基本情報
創立 | 1961年 |
本拠地 | カルフォルニア州アナハイム市 |
スタジアム | エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム (収容人数 4万5517人) |
監督 | フィル・ネヴィン |
ゼネラルマネージャー (GM) | ペリー・ミナシアン |
オーナー | アーティ・モレーノ |
獲得タイトル | ワールドシリーズ優勝(1回) リーグ優勝(1回) 地区優勝(9回) ワイルドカード(1回) |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | ヘイロウズ(光の輪) |
<過去5シーズンの成績>
地区順位 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | ゲーム差 | 総得点 | 総失点 | ポストシーズン | 監督 | |
2018 | 4位 | 80 | 82 | .494 | 23.0 | 724 | 722 | ー | マイク・ソーシア |
2019 | 4位 | 72 | 90 | .444 | 35.0 | 769 | 868 | ー | ブラッド・オースマス |
2020 | 4位 | 26 | 34 | .433 | 10.0 | 294 | 321 | ー | ジョー・マドン |
2021 | 4位 | 77 | 85 | .475 | 18.0 | 723 | 804 | ー | ジョー・マドン |
2022 | 3位 | 73 | 89 | .451 | 33.0 | 623 | 668 | ー | ジョー・マドン➡ フィル・ネヴィン |
悲願のプレーオフ進出を目指して大型補強 大谷のFA動向も目が離せない
・序盤戦は投打が噛み合ってリーグ最速タイで20勝到達&5月16日時点では24勝13敗で地区首位に立っていたが、5月25日のレンジャーズ戦から球団歴代ワーストの14連敗を喫したことで借金生活に転じ、ジョー・マドン監督は解任された。コーチだったフィル・ネヴィンが代行監督に就任したが事態は好転せずに、7年連続の負け越しとなる73勝89敗で地区3位に終わった。トラウトと大谷を擁しながらもチーム得点数は歴代ワースト3位、チーム打率と出塁率はいずれもDH制導入以降では球団ワーストと貧打に喘ぎ、先発陣で2桁勝利を記録したのは大谷だけで、ブルペン陣は安定感を欠くなど、投打で課題が浮き彫りとなる1年だった。
・プレーオフ進出を目指してオフには積極的な補強を敢行。”トラウタニ”に依存する打線には年間30本塁打近くを計算できるレンフローとドルーリーを加えたことで打線の厚みが増した。先発陣は、絶対的エースの大谷を筆頭に、昨シーズン後半に成長を遂げた”若手サウスポー3羽ガラス(サンドバル、デトマーズ、スアレス)”、ドジャースで15勝した左腕アンダーソンから成り、計らずも左腕王国となる期待がある。要改善のブルペン陣もエステヴェスやムーアらを獲得して安定感の構築を図った。1年を通して昨年の序盤戦のように投打が嚙み合えば、2014年以来のポストシーズン進出もあり得る選手層なだけに見応えのあるシーズンとなりそうだが、最注目はなんといっても”MLBの顔”である大谷翔平の総額5億ドル超ともいわれるFA動向だろう。
監督
名前 | フィル・ネヴィン |
生年月日 | 1971年1月19日 (52歳) |
出身 | カリフォルニア州 |
就任日 | 2022年6月 |
・ジョー・マドン監督の解任後、監督代行としてチームを指揮し、昨年10月に正式に監督に就任。
・チーム作りのためにコミュニケーションを重視し、選手たちの家に訪問しては夕食に誘いだして人間関係を深める。采配に関しては典型的で多様性に乏しく、接戦をものに出来るほどの指導力があるかと言われれば微妙。
・高校生の時にロサンゼルス・ドジャースからドラフト3位で指名されるも大学に進学。92年にヒューストン・アストロズからドラフト全体1位で指名されてプロ入り。通算1217試合に出場し、200本塁打を達成している。
・引退後は独立リーグやマイナーで監督を務め、メジャーリーグでは計5年間ジャイアンツとヤンキースで3塁コーチを歴任し、2022年にエンゼルスに加入。
・見た目は冷静ながら激昂しやすい性格で、現役時代は12回、昨年は4回退場処分を受けた。暫定監督に就任した際には亡き恩師のことを思って涙を流し、正式に監督に就任した際にも感極まって目を赤くするなど熱い男の一面も。
移籍情報
基本フォーメーション
選手一覧
<先発陣>
No. | 名前 | 年齢 | 出身 | 身長/投打 | 昨季成績 (防御率/打率) | |
17 | 大谷 翔平 | 28 | 岩手 | 193cm/右投左打 | 28試合15勝9敗(2.33) | ・史上初となる”投打ダブル規定”を達成した”二刀流のスーパースター” ・2021年の勝利数を上回る15勝(リーグ3位)を挙げ、防御率も2.33(リーグ4位)と1点近く改善し、サイヤング賞にも4位入りして、チームの絶対的なエースへと成長した ・自身初となる開幕投手を務めるも6月のヤンキース戦まで3勝4敗とイマイチだったが、複数のスライダーを駆使した投球に切り替えると6連勝、後半戦には2シームとシンカーを取り入れたことで5連勝と勝ち星を伸ばした ・シーズン終了後にFAとなる今季は、残留するのか、それとも移籍するのか、そして総額でどれほどの契約となるかにも注目だ |
31 | タイラー・アンダーソン | 34 | ネバダ州 | 188cm/左投左打 | 30試合15勝5敗(2.57) 【ドジャース】 | ・昨年ドジャースで覚醒した15勝左腕 ・1年目から毎年6勝前後を記録してきたが、コントロールの向上と打者のタイミングを微妙にずらす投球術を身に付けて凡打の山を築き、ローテーションの一角としてキャリアハイの15勝、ナショナルリーグ5位の防御率2.58を記録して地区優勝に貢献した ・オールスターにも選出され、オフシーズンにはドジャースのクオリファイング・オファーを蹴り、3年3900万ドルでエンゼルス入り |
32 | タッカー デビッドソン | 27 | テキサス州 | 188cm/左投左打 | 4試合1勝2敗(6.46) 【ブレーブス】 8試合1勝5敗(6.87) | ・最速156㎞の直球とスライダーが全体の8割を占めるサウスポー ・ストレートのスピン量がメジャーでも下位レベルで被打率が高く、制球難でもあり、シーズン途中にトレードで加入した昨年は8試合の先発のうちクオリティースタートはわずか1試合と残念な成績に終わった ・21年ワールドシリーズ5戦目で先発した実績がある |
43 | パトリック・サンドバル | 26 | カリフォルニア州 | 190cm/右投右打 | 27試合6勝9敗(2.91) | ・後半戦にエース級の活躍を見せたメキシコ代表左腕 ・昨年は打線の援護を欠き27先発で6勝9敗だったが、大谷に次ぐ安定感で1年を通してローテーションを守り、防御率2.91をマークし、被本塁打は140回以上でリーグ唯一の1桁台だった ・伝家の宝刀であるチェンジアップを武器に、フォーシームとスライダーを織り交ぜ、時にカーブ、チェンジアップを使う ・制球難が課題だが、8月のタイガース戦ではマダックスを達成 |
48 | リード・デトマーズ | 23 | イリノイ州 | 188cm/左投左打 | 25試合7勝6敗(3.77) | ・20年ドラフト全体10位の有望株で将来のエース候補 ・昨年はオープン戦で結果を残したことで開幕ローテーションを勝ち取ちとると、5月のレイズ戦では球団史上最年少でノーヒットノーランを達成し、7月以降も防御率3.04とまずまずの活躍を見せた ・6月にマイナー降格すると、そこで肩の位置ズレとスライダーを修正して一皮むけた ・総合力が高く、カーブやスライダーをコントロール良く操り、1イニングに1個のペースで三振を奪う |
54 | ホセ・スアレス | 25 | ベネズエラ | 178cm/左投左打 | 22試合8勝8敗(3.96) | ・ポッチャリした体型が特徴の技巧派左腕 ・序盤は武器であるチェンジアップが機能せずにメジャーと3Aを行き来したが、握りを変えたスライダーの割合を増やしたことで勢いに乗り、6月下旬以降はローテーションを守り抜いて2年連続の8勝をマーク ・愛称は”エル・デメンテ(非常識)” |
<ブルペン陣>
28 | アーロン・ループ | 35 | ルイジアナ州 | 180cm/左投左打 | 65試合0勝5敗1S(3.84) | ・静かで控えめな性格の変則救援サウスポー ・一昨年65試合で6勝0敗、防御率0.65とメッツで大化けし、破格の年俸でエンゼルスに加入したも5月下旬から安定感を欠き、防御率が3点台後半を記録するなど期待を裏切るシーズンとなった ・武器であるシンカーとカッターを主体に被本塁打が少なく、変則フォームながらコントロールも良い ・弓でのシカ狩りを好み、オフシーズンには銃で釣りや狩りをする |
40 | ジャスティン・ ガルザ | 29 | カリフォルニア州 | 178cm/右投右打 | 37試合2勝3敗7S(4.64) 【3A】 | ・150㎞超えの高速シンカーが武器で、昨年は3Aで投球回数を上回る三振数を記録 ・15年にインディアンスに入団し、21年にメジャーデビューを果たした ・オフシーズンにFAとなり1年契約で加入 |
46 | ジミー・ ハーゲット | 29 | フロリダ州 | 190cm/右投右打 | 49試合2勝1敗9S(2.48) | ・セットアッパー、クローザーとして飛躍した変則右腕 ・腕の振りの小さいサイドスローが特徴で、空振りした打者に直撃するほど真横に大きく変化するスライダーとシンカーが武器 ・前半戦はセットアッパー、後半戦は移籍したイグレシアスに代わって抑えを務め、キャリアハイの成績を残した |
47 | グリフィン・ カニング | 26 | カリフォルニア州 | 188cm/右投右打 | ー | ・19年にメジャーデビューを果たしてから3年の間に12勝を挙げたが、昨年は負傷により1年を棒に振った ・高校生時にロッキーズから指名されたが大学に進学し、17年にエンゼルスに入団 ・エンジェルスのファンとして育つ |
51 | ハイメ・バリア | 26 | パナマ共和国 | 185cm/右投右打 | 35試合3勝3敗(2.61) | ・デビューを果たした18年に10勝を記録したがそれ以降はメジャーとマイナーを行き来し、昨年はロングリリーフとして復活 ・フォーシームとスライダーを中心に打たせて取るタイプ |
52 | ライアン・テペラ | 35 | テキサス州 | 185cm/右投右打 | 59試合5勝4敗(3.61) | ・過大評価な結果に終わった遅咲きリリーフ ・21年にブレイクを遂げ、2年1400万ドで加入も5月中旬から調子を落とし一時は敗戦処理に回ったが、決め球であるスライダーを改善したことで後半戦に復調 |
53 | カルロス・ エステベス | 30 | ドミニカ共和国 | 198cm/右投右打 | 62試合4勝4敗(3.47) 【ロッキーズ】 | ・2年連続60試合に登板した剛腕 ・打者に有利なスタジアムを本拠地とするロッキーズで防御率3点台という結果を残したことがエンゼルス首脳陣の目に留まり2年1350万ドルで加入 ・最速160㎞超の直球で攻めていくパワー系で、チェンジアップとスライダーを織り交ぜる ・16年と21年には11セーブを記録するなどクローザーも務まる |
55 | マット・ムーア | 33 | フロリダ州 | 191cm/左投左打 | 63試合5勝2敗5S(1.95) 【レンジャーズ】 | ・ソフトバンクで日本一に貢献した左腕 ・開幕はマイナースタートながら救援投手として63試合で防御率1.95と見事な結果を残し、メジャー初セーブも記録した ・11月にFAとなってエンゼルスに加入 |
57 | ザック・ワイス | 30 | カリフォルニア州 | 191cm/右投右打 | 12試合0勝1敗(3.38) | ・4年ぶりにメジャーでの登板を果たしイスラエル代表右腕 ・1年目からマイナーで下積みを重ね、18年のメジャー初登板では打者4人を相手に2四球2本塁打の結果で防御率が無限大のままチームを転々としながらマイナーでプレー ・イスラエルで野球を認知させるために奮闘 |
58 | デイビス・ ダニエル | 25 | ジョージア州 | 185cm/右投右打 | 21試合6勝7敗(4.49) 【3A】 | ・昨年6月にメジャー昇格も次の日にマイナー降格 ・21年にA+でデビューすると3Aまで一気に昇格し、22年も3Aで好投 ・スピンの利いた150㎞付近のストレートと大きく曲がるカーブを中心に投球を組み立てる ・大学生の時にトミージョン手術を経験 |
59 | ホセ・ソリアーノ | 24 | ドミニカ共和国 | 188cm/右投右打 | 7試合0勝0敗(2.08) 【マイナー】 | ・16年にエンゼルスと契約を結び5年間マイナーでプレーした後に、ルール5ドラフトでパイレーツから1位指名されるも戦力外となり古巣に帰還 ・トミージョン手術を2度経験 |
60 | アンドリュー・ ワンツ | 27 | ノースカロライナ州 | 193cm/右投右打 | 42試合2勝1敗(3.22) | ・奪三振率の高いセットアッパー ・回転の利いた浮き上がるフォーシームで相手打者をねじ伏せ、1イニングに1個以上のペースで三振を奪う ・2A時代のコロナによるマイナー休止期間中にカッターを習得したことで投球の幅が広がりメジャー昇格を果たした ・昨年6月のマリナーズ戦で大乱闘の要因となった故意死球を投じたことで3試合の出場停止処分を受けた |
63 | チェイス・ シルセス | 22 | ニューメキシコ州 | 183cm/右投右打 | 7試合1勝3敗(6.59) | ・メジャー初登板・初勝利を挙げた期待の若手右腕 ・21年ドラフト11位ながら2Aでの活躍により飛び級でメジャーデビューを果たしたアスレチックス戦で6回無失点と好投、その後はマイナーに降格したがそこでは7勝無敗と無双 ・大きく落ちるチェンジアップとスライダーが武器で、フォーシームはスピン量が多いが被打率が高い |
65 | ホセ・キハダ | 27 | ベネズエラ | 180cm/左投左打 | 42試合0勝5敗3S(3.98) | ・暴れ馬の如く闘志みなぎる剛腕 ・豪快な投球フォームが特徴で、リリーフとして登場すると先発の勝ち投手の権利を消滅させないかと不安にさせる ・全投球の9割近くを占める直球で打者を捻じ伏せ、球速は平均レベルながら被打率・空振り率は良好 ・右打者にはチェンジアップ、左打者にはスライダーと投じる |
66 | コルトン・ イングラム | 26 | ジョージア州 | 175cm/左投左打 | 50試合6勝2敗10S(2.67) 【2A】 | ・横投げ気味のスリークォーターから140台後半のストレートとスライダー、シンカーを投げ分ける ・19年にタイガースに入団もコロナの影響で放出され、21年にエンゼルスとマイナー契約を結び、22年オフに40人枠に入った |
68 | ホセ・マルテ | 26 | ドミニカ共和国 | 190cm/右投右打 | 11試合0勝0敗(7.36) | ・最速99マイルのフォーシームとスライダー、カッターで投球を組み立てるサイドスロー ・21年7月にトレードで加入し、その年の8月にメジャー初昇格を果たした |
73 | クリス・ ロドリゲス | 24 | フロリダ州 | 188cm/右投右打 | ー | ・ケガに悩まされる逸材右腕 ・150㎞台前半のパワーシンカーとカーブで打者を手玉に取るパワーピッチャーで、エンゼルスの将来を担う投手として40人枠入り ・背中や肩の手術により長期離脱を幾度も経験 |
<捕手>
14 | ローガン・オホッピー | 23 | ニューヨーク州 | 188cm/右投右打 | 5試合0本2打点(.286) | ・メジャーリーグ公式サイトでア・リーグの新人王候補2位に選ばれた逸材捕手 ・1年目からマイナーリーグで打率3割、昨年は26本塁打と結果を残し、昨年9月のメジャーデビュー戦で初打席初安打を記録した ・パワーが特徴ながら得点圏打率も高く、19年オフ以降は選球眼が改善したことで四球による出塁も多い ・捕球、ブロッキング、素早く正確な送球など守備にも定評がある |
21 | マット・タイス | 27 | ニュージャージー州 | 188cm/右投左打 | 29試合2本8打点(.217) | ・悩めるドラフト1位 ・捕手として入団したが長打力を活かすためにファーストに転向も、8本塁打を記録した19年以降はメジャーに定着できず、21年に捕手に再転向した |
33 | マックス・スタッシ | 32 | カリフォルニア州 | 188cm/右投右打 | 102試合9本30打点(.180) | ・失意のシーズンに終わった大谷の女房役 ・昨年は大谷のほとんどの先発でマスクを被って実力を発揮させた一方で、打率は1割台を記録し得意のフレーミングも悪化するなど投打で低迷 ・父・祖父・曾祖父はマイナー、兄はメジャーでプレーした野球一家 |
<内野手>
2 | ルイス・レンヒーフォ | 26 | ベネズエラ | 178cm/右投両打 | 127試合17本52打点(.264) | ・メジャー級のスイッチヒッター兼ユーティリティー ・開幕はマイナーながらフレッチャーの故障により昇格すると、8月以降は12本塁打と長打力を発揮 ・セカンド、シュート、サードを守れる便利屋で、ゴールデングラブとシルバースラッガーのユーティリティー部門でファイナリストに選ばれた |
4 | アンドリュー・ベラスケス | 28 | ニューヨーク州 | 175cm/右投両打 | 125試合9本28打点(.196) | ・ファインプレーでピンチを救う守備職人 ・打率は1割台と貧打ながら、フレッチャーの代役として出場機会を得ると好守で活躍し、盗塁も17個決めた(成功率94%) ・薬物が蔓延する地区で育ち、やさぐれる時期もあったが警察官である父の言葉で野球に目覚める |
6 | アンソニー・レンドン | 32 | テキサス州 | 185cm/右投右打 | 47試合5本24打点(.229) | ・事実上の不良債権となりつつあるスラッガー ・ナショナルズ時代には5年間で4度20本塁打以上を記録し19年には打点王も獲得した主砲で、20年に7年総額約329億円でエンゼルスに加入も、直近2年は相次ぐケガによりシーズンの半分以上を欠場している ・昨年5月のレイズ戦で野手が登板すると左打席に入ってホームランを放った |
10 | ジオ・ウルシェラ | 31 | コロンビア | 183cm/右投右打 | 144試合13本64打点(.285) 【ツインズ】 | ・新戦力のスーパーサブ ・打撃では19年には打率3割・21本塁打を記録し、守備では鮮やかなプレーを見せるなど巧打攻守 ・三塁手としてヤンキース、ツインズで活躍し、交換トレードでエンゼルスに加入した今季はサード、ショート、ファーストを守れるスーパーサブとして起用される予定 |
13 | リヴァン・ソト | 22 | ベネズエラ | 183cm/右投左打 | 18試合1本9打点(.400) | ・打撃で結果を残した期待のショートストップ ・マイナー時代は守備力の高さが売りで貧打が課題だったが打撃フォームを改良したことで打率・出塁率が大幅に上がり、9月にIL入りしたベラスケスに代わって飛び級昇格すると打率4割を記録した ・16年にブレーブスと契約したが国際FAの契約違反で契約無効となりFAとなった |
20 | ジャレッド・ウォルシュ | 29 | ウィスコンシン州 | 183cm/左投左打 | 118試合15本44打点(.215) | ・神経病による不振に苦しんだ主砲 ・21年に29本塁打98打点&オールスターに初選出され、主軸として更なる飛躍が期待された昨年は6月末 までに13本塁打とサイクルヒットを記録したが、それ以降は胸郭出口症候群の影響を受けた打撃不振のままシーズンを終えた ・ファーストとしてのグローブ捌きに定評がある ・2019年まで二刀流だった |
22 | デビッド・フレッチャー | 28 | カリフォルニア州 | 175cm/右投右打 | 61試合2本17打点(.255) | ・相次ぐケガで長期離脱を強いられたイタリア代表の安打製造機 ・19年から3年連続でチーム最多安打を記録し、21年に大型契約を勝ち取った巧打者だが、昨年は股関節、左腰、右手首などの負傷で自己最小の61試合の出場に留まった ・コンタクトに長け、21年には28試合連続安打をマークし、昨季の三振率は首位打者のアラエズを抑えてMLB1位の低さだった ・守備が得意で、捕手、一塁、センター以外でプレー経験がある |
23 | ブランドン・ドゥルーリー | 30 | オレゴン州 | 188cm/右投右打 | 92試合20本59打点(.274) 【レッズ】 46試合8本28打点(.238) 【パドレス】 | ・強打のユーティリティー ・昨季はマイナースタートだったが開幕直後にメジャー契約を結ぶと、突如スラッガーに変貌して自己ベストを12本も更新する28本塁打を放ち、ユーティリティ部門でシルバースラッガー賞を受賞した ・主にセカンド、サードを守り、ファースト、ショート、外野でも起用できる ・家族でエンゼルスのファンで、ディズニーランドに行くついでにエンゼルスの試合を観戦していた |
38 | マイケル・ステファニック | 27 | アイダホ州 | 178cm/右投右打 | 25試合0本0打点(.197) | ・”守備の下手なフレッチャー”と称される苦労人 ・打撃が得意で、長打力はないがコンタクト力が高く、マイナーでは19年を除いて打率3割以上を記録しているが、守備の下手さからメジャー昇格できずにいた ・昨季は7月にメジャー初昇格も26打席連続無安打でマイナーに降格したが、9月に復帰してメジャー初安打を記録 ・ドラフト指名されなかったために自ら全球団に履歴書と編集したビデオを送り、エンゼルスとの契約を勝ち取った |
<外野手>
3 | テイラー・ウォード | 29 | オハイオ州 | 185cm/右投右打 | 135試合23本65打点(.281) | ・序盤の快進撃を支えたクラッチヒッター ・15年に将来の正捕手としてドラフト1位で入団もメジャーで結果を残せずに期待外れの烙印を押されていたが、昨季に5月を終えた時点で打率.347、OPS1.145と突然覚醒を遂げ、6・7月は失速したが、9・10月に復調してキャリアハイの成績を残した ・入団以降に打撃とリード面で苦戦したためにサード、その後に外野手へとコンバートされた |
7 | ジョー・アデル | 23 | ケンタッキー州 | 190cm/右投右打 | 88試合8本27打点(.224) | ・一向に覚醒しない”エンゼルスの至宝” ・抜群の潜在能力を秘める超有望株としてドラフト1位で入団し飛躍を期待された昨季は、打撃では三振率37.5%、四球率3.9と不発に終わり、守備では迷珍プレーを見せるなど期待外れに終わった ・身体能力の高さはメジャー屈指 |
8 | ブレット・フィリップス | 28 | フロリダ州 | 183cm/右投左打 | 75試合5本14打点(.147) 【レイズ】 8試合0本1打点(.118) 【オリオールズ】 | ・強肩好守な第4の外野手 ・メジャーでの通算打率は1割台ながらも、ピカイチの守備と走塁を評価されて唯一メジャー契約を提示されたエンゼルスに加入 ・お調子者な性格で、敗戦投手を務めた際は自身を”アメリカン・オオタニ”と広言 ・21年には2週間の間に3本の満塁ホームランを放ち、5日後にはランニングホームランを記録するなど思いがけない打撃もある |
12 | ハンター・レンフロー | 31 | ミシシッピ州 | 185cm/右投右打 | 125試合29本72打点(.255) 【ブリュワーズ】 | ・30本塁打近くを計算できる大砲 ・4年連続で新チームに移籍しながらも毎年30本塁打前後の安定した成績を残し、守備でも2年連続で右翼手リーグ最多捕殺を記録するなど肩も強い ・トラウトと顔が激似 |
16 | ミッキー・モニアック | 24 | カリフォルニア州 | 187cm/右投左打 | 18試合0本2打点(.130) 【フィリーズ】 19試合3本6打点(.200) | ・ケガに泣いた16年ドラフト全体1位の逸材 ・1年目からマイナーで経験を積んで20年にメジャーデビューも結果を残すことができず、昨年8月にシンダーガードとのトレードでエンゼルスに加入 ・昨季だけで3度IL入りし、9月のアスレチックス戦で負傷交代した際は涙を流した ・華麗なプレースタイルで走攻守で平均レベルながら、年齢的にもまだ成長の余地があるだけに今後に期待 |
27 | マイク・トラウト | 31 | ニュージャージー州 | 188cm/右投右打 | 119試合40本80打点(.283) | ・MVP3度のメジャー最強打者 ・昨季は背中の故障が影響して規定打席に未到達ながら7試合連続アーチなどハイテンポでホームランを量産して年間40本塁打を記録し、シルバースラッガー賞を受賞した一方で、26打席連続無安打など好不調の激しい1年だった ・ふくらはぎのケガにより守備範囲が年々狭くなっており、監督からコンバートを提案されるも、本人はセンターに固執 |
<指名打者>
17 | 大谷 翔平 | 28 | 岩手 | 193cm/右投左打 | 157試合34本95打点(.273) | ・MVPを受賞した21年に比べて打撃面では物足りないシーズンとなったが、コンタクトを重視したことで自己最多の安打数を記録して打率が改善し、本塁打数4位、OPS5位、打点7位とリーグ屈指の成績を残した ・シーズン終了後にはジャッジと球史に残る”究極のMVP争い”を演じたが、最終的に2位に終わった ・”世界1位のプレイヤー”や悲願の”ポストシーズン進出とワールドシリーズ制覇”を目指し、二刀流は着実に”完成の域”に近づいている |
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