基本情報
創立 | 1899年 |
本拠地 | ミラノ |
スタジアム | スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ 【通称:サン・シーロ】 (収容人数 8万18人) |
監督 | パウロ・フォンセカ |
オーナー | レッドバード・キャピタル |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ロッソネロ(赤黒) ロッソネーリ ディアボロ(悪魔) |
<過去5シーズンの成績>
セリエA 【優勝19回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝7回】 | コッパ・イタリア 【優勝5回】 | 監督 | |
19/20 | 6位 | ー | ベスト4 | ジャンパオリ➡ ピオーリ |
20/21 | 2位 | EL/ベスト16 | ベスト8 | ピオーリ |
21/22 | 優勝 | CL/グループステージ敗退 | ベスト4 | ピオーリ |
22/23 | 4位 | CL/ベスト4 | 3回戦敗退 | ピオーリ |
24/25 | 2位 | CL/グループステージ敗退 EL/ベスト8 | ベスト8 | ピオーリ |
2位フィニッシュも監督交代を決断 新体制で覇権奪還を目指す
・昨季は、新戦力が即座にフィットして格下相手には試合を進めながら、強度の高い戦術の影響によりDF陣に故障が続出したことで、強敵相手には1対1のデュエルで後手に回る展開が多く、11月時点で首位争いから脱落。後半戦はロフタス=チークをトップ下に起用した【4-2-3-1】を導入したことで調子を取り戻して2位フィニッシュも、大型補強に見合わない結果だったことで約5シーズンに渡って指揮を執ったピオリは解任された。
・今夏に、約4シーズン率いたピオリに代わってフォンセカを招聘。FWモラタ、エイブラハム、MFフォファナ、DFパブロビッチ、エメルソンといった実力のあるタレントを的を絞って獲得した。ただ、前政権と対照的な戦術を浸透させることに苦戦し、開幕3試合で2分1敗と出だしから躓いた。戦力は揃っているだけに、フォンセカが最適解を見出すことができるかが今シーズンの行方を左右する。
監督
名前 | パウロ・フォンセカ |
生年月日 | 1973年3月5日 (51歳) |
国籍 | ポルトガル |
就任日 | 2024年7月 |
・セリエA再挑戦のポルトガル人指揮官
・ビルドアップやポゼッションの安定化に長け、相手を押し込む攻撃的スタイルとプレスを上手く使い分けた守備を両立させて勝点を積み上げる。
・引退後は、ポルトガルのユースや下部クラブで監督キャリアを始め、13/14季にはポルトの指揮官を任されるもシーズン途中に解任される。その後にシャフタール・ドネツクで3シーズン連続2冠を達成してASローマに引き抜かれたが、十分な結果を残すことができずに2年で退任。22/23季からリールを率いて1年目にリーグ5位でECL出場、2年目に4位でCL出場に導きながら契約を満了し、今夏からACミランの監督に就任。
・モザンビーク出身で、現役時代はCBとしてポルトガル1部で53試合に出場。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
16 | マイク・メニャン | 27 | フランス | 191cm/右 | 29試合 | ・”マジック・マイク” ・超人レベルの反射神経で失点を幾度も防ぎ、高さと出だしの良さで相手のクロスを無効化すれば、足技と戦術眼を武器にビルドアップの核、左右両足から繰り出す正確なフィードで攻撃の起点となる ・21/22季にドンナルンマの後釜として加入するやセリエA屈指のGKとして君臨し、フランス代表でもロリスに代わって守護神を務める | |
57 | マルコ・スポルティエッロ | 31 | イタリア | 192cm/右 | 7試合 | ・アタランタで育成され、計3チームで守護神を務めた経験豊富なGKで、19/20季にアタランタに復帰して以降はセカンドGKを担っていたが、出場すれば大舞台でも好パフォーマンスを披露した ・昨季にフリーで加入 | |
96 | ロレンツォ・トリアーニ | 19 | イタリア | 197cm/右 | 2試合 【プリマヴェーラ】 | ・生え抜きの逸材GK ・6歳からACミランの下部組織に在籍し、プレシーズンマッチで強豪クラブ相手に活躍したことでトップチームに帯同 ・CLグループステージのリヴァプール戦でプロデビュー |
<DF>
2 | ダヴィデ・カラブリア | 26 | イタリア | 177cm/右 | 29試合 (1) | ・生え抜きのカピターノ ・右SBとしてスプリントを繰り替えながらも手堅い守備対応を見せれば、インサイドレーンへの侵入からフィニッシュに絡むなど、攻守にエネルギッシュなプレーで躍動する ・11歳からミランの下部組織に在籍し、クラブの低迷期を支え、主将としてスクデット奪還にも貢献した | |
19 | テオ・エルナンデス | 25 | フランス | 184cm/左 | 32試合 (5) | ・世界最高峰の左SB ・スピードに乗ったら誰にも止められない切れ味抜群のドリブルで守備陣を引き裂く欧州屈指の攻撃的SBで、サイドから一級品のクロスを繰り出してアシストすれば、独力でゴールも奪える ・19/20季から不動の左SBとしてミラン復活の立役者となり、昨季はCBとしても活躍 | |
22 | エメルソン・ロイヤル | 25 | ブラジル | 183cm/右 | 22試合 (1) 【トッテナム】 | ・神出鬼没のブラジル人SB ・90分を通してアップダウンできる運動量とテクニックを兼ね備え、堅実な守備が持ち味ながら、機を見た攻め上がりでサイドに推進力を与える攻撃参加も魅力 ・トッテナムで公式戦100試合に出場し、今夏に約25億円で加入 | |
23 | フィカヨ・トモリ | 25 | イングランド | 185cm/右 | 26試合 (4) | ・最終ラインを統率する現代的CB ・抜群の速さを武器に広範囲をカバーするスプリンターで、空中戦にも強く、カルルとのコンビで堅守を築いてミランのハイライン戦術を支える ・20/21季から最終ラインの柱として君臨し、 | |
24 | アレッサンドロ・フロレンツィ | 33 | イタリア | 173cm/右 | 31試合 (1) | ・右サイドのスペシャリスト ・両サイドや2列目で忠実にタスクを遂行できる器用なユーティリティー選手で、ドリブル突破・フリーラン・献身的なプレーなどで攻守を活性化させる ・ASローマやPSGでプレーした実力者で、ACミランでは両SBの控えを担うも、今季は前十字靭帯損傷により全休予定 | |
28 | マリック・チャウ | 21 | ドイツ | 194cm/右 | 21試合 | ・シャルケ産CBの大器 ・長身かつ屈強なフィジカルを誇り、地上戦でも空中戦でも1対1に非常に強く、ヘディングも得意でボール扱いも上手い ・古巣のシャルケで1部昇格に貢献し、22年夏に将来性を買われて加入も、昨季は怪我に悩まされ、今夏はパブロビッチと定位置を争う | |
31 | ストラヒニャ・パヴロヴィッチ | 23 | セルビア | 194cm/左 | 26試合 (3) 【RBザルツブルク】 | ・セルビアの有望レフティーCB ・恵まれたサイズに水準以上の脚力を備えた左利きのモダンなCBで、圧倒的な高さのヘッドや鋭いタックルで敵の攻撃を阻止し、ビルドアップにも積極的に関与する ・母国のパルチザン・ベオグラードとASモナコを経由し、22年夏に加入したRBザルツブルクで評価を急激に挙げ、今夏に約30億円の移籍金で加入 | |
42 | フィリッポ・テラッチャーノ | 21 | イタリア | 186cm/右 | 18試合 【ヴェローナ】 3試合 【ACミラン】 | ・ヴェローナ産の新鋭SB ・スピードに乗ったオーバーラップからアッタキングサードに侵入し、強気に仕掛けてクロスを供給する ・ヴェローナのユースで育ち、そのままトップチームデビューを果たすと、昨シーズン途中に約7億円で完全移籍 | |
46 | マッテオ・ガッビア | 24 | イタリア | 185cm/右 | 7試合 【ビジャレアル】 18試合 (2) 【ACミラン】 | ・生え抜きのバックアッパー ・元々は守備的MFだったことからボール奪取力とゲームメイク力があり、守備も堅実にこなす ・ミランのユース出身で、トップチームデビュー後はサブメンバーに甘んじ、昨季はビジャレルにレンタル移籍していたが、チームの事情で冬に帰還すると好パフォーマンスを披露して評価を上げた |
<MF>
4 | イスマエル・ベナセル | 25 | アルジェリア | 175cm/左 | 20試合 (2) | ・小柄なレジスタ ・左足から正確なパスを散らして攻撃にアクセントを加えるプレーメーカーで、広範囲をカバーしながら激しいプレスでボールを奪うなど守備も献身的 ・19/20季から中盤の主力を担いながら、毎シーズン負傷離脱するのが欠点で、今季はふくらはぎのケガにより1月に復帰予定 | |
8 | ルーベン・ロフタス=チーク | 27 | イングランド | 191cm/右 | 29試合 (6) | ・イングランドの重戦車 ・守備に奔走し、バランスに優れた大柄なフィジカルと細かいボールタッチで敵に囲まれても難なくボールをキープすれば、一気に前線に駆け上がり、ゴール前で飛び出して得点も奪えるボックス・トゥ・ボックス型MF ・8歳からチェルシーで育てられ、昨季に最大31億円の移籍金で完全移籍すると、即座にセリエAに順応してトップ下で活躍し、公式戦10ゴールを記録 | |
11 | クリスティアン・プリシッチ | 24 | アメリカ | 177cm/右 | 36試合 (12) | ・アメリカの至宝 ・足に吸い付くような卓越したボールコントロールと素早いドリブル、正確無比なラストパスやシュートで違いを創り出す ・ドルトムント、チェルシーでプレーし、昨季に移籍金36億円で完全移籍すると、好パフォーマンスを続けて公式戦15G11Aと活躍 | |
14 | ティヤニ・ラインデルス | 25 | オランダ | 185cm/右 | 36試合 (3) | ・オランダ代表の鉄人 ・優れたプレービジョンと精度の高い右足が最大の長所で、中盤を幅広く動いて頻繁にボールを触れ、長短のパスワークでポゼッションとビルドアップの中核を担うだけでなく、スルーパスやミドルなどラスト30mの攻略にも貢献できる ・昨季にAZから加入してすぐにレギュラーに定着し、中盤の不可欠な存在に | |
29 | ユースフ・フォファナ | 25 | フランス | 176cm/右 | 32試合 (4) 【モナコ】 | ・フランス代表のダイナモ ・リーグアン屈指の運動量と活動エリアの広さを誇り、ボールを奪えば推進力のあるドリブルで攻撃を活性化する ・ASモナコで不動のボランチとして活躍し、今夏にフォンセカの要望により約40億円で完全移籍 | |
80 | ユヌス・ムサ | 20 | アメリカ | 178cm/右 | 30試合 | ・ダイナミズム溢れるアメリカ代表MFの大器 ・スピード、パワー、テクニックを兼ね備え、スペースに入ってパスを受ければ、ドリブルで持ち上がって中盤に推進力を与え、守備でも献身的に駆け回る ・アーセナルの下部組織で育ち、バレンシアで経験を積んで、昨季に約31億円の移籍金で加入して、途中出場が中心ながら公式戦40試合に出場 |
<FW>
7 | アルバロ・モラタ | 31 | スペイン | 189cm/右 | 32試合 (15) 【アトレティコ・マドリー】 | ・”ラ・ロハの名手” ・機動力、得点力、泥臭さを併せ持ち、持ち前のスピードを活かして裏のスペースを巧みに強襲し、ポストプレーではクサビを捌いて周りを活かすこともでき、率先してプレスも仕掛けるなどチームのために身を粉にして働ける ・名だたるビッククラブを渡り歩きながら毎シーズン15Gに関与するベテランCFで、今夏にジルーの後釜として約20億円で加入 | |
9 | ルカ・ヨビッチ | 26 | セルビア | 182cm/右 | 23試合 (6) | ・セルビア代表ストライカー ・俊敏さとボールコントロールが魅力で、積極的にパスワークに絡み、オフ・ザ・ボールの質も高く、ボールを受けてからシュートまでの動作は天才的 ・18/19季にフランクフルトで公式戦27G7Aを記録し、R・マドリーとフィオレンティーナを渡り歩いて昨季にジルーの控えとして加入すると、12月から2月の間に公式戦8ゴールと一時的に覚醒 | |
10 | ラファエル・レオン | 24 | ポルトガル | 188cm/右 | 34試合 (9) | ・ロッソネーリの理不尽ストライカー ・大柄ながら密集を難なく突破するテクニック、一瞬で相手を置き去りにする爆発的スピード、両足から放たれる決定力抜群のシュートで敵守備陣を蹂躙する ・毎シーズン公式戦2桁ゴール&アシストを記録するクラブのエースとして君臨する左ウインガーながら、昨季はビックマッチで活躍できなかった | |
17 | ノア・オカフォー | 23 | スイス | 185cm/右 | 28試合 (6) | ・スイス代表の新星ストライカー ・ドリブルで縦に突破してシュートやアシストに結びつけるなど、高い機動力を活かした仕掛けで前線をかき回すアタッカーで、プレッシングによるボール奪取からショートカウンターの起点にもなれる ・昨季にザルツブルグから約24億円の移籍金で加入し、途中出場が大半ながらリーグ戦6Gとスーパーサブとして活躍 | |
21 | サムエル・チュクウェゼ | 24 | ナイジェリア | 172cm/左 | 24試合 (1) | ・ナイジェリア代表の逆足ドリブラー ・スピードに乗った力強いドリブル突破を武器に、課題だったフィニッシュワークも大きく向上したことで、独力で局面を打開できる総合力の高いアタッカー ・22/23季にビジャレアルで公式戦13G11Aと才能を開花させ、昨季に約31億円で加入も、プリシッチの存在もあって不十分な結果に終わった | |
90 | タミー・エイブラハム | 27 | イングランド | 190cm/右 | 8試合 (1) 【ASローマ】 | ・イングランドの大型ストライカー ・高さ・パワー・繊細さを併せ持つ本格派のCFで、長いリーチを活かしたボールキープとテクニック、多彩なフィニッシュワークで得点を量産する ・7歳からチェルシーの下部組織で育ち、21/22季にトップチームで公式戦27Gを記録し、22年夏にASローマに移籍するも、昨季は前十字靭帯断裂により活躍できず、今夏にレンタル契約で加入 |
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