【無料選手名鑑】SSCナポリ【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

セリエA
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基本情報

創立1926年
本拠地ナポリ
スタジアムスタディオ・ディエゴ・
アルマンド・マラドーナ
(収容人数 6万240人)
監督リュディ・ガルシア
会長アウレリオ・デ・ラウレンティス
公式サイトHP twitter Youtube
愛称アッヅーリ
パルテノペイ

<過去5シーズンの成績>

セリエA
【優勝3回】
欧州カップ戦
【UEFAカップ1回】
コッパ・イタリア
【優勝6回】
監督
18/192位CL/グループステージ敗退
EL/ベスト8
ベスト8アンチェロッティ
19/207位CL/ベスト16優勝アンチェロッティ➡
ガットゥーゾ
20/215位EL/ベスト32ベスト4ガットゥーゾ
21/223位EL/決勝プレーオフ敗退ベスト16スパレッティ
22/23優勝CL/ベスト8ベスト16スパレッティ
概要

33年ぶりのスクデット獲得も波乱が続き 新体制下でセリエA連覇を狙う

・昨季は、攻守ともに欧州屈指の完成度を誇るチームを築き、前半戦を16勝2分1敗で折り返して首位を独走。後半戦もハイペースで勝点を重ね、圧倒的な強さで33年ぶりとなるスクデット制覇を成し遂げ、CLでもクラブ史上最高のベスト8に進出した。

・スクデット制覇に導いたスパレッティが退任し、新指揮官にリュディ・ガルシアを招聘。夏の移籍市場では、キム・ミンジェがバイエルンに約78億円で引き抜かれはしたが、PSVに去ったH・ロサーノに代わって攻撃に厚みを加えられるデンマーク代表リンストロームを獲得し、なによりオシムヘン、ジエリンスキといった殆どの主力が残留したことは朗報といえる。

・昨季の土台を継承しつつ、新指揮官なりのアレンジを加えて挑む今季は、第3節で早くも黒星を喫したが、アタッカー陣は欧州でも屈指の攻撃力を誇るだけに、キム・ミンジェの抜けた守備陣の出来栄えが、シーズンの明暗を分けることになるだろう。

監督

名前リュディ・ガルシア
生年月日1964年2月20日 (59歳)
国籍フランス
就任日2023年7月
<人物紹介>

・スパレッティの後を引き継いだフランス人指揮官

・守りながら攻める攻守のバランスの取れたチーム構築に長け、今季のナポリでは【4-3-3】を継承しつつ、攻撃の軸足を中央からサイドに移し、重心を少し下げて相手を引き付けることで前線3人の突破力を活かすシステムを導入。

・現役時代は攻撃的MFとしてリールやカーンでプレー。

・コルベイユ=エソンヌ(当時6部)で選手兼監督に就任し、01年にサンテティエンヌで本格的に指導者キャリアを始めると、国内クラブを渡り歩いて10/11季にリールで国内2冠を達成。13/14季からはASローマを率いて2季連続2位フィニッシュに導き、その後はマルセイユ、リヨンの監督を歴任し、昨季はアル・ナスルでC・ロナウドと共闘したが、選手たちとの不和が囁かれ、クラブと双方合意で退団した。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
GKニキータ・コンティーニレッジーナ
DFナタンブラガンチーノ1000万€
アレッサンドロ・サノーリサンプドリア
MFイェスパー・リンストロームフランクフルト3000万€
イェンス・カユステスタッド・ランス1200万€

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
GKダビデ・マルフェッラ未定
DFキム・ミンジェバイエルン5000万€
バルトシュ・べレシンスキサンプドリア
MFカリム・ゼダドゥカエスペランジェ
タンギ・エンドンベレトッテナム
FWイルビング・ロサーノPSV1500万€

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/
利き足
昨季成績
(得点)
1アレックス・メレト26イタリア190cm/右34試合遂に正守護神の座を掴んだイタリア代表GK
・的確な位置取りと機敏な身のこなしで好セーブを見せ、抜群の安定感を誇る
・将来有望のGKとして期待されながら正守護神争いでオスピナの後塵を拝していたが、昨季に入団5年目にしてレギュラーに定着し、スクデット獲得に貢献
14ニキータ・コンティーニ27イタリア190cm/右8試合
【レッジーナ】
・12歳からナポリのプリマヴェーラで育成されながら、15/16季から毎シーズンのようにレンタル移籍を繰り返し、今までに計10クラブでプレー
・ナポリでの公式戦出場数は”0”
16フーベルト・イグシアク21ポーランド188cm/右・生え抜きの若手GK
・跳躍力が高く、ゴールから素早く飛び出して相手アタッカーのシュート範囲を狭める
・18年にポゴン(ポーランド)からナポリユースに加入
・オスピナがロールモデル
95ビエルルイジ・ゴッリーニ28イタリア194cm/右3試合
【フィオレンティーナ】
4試合
・経験豊富なセカンドGK
・巨漢ながら俊敏性に優れたショットストッパーで、鋭い読みで1対1を制する
・マンチェスター・Uの下部組織出身で、ヴェローナやアタランタなどで守護神を務め、欧州カップ戦での実績もあるが、近年は控えGkとしてレンタル移籍を繰り返す

<DF>

3ナタン22ブラジル188cm/左10試合
【ブラジル1部】
・ブラジルの新星CB
・圧倒的なスピードでドリブラーに追い付けば、力強い守備で相手を封じ込め、足下のテクニックにも優れる左利きCB
・ブラジルのRBグループ傘下のクラブに見出され、今夏にキム・ミンジェの後釜として約16億円の移籍金で完全移籍
5ファン・ジェズス32ブラジル185cm/左15試合
(1)
・セリエA13年目の頼れるブラジル人バックアッパー
・出場すれば平均以上のパス精度と的確な守備対応を披露する
・ローマ時代に師事したスパレッティ監督に信頼されて21年夏に無所属から加入し、昨季はCBの3番手としてDF陣を支えた
6マリオ・ルイ32ポルトガル170cm/左22試合・熟練の左SB
・小柄な背丈ながら豊富なスタミナで上下動を繰り返し、左サイドから良質なクロスを供給すれば、球際の激しい守備など、攻守に高い貢献度を誇る
・10年以上に渡ってセリエAでプレーし、17/18季からナポリの左SBの一番手を担っていたが、昨季はオリベラと出場機会を分け合った
13アミル・ラフマニ29コソボ192cm/両29試合
(2)
・職人気質のコソボ代表CB
・長身を活かしてクロスを弾き出し、ファウル数の少ないクレバーな守備対応も魅力の仕事人で、ボール扱いにも優れる
・21/22季にクリバリとコンビを組んで成長を遂げ、昨季はキム・ミンジェと鉄壁の要塞を形成した
17マティアス・オリベラ25ウルグアイ184cm/左30試合
(2)
・エネルギッシュな攻撃的SB
・無尽蔵のスタミナと屈強なフィジカルが持ち味で、相手陣内では攻撃力を存分に発揮し、守備では激しい肉弾戦も厭わない
・昨季はマリオ・ルイと左SBの座を争い、出場時は攻撃の幅を広げる選択肢として機能した
22ジョバンニ・ディ・ロレンツォ29イタリア183cm/両37試合
(3)
スクデット奪還に導いた”欧州屈指の右SB”
・注意深く堅実な守備対応でスペースを管理し、フィジカルを活かして空中戦や肉弾戦でも容易には競り負けることがなく、攻撃時はクロスでチャンスを演出し、中央に入って偽SBとして振る舞うこともできるなど、攻守両面を高水準でこなす
・昨季はインシーニェからキャプテンマークを引き継ぐと、ほぼ全試合に出場とフル稼働してスクデット獲得に大きく貢献した
55レオ・エスティゴーア23ノルウェー182cm/右7試合・カンナバーロを彷彿とさせるノルウェー代表CB
・鋭い読みと機敏なプレーが特徴で、粘り強い対人守備も魅力
・昨季にブライトンから完全移籍し、CBの4番手ながら出場すれば才能の片鱗を見せつけた
59アレッサンドロ・ザノーリ22イタリア188cm/右1試合
【ナポリ】
22試合
(2)
【サンプドリア】
・生え抜きの控えDF
・屈強なフィジカルにスピードを兼ね備え、高い潜在能力を秘めるSB
・昨季はCLに出場し、後半はサンプドリアにレンタル移籍
・今季はディ・ロレンツォのバックアッパー役として残留

<MF>

4ディエゴ・デンメ31ドイツ172cm/両7試合・中盤の強度を上げるフィルター役
・ピッチの広範囲を駆け回り、球際の強い対応でピンチの芽を摘む
・負傷離脱の多さが課題で、昨季はロボトカの存在もあり、入団4年目にして最低の出場時間となった
・父親がマラドーナの大ファンであることから「ディエゴ」の名が付けられた
7エリフ・エルマス23北マケドニア182cm/両36試合
(6)
・自己犠牲の精神に富む”北マケドニアの宝石”
・強気な個性と両足を器用に駆使した攻撃センスで、豊富な攻略の選択肢をラスト30mで提供すれば、ボール奪取にも優れ、中盤での守備力も高い
・昨季は途中出場をメインに様々なポジションで起用され、A代表も含めて公式戦61試合に出場した
20ピオトル・ジエリンスキ29ポーランド180cm/右37試合
(3)
ボールを自在に操るポーランド代表テクニシャン
・高水準のサッカーIQ、テクニック、フィジカル、運動量を併せ持ち、状況に応じた最適なプレーで攻撃を活性化させれば、正確なミドルシュートや前線への飛び出しからゴールも奪える
・昨季は公式戦7G11Aと中盤の欠かすことのできないチャンスメーカーとして躍動
・2021年にナポリ大学のイタリア語試験に合格し市民権を獲得
24イェンス・カユステ23スウェーデン188cm/右31試合
(3)
【スタッド・ランス】
・CL出場経験を持つスウェーデン代表MF
・鋭い読みと疲れ知らずのスタミナを持つボールハンターながら、ドリブルでの持ち上がりや前線への飛び出しも積極的に行う現代的ボックストゥボックス型
・昨季はスタッド・ランスで公式戦33試合に出場し、今夏にアンギサのバックアッパー役として約19億円の移籍金で完全移籍
・6歳の時に中国でサッカーに出会う
29イェスパー・リンストローム22デンマーク182cm/右27試合
(7)
【フランクフルト】
・デンマーク代表のマルチアタッカー
・右利きだが左足も巧みに使う技巧派で、スペースを与えれば切れ味鋭いドリブルで駆け上がり、高精度のパスやシュート、意表を突く一瞬の閃きなど多彩な攻撃の選択肢を提供できる
・昨季はブンデスリーガで7G4Aと結果を残し、今夏に総額46億円の移籍金で完全移籍
68スタニスラフ・ロボトカ28スロバキア170cm/右38試合
(1)
・スロベニア代表の”小柄なレジスタ”
・中盤の門番として立ちはだかり、ボールを回収すればプレッシャーを受けてもボールを失わずに、精度の高い長短のパスを散らして最終ラインと前線の繋ぎ役を務め、アジリティーを活かしてドリブル突破することもできる
・昨季は代役不在のレジスタとして全試合に出場し、ポゼッションの核として優勝に大きく寄与した
70ジャンルカ・ガエターノ23イタリア181cm/右8試合(1)・ナポリユース出身のファンタジスタ
・一級品のテクニックで相手DFを無力化してボールを運べ、守備でも汗をかける
・3年に渡てレンタル移籍でクレモネーゼに在籍し、21/22季には昇格に貢献
・昨季は控えMFとして帯同し、インテル相手にセリエA初ゴールを奪った
・クラブ史上最年少の16歳でプロ契約
99ザンボ・アンギサ27カメルーン184cm/右36試合
(3)
”中盤の支配者”
・無尽蔵のスタミナで縦横無尽に動き回り、鋭い読みを活かしたインターセプト、強靭なフィジカルによる球際での力強いタックルやデュエルを武器に中盤に君臨すれば、キープ力やパス精度も高く、自らドリブルで侵入して推進力を与えられる
・大柄なダイナモとして中盤に君臨し、近年のクラブの躍進を支える
・憧れはヤヤ・トゥーレ

<FW>

9ヴィクター・オシムヘン24ナイジェリア185cm/右32試合
(26)
・ナポリの絶対的エース
・驚異的な身体能力とフィジカルを誇り、ターゲットマンとして縦パスを収める動きと快足を活かしたスペースへの飛び出しで守備陣をかく乱すれば、エリア内ではゴール嗅覚を発揮して両足と頭から豪快なシュートを繰り出して得点を量産する怪物ストライカーで、闘争心と高い献身性もあり、リアクションは常に全力
・昨季は頼れる得点源として公式戦31ゴールを奪い、セリエA得点王と最優秀FWに輝いた
18ジョバンニ・シメオネ27アルゼンチン180cm/右25試合
(4)
・鋭い得点嗅覚を誇るスーパーサブのCF
・途中出場からでも巧みな裏抜けとゴール前での勝負強さを活かして結果を残せるストライカーで、チームのためにハードワークできる点も魅力
・21/22季にセリエAで17Gを記録すると、昨季はオシムヘンの控えとして公式戦9ゴールを奪い、今夏に約16億円の移籍金で完全移籍
・ディエゴ・シメオネの息子
・瞑想でメンタルを整える
21マッテオ・ポリターノ29イタリア171cm/左27試合
(3)
・小柄な逆足ドリブラー
・スピードとテクニックに優れ、細かいタッチのドリブルで狭いスペースを難なく突破し、カットインからのシュートで幾度もゴールを狙う
・昨季前半は3G3Aと結果を残したが、後半戦は怪我とロサーノの存在で出場時間を減らした
23レッシオ・ゼルビン24イタリア182cm/右10試合・下部リーグで鍛え抜かれた快足ウインガー
・左サイドを主戦場に、パスを受ければ快足を飛ばして一直線にドリブルで駆け上がり、鋭いカットインからゴールを狙う
・21/22季にセリエBで9G3Aと活躍し、22年6月にはアッズーリに召集された
38ロレンツォ・ルッソ18イタリアー/
・プリマヴェーラの若き才能
・優れたテクニックと知性を持つ左利きの攻撃的MF
・18年からナポリの下部組織に在籍して頭角を現すと、昨季にはW杯期間中にトップチームのトレーニングに参加し、今季は開幕から3試合連続でベンチ入りを果たした
77クビチャ・クバラツヘリア22ジョージア183cm/両34試合(12)ジョージアの新鋭ウインガー
・抜群のスピードと繊細なタッチを活かした切れ味鋭いドリブルで左サイドを切り崩せば、ゴール前では一級品のラストパスやシュートを繰り出すなど、突破力と決定力を高次元で兼ね備え、守備時のプレスも巧みにこなす
・昨季に無名の状態で完全移籍すると、開幕から安定してゴールとアシストを量産し、セリエA1年目にして2桁得点&アシストを達成してリーグMVPに選出された
・子供の頃からレアルマドリードのファンで、最大の夢は「レアルでCLを制覇する」こと
81ジャコモ・ラスパドーリ23イタリア172cm/両25試合
(2)
・小柄なイタリア代表アタッカー
・攻撃的なポジションならどこでも起用でき、フリーランでスペースを作ったり、中盤に下りてMFと連携してビルドアップにも参加でき、ゴール前では両足を駆使して優れたビジョンとテクニックを発揮し、鋭い仕掛けとシュートで得点に結びつける
・昨季に買取オプション付きのレンタル契約で加入すると、リーグ戦では2GながらCLでは4G3Aと活躍し、今夏に約41億円の移籍金で完全移籍
・大学でスポーツ科学を勉強

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