基本情報
創立 | 1919年 |
本拠地 | モナコ |
スタジアム | スタッド・ルイ・ドゥ (収容人数 1万8523人) |
監督 | アディ・ヒュッター |
会長 | ドミトリー・リボロフレフ |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ラ・ディアゴナーレ |
<過去5シーズンの成績>
リーグ・アン 【優勝8回】 | 欧州カップ戦 | フランス杯 【優勝5回】 | 監督 | |
19/20 | 9位 | ー | ベスト16 | ジャルディン➡ モレノ |
20/21 | 3位 | ー | 準優勝 | コバチ |
21/22 | 3位 | CL/プレーオフ敗退 EL/ベスト16 | ベスト4 | コバチ➡ クレマン |
22/23 | 6位 | CL/予選3回戦敗退 | 9回戦敗退 | クレマン |
23/24 | 2位 | ー | ベスト16 | アディ・ヒュッター |
南野の覚醒もあって6季ぶりのCL復帰 打倒PSGの最右翼
・昨季は、ヒュッターのハイプレス戦術が早々にチームに浸透して開幕ダッシュに成功。恩師の下で覚醒した南野とベン・イェデル、ゴロビンのトライアングルが攻撃を牽引し、リーグ2位の得点数を記録。主力の離脱とアフリカ選手権の影響による一時失速も、4バック導入と守護神変更によって終盤の快進撃に結び付け、打倒PSGは達成できなかったが目標であるCL出場権の獲得に成功した。
・今夏には、得点源だったベン・イェデルと中盤の柱だったフォファナが退団し、イレニケア、マウィサ、カマラら若手の有望株を獲得したが、抜けた主力の穴を埋められるかは未知数。だが、南野をはじめタレントは揃っているだけに、バログンとエムボロが得点を量産できれば、16/17季以来となるリーグ優勝も射程圏内だ。
監督
名前 | アディ・ヒュッター |
生年月日 | 1970年2月11日 (54歳) |
国籍 | オーストリア |
就任日 | 2023月7月 |
・レッドブル系のオーストリア人指揮官
・昨季は、レッドブルスタイルを植え付けて、就任1年目から2位フィニッシュ&CL出場に導く。
・ボールを失えば積極的にプレスを仕掛け、ショートカウンターでゴールを奪いに行く縦志向の強いプレッシングサッカーを好み、自陣での横パス回しを嫌う。また、若手選手の育成にも定評があるため、優秀なアカデミーを持つASモナコとの相性も良好。
・現役時代はミットフィルダーとして、オーストリアリーグで500試合以上に出場し、オーストリア代表としても14試合に出場した。
・引退後にRBザルツブルグのユースチームでアシスタントコーチを経て指導者キャリアを始め、14/15季にトップチームの監督に就任して国内2冠を達成し、17/18季にはヤング・ボーイズを32年ぶりとなるリーグ優勝に導いた。18年夏から率いたフランクフルトでは、1年目にELベスト4に導いてドイツ年間最優秀監督に選ばれ、3年目には21世紀で最高順位となるブンデスリーガ5位と、3年間で多大な功績を残した。しかし、21/22季に大きな期待を受けて監督に就任したボルシアMGでは、戦術が浸透せずに10位フィニッシュと大きく期待を裏切り、わずか1年で解任された。
・ザルツブルグでは南野拓実、ヤング・ボーイズでは久保裕也、フランクフルトでは鎌田大地、長谷部誠を指導し、今季は南野拓実と8年ぶりに再会。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/ 利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | ラドスロー・マイェツキ | 25 | ポーランド | 193cm/右 | 12試合 | ・運動神経に優れた高身長GK ・20/21季加入してフランス杯準優勝に貢献し、昨季は終盤にレギュラーに定着し、12試合中7試合でクリーンシートを記録 ・年代別ポーランド代表の常連だったが、A代表での出場は1試合に留まる | |
16 | フィリップ・ケーン | 26 | スイス | 190cm/右 | 22試合 | ・オーストリアリーグの最優秀GK ・U-15~18まではドイツ代表、U-19からはスイス代表を選択し、カタールW杯にも4番手のGKとして召集された ・21/22季からザルツブルグの正GKとして国内リーグ2連覇に貢献し、昨季に新守護神として移籍金1000万€で加入も、22試合中クリーンシートはわずか5回で、終盤には守護神の座から降ろされた | |
50 | ヤン・リエナード | 21 | フランス | 192cm/右 | ー | ・16年からアカデミーに在籍する長身の第3GK ・確かなスキルと反射神経を有する ・23/24季にはU-20フランス代表の5試合でスタメンを張ったが、昨季は殆どの試合でベンチ外だった |
<DF>
2 | ヴァンデルソン | 23 | ブラジル | 180cm/右 | 20試合 (3) | ・抜群の攻撃性能を誇るグレミオの原石 ・ブラジル仕込みのテクニカルと推進力のあるドリブルで右サイドを駆け上がり、パンチの効いたミドルを繰り出す ・22年1月にグレミオから加入して即座にフィットも、今季からテゼとレギュラー争いを繰り広げる | |
4 | ヨルダン・テゼ | 25 | オランダ | 183cm/右 | 30試合 (2) 【PSV】 | ・PSVが輩出した攻撃的SB ・圧倒的な運動量でアップダウンを繰り返し、高精度のクロスでアシストを積み重ね、CBとしても起用できる ・昨季はPSVで公式戦12Aを記録し、今夏に16億円で加入 | |
5 | ティロ・ケーラー | 28 | ドイツ | 186cm/右 | 4試合 【ウェストハム】 15試合 (1) 【ASモナコ】 | ・万能型のドイツ人DF ・スピードと身体能力を活かした守備が特徴で、守備的なポジションを幅広くこなし、どこでも一定以上のクオリティーを保証する ・シャルケユースで育ち、18年夏に48億円の移籍金でPSGに加入するも地位を地位を確立できなかったが、ウェストハムで自信を深め、昨季シーズン途中にレンタル移籍すると、今夏に完全移籍を勝ち取った | |
12 | カイオ・エンリケ | 27 | ブラジル | 178cm/左 | 9試合 | ・左サイドのチャンスメーカー ・高精度の左足を武器に、クロス、CK、セットプレーでチャンスを演出でき、状況を読んだサポートランや献身的なスプリントなど黒子役としても活躍 ・2シーズン連続で公式戦10Aを記録していたが、昨季は前十字靭帯断裂により満足にプレーできなかった | |
13 | クリスチャン・マウィッサ | 19 | フランス | 180cm/左 | 17試合 (2) 【トゥールーズ】 | ・青田買いされた左利きCB ・アスリート能力を活かしたベテラン顔負けの守備が特徴で、長い手足と大胆な1対1で強さを発揮し、SBとしてもプレー可能 ・5クラブのユースで育てられながらフランス代表のユースカテゴリー(U17、U18、U19)にも選出され、トゥールーズでトップチームデビューを飾り、昨季に公式戦22試合に出場して評価を上げ、今夏に約16億円で完全移籍 | |
17 | ウィルフリード・シンゴ | 24 | コートジボワール | 190cm/右 | 25試合 (1) | ・トリノが生んだパワー型CB ・恵まれたフィジカルと身体能力を武器に、パワーで相手を制圧すれば、大きなストライドを活かしたオーバーラップで推進力を生みだせる ・20/21季にトリノの下部組織からレギュラーに定着し、昨季に約15億円の移籍金で加入すると、右SBが本職ながらサリスの負傷によりCBとしても活躍 | |
20 | カッソム・ワッタラ | 20 | フランス | 176cm/左 | 11試合 【フランス2部】 | ・アミアンから加入したU-20フランス代表SB ・パワフルかつスピーディーなドリブルでサイドを駆け上がれば、優れたクロススキルを備え、得点を奪うためにゴール前に飛び出すことも厭わない ・22年8月に17歳でリーグ2デビューを飾ると、アミアンでは左SBの主力を担い、23年11月に5年契約で完全移籍した | |
22 | モハメド・サリス | 25 | ガーナ | 188cm/左 | 12試合 | ・運動能力の高い巨漢CB ・速さ、高さ、パワーを兼ね備え、貫禄のあるフィジカルを武器に地上戦、空中戦ともに滅法強く、正確な左足でビルドアップでも貢献できる貴重なレフティー ・18歳で母国からスペインのバジャドリーへと渡り、20/21季からはサウサンプトンの主力としてプレミアでも堂々とプレーすると、昨季に約23億円で加入もケガにより十分にプレーできなかった |
<MF>
6 | デニス・ザカリア | 27 | スイス | 191cm/右 | 25試合 (4) | ・新たな主将 ・屈強なフィジカルを誇る、類まれなボール奪取能力の持ち主で、奪ってからのパワフルなドリブルも特徴のボックス・トゥ・ボックス型MF ・昨季は約32億円で加入すると、恩師ヒュッターの下で中盤の軸として活躍し、CBとしても機能した | |
7 | ベン・セギル | 19 | フランス | 178cm/右 | 13試合(2) | ・”アカデミーが輩出した傑物” ・両足を遜色なく扱える繊細なテクニックを活かしたドリブルが特徴で、左サイドのカットインからゴールを奪える決定力もありながら、プレスも積極的に行う ・22/23季に衝撃的なデビューを果たしたが、昨季前半は怪我で棒に振った | |
8 | エリオット・マタゾ | 22 | ベルギー | 178cm/右 | 10試合 (1) 【アントワープ】 | ・ベルギーサッカー界の大きな希望 ・高いポテンシャルを持ち、アグレッシブなタックルでボールを奪い、ボールを持てば冷静に散らす ・昨季後半はアントワープにレンタル移籍 ・モットーは「痛みなくして得るものなし」 | |
10 | アレクサンドル・ゴロビン | 28 | ロシア | 180cm/右 | 25試合 (6) | ・”ロシアのイニエスタ” ・高い創造性を中盤のあらゆるポジションで発揮し、リーグ屈指の運動量を誇るプレーメーカーで、リーグ随一のキープ力で密集地域でもボールを失わずに得点に絡み、自らミドルシュートも決める ・18/19季から攻撃の核として君臨し、負傷離脱が難点だったが、近年は改善しつつあるえ | |
11 | マゲネス・アクリウシェ | 22 | フランス | 175cm/左 | 28試合 (7) | ・U-23フランス代表の逸材 ・若手ながら落ち着きのある足元スキルが特徴で、ドリブル突破からフィニッシュまでの精度が上がり、守備も改善された ・下部組織で大切に育てられた俊英で、昨季にフィジカルが強化されたことで公式戦8G4Aと覚醒し、パリ五輪では決勝でゴールを挙げた | |
15 | ラミン・カマラ | 20 | セネガル | 173cm/右 | 31試合 (1) 【メス】 | ・セネガル期待の星 ・広範囲をカバーして危機の芽を摘むボール奪取力と、正確なロングパスで攻撃を構築するセンスを誇る ・セネガルのクラブからメスに加わり、昨季に主力として活躍すると、今夏にフォファナとカマラの後釜として約24億円で完全移籍 | |
18 | 南野 拓実 | 29 | 日本 | 174cm/右 | 30試合 (9) | ・覚醒を遂げた”モナコの王様” ・巧みなポジショニングでボールを受ければ、ゴール前の密集エリアで決定的な仕事をこなし、前線からの献身的な守備や切り替えの速さも魅力 ・加入1年目はわずか1Gと期待を裏切ったが、昨季は恩師の下で覚醒を遂げて2位フィニッシュの原動力となり、リーグのベスト11に選出された | |
27 | クレパン・ディアタ | 25 | セネガル | 175cm/右 | 26試合 | ・豪快なシュートで積極的にゴールを狙うウインガー ・スピードに乗ったドリブルを武器に、チャンスメークするだけでなく、独力でゴールに奪え、前線の複数のポジションをこなる ・19年のアフリカ選手権では最優秀若手選手に選ばれた | |
37 | エダン・ディオプ | 20 | フランス | 173cm/右 | 10試合 | ・魅力的な才能を持つU-19フランス代表MF ・攻守両面で優れてたモダンなボックス・トゥ・ボックス型で、抜け目ない裏への抜け出しから得点を奪う決定力も特徴 ・2月のELレバークーゼン戦でプロデビューを果たすと、4月のストラスブール戦ではプロ初得点を奪った ・兄であるソフィアン・ディオプはニースでプレー | |
88 | スングトゥ・マガッサ | 21 | フランス | 188cm/右 | 21試合 | ・ユース期待の守備的MF ・広範囲で積極的に相手を潰しにかかり、ボールを奪えば、両足を器用に使い分けた的確なパス捌きが得意 ・昨季は本職でない3バックの一角として出場し、パリ五輪メンバーにも選ばれた |
<FW>
9 | フォラリン・バログン | 23 | イングランド | 178cm/右 | 29試合 (7) | ・ベン・イェデルに代わる得点源 ・両足を遜色なく使いこなし、電光石火のスピードと抜け目ない動き出しで相手の裏を取れば、鋭い嗅覚でゴールを奪いに行く ・22/23季にスタッド・ランスで21得点を記録し、昨季に最大64億円の移籍金で加入したが、公式戦8G7Aと不十分な結果に終わり、決定機ミスやPK失敗など印象が悪かった | |
21 | ジョージ・イレニヘナ | 18 | フランス | 185cm/左 | 28試合 (8) 【アントワープ】 | ・抜群の潜在能力を秘める大型ストライカー ・前線で体を張って起点となり、左足から強烈なシュートを繰り出すなど、ルカクと比較される ・昨季に1年目ながらアントワープで背番号”9”を託され、途中出場が大半だったが公式戦50試合に出場して14ゴールを奪い、今夏に約30億円の移籍金で完全移籍 | |
36 | ブレール・エンボロ | 27 | スイス | 187cm/右 | 5試合 (1) | ・強くて速いスイス代表ストライカー ・驚異的なフィジカルでボールを収め、推進力のあるドリブルで崩し役も担う ・ボックス内での冷静さを身に付け、課題だった決定力が改善 ・加入1年目から2桁ゴールを記録も、昨季は開幕前に前十字靭帯を断裂したことで長期離脱し、今季は完全復活を誓う |
<<<その他の記事はこちら>>>
コメント