【無料選手名鑑】ACミラン【2022/23 チーム/選手/監督紹介】

セリエA
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基本情報

創立1899年
本拠地ミラノ
スタジアムスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
【通称:サン・シーロ】

(収容人数 8万18人)
監督ステファノ・ピオリ
オーナーレッドバード・キャピタル
公式サイトHP twitter Youtube
愛称ロッソネロ(赤黒)
ロッソネーリ
ディアボロ(悪魔)

<過去5シーズンの成績>

セリエA
【優勝19回】
欧州カップ戦
【CL優勝7回】
コッパ・イタリア
【優勝5回】
監督
17/186位EL/ベスト16準優勝モンテッラ➡
ガッドゥーゾ
18/195位EL/GS敗退ベスト4ガッドゥーゾ
19/206位ベスト4ジャンパオリ➡
ピオーリ
20/212位EL/ベスト16ベスト8ピオーリ
21/22優勝CL/GS敗退ベスト4ピオーリ
概要

復活を遂げた若きロッソネーリ ”悪魔の哲学”で欧州での栄光を再び

・攻守に高いインテンシティーを誇る戦術で「観客を楽しませながら勝つ」という”悪魔の哲学”を体現し、11年ぶりとなるスクデット獲得で長らく続いた”低迷と無冠の時代”に終わりを告げたロッソネーリ。オフには経営権の譲渡によりマルディーニTDとの契約更新がズレ込んだことで移籍市場では出遅れたが、”持続可能な成長を目指す”という経営方針の下、デ・ケテラーレ、アドリ、ブランクス、チャウといった高いポテンシャルを秘める若手タレントを獲得。昨季のスタイルを継続しつつセリエA王者として22/23シーズンに臨む悪魔軍団は、質と量の両面でセリエA連覇&CLベスト16進出を目指せるだけの分厚いスカッドを築いた

・序盤からメニャン、レビッチなどケガ人が続出したが、ミラノ・ダービーを制するなど着実に勝ち点を重ね、リーグ戦を独走するナポリに次ぐ2位、CLでは9シーズンぶりとなるベスト16進出を果たしてW杯中断期間を迎えた。しかし中断明けコッパ・イタリア:ラウンド16のトリノ戦で延長の末に敗れると、そこから直近5試合で1分4敗(15失点)と失速し、戦術の機能不全と守護神メニャン不在による守備崩壊を顕在化させた。そのため、ピオリは守備の安定を図って3バックを採用し、CLラウンド16ではトッテナムを破るなど一時は復調したが、今度は8試合で複数得点がわずか1試合と得点力の低下に直面した。そこで4バックに回帰して臨んだ第28節ナポリ戦では4-0と圧勝し、CL準々決勝でも競り勝って06/07シーズン以来のベスト4進出を果たした。来季のCL出場権獲得が第一目標となった今、苦戦を強いられるセリエAでトップ4入り、もしくは強敵を打ち破ってのCL制覇というハードな二正面作戦を遂行するためにも、選手・監督・ミラニスタの底力が試される。

監督

名前ステファノ・ピオリ
生年月日1965年10月20日 (57歳)
国籍イタリア
就任日2019年10月

・ロッソネーリを再建した”ノーマルワンの智将”

・就任当初の期待値は低かったが、個性を最大限に活かす戦術と若手選手をブレイクさせる育成手腕によってミランを右肩上がりに成長させ、昨季に監督キャリア20年目にして初のタイトルを獲得した。

・監督キャリアを通じて【4-2-3-1】を重用。左右SBが敵陣まで侵入してインサイドMFのように振る舞い、流動的なポジショニングを駆使しながら人数をかけて前方のスペースを攻略していく縦志向の強い攻撃。ハイラインを軸に前線から積極的なプレスを仕掛けて相手を翻弄し、アグレッシブなミドルプレスにより中盤でボールを奪取する守備といった、セリエA屈指の攻守にダイナミックなハイプレスサッカーをミランに浸透させた。

”人格者”としてグループをまとめて固い結束をもたらすなど人心掌握術に富み、チームに明確なアイデンティティと王者に相応しい自信を植え付けた。”ダビデの悲劇”以降、選手の個性とメンタルの理解に励み、全員に平等に接することで信頼を深める。

・現役時代はCBとしてユヴェントス、ヴェローナ、フィオレンティーナなどでプレーし、セリエAで通算200試合以上に出場。84/85ヨーロッパカップ(現UCL)、85/86セリエAのタイトルを獲得した。

・1999年にボローニャU-19で監督キャリアを始め、2003年にサレルニターナ(当時セリエB)でトップチームの監督としてデビューを果たす。その後はパルマ、サッスオーロ、ボローニャ、ラツィオ、インテル、フィオレンティーナで監督を歴任したもタイトルの獲得はなかった。

・幼少期から一家揃ってインテリスタ。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
GKアンドレアス・ユングダルミランU-19
デビス・バスケスコロンビア47万 €
DFマリック・チャウシャルケ700万 €
セルジーノ・デストバルセロナ
MFシャルル・デ・ケテラーレクラブ・ブリュージュ3200万 €
ヤシン・アドリボルドー800万 €
アステル・ヴランクスヴォルフスブルク200万 €
(レンタル料)
トンマーゾ・ポベガトリノ
FWディボック・オリジリヴァプール

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
DFアレッシオ・ロマニョーリラツィオ
ルカ・スタンガレッコ
MFフランク・ケシエバルセロナ
FWサム・カスティジェホバレンシア
ダニエル・マルディーニスペツィア
エミル・ロバックノアシェラン
マルコ・ラゼティッチSCRアルタッハ

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/利き足昨季成績
(得点)
1チプリアン・タタルシャヌ36ルーマニア198cm/右6試合・元ルーマニア代表の第2GK
・198㎝の長身と腕の長さを活かしてハイボール処理に長け、軌道の低いシュートにも堅実に反応する
・バックアッパーとしてメニャンが負傷離脱した際はスタメンを張り、クオリティーでは劣るが好セーブを見せる
・ルーマニア代表では長らく正守護神を務め、20年秋に代表を引退した
16マイク・メニャン27フランス191cm/右32試合・ロッソネーリとレ・ブルーの正守護神
・ドンナルンマの後釜として昨季に加入すると1年目から5大リーグ最高のセーブ率(81.2%)を記録し、セリエA最優秀GKに選ばれるなど攻守に渡ってチームのスクデット獲得に貢献した
・超人レベルの反射神経で失点を幾度も防ぎ、高さと出だしの良さで相手のクロスを無効化する
・足技と戦術眼を武器にビルドアップの核となり、左右両足から繰り出す正確なフィードでクラブ内最優秀アシスト賞にも選ばれた
・驚異的なセーブを連発することから”マジックマイク”の異名を持つ
77デビス・バスケス25コロンビア195cm/右25試合
【グアラニ】
・冬に加入したコロンビア人GK
・鋭い反射神経で至近距離からのシュートに反応し、セービング前後の動作も冷静かつ機敏で、足下の技術にも自信をのぞかせる
・20年にグアラ二(パラグアイ)でデビューすると22年には正守護神となり、メニャンの回復遅れとタタルシャヌのクオリティー不足を受けて冬に47万ユーロの移籍金で加入
83アントニオ・ミランテ39イタリア193cm/右・セリエAを渡り歩くベテランGK
・長身のゴールキーパーでハイボールに強く、足下のボール扱いにも長ける
・サンプドリア、パルマ、ボローニャ、ローマなどでプレーし、セリエA通算350試合の出場を誇るなど十分な実績と経験を誇る
・21年10月にフリーだったことで、メニャンの離脱でGK不足だったミランに加入したも出場は無し
・冷静沈着で控え目な性格

<DF>

2ダヴィデ・カラブリア26イタリア177cm/右26試合
(2)
・生え抜きのカピターノ
・右SBとしてスプリントを繰り替えながらも手堅い守備対応を見せれば、インサイドレーンへの侵入からフィニッシュに絡むなど、攻守にエネルギッシュなプレーで躍動する
・11歳からミランの下部組織に在籍し、クラブの低迷期を支えながらスクデット奪還に貢献した
・ロマニョーリが抜けた今季から主将を務める
5フォデ・バロ・トゥーレ26セネガル182cm/左10試合・PSGアカデミー産の左SB
・力強いドリブルと正確なクロスを武器にした高い攻撃力が売り
・加入1年目の昨季は守備の脆さと中途半端なプレーで指揮官の信頼を得られず、後半戦での出場はわずか4分だった
・10月のエンポリ戦では後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を決めた
19テオ・エルナンデス25フランス184cm/左32試合
(5)
・抜群の破壊力を誇る”ミランの左翼”
・スピードに乗ったら誰にも止められない切れ味抜群のドリブルで守備陣を引き裂く欧州屈指の攻撃的SBで、サイドから一級品のクロスを繰り出してアシストすれば、独力でゴールも奪える
・不動の左SBとしてミラン復活の立役者となり、レ・ブルーにもすっかり定着した
・昨季37節の95m超独走ゴールでセリエA最優秀ゴール賞を受賞
20ピエール・カルル22フランス179cm/右28試合
(1)
・若くして最終ラインを支える逸材DF
・DFとしては小柄ながら卓越したスピードでハイラインの裏をカバーしながら、知性を活かしたポジショニングと激しい対応で相手アタッカーと渡り合い、確かな足下スキルで攻守に貢献する
・20年に48万ユーロでリヨンから加入し、昨季当初は両SBで機能したが長期離脱したケアーに代わるCBとして起用されると一躍不動の存在に
・東京オリンピックにフランス代表として参加
21セルジーノ・デスト22アメリカ171cm/右21試合
【バルセロナ】
・名門育ちの攻撃的SB
・アヤックス仕込みのボールテクニックを駆使したスピーディーな仕掛けで攻撃のリズムを生み出し、右サイドからでも中央からでも好機を演出する
・ウイングや左SBでも起用できる
・フロレンツィの負傷を受けて移籍市場最終日にレンタル移籍で緊急加入も苦戦
・生まれも育ちもオランダだがアメリカ代表を選択
23フィカヨ・トモリ25イングランド185cm/右31試合・最終ラインを統率する現代的CB
・抜群の速さを武器に広範囲をカバーするスプリンターで、空中戦にも強く、カルルとのコンビで堅守を築いてミランのハイライン戦術を支える
・20/21シーズンの冬にCB陣のバックアッパーとしてチェルシーからレンタル加入も戦術面が磨かれたことでブレイクを遂げ、昨季はミランのスクデット制覇に貢献し、今ではその存在の有無がチームの結果を左右するほど必要不可欠な存在に
24シモン・ケアー33デンマーク188cm/右11試合・寡黙なミランの精神的支柱
・経験に裏打ちされた老獪かつ冷静沈着なプレーで相手FWと渡り合い、空中戦やフィジカルを活かして対人守備にも強い
・昨季は開幕からキャリアハイのパフォーマンスを見せていたが、十字靱帯断裂の大ケガにより後半戦を全休した
・優れたキャプテンシーを持った頼れるリーダーで、ピッチ内外で抜群の存在感を放つ
25アレッサンドロ・
フロレンツィ
31イタリア173cm/右24試合
(2)
・右サイドのスペシャリスト
・両サイドや2列目で忠実にタスクを遂行できる器用なユーティリティー選手で、ドリブル突破・フリーラン・献身的なプレーなどで攻守を活性化させる
・ベンチでチームを鼓舞する姿も印象的
・昨季にレンタル加入し、夏に完全移籍したが左ハムストリングの大ケガで半年離脱
28マリック・チャウ21ドイツ194cm/右31試合
(2)
【シャルケ】
・”Nextマティプ”と期待される大器のシャルケ産CB
・長身かつ屈強なフィジカルを誇り、地上戦でも空中戦でも1対1に非常に強く、ヘディングも得意でボール扱いも上手い
・昨季は板倉とペアを組んでシャルケの一部昇格に貢献し、今季序盤は吉田ともペアを組んだが、将来性を買われてミランに完全移籍
46マッテオ・ガッビア23イタリア188cm/右8試合・アカデミー産の有望CB
・元々は守備的MFだったことからボール奪取力とゲームメイク力があり、ミランデビュー当初から若手とは思えないほどの落ち着きを見せていた
・12年から下部組織で育成され、18/19シーズにルッケーゼ(当時セリエC)で武者修行も、帰還した後は3シーズンで25試合の出場に留まる
・10月のディナモ・ザグレブ戦ではCL初ゴールを記録した

<MF>

4イスマエル・ベナセル25アルジェリア175cm/左31試合
(2)
・ロッソネーリの小柄な司令塔
・左足から正確なパスを散らして攻撃にアクセントを加えるプレーメーカーで、広範囲をカバーしながら激しいプレスでボールを奪うなど守備も献身的
・複数のメガクラブに関心を寄せられる中で1月に契約を27年まで延長したが、代役の確保は必須
7ヤシン・アドリ22フランス186cm/右36試合
(1)
【ボルドー】
・将来を嘱望されるフランスの若き司令塔
・高いキック精度を活かしたサイドチェンジや、危険なスペースを狙うスルーパスで違いを創り出すなど、ラスト30mで崩しと仕掛けのクオリティーを高められる技巧派MF
・PSGのアカデミー出身で、21年夏にミランに完全移籍も引き続きボルドーでプレーして1G8Aと攻撃を牽引した
・勤勉な性格で、昨季はミランの全試合を視聴
8サンドロ・トナーリ22イタリア181cm/右36試合
(5)
・ロッソネーリの”若きシンボル”
・リーグ屈指の正確な長短のパスで攻撃を統率し、タイミングの良い攻め上がりでフィニッシュに絡めば、球際の激しい守備など、攻守のキーマンとして中盤に君臨するレジスタ
・加入2年目の昨季は闘争心に技術や戦術眼も身に付けるなど大きく才能を開花させ、一躍チームのリーダー格に成長した
・幼少期から生粋のミラニスタで、移籍するために減俸を受け入れた
10ブラヒム・ディアス23スペイン171cm/両31試合
(3)
・背番号”10”を背負う小柄なテクニシャン
・体の線は細いが非常に正確なボールコントロールのドリブルで中盤の密集やサイドを突破してボールを運び、正確なラストパスでチャンスを演出する
・レアルからレンタル移籍して3年目となる今季はライバル加入で尻に火が付いたのか、トップ下で存在感を放って攻撃陣を牽引し、CLラウンド16では決勝ゴールを決めた
14ティエムエ・バカヨコ28フランス189cm/右14試合・レンタル契約2年目のボールハンター
・大柄ながらスピードと豊富な運動量を活かして中盤でボールを回収し、攻撃面でも貢献できる守備的MF
・昨季に2年のレンタル契約で2年ぶりに復帰も先発出場は5試合に留まり、今季もベンチを温めて2月まで出場機会が無かった
32トンマーゾ・ポベガ23イタリア188cm/両33試合
(4)
【トリノ】
・アカデミー産の大型MF
・自ら力強い守備でボールを奪って攻撃の組み立てにも貢献すれば、前線に顔を出してゴールを決めるなど攻守でバンスに優れる
・4年間セリエC・B・Aで武者修行に励んで経験を積み、昨季はトリノでフル稼働&アッズーリにも召集されてデビューも果たした
33ラデ・クルニッチ29ボスニア・
ヘルツェゴビナ
184cm/右28試合・過少評価される便利屋
・パスを散らして攻撃を組み立て、前線にも顔を出し、激しいプレスで守備にも奔走するMF
・中盤全てのポジションとサイドをこなせ、先発でも途中出場でも献身的にプレーするなどバックアッパーとして貴重な存在
40アステル・ブランクス20ベルギー183cm/右24試合
(2)
【ヴォルフスブルグ】
・ベルギー産の逸材MF
・大柄なフィジカルを活かしてボールを刈り取れば、相手のプレスを機敏にかわし、視野の広さと優れたビジョンに基づいたパス供給でゲームメイクもこなす
・飛び級でU-19ベルギー代表に召集され、17歳でメヘレン(べルギー2部)のレギュラーを掴み取り、ブンデスリーガでも1年目から難なくプレーした
・ケシエの後継者候補として夏に1年契約でレンタル移籍
56アレクシス・サーレマーケルス23ベルギー180cm/右36試合
(1)
・替えの効かないベルギー代表ウインガー
・緩急をつけたドリブルや神出鬼没なフリーランを武器に、アタッキングサードでチャンスを演出するジョーカー役として存在感を発揮し、守備でも高いプレス強度を誇る
・昨季リーグ戦でチーム最多タイの36試合に出場して優勝に貢献も、今季は靱帯断裂によりカタールW杯出場を逃した
・アンデルレヒト時代からプロ初の背番号である”56”を一貫して着用

<FW>

9オリヴィエ・ジルー36フランス192cm/左29試合
(11)
・いぶし銀のフィニッシャー
・ターゲットマンとなる屈強なCFで、ポストプレーで前線の起点となれば、華麗かつ豪快なシュートで得点を量産する決定力が魅力で、重要なゲームでゴールを決める勝負強さも備える
・イブラヒモビッチに代わるストライカーとして加入1年目からチーム最多タイの11得点を記録
・カタールW杯ではアンリを抜いてフランス代表の歴代最多ゴール記録を更新
11ズラタン・イブラヒモビッチ41スウェーデン195cm/右23試合
(8)
・”サン・シーロの皇帝”
・常時出場は厳しいが、圧倒的な実力と実績に裏打ちされた唯一無二のカリスマ性でミラン復活の原動力となり、ケガで出場できなくともチームに帯同して周囲を活気づける絶対的なリーダー
・相次ぐケガに悩まされながら100分に1ゴールのペースで得点に関与するなどその決定力は健在で、オフには契約を1年延長した
12アンテ・レビッチ29クロアチア185cm/右24試合
(2)
・クロアチアの万能FW
・強引にシュートに持ち込む屈強なアタッカーで、前線ならどこでもこなせるなど戦術理解度も高く、出場すれば攻守で常時全力を尽くす
・ミランに移籍してから公式戦では2季連続15得点以上に関与していたが、昨季はケガとレオンの台頭により入団3年目にして最悪の成績に終わった
・EURO2020後の監督批判によりクロアチア代表では召集外が続く
17ラファエル・レオン23ポルトガル188cm/右34試合
(11)
・次世代を担う”韋駄天ストライカー”
・大柄ながら密集を難なく突破するテクニック、一瞬で相手を置き去りにする爆発的スピード、両足から放たれる決定力抜群のシュートで敵守備陣を蹂躙する”ロッソネーリの核”
・昨季後半戦は左サイドをドリブルで無双し、チーム最多の11ゴール・10アシストを記録してセリエAのシーズンMVPに選ばれた
・契約が来夏に迫っていることからミラン側は契約延長を模索しているが、プレミア方面やPSGからも関心を寄せられ、移籍金は1億ユーロ付近に設定されている模様
27ディボック・オリギ27ベルギー189cm/右7試合
(3)
【リヴァプール】
・勝負強いストライカー
・前線での質の高い動きと独力で局面を打開するプレーが持ち味のCFで、ウインガーとしても起用できるなど攻撃の選択肢を増やす貴重なタレント
・リヴァプールでは控えに甘んじながら途中出場からでも意外性を発揮して結果を残し、今季にイブラに代わる得点源として移籍金ゼロで加入
・継続性の欠如が課題
30ジュニオール・メシアス31ブラジル174cm/左26試合
(5)
・アマチュアから成り上がったブラジル人FW
・右ウイングを主戦場に小刻みなドリブルで縦突破とカットインを使い分け、シュートとクロスを繰り出して得点に結びつける
・2011年に労働者としてイタリアに移住し、冷蔵庫の配達をしながらペルー人コミュニティーのサッカーチームでプレーしている所を元トリノ監督に見出されて15年にASカザーレ(イタリア5部)に入団
・昨季に名門ミランのメンバーに上り詰めると、公式戦6G3Aと結果を残し、CLでもゴールを挙げた
90シャルル・デ・ケテラーレ21ベルギー192cm/左39試合
(14)
【クラブ・ブリュージュ】
・ベルギーの赤い貴公子
・アタッキングサードでのエレガントかつ創造性あふれるプレーが魅力で、一級品のパスと戦術眼で味方を活かしつつ個人技でも得点を奪えるなど、高い攻撃センスを誇る次世代のエース候補
・ブリュージュでは”デ・ブルイネの後継者”と目され、夏に移籍金3200万€を払い鳴り物入りで加入も、適応に苦しみ真価を発揮できずにいる
・愛称は”CDK”

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