基本情報
創立 | 1909年 |
本拠地 | ドルトムント |
スタジアム | ジグナル・イドゥナ・パルク (収容人数 8万1360人) |
監督 | ヌリ・シャヒン |
会長 | ラインハルト・ルノウ |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | シュヴァルツゲルプ(黒と黄) BVB |
<過去5シーズンの成績>
ブンデスリーガ 【優勝8回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝1回】 | DFBポカール 【優勝5回】 | 監督 | |
19/20 | 2位 | CL/ベスト16 | 3回戦敗退 | ファーブル |
20/21 | 3位 | CL/ベスト8 | 3回戦敗退 | ファーブル➡ テルジッチ |
21/22 | 2位 | CL/グループステージ敗退 EL/決勝プレーオフ敗退 | 3回戦敗退 | ローゼ |
22/23 | 2位 | CL/ベスト16 | ベスト8 | ローゼ |
23/24 | 5位 | CL/準優勝 | ベスト16 | ローゼ |
<概要>
新指揮官の手によって改革を断行 新生ドルトムントの今後に期待
・昨季には、攻守を統率していたベリンガムの穴を埋めることと、テルジッチ監督の志向する高強度のスタイルを構築できずに、格下クラブから勝点を取りこぼし続けて15/16季以降でワーストの順位に終わったが、バイエルンに勝利するなど強豪クラブには滅法強く、CLでは決勝進出と望外の結果を残した。
・今夏には、テルジッチに代わって内部昇格でヌリ・シャヒンが指揮官に就任。FWフュルクルク、MFマルコ・ロイス、DFフンメルスが退団し、FWギラシ、バイアー、MFグロス、DFアントン、ヤン・コウトを獲得。有望な若手と実績十分の中堅・ベテランを揃え、新指揮官に手によって昨シーズンと様変わりした新生ドルトムントの今後に注目だ。
監督
名前 | ヌリ・シャヒン |
生年月日 | 1988年9月5日 (36歳) |
国籍 | ドイツ |
就任日 | 2024年7月 |
<人物紹介>
・クラブのレジェンドMF
・攻撃時は3バックのパスを主体としたポゼッション、守備時は4バックになる可変システムを導入するなど、モダンなフットボールを志向する戦術家。近年燻っているDFジューレを奮起させるなど、モチベータとしての能力も高い。
・現役時代は、ユース時代を過ごしたドルトムントの主力MFとして10/11季のブンデス制覇に貢献し、R・マドリーやリヴァプールでプレーした。トルコ代表として51キャップを記録。
・21年10月から母国でアンタルヤスポルを約2年率い、昨季にアシスタントコーチとして復帰。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | グレゴール・コーベル | 26 | スイス | 195cm/右 | 27試合 | ・”強心臓”を持つ正守護神 ・卓越したセービングが特徴で、幾度も絶体絶命のピンチをダイナミックなビックセーブで救えば、長身を活かしてクロス処理にも定評があり、ハイライン裏の広大なスペースのケアも怠らないなど総合力が高い ・スイス代表ではゾマーの牙城を崩しうる存在 ・昨季は、4月のデア・クラシカで致命的なミスを犯したものの、ハイレベルなプレーでチームの躍進を支えた | |
33 | アレクサンダー・マイヤー | 33 | ドイツ | 195cm/右 | 8試合 | ・落ち着きを醸し出す経験豊富なゴールキーパー ・冷静さを放ちながら、大柄なフィジカルと存在感で相手FWを揺さぶり、高いPK阻止率から”ペナルティキラー”と評される ・ケールSDから「近年のブンデス2部で最強のGK」と高評価 ・子供の頃からハンブルガーSVのファン | |
35 | マルセル・ロトカ | 23 | ポーランド | 190cm/右 | ー | ・U-21ポーランド代表GK ・21/22季はヘルタ・ベルリンの5番手GKだったが、離脱者が相次いだことで終盤に出場機会を与えられ、クリーンシートを2回記録した ・昨季はブンデス3部で30試合に出場した |
<DF>
2 | ヤン・コウト | 22 | ブラジル | 168cm/右 | 34試合 (1) 【ジローナ】 | ・ウイング顔負けの攻撃性能を誇るブラジル人SB ・爆発的な走力とブラジル人らしいスキルを武器に、果敢に右サイドを駆け上がってチャンスを演出し、中央に侵入してパスワークに絡むなど、常識に囚われないプレーで攻撃に違いを生み出す ・20年7月にマンチェスター・Cと契約し、20/21季はジローナ、21/22季はブラガで経験を積み、昨季は再びジローナにレンタル移籍してクラブの躍進を支え、23年10月にはセレソンに初召集された | |
3 | ヴァルデマール・アントン | 28 | ドイツ | 189cm/右 | 33試合 【シュトゥットガルト】 | ・ウズベキスタン出身のドイツ人DF ・豊富な運動量でアップダウンを苦にせずにクロスの弾き出し続け、高い危機察知能力で的確にエリアをカバーする ・CB、右SB、アンカーで起用可能 ・ハノーファーでは主将を経験し、今季から遠藤航に代わって主将に就任 | |
4 | ニコ・シュロッターベック | 24 | ドイツ | 191cm/左 | 33試合 (2) | ・ドイツ代表の最終ラインを担うモダンな左利きCB ・高い身体能力と空中戦の強さ、アジリティーを兼ね備え、対人守備にめっぽう強く、正確なパスでビルドアップでの貢献度も高く、ロングフィードの精度はブンデス屈指 ・昨季前半戦は適応に苦戦してミスを犯すこともあったが、公式戦39試合に出場して4G5Aと主軸として活躍した ・フライブルク時代は兄とともにプレー | |
5 | ラミー・ベンセバイニ | 29 | アルジェリア | 187cm/左 | 28試合 (6) 【ボルシアMG】 | ・新加入のアルジェリア代表SB ・鋭いオーバーラップでサイドを駆け上がってからのチャンスメイク力に長け、アシストよりも得点を奪える攻撃的スタイルながら、確かな対人戦の強さで己の持ち場をしっかりカバーする ・19/20季から在籍したボルシアMGでは4季連続でアシストよりも得点を多く記録 ・今夏にフリーで4年契約を締結 | |
25 | ニクラス・ジューレ | 29 | ドイツ | 195cm/右 | 23試合 (1) | ・最終ラインの”巨神兵” ・強靭なフィジカルを活かした迫力ある対人守備の強さに加え、見かけによらずスピードも備えるなど、ブンデス屈指の総合力の高さを誇る大型CB ・ヘディングにも強く、ビルドアップでは鋭いパスを刺し、時にパワフルなミドルシュートを放つ ・昨季に宿敵バイエルンから加入すると、DFリーダーとして公式戦41試合に出場し、右SB起用にも応えた ・少年時代はストライカーだった | |
26 | ユリアン・リエルソン | 26 | ノルウェー | 185cm/右 | 13試合 【ウニオン・ベルリン】 17試合 (1) | ・両SBを遜色なくこなせるノルウェー代表 ・ダイナミックなプレーで攻守両面において汗をかき、21/22季にはバイエルン相手にブンデス初ゴールを決めた ・長期離脱したムニエの代役として昨季途中に約7億円の移籍金で加入 | |
42 | フィリッポ・マネ | 18 | ドイツ | 186cm/左 | 20試合 (2) 【ドルトムント U-19】 |
<MF>
7 | ジョバンニ・レイナ | 21 | アメリカ | 188cm/右 | 11試合 【ドルトムント】 9試合【N・フォレスト】 | ・類い稀な才能を持つ若手アタッカー ・独特なリズムのドリブルで攻撃にアクセントを加え、卓越したテクニックで密集でもボールを失わずに好パスでゴールへ導く ・ハーランドから”アメリカンドリーム”と命名され、度重なるケガから”ガラスの天才”とも称される ・両親が共にアメリカ代表経験者 | |
8 | フェリックス・ヌメチャ | 23 | ドイツ | 190cm/右 | 30試合 (3) 【ヴォルフスブルグ】 | ・マンチェスター・Cで育成された攻撃的MFの大器 ・高次元の戦術眼を備え、懐深いキープや的確なパスで周囲を活かすチャンスメーカー ・昨季に兄とともにプレーしたVfLヴォルフスブルグでブレイクを遂げ、3月にはドイツ代表に初召集された ・今夏に3000万€の移籍金で加入 | |
10 | ユリアン・ブラント | 28 | ドイツ | 185cm/右 | 32試合 (7) | ・ブンデス屈指のセンスを持つ偉才 ・ボールを持った時の創造性は最高峰を誇り、ピッチを幅広く動き回りながら独特のタッチとパスで”違い”を生み出して局面を打開する ・3トップからボランチまで幅広くこなし、近年は守備時の貢献度やオフザボールの動きが改善された ・昨季は継続性を身に付けてコンスタントに結果を残し、2月には4試合連続ゴールを決めるなど、ゴール前での怖さが増した | |
13 | パスカル・グロス | 33 | ドイツ | 181cm/右 | 36試合 (4) 【ブライトン】 | ・変幻自在のドイツ人プレイヤー ・司令塔、ウインガー、シャドーストライカー、右SB・WB、偽SBといった多くの役割を遂行できる高いサッカーIQを備え、右サイドではクロスの供給源となって攻撃を活性化させ、守備でも強度の高いプレスを労を厭わずに行う ・キックの質が高く、直接FKを決めることもある ・三苫を「1対1は、これまで見た中で最高の選手の一人」と称賛 | |
20 | マルセル・ザビッツァー | 30 | オーストリア | 178cm/右 | 25試合 (4) | ・”オ―ストリアの獅子” ・基礎能力が高く、推進力のドリブルとパワフルなシュートで攻撃を活性化させれば、スペースへの飛び込みや中盤での繋ぎ役など、豊富な運動量で多くのタスクを遂行できる ・昨季はゴレツカ復帰によりバイエルンで十分な出場機会を得られず、冬にマンチェスター・Uにレンタル移籍した ・今夏にベリンガムに代わる中盤の起爆剤として完全移籍 | |
23 | エムレ・ジャン | 30 | ドイツ | 183cm/右 | 25試合 (2) | ・中盤に君臨する新キャプテン ・自らのタスクを堅実に遂行し、プレミア仕込みのタックルで相手の攻撃の目を摘むハードワーカーながら、優れた足下の技術で展開力にも定評があるなど、攻守で存在感を発揮する ・昨季はリーグ再開後にアンカー起用で大型連勝に貢献したことで監督の信頼を得ると、長年の課題だった守備バランスの改善に寄与してチームに安定感をもたらした ・今季からロイスに代わってキャプテンに就任 | |
38 | キェル・ヴェッチェン | 18 | ドイツ | 183cm/右 | 2試合 |
<FW>
9 | セール・ギラシ | 28 | ギニア | 187cm/右 | 28試合(28) 【シュトゥットガルト】 | ・シュツットガルトの爆撃機 ・高い身体能力を誇りながら、巧みな位置取りや裏抜けからボールを受け取り、ワンタッチで確実にシュートを沈める決定力が魅力 ・年代別ではフランス代表を選択も、A代表は両親の母国であるギニア代表を選択 ・昨季にレンタル契約で加入してチーム内得点王に輝き、今夏に約14億円で完全移籍すると、20/21季のレヴァンドフスキ以来史上2人目の開幕5試合で10ゴールを達成 | |
14 | マキシミリアン・バイアー | 21 | ドイツ | 183cm/右 | 33試合(16) 【ホッフェンハイム】 | ||
16 | ジュリアン・デュランヴィル | 18 | ベルギー | 170cm/右 | 2試合 | ・”稲妻”と称されるベルギーの新星FW ・両ウイングで爆発的なスピードとテクニックを融合さえたドリブル突破を披露し、単独で局面を打開してみせる ・アンデルレヒトのユース出身で、21/22季にベルギーリーグの最年少ゴール記録を樹立 ・昨シーズン途中に加入し、当面は下部組織での出場がメイン | |
21 | ドニエル・マレン | 25 | オランダ | 176cm/右 | 27試合 (13) | ・左サイドからハイスピードでゴールに迫る快足ドリブラー ・瞬時の加速で喰らい付いた相手DFを攻略し、カットインからのシュートでネットを揺らす ・20/21季オランダリーグで得点ランク2位に輝いた ・加入2年目の昨季は、終盤に5試合連続ゴールと一気にギアを上げ、公式戦10G18Aと覚醒を遂げた ・アンリとベルカンプがアイドル | |
27 | カリム・アデイェミ | 22 | ドイツ | 180cm/左 | 21試合 (3) | ・スピードで試合の流れを変える爆速ウインガー ・ボルト並みの爆発的なスピードを武器に、攻撃の起爆剤として直線的なドリブルや裏への抜け出しでゴールへの道を切り拓く ・21/22季にザルツブルグで得点とアシストを量産し、カタールW杯ではドイツ代表に召集された ・昨季はケガに悩まされたが、後半戦だけで6ゴールと躍動し、ブンデス史上最速となるトップスピード(36.65㎞/h)も記録した ・ゴールパフォーマンスでバク宙を披露する | |
43 | ジェイミー・バイノー=ギテンス | 20 | イングランド | 175cm/右 | 25試合 (1) | ・サンチョやネイマール級の才能を秘める”イングランドの神童” ・テクニック、柔軟さ、瞬発力で勝負するウインガーで、細かなタッチのドリブルと密集エリアでの冷静なプレーで好機を演出する ・昨季はジョーカーとして途中出場から存在感を発揮 ・マンチェスターCの下部組織出身で、ドルトムントに移籍したことからサンチョと比較されやすい |
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