基本情報
創立 | 1892年 |
本拠地 | ニューカッスル・アポン・タイン |
スタジアム | セント・ジェームズ・パーク (収容人数 5万12405人) |
監督 | エディ・ハウ |
オーナー | パブリック・インベストメント・ファンド |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | マグパイズ (カササギ) |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝4回】 | 欧州カップ戦 【UEFAカップ1回】 | FAカップ 【優勝6回】 | カラバオ杯 | 監督 | |
19/20 | 13位 | ー | ベスト8 | 2回戦敗退 | ブルース |
20/21 | 12位 | ー | 3回戦敗退 | ベスト8 | ブルース |
21/22 | 11位 | ー | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | ブルース➡ ジョーンズ➡ エディ・ハウ |
22/23 | 4位 | ー | 3回戦敗退 | 準優勝 | エディ・ハウ |
23/24 | 7位 | CL/グループステージ敗退 | ベスト8 | ベスト8 | エディ・ハウ |
失点数増で不本意な結果に終わるも 国内戦集中で再び台風の目に
・昨季は、大型補強を施行したものの、守護神ポープなど最終ラインの離脱者が続出したことと、21季ぶりのCL参戦による勤続疲労の二重負担により、年末年始に大きく負け越したことで停滞。最後まで守備陣を固定できなかったことで失点数が増加し、CLはグループステージ敗退、リーグ戦7位と不本意な結果に終わった。
・今夏には、FWミンテ、MFアンダーソンといった若手を換金し、FWオスラとGKブラホディモスを獲得。移籍市場では控えだったが、B・ギマランイスをはじめとした主力が残留し、S・トナーリの復帰したことが最大の補強といえ、今シーズンは国内戦のみであることを考慮すればスカッドの陣容は質・量ともに十分で、一昨年のように再び台風の目になる可能性がある。
監督
名前 | エディ・ハウ |
生年月日 | 1977年11月29日(47) |
国籍 | イングランド |
就任日 | 2021年11月 |
・北の古豪を復活させた若きイングランド人監督
・21/22季の途中就任で毎シーズン残留争いを繰り広げていたクラブのパフォーマンスを安定させ、22/23季にはカラバオカップで準優勝、プレミア4位で02/03季以来となるCL出場に導く。
・ハードワークとハイプレスを基本に相手に自由を与えない高強度の守備を展開し、素早いトランジションから縦に鋭い攻撃的なスタイルを好む。特定のタレントに依存せずに攻守のバランスの取れた組織作りや、ジョエリントやシェアといった悩める既存戦力を覚醒させ、自身が獲得を要望した選手たちを即戦力として機能させるなど、選手のポテンシャルを発揮させる手腕に定評がある。
・13歳でボーンマスのユースに加入して以降は、2シーズンを除いてボーンマスで現役時代を過ごす。現役を引退した翌年の途中に指揮官に就任すると、途中でバーンリーを率いた11/12を除き11シーズンに渡る長期政権を築き、4部の降格圏に沈んでいた古巣をプレミアリーグ復帰にまで導いた。
・子供のころはエバートンのファン。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/ 利き足 | 昨季成績(得点) | ||
1 | マルティン・ドゥブラフカ | 35 | スロバキア | 190cm/右 | 23試合 | ・レンタル打ち切りで昨季途中にマンチェスター・Uから帰還 ・守備範囲が広く、足下の技術も高い ・ダイナミックなセーブを連発して21/22季後半戦の躍進を支えた | |
19 | オディッセアス・ブラホディモス | 30 | ギリシャ | 191cm/右 | 5試合 【N・フォレスト】 | ||
22 | ニック・ホープ | 32 | イングランド | 191cm/右 | 15試合 | ・8部からプレミアリーグへと上り詰めた苦労人 ・驚異的な反射神経で至近距離からのシュートをダイナミックなセーブで防ぎ、的確なポジショニングや無駄のない動き、身長191㎝の恵まれたフィジカルを活かしたハイボールへの強さなど、ゴールを守る能力はプレミア屈指 ・昨季は加入1年目ながらクリーンシートを13回記録するなど、数知れないファインセーブで文字通り最後の砦として君臨した ・16歳で戦力外を経験 | |
26 | ジョン・ラディー | 38 | イングランド | 192cm/右 | 44試合 【バーミンガム】 | ||
29 | マーク・ギレスピー | 32 | イングランド | 182cm/右 | ー | ・ニューカッスル出身GK ・下部組織出身で、16歳でクラブを去ると、その後はイングランド3部やスコットランドで200試合以上に出場 ・フリーとなった20年夏に12年ぶりに復帰 |
<DF>
2 | キーラン・トリッピアー | 34 | イングランド | 178cm/右 | 28試合 (1) | ・休むことなくスプリントを続けるハードワーカー ・何度も上下動を繰り返す無尽蔵の運動量と高精度のクロスが特徴で、1対1での守備でも安定感に溢れ、絶対的な自信を持つ右足の直接FKからゴールも奪える ・両SBで起用可能 ・昨季はラセルズに代わるキャプテンに就任し、攻守に重要な役割を遂行して躍進の原動力となりクラブ年間MVPにも選ばれ、第3節のマンチェスター・C戦などFKを3回決めた | |
4 | スヴェン・ボトマン | 24 | オランダ | 193cm/左 | 17試合 (2) | ・身長195㎝のアヤックス産CB ・巨体を活かして地空を問わずに圧倒的な強さを誇り、貴重な左利きのCBとして足下の技術にも優れ、正確なフィードを繰り出すなど、CBに必要なすべての能力を高いレベルで兼ね備える ・昨季は加入1年目からシェアとコンビを組んで最終ラインに君臨し、リーグ最少失点を記録した最終ラインの主軸としてチームの躍進を支えた ・9月にクラブを優先してU-21代表を辞退 | |
5 | ファビアン・シェア | 32 | スイス | 188cm/右 | 36試合 (4) | ・アグレッシブな水陸両用のCB ・対人戦に強く、巧みなマンマークが特徴だが、高いフィード力で得点の起点にもなり、圧巻のミドルなど稀な攻撃参加で存在感を放つ ・ハウ監督の就任から復調を遂げ、昨季はボトマンとの鉄壁コンビで不動の地位を築いた | |
6 | ジャマール・ラセルズ | 30 | イングランド | 188cm/右 | 16試合 (1) | ・マグパイズの主将を6年務めたCB ・イングランド仕込みの迫力ある守備が持ち味 ・ハウのスタイル適応に苦しみ、ミスを連発したことやボトマンの加入も相まってCBの4番手に甘んじる | |
13 | マット・ターゲット | 29 | イングランド | 183cm/左 | 3試合 | ・左利きのイングランド産SB ・左から放たれる正確なキックが武器で、周囲との連携や対人戦も得意とし、攻守に安定したパフォーマンスを見せる ・スピード系FWの対応が苦手 ・21/22季途中にレンタルで加入すると、高い評価を受けて夏に完全移籍を勝ち取る | |
17 | エミル・クラフト | 30 | スウェーデン | 184cm/右 | 17試合 | ・ハウの下で覚醒した万能型DF ・粘り強い守備で抜かれることは滅多になくなるなど対人戦では鉄壁を誇り、トリッピアーが離脱した際は代役を務められる ・右SB/WBに加えてCBでも起用でき、攻守両面で着実な成長を見せていたが、昨季は前十字靭帯を断裂したことで、ほぼシーズンを棒に振った | |
20 | ルイス・ホール | 20 | イングランド | 179cm/ 左 | 18試合 (1) | ・左SB・WB、セントラルMF、ウイングで起用できる多才なボックストゥボックス型 ・中盤でプレーすれば幅広くパスを散らし、サイドで起用されれば積極的にドリブルで攻め上がる ・8歳からチェルシーの下部組織で育てられ、17歳でトップチームデビューも、今夏に買い取り義務付きのレンタル契約で加入 ・幼い頃からマグパイズのファン | |
21 | ティノ・リブラメント | 21 | イングランド | 182cm/右 | 26試合 (1) | ・期待のU-21イングランド代表SB ・緩急をつけたドリブル突破、鋭いオーバーラップ、高精度のクロス、鉄壁の対人守備など、攻守においてどれを取っても一級品を誇る右SBの逸材 ・09年からチェルシーの下部組織で育成され、21年にアカデミー年間最優秀選手に選ばれた ・21年夏にサウサンプトンに完全移籍してプレミア初挑戦とは思えない堂々たるプレーを見せたが、22年4月に前十字靭帯を負傷したことで昨季はわずか2試合しか出場できなかったが、今夏に最大4000万ポンド(約73億円)の移籍金で加入 | |
25 | ロイド・ケリー | 26 | イングランド | 190cm/左 | 23試合 【ボーンマス】 | ||
33 | ダン・バーン | 32 | イングランド | 198cm/左 | 33試合 (2) | ・最終ラインの巨神 ・空中戦に強く、2ⅿ級ながら足下の技術と機動力も兼ね備え、攻撃の起点にもなれるマルチな能力が魅力 ・21/22季途中に愛するクラブに復帰すると、昨季は左SBとして躍動した | |
37 | アレックス・マーフィー | 20 | アイルランド | 188cm/左 | 2試合 |
<MF>
7 | ジョエリントン | 28 | ブラジル | 186cm/右 | 20試合 (2) | ・プレミア屈指のボックス・トゥ・ボックス型MF ・屈強なフィジカルを武器に、献身的に駆け回ってボールホルダーを潰すフィルター役として中盤にダイナミズムをもたらす ・19年夏にCFとして当時クラブ最高額で加入しながら2年間で6ゴールと期待を裏切ったが、21/22季にハウ監督によってインサイドハーフにコンバートされたことで大きく変貌を遂げてクラブ年間MVPに選ばれ、昨季は左ウイングとしても活躍した ・6月にセレソンデビュー | |
8 | サンドロ・トナーリ | 24 | イタリア | 181cm/右 | 8試合 (1) | ・イタリアの若き司令塔 ・リーグ屈指の正確な長短のパスで攻撃を統率し、タイミングの良い攻め上がりでフィニッシュに絡めば、球際の激しい守備など、攻守のキーマンとして中盤に君臨するレジスタ ・昨季はACミランのリーダー格として攻守に圧倒的な存在感を発揮し、公式戦10アシストを記録した ・移籍するために減俸を受け入れたほどの生粋のミラニスタながら、今夏にチーム事情でイタリア人史上最高額となる7000万€で電撃移籍した | |
23 | ジェイコブ・マーフィー | 28 | イングランド | 179cm/右 | 21試合 (3) | ・馬力あるドリブルとクロスが一級品のジョーカー役 ・右足1本のプレーは相変わらず単調だがハマった時の破壊力は流石の一言 ・21/22季に左ウイングとして新境地開拓し、カットインも武器に ・昨季は途中出場を中心にリーグ戦36試合に出場し、4月のトッテナム戦では開始9分で2得点を奪った | |
24 | ミゲル・アルミロン | 29 | パラグアイ | 174cm/左 | 33試合 (3) | ・ハードワークを怠らないドリブラー ・トリッキーな足技と高速ドリブルで相手守備網を切り裂けば、裏抜けを狙う模範的なオフザボールの動きなどで前線を活性化させる ・高い献身性から人気も高く、監督からも高い評価を受ける ・昨季は課題だった得点力が開花し、ニューカッスル加入後で最多となる11ゴールを奪った | |
28 | ジョー・ウィロック | 23 | イングランド | 179cm/右 | 9試合 (1) | ・高いポテンシャルを秘める万能MF ・最大の持ち味である推進力あるドリブルと飛び出すセンスで攻撃に厚みをもたらす ・昨季は31試合でスタメン出場と地位を確立し、チーム2位の6アシストを記録した ・04年から17年近くアーセナルに在籍したが、21年夏に完全移籍 | |
36 | ショーン・ロングスタッフ | 25 | イングランド | 180cm/右 | 35試合 (6) | ・ニューカッスルの未来を背負うクラブ生え抜きのボックストゥボックス型MF ・強度の高い守備と運動量を売りに中盤の底で孤軍奮闘する ・ハウ就任以降はプレータイムが激減していたが、昨季は攻撃性能が向上したことで公式戦41試合に出場した ・弟は契約満了で退団 | |
39 | ブルーノ・ギマランイス | 25 | ブラジル | 182cm/右 | 37試合 (7) | ・マグパイズ不動の司令塔 ・確かな運動量と走力で中盤の強度を担保しつつ、高いボール奪取力を武器にフィルター役を担い、ボール奪取後は素早い縦方向へのパスや持ち上がりで”違い”を創り出し、シュートを放ってゴールを脅かすなど、攻守両面で高いクオリティーを発揮する ・21/22季途中に加入すると即座に適応し、昨季不在時は4分2敗と必要不可欠な存在として北の古豪の大躍進を支えた | |
67 | ルイス・マイリー | 17 | イングランド | 185cm/右 | 17試合 (1) | ・マグパイズの若き至宝 ・長い手足を活かして高いキープを誇り、ダイナミックに中盤を駆け上がれば、繊細なパス捌きでボールを前に進めることができる攻撃的MF ・昨季最終節にクラブ史上最年少でプレミアデビューを果たし、クロスバー直撃の強烈なシュートを放った ・”レンタルに出すことはない”とハウ監督が明言 |
<FW>
9 | カラム・ウィルソン | 31 | イングランド | 180cm/右 | 20試合 (9) | ・多彩なフィニッシュワークが特徴の点取り屋 ・抜群のスピードを活かした裏抜きでスルーパスを引き出せば、ボックス内でも的確なポジショニングとフィジカルの強さで相手ゴールを脅かす ・昨季はラスト12試合で11得点と終盤にゴールを量産してキャリアハイの18ゴールを記録した | |
10 | アンソニー・ゴードン | 22 | イングランド | 182cm/右 | 35試合 (11) | ・エバートンで背番号「10」を背負った早熟ウインガー ・切れ味鋭いドリブルと正確なキックを武器にサイドから好機を演出でき、高いサッカーIQを活かして両ウイングやCFなど攻撃的なポジションならどこでもこなす ・昨季途中に約64億円の移籍金で完全移籍した ・U-21欧州選手権で6G2Aを記録して大会MVPに選ばれた | |
11 | ハービー・バーンズ | 25 | イングランド | 182cm/右 | 21試合 (5) | ・崩しの切り札になりうる若き快足ウインガー ・推進力抜群のドリブルを武器に左サイドを突破すれば、崩しとフィニッシュワークの両方に積極的に関与してアシスト&ゴールを量産できる ・レスターの下部組織出身で、19/20季から3シーズン連続で15得点以上に関与し、昨季はキャリアハイの13得点を奪った ・今夏に3800万ポンド(約69億円)の移籍金で加入し、開幕戦からゴールとアシストを記録した | |
14 | アレクサンデル・イサク | 23 | スウェーデン | 192cm/右 | 30試合 (21) | ・特大のポテンシャルを秘めるスウェーデン代表ストライカー ・上背がありながら圧倒的なスピードと足下テクニックを兼ね備え、裏抜けや密集でも得点を量産できる ・昨季にクラブ史上最高額の約97億円で加入し、デビュー戦ではリバプール相手にゴールを奪いながらハムストリングの負傷で約4カ月離脱も、プレミア1年目にして2桁得点を記録 | |
18 | ウィリアム・オスラ | 21 | デンマーク | 186cm/右 | 21試合 【シェフィールド・U】 |
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コメント
とてもとても分かりやすく詳しく素晴らしいサイトです
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