【無料選手名鑑】ロサンゼルス・ドジャース(LAD)(ナショナルリーグ/西地区)【2025 チーム/選手/監督紹介】

MLB
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基本情報

創立1883年
本拠地カリフォルニア州ロサンゼルス市
スタジアムドジャー・スタジアム
(収容人数 5万6000人)
オーナーマーク・ウォルター
ゼネラルマネージャー
(GM)
アンドリュー・フリードマン
(投資会社代表)
獲得タイトルワールドシリーズ優勝(9回)
リーグ優勝(26回)
地区優勝(23回)
ワイルドカード(3回)
公式サイトHP X(twitter) Youtube instagram
Facebook Sportsnavi wikipedia

<過去5シーズンの成績>

地区順位
【ナ・リーグ西】
勝利敗戦勝率ゲーム差ポストシーズン監督
20212位10656.6601.0リーグ優勝決定シリーズ敗退D・ロバーツ
20221位11151.685地区シリーズ敗退D・ロバーツ
20231位10062.617地区シリーズ敗退D・ロバーツ
20241位9666.593ワールドシリーズ制覇D・ロバーツ
20251位9369.574ワールドシリーズ制覇D・ロバーツ
概要

苦しみながらも総力を結集して21世紀初のワールドシリーズ連覇を達成

・開幕前にB・スネル、佐々木朗希らを獲得する大型補強を行いながら、前半戦は先発陣に故障者が続出し、ブルペン陣の奮闘でカバーしていたものの夏場以降に精彩を欠き出して一気に失速してしまい、宿敵パドレスに首位の座を明け渡すこともあったが、なんとか競り勝ってナ・リーグ西地区を4連覇。ワイルドカードからのスタートながら、レッズ、フィリーズ、ブリュワーズを寄せ付けずにナ・リーグ連覇を成し遂げ、ワールドシリーズではブルージェイズと第7戦までもつれる激戦を演じながら、延長11回に及んだ最終に勝利して今世紀初のワールドシリーズ連覇を達成した。

監督

名前デーブ・ロバーツ
生年月日1972年5月31日 (53歳)
出身沖縄
就任日2016年
<人物紹介>

・ワールドシリーズ連覇を達成した名将

・就任から10年連続プレーオフ進出(地区優勝9回)&3年連続100勝などレギュラーシーズンでは無類の強さを誇る。24年に初めてワールドシリーズを制覇し、25年は故障者が続出した先発陣の穴をリリーフ陣の積極起用で乗り切り、公式戦を大谷翔平の投手としてのリハビリに利用し、ワールドシリーズでは山本由伸を中0で登板させるなど、常識に囚われない采配で2年連続の世界一を達成。

それでもワールドシリーズ制覇は短縮シーズンの1度のみと、ポストシーズンでは結果を残せずにファンから批判されることも多く、10月の大舞台では失意の結果が続いたが、昨年は負傷が続出しながらも巧みな采配と適材適所の起用で困難を乗り越え、ようやく悲願の世界一を達成し、”名将”の称号を得た。

・コミュニケーションを重視する楽観主義者で、悩める選手たちをポジティブにさせることに長ける。

・現役時代は、俊足外野手としてドジャースやパドレスなど5球団でプレーし、MLB通算832試合・721安打・23本塁打・213打点・243盗塁を記録。

・父親が沖縄の米軍基地に所属していた際に日本人女性と結婚して生まれた。

・UCLA出身で歴史学の学位を持つ。

移籍情報

IN
ポジション名前移籍元
投手ブレイク・スネルジャイアンツ
佐々木 朗希千葉ロッテ
T・スコットパドレス
K・イェーツレンジャーズ
B・スチュワート*ツインズ
内野手キム・へソンネクセン・キウム
外野手M・コンフォートジャイアンツ
A・コール*ナショナルズ

OUT
ポジション名前移籍先
投手ダニエル・ハドソン引退
ウォーカー・ビューラーレッドソックス
J・フラハティタイガース
R・ブレイジャーカブス
G・マクダニエルズエンゼルス
J・デュブランティエブリュワーズ
Z・ローグ斗山ベアーズ
B・ハニーウェル未定
J・ケリー未定
ダスティン・メイ*レッドソックス
捕手D・カルタヤツインズ
内野手G・ラックスレッズ
外野手ケビン・キーアマイアー引退
クリス・テイラー*エンゼルス

基本布陣

選手一覧

<先発>

(背番号)7 ブレイク・スネル
(年齢)32(出身)ワシントン州 (身長/投打)193cm/左投左打 
【昨季成績(防御率)】
11試合5勝4敗(2.35)


・2度のサイヤング賞に輝いた左腕
・スピン量の多い自慢のフォーシームを軸に、魔球カーブや一級品のチェンジアップとスライダーを投げ分け、先発として球界屈指の奪三振能力を誇り、ハマった時の支配力に関しては並ぶ者がいないが、故障癖が最大の欠点
・18年にレイズで21勝・防御率1.89、23年にパドレスで14勝・防御率2.25を記録して両リーグでサイヤング賞に輝き、23年にケガで出遅れたが、後半戦にキャリア初のノーノーを含む好投を披露してジャイアンツから5年総額1億8200万ドルで加入も、肩の故障により11先発でわずか5勝に留まったが、プレーオフではALCSまでの3先発で3勝・防御率0.86と奮闘してWS進出に貢献。ただ、WSでは2先発で2敗・10失点と悔しい結果に終わった


(背番号)11 佐々木 朗希
(年齢)24 (出身)岩手県 (身長/投打) 188cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】
10試合1勝1敗(4.46)

令和の怪物
・100マイル超の速球と高い空振り率のスプリッターが特徴で、抜群の将来性を秘めるが、耐久性が課題
・19年ドラフト1位で千葉ロッテに入団し、22年に完全試合を達成し、24年はキャリア初の2桁勝利を挙げてオフにマイナー契約で加入。開幕前にメジャー契約を締結して日本での開幕第2戦でMLBデビューし、7回目の先発となったブレーブス戦で初勝利を記録も、右肩の炎症により9月末まで離脱したが、復帰後はクローザーに抜擢されてロングリリーフもこなすなど、ポストシーズンでは7登板・防御率0.84・3Sの活躍でリリーフ陣
を支えた


(背番号)17 大谷 翔平
(年齢)31 (出身)岩手県 (身長/投打) 193cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】
14試合1勝1敗(2.87)


・復活した二刀流
・ノーワインドアップから右肩を下げる投球フォームに変更したことで出力と制球力が向上し、100マイルを超える豪速球を中心に、大きく曲がるスライダー、スイーパー、カーブ、シンカー、スプリットなど多彩な変化球を組み合わせて打者を圧倒する

・花巻東高校3年生時に160㎞/hを記録し、日本ハム時代には3年連続2桁勝利、エンゼルスでは22年に15勝&防御率2.33、23年に10勝を挙げた。右肘の手術による休養期間を経て、MLBの公式戦をリハビリ登板に利用する前代未聞の方法で、6月のパドレス戦から徐々に投球数を増やして8月末のレッズ戦(5回1失点)で約2年ぶりとなる勝利を挙げ、ポストシーズンではフィリーズとブリュワーズ相手に勝利投手となったが、ワールドシリーズでは2先発で1敗・防御率6.10と悔やまれる結果に


(背番号)18 山本 由伸
(年齢)27 (出身)岡山県 (身長/投打) 178cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 
30試合12勝8敗(2.49)


日本球界最強投手
・やり投げに似たアーム投法から、最速160㎞/hに迫るフォーシーム、150㎞/hを超える伝家の宝刀”スプリッター”、大きく縦に曲がるカーブ、カットボールをほぼ完璧に投げ分けて打者を手玉に取り、シュートやスライダーも投じる
・ドラフト4位で入団したオリックスで3年連続投手4冠に輝き、MLB投手として最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円)の大型契約で加入した24年は、ケガで後半戦を棒に振りながら7勝を挙げ、WSで快投。25年は開幕からローテーションを守り抜き、9月上旬のオリオールズ戦では8回2アウトまでノーヒットノーランを継続しながら後続が撃ち込まれてサヨナラ負けを喫する悲劇もあったが、キャリア初のMLB2桁勝利、200奪三振、防御率2点台と好成績を残してエースの地位を確立し、ポストシーズンでは5先発で4勝(2完投)、WS第7戦では中0日でリリーフとして登板して胴上げ投手となるなど、WSだけで3勝を稼いでMVPに輝いた


(背番号)22 クレイトン・カーショウ
(年齢)37 (出身)テキサス州 (身長/投打)193cm/左投左打
【昨季成績(防御率)】 
23試合11勝2敗(3.36)


百戦錬磨のレジェンド左腕
・足を大きく上げる独特の投球フォームから、コントロールの良いフォーシームと切れ味鋭いスライダーで投球を組み立て、大きく割れるカーブも投じる
06年の入団からドジャース一筋で投げ続け、3度のサイ・ヤング賞&球団史上最多の通算奪三振数を誇り、23年には通算200勝を達成してチームトップの13勝を挙げたが、昨年は左肩手術の影響で7月下旬に復帰も8月末に左足を負傷してシーズンを終えたが、4年連続単年契約で残留


(背番号)26 トニー・ゴンソリン
(年齢)31 (出身)カリフォルニア州 (身長/投打)191cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】
7試合3勝2敗(5.00)


・変化量の大きいスプリットとスライダーを決め球に、フォーシームとカーブをバランスよく投げ分ける
・22年に16勝1敗&防御率2.14の活躍でオールスターにも出場したが、23年にトミージョン手術を受け、昨年は全休


(背番号)28 ボビー・ミラー
(年齢)26 (出身)イリノイ州 (身長/投打)196cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】 
2試合0勝0敗(12.60)


・落ちぶれた次期エース候補
・100マイル超の豪速球とシンカー、スピン量の多いカーブを武器にハイペースで三振を奪う本格派
・20年ドラフト1位で入団してMLB1年目の23年に11勝を挙げたが、24年は13先発ではQS2回と精彩を欠き、25年は開幕前に打球が頭部に直撃して出遅れ、初先発のロッキーズ戦で3回6失点と炎上し、リリーフ起用された5月下旬のメッツ戦では2回1失点でマイナーに落とされて以降は3Aでシーズンを終えた


(背番号)31 タイラー・グラスノー
(年齢)32 (出身)カリフォルニア州 (身長/投打)203cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】 
18試合4勝3敗(3.19)

・球界を代表する長身の豪腕
・2m越えの長身から投げ下ろす最速101マイルの豪速球と魔球カーブ、スライダーを武器に高い奪三振力が特徴だが、年間30先発がキャリアで1度だけと耐久性が課題
・ドラフトで指名されたパイレーツでMLBデビューを飾り、レイズで先発投手として急成長を遂げ、23年にキャリア初の10勝を挙げると、トレードで加入した24年には実質エースとして活躍。25年は右肩の炎症や背中の張りで18先発に留まるも、9月上旬の7回無安打に抑えたロッキーズ戦から3連勝を記録し、プレーオフではフィリーズ、ブリュワーズ相手に試合を作り、リリーフ起用にも応えた


(背番号)35 ギャビン・ストーン
(年齢)27 (出身)アリゾナ州 (身長/投打) 185cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 


・奮闘したルーキー右腕
・スリークォーター気味の腕の振りから7つの球種を駆使し、特にチェンジアップは球界屈指の威力を誇る
・昨季は開幕から先発陣の柱として投げ続け、6月には球団2年ぶりの完封勝利を挙げるなど、チーム最多の11勝&140.1イニングを記録したが、9月に右肩の負傷でシーズンを終えた


(背番号)77 リバー・ライアン
(年齢)27 (出身)ノースカロライナ州 (身長/投打)188cm/右投
【昨季成績(防御率)】 
4試合1勝0敗(1.33)


(背番号)80 エメット・シーハン
(年齢)25 (出身)ニューヨーク州 (身長/投打)196cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 
15試合6勝3敗(2.82)


将来のローテーション候補
・スピンの効いた平均153㎞/hのフォーシームを軸に、右打者には鋭く曲がるスライダーを外角に集めて空振りを誘い、左打者にはチェンジアップとカーブを多投する
・21年にドラフト6位で入団し、23年にMLBデビュー戦で6回無安打に抑える圧巻のピッチングを披露も、24年はトミージョン手術により全休。25年6月のパドレス戦で復帰し、8月には実質4先発3勝を挙げ、9月も実質5先発で防御率1点台と好投すると、プレーオフでは失点が目立ったが、18回に及んだWS第3戦では2回2/3を無失点に抑え、第7戦でも1回を無失点に抑えた


(背番号)96 ランドン・ナック
(年齢)28 (出身)テネシー州 (身長/投打)188cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】 
10試合3勝2敗1S(4.89)

<ブルペン>

(背番号)29 マイケル・グローブ
(年齢)28 (出身)ウェストバージニア州 (身長/投打)191cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 


・150㎞前半の直球を主体にパワーカーブと高速スライダー組み合わせる
・トミージョン手術のリハビリ中にドジャースからドラフト指名され、22年にMLB初勝利を挙げ、昨年はリリーフとして自己最多の39試合に登板


(背番号)38 カービー・イェーツ
(年齢)38 (出身)ハワイ州 (身長/投打)178cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】 
50試合4勝3敗15H3
S(5.23)


・19年セーブ王のベテランリリーバー
・球界有数のスプリッターの使い手で、速球とのコンビネーションで三振を量産する
・14年のMLBデビューからリリーフ一筋で、19年にパドレスでセーブ王(41S)に輝き、2度のトミージョン手術を経て24年にレンジャーズで守護神として33S・防御率1.17と復活を遂げたが、単年契約で加入した25年は被打率が悪化して防御率が4点以上増え、9月に故障者リスト入りしてプレーオフでは登板が無かった


(背番号)41 ブロック・スチュワート
(年齢)34 (出身)イリノイ州 (身長/投打)191cm/右投左打
【昨季成績(防御率)】 
39試合2勝1敗14H(2.38)【ツインズ】
4試合0勝1敗2H(4.91)【ドジャース】


・6年ぶりに復帰したリリーフ右腕
・スリークォーターから繰り出す伸びのある4シームを軸に、スライダーとシンカーを駆使して右打者に強く、左打者にはカットボールとチェンジアップを使う
・14年にドラフト6位でドジャースに入団も、19年にウェーバー公示されてからはマイナーを転々とし、23年にツインズで28登板・防御率0.65と4年ぶりのメジャーリーグで好投。24年は不本意なシーズンとなったが、25年は39登板で14H・防御率2.38とキャリアハイペースの成績を残し、トレード期間終了間際にJ・アウトマンとの交換で6年ぶりに復帰も、右肩痛で4登板に終わった


(背番号)43 アンソニー・バンダ
(年齢)32 (出身)テキサス州 (身長/投打)188cm/左投左打
【昨季成績(防御率)】 
71試合5勝1敗12H(3.18)

・流浪の鉄腕サウスポー
・スライダーを軸に、左打者にはシンカー、右打者には4シームとチェンジアップを投じる
・17年のMLBデビューから8年間で8球団を渡り歩き、24年5月にガーディアンズからトレードで加入して48登板、ポストシーズンでは10登板で防御率0.00と活躍。25年は火消しや回跨ぎ、ロングリリーフなど様々な場面で起用されて自己最多の71登板・12Hとフル稼働も、ワールドシリーズでは4登板で6失点と精彩を欠いた


(背番号)45 マイケル・コペック
(年齢)28  (出身)テキサス州 (身長/投打)191cm/右投右打 
【昨季成績(防御率/打率)】
14試合0勝0敗6H(2.45)


・変貌した剛腕リリーバー
・最速105マイルの豪速球とスライダーで投球を組み立てる
・ホワイトソックスの14年ドラフト1位で、制球難に苦しんでいたが、昨季にトレード期間ギリギリに加入すると、ノーコンと一発病がコーチ陣により改善されてクローザーを任されるまでになり、24登板で4勝0敗&防御率1点台と活躍し、地区優勝の胴上げ投手になった


(背番号)48 ブルスダー・グラテロル
(年齢)26 (出身)ベネズエラ (身長/投打)185cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 


・巨漢の豪腕リリーバー
・160㎞超の大きく動く超高速シンカーと150㎞越えのカッターを連発してゴロを量産する
・23年に68登板・防御率1.20・19H・7Sとフル稼働も、昨季は度重なる負傷で7登板に終わった


(背番号)49 ブレイク・トライネン
(年齢)37 (出身)カンザス州 (身長/投打)196cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 
32試合2勝7敗10H2S(5.40)


・復活した鉄腕
・大きく横滑りする魔球”スイーパー”を中心に、右打者にはスライダー、左打者には4シームとカットボールを投じ、キャリアで3度70登板を経験
・15年からナショナルズ、アスレティック、ドジャースでリリーフをこなし、18年に68登板・防御率0.78・38Sの成績でサイヤング賞6位に輝き、21年にはアメリカンリーグ1位の32Hを記録。その後に右肩の負傷で引退を覚悟したものの、24年に50登板で防御率1点台と復活し、プレーオフでは抑えやイニング跨ぎとして奮闘。25年は右前腕の張りで長期離脱し、復帰後もポストシーズンを含めて安定感を欠いた


(背番号)51 アレックス・ベシア
(年齢)29 (出身)カリフォルニア州 (身長/投打)185cm/左投左打

【昨季成績(防御率)】 
68試合4勝2敗26H5S(3.02)


・熱血リリーバー
・オーバーハンドから繰り出す、回転量の多い4シームと切れ味鋭いスライダーのコンビネーションで打者に真っ向勝負を挑み、右打者にはチェンジアップを織り交ぜ、11連投の経験もあるタフガイ
・21年にトレードでツインズから加入してから5年間で295試合に登板し、24年に11連投をこなすなどチーム最多の67登板で防御率1点台とキャリアハイの成績でプルペン陣を支えた


(背番号)59 エヴァン・フィリップス
(年齢)31 (出身)メリーランド州 (身長/投打)188cm/右投右打
【昨季成績(防御率)】 
7試合0勝0敗2H1S(0.00)

・魔改造された元守護神
・打者を追い込むと伝家の宝刀”スイーパー”で三振を量産し、左打者に投じるカッターも効果的で、フォーシーム、シンカーの制球も安定している
・21年8月だけで2度戦力外になったが、ドジャースに移籍してからスイーパーの変化量が増したことで大化けし、22年に64登板&防御率1.14を記録すると、23年にはクローザーに任命されたが、昨年は3年連続60登板もスイーパーの威力が低下して防御率が悪化した


(背番号)66 タナー・スコット
(年齢)31 (出身)オハイオ州 (身長/投打)183cm/左投
【昨季成績(防御率)】 
61試合1勝4敗8H23S(4.74)


・”大谷キラー”の守護神
・威力抜群の直球と鋭く変化するスライダーの2球種で打者を打者を手玉に取るリリーフ左腕で、制球力が課題だったが初球ストライクを心がけて克服し、5年連続で60登板と耐久性も魅力
オリオールズからトレードで加入したマーリンズで24年に守護神に定着し、夏に引き抜かれたパドレスでもセットアッパーとして活躍。25年に4年総額7200万ドル(約112億円)で加入し、61登板で23Sを記録もセーブ機会を10回失敗、球威が低下したことで防御率が3点近く悪化するなど期待外れの成績で、プレーオフは膿瘍の除去手術で登板しなかった


(背番号)70 ジャスティン・ウォロブレスキー
(年齢)25 (出身)イリノイ州 (身長/投打)185cm/左投左打
【昨季成績(防御率)】 
24試合5勝5敗7H2S(4.32)


生え抜きのイニングイーター
・最速160㎞/hの4シームに、スライダー、シンカー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投じる
21年にドラフト11位で加入して24年にMLBデビューを飾ると、25年は初先発となった4月上旬のナショナルズ戦で5回8失点と打ち込まてマイナーに降格したが、6月にはロングリリーフをこなして3勝を稼ぐなど、リリーフ陣のイニングイーターとして定着し、プレーオフでは4登板で無失点と上出来だった


(背番号)78 ベン・カスパリウス
(年齢)26 (出身)コネチカット州 (身長/投打)188cm/右投右打

昨季成績(防御率)】 
46試合7勝5敗13H2S(4.64)


(背番号)60 エドガルド・エンリケス 
(年齢)23 (出身)ベネゼエラ (身長/投打)193cm/右投
【昨季成績(防御率)】 
22試合2勝1敗5H1S(2.70)

(背番号)86 ジャック・ドレイアー
(年齢)26 (出身)ユタ州 (身長/投打)188cm/左投
【昨季成績(防御率)】 
67試合3勝2敗10H4S(2.95)

<捕手

(背番号)16 ウィル・スミス
(年齢)30 (出身)ケンタッキー州 (身長/投打)178cm/右投右打
【昨季成績(打率)】 
110試合17本61打点(.296)


・常勝軍団の扇の要
・攻守兼備の実力派で、逆方向にもホームランを放てるパワーを秘め、攻守でチームを支える
・短縮シーズンから正捕手として君臨し、開幕前に10年1億4000万ドルで契約を延長した昨年は、好不調の波が激しかったが、打っては自己3度目の20本塁打、守ってはリーグトップの盗塁阻止率と巧みなリードで世界一に貢献

(背番号)47 ベン・ロットヴェット
(年齢)28 (出身)ウィスコンシン州州 (身長/投打)175cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
26試合0本6打点(.095)【レイズ】

18試合1本4打点(.224)【ドジャース】

(背番号)68 ダルトン・ラッシング
(年齢)24 (出身)テネシー州 (身長/投打)180cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
53試合4本24打点(.204)


・トッププロスぺクト捕手
・選球眼とパワフルなスイングに定評があり、近年は速球への対応が向上し、ファーストやレフトでも起用できる
・22年にドラフト2位で入団し、昨年はマイナーで26本塁打・OPS.896の好成績を記録して球団最優秀マイナー選手に選出され、5月のアスレチックス戦でMLBデビューを飾る

<内野手>

(背番号)5 フレディ・フリーマン
(年齢)36 (出身)カリフォルニア州 (身長/投打)196cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
147試合24本90打点(.295)

・球界屈指のヒットメーカー
・ミート力とパワーを高水準で兼ね備えるアッパースイングが特徴の頼れるチームリーダーで、ここ14シーズンで8度の打率3割、11度の20本塁打、10度の150安打と長年安定した成績を残し続けるMLB屈指の一塁手
・昨季は、序盤の打撃不振、息子の病気、負傷離脱など、例年に比べて苦しいシーズンを送ったが、ワールドシリーズで打率3割・4本塁打・12打点の活躍でMVPに選出された


(背番号)6 キム・ヘソン(金 慧成)
(年齢)26 (出身)韓国 (身長/投打)178cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
71試合3本17打点(.280)

・韓国球界を代表する俊足内野手
・俊足とコンアクト力が特徴
・韓国リーグで4年連続打率3割を記録し、オフにエンゼルスからのオファーを蹴って3年1250万ドルで加入


(背番号)8 エンリケ・エルナンデス
(年齢)34 (出身)プエルトリコ (身長/投打)178cm/右投
【昨季成績(打率)】 
93試合10本35打点(.203)


・内外野の全ポジションをこなす万能プレイヤー
・コンタクト力に長けた”切り込み隊長”ながら、2度の20本塁打とパワーも秘める
・23年にレッドソックスでショートを中心にフル出場していたが、7月にトレードで2年半ぶりに復帰すると、内外野の全ポジションで出場し、OPSも向上した
・奥さんは女優


(背番号)13 マックス・マンシー
(年齢)35 (出身)テキサス州 (身長/投打)183cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
100試合19本67打点(.243)

・1発が魅力の長距離砲
・35本塁打を4度記録した長距離砲で、低打率をパワーと球界屈指の選球眼で補う
・昨年は、脇腹痛により一昨年と比べて成績を落としたが、リーグ優勝決定シリーズでは12打席連続出塁のタイ記録を樹立した


(背番号)25 トミー・エドマン
(年齢)30 (出身)ミシガン州 (身長/投打)178cm/右投両打
【昨季成績(打率)】
97試合13本49打点(.225)


・センターラインで攻守を連発する便利屋
・俊足巧打のオールラウンドプレイヤーで、小技や攻守でチームに貢献する
・昨季は、カージナルスでは右手首痛で無出場も、夏にトレードで加入すると、センターとショートを兼任しながら4~9番を務めるなど攻守で貢献し、リーグ優勝決定シリーズでは11打点&OPS1.022の活躍でMVPに選ばれ、5年7400万ドルで契約を延長した


(背番号)50 ムーキー・ベッツ
(年齢)33 (出身)テネシー州 (身長/投打)175cm/右投右打
【昨季成績(打率)】
150試合20本82打点(.258)

MLB最高のオールラウンダー
・走攻守すべてが1級品の5ツールプレイヤーで、18年MVP&オールスター出場7回のスタープレイヤー
・昨年は開幕直前にショートに転向しながら3・4月に月間MVP受賞するなど、球界屈指のリードオフマンとして強力打線を牽引も、6月中旬に死球による骨折で約2カ月離脱し、ポストシーズンではスランプに陥ったが、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズでは結果を残して自身3度目の世界一を成し遂げた


(背番号)72 ミゲル・ロハス
(年齢)36 (出身)ベネズエラ (身長/投打)183cm/右投右打
【昨季成績(打率)】
114試合7本27打点(.262)


・球界屈指の遊撃守備を誇るベテラン
・守備力の高い内野のユーティリティーで、リーダーシップの評価も高い
・23年に9シーズンぶりにトレードで復帰すると、昨季はショートに転向したベッツに付きっきりで指導し、負傷離脱した際には正遊撃手を務め、弱点だった打撃も改善した


(背番号)76 アレックス・フリーランド
(年齢)24 (出身)ケンタッキー州 (身長/投打)183cm/右投両打
【昨季成績(打率)】 
29試合2本6打点(.190)

<外野手>

(背番号)12 アレックス・コール
(年齢)31 (出身)ミネソタ州 (身長/投打)180cm/右投
【昨季成績(打率)】
72試合3本26打点(.274)【ナショナルズ】
38試合2本5打点(.247)【ドジャース】


(背番号)23 マイケル・コンフォルト
(年齢)32 (出身)ワシントン州 (身長/投打)185cm/右投左打
【昨季成績(打率)】
138試合12本36打点(.199)

・パワーが売りの元球宴外野手
・過去にメッツで3年連続25本塁打を放つも、近年は低調気味だったが、昨季はジャイアンツで力強い打撃を取り戻して5年ぶりに20本塁打を記録し、オフに単年契約で加入


(背番号)37 テオスカー・エルナンデス
(年齢)33 (出身)ドミニカ共和国 (身長/投打)188cm/右投右打
【昨季成績(打率)】
134試合25本89打点(.247)

・広角打法の長距離砲
・コンパクトなスイングで難なくスタンドにボールを運ぶ強打者で、20年から広範囲に鋭い打球を放てるようになり、2年連続シルバースラッガー賞を獲得した
・ブルージェイズとマリナーズで計4度25本塁打を放ち、単年契約で加入した昨年は、MVPトリオに次ぐ4番として自己最多の33本塁打と活躍し、オフには3年6600万ドルで残留した


(背番号)44 アンディ・パヘス
(年齢)24 (出身)キューバ (身長/投打)183cm/右投右打
【昨季成績(打率)】
156試合27本86打点(.272)

・将来の主砲候補
・パワーと強肩が売りで、サウスポーに滅法強いキューバ出身のプロスペクト
・18年にキューバから亡命してドジャースに加わり、昨季にMLBデビューを飾ると、シーズン100安打&2桁本塁打を記録し、リーグ優勝決定シリーズ5戦では2打席連続ホームランを放った

<指名打者>

(背番号)17 大谷 翔平
(年齢)31 (出身)岩手県 (身長/投打)193cm/右投左打

【昨季成績(打率)】
158試合55本102打点(.282)

”史上最高の野球選手”
・日本人離れした肉体を誇り、格外のパワーを秘める豪快なスイングが特徴ながら、ミート力も高く、年間59盗塁と走力も備えるなど、まさに完全無欠のスーパースター
・昨季にスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)で加入すると、前半戦を3冠王を狙える位置で終え、史上最速で40-40に到達し、前人未踏の50ー50を達成。悲願のリーグ優勝とワールドシリーズ制覇に貢献し、異なるリーグで2年連続ホームラン王、打点王、満票で自身3度目&DHとしては史上初のリーグMVPに輝いた

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コメント

  1. ぎんちゃん より:

    ドジャース最高‼️

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