選択 |
<DF>
3 | アンヘリーニョ | 27 | スペイン | 171cm/左 | 8試合 【ガラタサライ】 16試合 【ASローマ】 | ||
5 | エヴァン・エンディカ | 25 | フランス | 192cm/左 | 25試合 | ・経験豊富な若きCBの大器 ・優れた危機察知能力で果敢に前に出て長い脚を活かした高いボール奪取力を誇る守備が特徴で、時折見せる攻撃参加でアクセントを加え、セットプレーでは得点源として機能する ・5シーズンに渡ってフランクフルトの主力として182試合に出場し、今夏にフリーで5年契約を締結 | |
12 | サウド・アブドゥルハミド | 25 | サウジアラビア | 171cm/右 | 32試合 (3) 【アル・ヒラル】 | ||
15 | マッツ・フンメルス | 35 | ドイツ | 191cm/右 | 25試合 (3) 【ドルトムント】 | ・最終ラインを統率する経験豊富なDFリーダー ・試合の流れを見極めた的確なポジショニングや、絶妙なタイミングでのタックルなど守備スキルは職人の域を誇り、空中戦の強さと絶妙なフィードは今なおブンデス屈指 ・昨季は頼もしいベテランとしてチームにいい意味で緊張感をもたらした ・10/11、11/12季にブンデス2連覇を達成したメンバーの一人 | |
19 | ゼキ・チェリク | 27 | トルコ | 180cm/右 | 17試合 | ・攻撃力が持ち味のトルコ代表SB ・独力でのドリブル突破や周囲との連携など多彩な攻撃パターンでサイドを切り崩し、精度の高いクロスやパスでチャンスを演出する高い攻撃性能を誇るサイドバック ・リーグアン時代はスペースカバーに間に合わないなど守備に課題があったが、冷静な対応でセリエAに順応し、昨季はカルスドルプとのポジション争いを制して公式戦34試合に出場 | |
22 | マリオ・エルモソ | 29 | スペイン | 184cm/左 | 31試合 【アトレティコ・マドリー】 | ・格別の対人能力を誇るスペイン人CB ・ボールを奪い切る守備だけでなく、ストライカーに身体を当てて思い通りのプレーをさせない賢さや、ハイボールに対する落下点の予測で相手を上回り、正確な左足を武器に後方の繋ぎ役としてポゼッションの質を高める ・昨季後半戦から3バックの一角を託されるとビルドアップの起点として存在感を放った ・マドリードにある寿司店 「寅」のオーナーを務めている | |
23 | ジャンルカ・マンチーニ | 28 | イタリア | 190cm/右 | 36試合 (4) | ・最終ラインの”暴君” ・球際の厳しさや激しいタックルといったアグレッシブな守備で毎シーズン15枚以上のイエローカードを受ける気性の荒いCBで、正確な右足から繰り出すパスやフィードで攻撃の起点にもなれる ・副キャプテンを務めるなどリーダーシップも兼ね備え、将来のキャプテン候補でもある | |
26 | サミュエル・ダール | 21 | スウェーデン | 174cm/左 | 15試合 【スウェーデン1部】 |
<MF>
4 | ブライアン・クリスタンテ | 29 | イタリア | 186cm/右 | 37試合 (3) | ・頼れるローマの”頭脳” ・テクニック、ビジョン、フィジカルの三拍子を揃った大型セントラルMFとして知られ、CBも務められる守備力で中盤底を管理すれば、ビルドアップ時には繋ぎ役を担いつつゴール前ではセカンドストライカーとして強烈なミドルを繰り出す ・毎シーズン50試合弱に出場しながら毎試合広範囲を走り回り、副キャプテンとしてピッチ内外でまとめ役を担う | |
7 | ロレンツォ・ペッレグリーニ | 28 | イタリア | 186cm/右 | 29試合 (8) | ・生え抜きのカピターノ ・確かなテクニックと冷静かつ素早い判断力で攻撃を統率する司令塔で、セットプレーでは正確なキックでゴールを脅かし、豊富な運動量を活かして守備も一切サボらずにチームを支える ・初代王者となった21/22ECLでMVPに選ばれた ・9歳からASローマに在籍し、トッティ、デ・ロッシの系譜を引き継ぐ主将としてピッチの内外でチームメイトを引っ張る | |
16 | レアンドロ・パレデス | 30 | アルゼンチン | 180cm/右 | 34試合 (3) | ・攻守の繋ぎ役を担うレジスタ ・中盤の底を主戦場に正確なパス捌きで攻撃を司り、守備もハイレベルでこなすなど中盤の質を上げる貴重な存在 ・昨夏の移籍市場最終盤に買い取りオプション付きでユベントスにレンタル移籍も、アッレグリがベタ引き戦術にを採用したことで本領を発揮することができずにロカテッリの後塵を拝した ・今夏に約6億円の移籍金で、7季ぶりに帰還 | |
17 | マヌ・コネ | 23 | フランス | 185cm/右 | 22試合 (1) 【ボルシアMG】 | ||
28 | エンゾ・ル・フェ | 24 | フランス | 173cm/右 | 25試合 【レンヌ】 | ||
56 | アレクシス・サーレマーケルス | 25 | ベルギー | 180cm/右 | 30試合 (4) 【ボローニャ】 | ・ベルギー代表ウインガー ・緩急をつけたドリブルや神出鬼没なフリーランを武器に、アタッキングサードでチャンスを演出するジョーカー役として存在感を発揮し、守備でも高いプレス強度を誇る ・21/22季にはリーグ戦でチーム最多タイの36試合に出場して優勝に貢献も、昨季はスタメンよりも途中出場が多かった ・アンデルレヒト時代からプロ初の背番号である”56”を一貫して着用 | |
59 | ニコラ・ザレフスキ | 22 | ポーランド | 175cm/両 | 22試合 | ・アカデミー産のヤングテクニシャン ・小柄ながらクイックネスとアジリティーを活かした突破力、サイドをカバーできる運動量が特徴で、ドリブルとスルーパスで攻撃を活性化させる ・本来はウイングだったがモウリーニョの指導で左WBにコンバートされたことでブレイクを遂げ、昨季は公式戦47試合に出場した ・イタリア生まれだがポーランド代表を選択 ・憧れはペッレグリーニ | |
61 | ニッコロ・ピジッリ | 20 | イタリア | 180cm/右 | 1試合 |
<FW>
11 | アルテム・ドフビク | 27 | ウクライナ | 189cm/左 | 36試合 (24) 【ジローナ】 | ・ウクライナの点取り屋 ・大柄なフィジカルで前線の基準点となり、相手DFに寄せられても馬力のあるドリブルでゴールに迫って冷静にフィニッシュを決める ・モルドバやデンマークでプレーし、21/22季に母国リーグで14G5A、22/23季には24G6Aで得点王に輝くと、今夏に約12億円の移籍金で完全移籍 | |
14 | エルドル・ショムロドフ | 29 | ウズベキスタン | 190cm/右 | 22試合 (3) 【カリアリ】 | ||
18 | マティアス・スーレ | 21 | アルゼンチン | 182cm/左 | 36試合 (11) 【フロジノーネ】 | ||
21 | パウロ・ディバラ | 30 | アルゼンチン | 177cm/左 | 28試合 (13) | ・”唯一無二の創造主” ・繊細なテクニックとドリブルで敵を翻弄し、魔法の左足から繰り出すパスやシュートなど独力でチャンスを創り出せる攻撃センスの塊 ・昨季に7年在籍したユヴェントスを契約満了で退団し、モウリーニョに誘われて加入すると、チームの絶対的な主役として公式戦18G8Aと輝きを取り戻した ・愛称は”宝石” | |
35 | トンマーゾ・バルダンツィ | 21 | イタリア | 176cm/左 | 14試合 (2) 【エンポリ】 13試合 【ASローマ】 | ||
92 | エル・シャーラウィ | 31 | イタリア | 178cm/右 | 33試合 (3) | ・スーパーサブのスピードスター ・スピードとテクニックを織り交ぜたドリブルで左サイドを切り崩し、カットインで中央に侵入してからのシュートが特徴で、逆サイドからのクロスにもダイナミックに合わせる ・計7シーズン在籍するローマでは、毎シーズン安定して10ゴール以上に関与し、昨季も途中出場が中心ながら9G4Aと結果を残した ・父親はエジプト人 |
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