基本情報
創立 | 1897年 |
本拠地 | トリノ |
スタジアム | アリアンツ・スタジアム (収容人数 4万5666人) |
監督 | チアゴ・モッタ |
会長 | ジャンルカ・フェレロ |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | ビアンコネーロ ビアンコネーリ ラ・ベッキア・シニョーラ |
<過去5シーズンの成績>
セリエA 【優勝36回】 | 欧州カップ戦 【CL2回】 【EL/UEFAカップ3回】 | コッパ・イタリア 【優勝15回】 | 監督 | |
19/20 | 優勝 | CL/ベスト16 | 準優勝 | サッリ |
20/21 | 4位 | CL/ベスト16 | 優勝 | ピルロ |
21/22 | 4位 | CL/ベスト16 | 準優勝 | アッレグリ |
22/23 | 7位 | CL/グループステージ敗退 EL/ベスト4 | ベスト4 | アッレグリ |
23/24 | 3位 | ー | 優勝 | アッレグリ |
首位争いも後半戦に失速 T・モッタの下で盟主復活を目指す
・昨季は、アッレグリの真骨頂である堅守速攻による僅差の勝利で勝点を積み重ねるスタイルでインテルを追走したが、直接対決に敗れた途端に一気に失速。コッパ・イタリアを制してCL出場権も獲得したものの、アッレグリが首脳陣に不満を露わにしたことで最終盤に解任される結末に。
・今夏には、新指揮官としてT・モッタをボローニャから引き抜き、盟主復活を目指す中長期的な計画がスタート。FWキエーザ、ケーン、MFラビオらを放出し、リーグ最多となる約270億円を費やして、MFドグラス・ルイス、K・テュラム、コープマイネルスを獲得し、レンタル契約でFWコンセイソン、N・ゴンザレス、DFカルル、GKディ・グレゴリオを加えた。青年監督の意向に沿った大刷新を行った今季は、モッタの志向するスタイルが浸透し、新戦力が溶け込むことができれば、インテルとスクデット争いを繰り広げることも可能性も。
監督
名前 | チアゴ・モッタ |
生年月日 | 1982年8月28日(42歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2024年6月 |
・新進気鋭の魔術師
・まだ40代前半と若手ながらボローニャを2年でCL出場に導いた実績を評価され、ユベントス再生計画の中核として指揮官に就任。
・組織的なハイプレスとポゼッションにより攻守両面で主導権を握る革新的なスタイルを掲げる。攻撃時は3バックに可変するが相手に合わせて流動的にポジションを変え、ボールロスト時は素早い切り替えからカウンターを許さない高強度のプレスを仕掛けて即時奪回を狙う。
・現役時代は、レジスタとしてバルセロナ,インテル、PSGなどでプレーし、インテル時代には3冠を達成。
・引退後にPSG U-19の監督を務め、ジェノアでは【2-7-2】という革新的なシステムを提唱するもわずか2カ月で解任された。21/22季にはスペツィアを率いて残留にさせ、22年9月からミハイロビッチの後任としてボローニャの指揮を託されると、降格圏から9位フィニッシュに導き、2年目には選手のポテンシャルを最大限に引き出しつつ、攻守両面で自分たちのスタイルを貫いて格上相手にも互角の戦いを演じさせ、リーグ5位フィニッシュ&60年ぶりとなるCL出場権をもたらした。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | マッティア・ペリン | 32 | イタリア | 188cm/右 | 3試合 | ・贅沢なセカンドGK ・優れた運動神経と反射神経を誇り、同世代で最も有望なGKと期待され、イタリア代表の出場歴もある実力者 ・ユベントスでは長らくシュチェスニーの控えを務める | |
23 | カルロ・ピンソーリョ | 34 | イタリア | 194cm/左 | 1試合 | ・ピッチ外でチームを支える第3GK ・17/18季にユベントスに復帰してから出場機会は限られるが、フレンドリーな性格でチームメイトを盛り上げるムードメーカー役として欠かせない存在 ・ユベントスの下部組織出身で、通算6回のレンタル移籍を経験 | |
29 | ミケーレ・ディ・グレゴリオ | 27 | イタリア | 187cm/右 | 33試合 【モンツァ】 | ・シュチェスニーに代わる新守護神 ・足下技術に優れながら、リーグ屈指のセーブ率を誇る ・インテルの下部組織出身で、武者修行先のモンツァで1部昇格に貢献し、昨季はリーグトップのセーブ数を記録してセリエA最優秀GKに選ばれ、今夏にレンタル契約で加入 |
<DF>
3 | ブレーメル | 27 | ブラジル | 188cm/右 | 36試合 (4) | ・最終ラインの要 ・強靭なフィジカルを駆使した守備対応で地上戦・空中戦共に無敵を誇り、アタッカー顔負けの巧みなドリブルとパスで攻撃の起点にもなれる ・トリノ時代にセリエA最優秀DFに選ばれたリーグ屈指のCBで、セレソンにも召集されているが、今季は前十字靭帯断裂により長期離脱する予定 | |
4 | フェデリコ・ガッティ | 26 | イタリア | 190cm/右 | 32試合 (4) | ・アマチュアから這い上がった遅咲きCB ・190㎝の高身長と屈強なフィジカルを活かした空中戦で強さを発揮し、セットプレーでも強烈なヘッドで得点源として活躍できる ・6部からイタリア代表にまで成り上がった苦労人で、ダニーロ不在時はキャプテンを担う | |
6 | ダニーロ | 33 | ブラジル | 184cm/右 | 29試合 (1) | ・多彩な役割をこなす守備職人 ・ビルドアップでの貢献度や偽SBとして攻撃に厚みをもたらせる戦術理解度の高さが魅力で、ベテランらしい冷静なプレーで攻守のバランスを整える ・両SBとCBで起用できるマルチロールとしてどの監督からも重宝されるベテラン | |
15 | ピエール・カルル | 24 | フランス | 179cm/右 | 9試合 【ACミラン】 | ・再起を図る守備のマルチロール ・DFとしては小柄ながら卓越したスピードでハイラインの裏をカバーしながら、知性を活かしたポジショニングと激しい対応で相手アタッカーと渡り合い、確かな足下スキルで攻守に貢献する ・OLリヨンのBチームから格安な値段でACミランに加わり、主力として21/22季のスクデット制覇に貢献も、新体制下で構想外となったことで今夏にレンタル契約で加入 | |
27 | アンドレア・カンビアーゾ | 24 | イタリア | 182cm/両 | 34試合 (2) | ・指揮官好みの新鋭サイドアタッカー ・両足を器用に使い、強引にサイドを切り拓いて果敢にカットインを仕掛ければ、守備力も高く、様々なポジションとシステムで起用できる ・ジェノアのユースで育ち、武者修行を経てユベントスに買い取られ、レンタル先のボローニャでモッタの薫陶を受けてブレイクし、昨季は不可欠な戦力として活躍 | |
32 | ファン・カバル | 23 | コロンビア | 186cm/左 | 22試合 【ヴェローナ】 | ・コロンビア代表の有望DF ・攻撃の組み立てに加わりつつ推進力を活かしてサイドを突破して鋭いクロスを供給し、左SBとCBで起用できるユーティリティー性も魅力 ・昨季にヴェローナで左SBにコンバートされて評価を高め、今夏にインテルと争奪戦を制して最大25億円の移籍金で獲得 | |
37 | ニコロ・サボーナ | 21 | イタリア | 192cm/右 | 33試合 【セリエC】 | ・生え抜きの右SB ・上背ながら機動力に優れ、正確なクロスを供給するだけでなく、ゴール前に駆け上がって逆サイドからのクロスに合わせて得点源にもばれる ・8歳からユベントスの下部組織に在籍する有望株で、今夏にモッタによってトップチームに抜擢される | |
40 | ヨナス・ルーヒ | 20 | スウェーデン | 183cm/左 | 22試合 (2) 【セリエC】 | ・ディ・マリアを彷彿とさせる生え抜きの左SB ・豊富な運動量を活かして左サイドを駆け上がり、積極的に多彩なクロスを供給する ・16歳の時に下部組織に加わり、ユース世代で主力を務め、第2節のヴェローナ戦でトップチームデビュー |
<MF>
5 | マヌエル・ロカテッリ | 27 | イタリア | 185cm/右 | 36試合 (1) | ・中盤を司るレジスタ ・視野の広さを活かし中盤の底から長短をパスをシンプルに散らしてチームの攻撃を統制する司令塔として機能する一方で、汗をかく仕事も嫌がることなく行うなど利他精神に富み、ゴール前に攻め上がるセンスもある ・ミランの下部組織出身で、サッスオーロ時代にデ・ゼルビの指導によりブレイクを遂げ、EURO2020で優勝に貢献し、ユベントスでは不動のアンカーとして君臨する | |
8 | コープマイネルス | 26 | オランダ | 183cm/左 | 34試合 (12) 【アタランタ】 | ・オランダ代表の万能MF ・広範囲で守備に奔走しながら、中盤で頻繁にボールに触れて攻撃のリズムを整え、黄金の左足から繰り出すパスで局面を打開するだけでなく、驚異的な得点力を誇る ・アタランタでは2季連続2桁得点とチームの心臓として活躍し、今夏に約87億円で加入 | |
16 | ウェストン・マッケニー | 26 | アメリカ | 185cm/右 | 34試合 | ・アメリカ代表のダイナモ ・抜群の運動量によるハードワークで相手を押し込み、ドリブルとパスで攻撃にダイナミズムを与えることができながら決定力も秘める便利屋 ・昨季はチーム最多の7アシストを記録するなど、アッレグリ政権下では主力として活躍し、新政権下でも構想外から信頼を勝ち取った | |
17 | ヴァシリエ・アジッチ | 18 | モンテネグロ | 185cm/右 | 35試合 (6) 【モンテネグロ1部】 | ・モンテネグロの新星MF ・恵まれたフィジカルに平均以上のスキルを兼ね備え、10代ながら冷静さと勝負強さを合わせ持つ攻撃的MF ・今夏に母国のクラブから加入すると、モッタにその才能を評価されてトップチームデビューを飾る | |
18 | アルトゥール | 28 | ブラジル | 172cm/右 | 33試合 (2) 【フィオレンティーナ】 | ・中盤で高いキープ力を発揮し、視野の広いパス捌きで攻撃を組み立てるゲームメイク力が特徴 ・バルセロナではレギュラーを務め、ユベントスやリバプールで燻っていたが、昨季にフィオレンティーナでレジスタとして覚醒も、移籍金が高額なため買い取られずに構想外の扱いを受ける | |
19 | ケフレン・テュラム | 23 | フランス | 192cm/右 | 27試合 (1) 【ニース】 | ・野性味溢れるダイナモ ・長身ながらピッチを縦横無尽に駆け回り、身体を張ってボールを奪取し、相手のプレスを意に返さず強引に持ち運ぶことができる、走攻守三拍子揃った万能MF ・偉大な父とインテルでプレーする兄を持つサラブレットで、ニースで着実に成長を遂げ、今夏に約35億円で加入 | |
21 | ニコロ・ファジョーリ | 23 | イタリア | 178cm/右 | 8試合 | ・イタリアのモドリッチ ・高度なテクニックとポジショニングセンスを誇り、最終ラインと前線の繋ぎ役やチャンスを演出するファンタジスタとして活躍でき、負けん気が強い守備も魅力 ・ユベントスの下部組織で育成され、22/23季にトップチームに定着も、昨季は違法賭博により7カ月間の出場停止処分を受けた | |
26 | ドグラス・ルイス | 26 | ブラジル | 175cm/右 | 35試合 (9) 【アストン・ヴィラ】 | ・新たなレジスタ ・読みの鋭さを活かしたカバーリングとインターセプトを武器にボールを奪取し、高精度のフィードやブラジル仕込みのドリブルを仕掛けて攻撃に厚みを与えるなど、攻守両面で活躍できる万能型ボランチで、得点力も備える ・19/20季からアストン・ヴィラの不動のアンカーとして君臨し、今夏に約86億円の移籍金で加入 | |
ー | ポール・ポグバ | 31 | フランス | 191cm/両 | 2試合 | ・眠れる怪物MF ・抜群のテクニックや閃きなど独力で強大な違いを創り出すプレーメーカーながら、気分屋の面もあり、一貫性に欠ける ・かつてユベントスで躍動して当時の史上最高額となる移籍金でマンチェスター・Uに移籍し、22年夏に帰還もドーピング使用により25年3月まで出場停止処分を受ける |
<FW>
7 | フランシスコ・コンセイソン | 22 | ポルトガル | 170cm/左 | 27試合 (5) 【ポルト】 | ・ポルトガルの純血ウインガー ・抜群のテクニックと緩急の効いたドリブルを武器にサイドから切り込み、好機を演出するウインガー ・スポルティングと父の率いるポルトのユースで育ち、アヤックスを経由して昨季に公式戦8G8Aと結果を残してポルトガル代表にも召集され、今夏にレンタル契約で加入 | |
9 | ドゥシャン・ヴラホヴィッチ | 24 | セルビア | 190cm/左 | 33試合 (16) | ・セルビア代表の大型ストライカ― ・強さ・速さ・巧さの三拍子を揃え、前線の起点となるポストワーク、カウンターでの突破力、ボックス内でのDFとの駆け引きなど多様な場面で脅威となり、厳しい姿勢からでも強烈なシュートを放つなど規格外の得点力を誇る ・フィオレンティーナで得点を量産し、約115億円でユベントスに加入も毎シーズン納得のいく結果を残せず懐疑論が噴出していたが、今季は新体制下で中核に据えられる | |
10 | ケナン・ユルディル | 19 | トルコ | 187cm/両 | 27試合 (2) | ・トルコの超新星ストライカー ・両足を器用に駆使してマークを剥がし、爆発的なスピードのドリブルで駆け上がって正確にゴールの四隅を射抜く ・バイエルンの下部組織に在籍し、昨季にユベントスユースに加入すると、昨季にトップチームデビューを飾り、今季から背番号10を背負う | |
11 | ニコラス・ゴンサレス | 26 | アルゼンチン | 180cm/左 | 29試合 (12) 【フィオレンティーナ】 | ・アルゼンチン代表の切り込み隊長 ・テクニカルで切れ味鋭いドリブラーながら中央でも得点に絡むことができ、ヘッドとPKも得意 ・昨季にフィオレンティーナでキャリアハイとなる公式戦16Gを記録するなど、エースとして攻撃陣を牽引し、今夏にレンタル契約で加入 | |
14 | アルカディウシュ・ミリク | 30 | ポーランド | 186cm/左 | 32試合(4) | ・ポーランド代表の長身CF ・鋭い動き出しからのダイナミックなシュートや正確なFKなど多彩なシュートが持ち味で、味方を活かすプレーも上手い ・5リーグ計8クラブに在籍した長身CFで、22/23季からヴラホヴィッチの控えを担う ・マンチェスターユナイテッドのファンで、憧れのFWはC・ロナウド | |
22 | ティモシー・ウェア | 24 | アメリカ | 183cm/右 | 30試合 | ・偉大な父を持つサラブレッド ・身体能力が高く、爆発的な加速のドリブルと急所を抉るラストパスで局面を打開してゴールを脅かす ・PSGのユース出身で、昨季にクアドラードの後釜として加入 ・父はバロンドーラーでリベリア大統領のジョージ・ウェア | |
51 | サミュエル・ムバングラ | 20 | ベルギー | 179cm/右 | 17試合 (1) 【セリエC】 | ・生え抜きの有望ドリブラー ・左サイドからスピードに乗ったドリブルでカットインを仕掛けて得点に絡む ・クラブ・ブリュージュ、アンデルレヒトで経てユベントスの下部組織に加わり、開幕戦でスタメンに抜擢されてプロ初ゴールを決めた |
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