基本情報
創立 | 1926年 |
本拠地 | ナポリ |
スタジアム | スタディオ・ディエゴ・ アルマンド・マラドーナ (収容人数 6万240人) |
監督 | アントニオ・コンテ |
会長 | アウレリオ・デ・ラウレンティス |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | アッヅーリ パルテノペイ |
<過去5シーズンの成績>
セリエA 【優勝3回】 | 欧州カップ戦 【UEFAカップ1回】 | コッパ・イタリア 【優勝6回】 | 監督 | |
19/20 | 7位 | CL/ベスト16 | 優勝 | アンチェロッティ➡ ガットゥーゾ |
20/21 | 5位 | EL/ベスト32 | ベスト4 | ガットゥーゾ |
21/22 | 3位 | EL/決勝プレーオフ敗退 | ベスト16 | スパレッティ |
22/23 | 優勝 | CL/ベスト8 | ベスト16 | スパレッティ |
23/24 | 10位 | CL/ベスト16 | ベスト16 | リュディ・ガルシア➡ ワッザーリ➡ カルツォーナ |
王者が迷走を繰り返して転落 優勝請負人コンテに再建を託す
・昨季は、キム・ミンジェ以外の優勝メンバーが残留して新戦力を加えながら、スパレッティ政権下の組織力を発揮できずに2度の監督交代を繰り返し、一向に持ち直すことなく前シーズンの覇者がまさかの10位に終わる屈辱を味わった。
・今夏には、優勝請負人の異名をとるコンテを招聘。FWオシムヘン、MFジエリンスキを放出し、FWルカク、ネレス、MFマクトミネイ、ギルモア、DFボンジョルノ、ラファ・マリン、スピナッツオーラといった、指揮官の望むタレントを240億円超を費やして獲得。勝利に飢える闘将の下で、2シーズン前のリーグ王者がどのような復活を遂げるかに注目だ。
監督
名前 | アントニオ・コンテ |
生年月日 | 1969年7月31日 (55歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2024年7月 |
・現代屈指の3バックの使い手
・王者から10位に転落したナポリを再建すべく、3シーズンぶりにセリエAに復帰。
・コンパクトかつ低めに設定した堅い3バックを敷き、ボールを奪えば縦に鋭いロングカウンターでゴールを狙うスタイルが特徴。ルールに厳しく、勝利を第1に掲げ、選手にもフロントにも妥協を許さない闘争心の塊で、「ルールを守らない選手は殺したくなる」と述べるほど要求するレベルは高い。
・ユベントスを率いてとしてセリエAを3連覇し、チェルシーの監督としても就任初年度でプレミアリーグを制覇。その後は長らく低迷していたインテルを復活させてセリエA優勝に導くなど、監督としての手腕は確かで、「優勝請負人」の異名を持つ。21/22季の途中に就任したトッテナムでは、初年度こそ9位に沈んでいたチームを一変させてCL出場に導いたが、翌季には会見で首脳陣と選手に不満を露わにしたことでシーズン途中に解任された。
・現役時代は、ユベントスに約13シーズン在籍して公式戦419試合、イタリア代表としてアメリカW杯に出場。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/ 利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | アレックス・メレト | 27 | イタリア | 190cm/右 | 31試合 | ・遂に正守護神の座を掴んだイタリア代表GK ・的確な位置取りと機敏な身のこなしで好セーブを見せ、抜群の安定感を誇る ・将来有望のGKとして期待されながら正守護神争いでオスピナの後塵を拝していたが、昨季に入団5年目にしてレギュラーに定着し、スクデット獲得に貢献 | |
14 | ニキータ・コンティーニ | 28 | イタリア | 190cm/右 | 1試合 | ・12歳からナポリのプリマヴェーラで育成されながら、15/16季から毎シーズンのようにレンタル移籍を繰り返し、今までに計10クラブでプレー ・ナポリでの公式戦出場数は”0” | |
25 | エリア・カプリーレ | 23 | イタリア | 192cm/右 | 23試合 【エンポリ】 |
<DF>
4 | アレッサンドロ・ボンジョルノ | 25 | イタリア | 190cm/左 | 29試合 (3) 【トリノ】 | ||
5 | ファン・ジェズス | 33 | ブラジル | 185cm/左 | 24試合 (1) | ・セリエA13年目の頼れるブラジル人バックアッパー ・出場すれば平均以上のパス精度と的確な守備対応を披露する ・ローマ時代に師事したスパレッティ監督に信頼されて21年夏に無所属から加入し、昨季はCBの3番手としてDF陣を支えた | |
13 | アミル・ラフマニ | 30 | コソボ | 192cm/両 | 30試合 (3) | ・職人気質のコソボ代表CB ・長身を活かしてクロスを弾き出し、ファウル数の少ないクレバーな守備対応も魅力の仕事人で、ボール扱いにも優れる ・21/22季にクリバリとコンビを組んで成長を遂げ、昨季はキム・ミンジェと鉄壁の要塞を形成した | |
16 | ラファ・マリン | 22 | スペイン | 191cm/右 | 33試合 【アラベス】 | ||
17 | マティアス・オリベラ | 27 | ウルグアイ | 184cm/左 | 23試合 (1) | ・エネルギッシュな攻撃的SB ・無尽蔵のスタミナと屈強なフィジカルが持ち味で、相手陣内では攻撃力を存分に発揮し、守備では激しい肉弾戦も厭わない ・昨季はマリオ・ルイと左SBの座を争い、出場時は攻撃の幅を広げる選択肢として機能した | |
22 | ジョバンニ・ディ・ロレンツォ | 31 | イタリア | 183cm/両 | 36試合 (1) | ・スクデット奪還に導いた”欧州屈指の右SB” ・注意深く堅実な守備対応でスペースを管理し、フィジカルを活かして空中戦や肉弾戦でも容易には競り負けることがなく、攻撃時はクロスでチャンスを演出し、中央に入って偽SBとして振る舞うこともできるなど、攻守両面を高水準でこなす ・昨季はインシーニェからキャプテンマークを引き継ぐと、ほぼ全試合に出場とフル稼働してスクデット獲得に大きく貢献した | |
30 | パスクアーレ・マッゾッキ | 29 | イタリア | 183cm/右 | 18試合 【サレルニターナ】 10試合 【ナポリ】 | ||
37 | レオナルド・スピナッツォーラ | 31 | イタリア | 186cm/右 | 24試合 (1) 【ASローマ】 | ・左サイドの”切り込み隊長” ・一瞬でトップスピードに到達する加速力と切れ味鋭いドリブルでサイドを駆け上がり、左右両足からチャンスを演出するなど、深い位置から独力で一気に局面を好転させられる爆速SB ・脚光を浴びたEURO2020でアキレス腱断裂の大ケガを負ったことで10カ月離脱したが、昨季は公式戦40試合に出場と完全復活 | |
ー | マリオ・ルイ | 33 | ポルトガル | 170cm/左 | 21試合 | ・熟練の左SB ・小柄な背丈ながら豊富なスタミナで上下動を繰り返し、左サイドから良質なクロスを供給すれば、球際の激しい守備など、攻守に高い貢献度を誇る ・10年以上に渡ってセリエAでプレーし、17/18季からナポリの左SBの一番手を担っていたが、昨季はオリベラと出場機会を分け合った |
<MF>
6 | ビリー・ギルモア | 23 | スコットランド | 170cm/右 | 30試合 【ブライトン】 | ・「スコットランドのイニエスタ」と称されたプレーメーカー ・味方がパスしやすい位置取りでボールを受け、冷静なターンやドリブルでプレスをかわし、鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れる ・豊富なスタミナと機動力を活かして守備での貢献度も高い ・昨季はポッター監督に惹かれて加入も一週間で離ればなれに | |
8 | スコット・マクトミネイ | 27 | スコットランド | 191cm/右 | 32試合 (7) 【マンチェスター・U】 | ・スコットランド代表MF ・豊富な運動量でピッチの広範囲をカバーし、タックルやインターセプトを用いて相手攻撃をエリア外で駆逐するなど、中盤に強度をもたらせるプレイヤー ・試合中は闘争心をむき出しにしてチームを鼓舞する ・昨季は途中出場が多く、今夏には放出が噂されたが、貴重な選択肢として残留 | |
68 | スタニスラフ・ロボトカ | 29 | スロバキア | 170cm/右 | 38試合 | ・スロベニア代表の”小柄なレジスタ” ・中盤の門番として立ちはだかり、ボールを回収すればプレッシャーを受けてもボールを失わずに、精度の高い長短のパスを散らして最終ラインと前線の繋ぎ役を務め、アジリティーを活かしてドリブル突破することもできる ・昨季は代役不在のレジスタとして全試合に出場し、ポゼッションの核として優勝に大きく寄与した | |
90 | マイケル・フォロルンショ | 26 | イタリア | 190cm/右 | 34試合 (5) 【ヴェローナ】 | ||
99 | ザンボ・アンギサ | 28 | カメルーン | 184cm/右 | 34試合 | ・”中盤の支配者” ・無尽蔵のスタミナで縦横無尽に動き回り、鋭い読みを活かしたインターセプト、強靭なフィジカルによる球際での力強いタックルやデュエルを武器に中盤に君臨すれば、キープ力やパス精度も高く、自らドリブルで侵入して推進力を与えられる ・大柄なダイナモとして中盤に君臨し、近年のクラブの躍進を支える ・憧れはヤヤ・トゥーレ |
<FW>
7 | ダビド・ネレス | 27 | ブラジル | 176cm/左 | 24試合 (5) 【ベンフィカ】 | ||
11 | ロメル・ルカク | 31 | ベルギー | 191cm/左 | 32試合 (12) 【ASローマ】 | ・新たな憩いの場を見出した”重戦車” ・怪物級のフィジカルで相手DFをなぎ倒してゴールに迫り、豪快なフィニッシュで得点を奪えば、一級品のポストプレーやラストパスでも”違い”を創り出せる ・愛称は”ビック・ロム” | |
18 | ジョバンニ・シメオネ | 29 | アルゼンチン | 180cm/右 | 28試合 (1) | ・鋭い得点嗅覚を誇るスーパーサブのCF ・途中出場からでも巧みな裏抜けとゴール前での勝負強さを活かして結果を残せるストライカーで、チームのためにハードワークできる点も魅力 ・21/22季にセリエAで17Gを記録すると、昨季はオシムヘンの控えとして公式戦9ゴールを奪い、今夏に約16億円の移籍金で完全移籍 ・ディエゴ・シメオネの息子 ・瞑想でメンタルを整える | |
21 | マッテオ・ポリターノ | 31 | イタリア | 171cm/左 | 37試合 (8) | ・小柄な逆足ドリブラー ・スピードとテクニックに優れ、細かいタッチのドリブルで狭いスペースを難なく突破し、カットインからのシュートで幾度もゴールを狙う ・昨季前半は3G3Aと結果を残したが、後半戦は怪我とロサーノの存在で出場時間を減らした | |
23 | アレッシオ・ゼルビン | 25 | イタリア | 182cm/右 | 13試合 【モンツァ】 | ・下部リーグで鍛え抜かれた快足ウインガー ・左サイドを主戦場に、パスを受ければ快足を飛ばして一直線にドリブルで駆け上がり、鋭いカットインからゴールを狙う ・21/22季にセリエBで9G3Aと活躍し、22年6月にはアッズーリに召集された | |
26 | シリル・ヌゴンヌ | 24 | ベルギー | 180cm/左 | 13試合(1) | ||
77 | クビチャ・クバラツヘリア | 23 | ジョージア | 183cm/両 | 34試合(11) | ・ジョージアの新鋭ウインガー ・抜群のスピードと繊細なタッチを活かした切れ味鋭いドリブルで左サイドを切り崩せば、ゴール前では一級品のラストパスやシュートを繰り出すなど、突破力と決定力を高次元で兼ね備え、守備時のプレスも巧みにこなす ・昨季に無名の状態で完全移籍すると、開幕から安定してゴールとアシストを量産し、セリエA1年目にして2桁得点&アシストを達成してリーグMVPに選出された ・子供の頃からレアルマドリードのファンで、最大の夢は「レアルでCLを制覇する」こと | |
81 | ジャコモ・ラスパドーリ | 24 | イタリア | 172cm/両 | 37試合 (5) | ・小柄なイタリア代表アタッカー ・攻撃的なポジションならどこでも起用でき、フリーランでスペースを作ったり、中盤に下りてMFと連携してビルドアップにも参加でき、ゴール前では両足を駆使して優れたビジョンとテクニックを発揮し、鋭い仕掛けとシュートで得点に結びつける ・昨季に買取オプション付きのレンタル契約で加入すると、リーグ戦では2GながらCLでは4G3Aと活躍し、今夏に約41億円の移籍金で完全移籍 ・大学でスポーツ科学を勉強 |
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