基本情報
創立 | 1969年 |
本拠地 | カルフォルニア州サンディエゴ市 |
スタジアム | ペトコ・パーク (収容人数 4万2445人) |
オーナー | エリック・クッツェンダ (投資家) |
ゼネラルマネージャー (GM) | A.J.プレラー |
獲得タイトル | ワールドシリーズ優勝(0回) リーグ優勝(2回) 地区優勝(5回) ワイルドカード(3回) |
公式サイト | HP X(twitter) Youtube instagram Facebook Sportsnavi wikipedia |
愛称 | フライアーズ |
<過去5シーズンの成績>
地区順位 【ナ・リーグ西】 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | ゲーム差 | ポストシーズン | 監督 | |
2020 | 2位 | 37 | 23 | .617 | 6.0 | 地区シリーズ敗退 | ジェイス・ティングラー |
2021 | 3位 | 79 | 83 | .488 | 28.0 | ー | ジェイス・ティングラー |
2022 | 2位 | 89 | 73 | .549 | 22.0 | リーグ優勝 決定シリーズ敗退 | ボブ・メルビン |
2023 | 3位 | 82 | 80 | .506 | 18.0 | ー | ボブ・メルビン |
2024 | 2位 | 93 | 69 | .574 | 5.0 | 地区シリーズ敗退 | マイク・シルト |
<概要>
主力を放出も積極的なトレードが功を奏して後半戦から急浮上
・昨季は、コストカットを余儀なくされて、サイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル、守護神ジョシュ・ヘイダー、主砲フアン・ソトらを放出し、投打で層の薄さが懸念されたものの、メリルやプロファーの意外な活躍や、序盤から積極的に仕掛けたトレードが功を奏して、主力の離脱による戦力低下を最小限に抑えることができ、オールスター後は43勝20敗の快進撃でプレーオフに進出。ワイルドカードシリーズではブレーブスを破り、地区シリーズではライバルの王者ドジャースをあと一歩の所まで追い詰めた。
監督
名前 | マイク・シルト |
生年月日 | 1968年8月9日 (56歳) |
出身 | ノースカロライナ州 |
就任日 | 2024年 |
<人物紹介>
・プロ経験のない異色の監督
・22年からパドレスの育成部門アドバイザーを務め、昨季にボブ・メルビン前監督の退団を受けて新監督に就任。就任1年目から多数のスター選手たちをまとめ上げ、球団史上2位の93勝を挙げてプレーオフ進出を果たし、オフに契約を2年延長した。
・大学卒業後に、高校や大学野球の指導者を経てカージナルスのスカウトに就任。17年にマイナーのコーチからメジャーのコーチに昇格すると、18年途中に監督を任され、翌年に4年ぶりのナ・リーグ中地区優勝に導いて最優秀監督賞を受賞(プロ未経験者として史上初)し、20年と21年もポストシーズンに進出した。
移籍情報
基本フォーメーション
選手一覧
<先発>
No. | 名前 | 年齢 | 出身 | 身長/投打 | 昨季成績 (防御率/打率) | ||
11 | ダルビッシュ有 | 38 | 大阪府 | 196cm/右投右打 | 16試合7勝3敗(3.31) | ・衰えぬサンディエゴの大エース ・時折150㎞/hを超えるフォーシームに、スライダー、シンカー、カッター、スプリッター、カーブといった多彩な変化球を操る変幻自在の投球で相手打者を手玉に取る ・22年に6年1億800万ドルの長期契約を締結し、昨季は25イニング無失点&日米通算200勝を達成も、複数回の離脱によってわずか7勝に終わったが、地区シリーズでは2先発とも好投した | |
34 | マイケル・キング | 29 | ニューヨーク州 | 191cm/右投右打 | 31試合13勝9敗(2.95) | ・サイヤング賞級の右腕 ・平均150㎞越えの鋭く曲がるシンカーとカーブを中心に投じてゴロを量産し、ピンチの場面に強い ・ヤンキースでリリーフを担っていたが、大型トレードで加入した昨季は、ローテーションの一角として13勝・防御率2.95とサイヤング賞級の先発に変貌し、プレーオフではブレーブス相手に7回無失点12奪三振と好投した | |
44 | ジョー・マスグローブ | 32 | カリフォルニア州 | 196cm/右投右打 | 19試合6勝5敗(3.88) | ・地元出身のエース ・平均150㎞/h程度ながら回転量の多い直球と大きく曲がるカッターの他に多彩な球種を投げ分け、優れた制球力で抜群の安定感を誇る ・22年に5年1億ドルで契約を延長し、23年には3年連続2桁勝利を記録も、昨季序盤は被弾が増えて不安定な投球が続き、右肩の炎症から復帰後は復調も、プレーオフで再び右肘を痛めてトミージョン手術を受けることに | |
61 | マット・ウォルドロン | 28 | ネブラスカ州 | 188cm/右投右打 | 21試合7勝11敗(4.91) | ・球界唯一のナックルボーラー ・キャッチャーでも取りこぼす程の予測不能な軌道を描くナックルボールが特徴 ・23年にMLBデビューを飾り、昨季はローテーションの一角として26先発で7勝を挙げた | |
76 | ジョニー・ブリート | 27 | ドミニカ共和国 | 188cm/右投右打 | 26試合1勝2敗(4.12) | ・22年にマイナーで11勝を挙げ、23年に先発とロングリリーフをこなして9勝を挙げると、昨季に大型トレードで加入 | |
84 | ディラン・シーズ | 29 | ジョージア州 | 188cm/右投右打 | 33試合14勝11敗(3.47) | ・球界屈指のドクターK ・糸を引くような綺麗な球筋を描く快速球と伝家の宝刀”スライダー”で打者を圧倒し、4年連続200奪三振を記録中 ・ホワイトソックスで3年連続30先発をこなして2度2桁勝利を挙げ、昨季に電撃トレードで加入すると、直球の球威が回復したことで開幕から好調で、7月にノーヒットノーランを達成するなど、リーグ最多の33先発で14勝と、加入1年目からエースとして活躍 | |
98 | ランディ・バスケス | 26 | ドミニカ共和国 | 183cm/右投右打 | 20試合4勝7敗(4.87) | ・カーブ、スライダー、チェンジアップといった多彩な変化球を操って的を絞らせない ・23年にMLBデビューを飾り、2対5のトレードで加入した昨季は、自己最多の20先発も、4勝7敗と結果を残せなかった |
<ブルペン>
1 | 松井 裕樹 | 29 | 神奈川県 | 174cm/左投左打 | 64試合4勝2敗9H(3.73) | ・NPB通算236セーブの鉄腕サウスポー ・スピン量の多い直球、大きく曲がるスライダー、140km/h台のフォーク、カーブを駆使して高い奪三振率を誇る ・日本時代に10年間で501試合に登板し、昨季に5年総額2800万ドル(約40億円)で加入すると、1年目から中継ぎ陣の便利屋として様々な場面で起用されるなどフル稼働した | |
25 | ショーン・レイノルズ | 26 | カリフォルニア州 | 203cm/右投左打 | 9試合0勝0敗(0.82) | ||
32 | スティーブン・コレク | 27 | テキサス州 | 191cm/右投右打 | 42試合3勝0敗2H(5.21) | ・昨季に開幕ロースター入りして開幕カードでMLBデビューを飾り、4月に防御率1.38、6月に防御率0.68と好投も、その他の月では防御率8点以上と好不調の激しく、右前腕腱炎により8月でシーズンを終えた | |
37 | アレク・ジェイコブ | 26 | ワシントン州 | 191cm/右投左打 | 7試合0勝0敗(2.45) | ||
40 | ジェイソン・アダム | 33 | ネブラスカ州 | 191cm/右投右打 | 47試合4勝2敗4H19S(2.49) 【レイズ】 27試合3勝0敗12S(1.01) 【パドレス】 | ・コンパクトな投球フォームから、MLB屈指の回転量を誇る150㎞/h台後半の直球、チェンジアップ、スイーパーをバランスよく投げ分ける ・レイズで22年に67登板・防御率1.56を記録するなどリリーフ陣の柱として活躍し、昨季の7月にトレード加入すると、27登板で防御率1.01・12Sとフル回転で活躍した | |
50 | エイドリアン・モレホン | 26 | キューバ | 180cm/左投左打 | 60試合3勝2敗12H2S(2.83) | ・キューバ亡命組のサウスポー ・切れ味抜群のスライダーが武器 ・キューバから亡命し、17歳にして契約金1100万ドルで入団した有望株で、度重なるケガにより才能を発揮できずにいたが、昨季は3Aスタートも4月中旬からリリーフに定着し、60登板・12Hと一気に覚醒した | |
56 | ジェレマイア・エストラーダ | 26 | カリフォルニア州 | 185cm/右投両打 | 62試合6勝3敗16H1S(2.95) | ・掘り出しものの豪腕リリーバー ・ホップする平均97マイルの直球とパドレス加入後に習得したスプリットチェンジアップ(通称”チッタ―”)、スライダーを投じる ・カブスでは通算17登板で実質戦力外となり、昨季は4月末からリリーフ陣に定着すると、5月末には3試合に渡ってMLB記録の13者連続奪三振を記録し、62登板・防御率2.95・16Hと一気にブレイクを遂げた | |
58 | ワンディ・ペラルタ | 33 | ドミニカ共和国 | 183cm/左投左打 | 46試合3勝2敗11H(3.99) | ・シンカーとチェンジアップを低い所に投じてゴロを量産し、タイミングをずらすことに長ける生粋のリリーバー ・23年にヤンキースで63登板・18Hを記録し、昨季に4年1650万ドルで加入も、金額に見合った成績を残せなった | |
59 | トム・コスグローブ | 28 | ニューヨーク州 | 188cm/左投左打 | 18試合0勝1敗2H(11.66) | ・遅咲きの生え抜きリリーバー ・変則フォームから投じるゆったりと大きく曲がるスライダーが特徴で、対左のスペシャリスト ・マイナーで浮き沈みの激しいキャリアを送りつつドライバーとして生計を支えた苦労人で、MLBデビューを果たした23年に14試合連続無失点の好投を披露し、54登板・防御率1.75とブレイクも、昨季は右肘の負傷により18登板に終わった | |
75 | ロべルト・スアレス | 34 | ベネズエラ | 188cm/右投右打 | 65試合9勝3敗1H36S(2.77) | ・パドレス不動の守護神 ・魔球チェンジアップに、150キロ台後半のフォーシームとシンカー、カッターを投じて打者を打ち取る ・当初は母国で働いていたが、野球を諦めきれずにメキシコに渡って福岡ソフトバンクホークスにスカウトされ、阪神では2年連続セーブ王に輝くと、22年にMLB初挑戦にして好成績を残したことで5年4600万ドルの大型契約を勝ち取り、昨季は守護神として36S(リーグ3位)を稼ぎ、オールスターに初選出された | |
78 | ブライアン・ホーイング | 28 | インディアナ州 | 191cm/右投右打 | 16試合1勝2敗2H(2.70) 【マーリンズ】 18試合1勝1敗2H(1.52) 【パドレス】 | ・スライダーとシンカーのコンビネーションでゴロを量産する ・23年にマーリンズで様々な役割をこなし、昨季夏にトレードで加入すると、回跨ぎを中心に18登板で防御率1.52と活躍 |
<捕手>
12 | ルイス・キャンプサーノ | 26 | ジョージア州 | 185cm/右投右打 | 91試合8本40打点(.227) | ・正念場の正捕手候補 ・150mの飛距離を記録するパワー、広角に打ち分けるバッティングスキルなどの打撃が売りで、強肩だがスローイングと配給に難がある ・将来の正捕手候補として20年から適度に出場し、23年の後半に正捕手の定着も、昨季は攻守に不振で終盤にマイナー落ち | |
29 | ブレット・サリバン | 31 | カリフォルニア州 | 185cm/右投左打 | 7試合1本2打点(.188) | ・アスリート能力の高いセカンドとして15年にレイズに入団し、19年に捕手にコンバートされ、23年4月にMLBデビュー ・WBC2023にイタリア代表として出場した |
<内野手>
2 | ザンダー・ボガーツ | 32 | オランダ領アルバ島 | 188cm/右投右打 | 111試合11本44打点(.264) | ・カリブの怪物ショートストップ ・驚異的な安定感で毎年高打率をマークする遊撃手で、14年から打率3割を4度達成し、課題だった守備も劇的に改善 ・レッドソックスでシルバースラッガー賞5回、2度の世界一を経験した実力者として23年に11年2億8000万ドルの長期契約で加入も、23年には6年ぶりにOPSが.800を切り、昨季は二遊間で起用されたが、左肩の骨折により約7週間離脱し、OPSは10年ぶりの低水準を記録した | |
4 | ルイス・アラエス | 27 | ベネズエラ | 178cm/右投左打 | 33試合0本5打点(.299) 【マーリンズ】 117試合4本41打点(.318) 【パドレス】 | ・MLB最強の安打製造機 ・長打力には乏しいが、ボール球でも打ち返す稀代のコンタクト能力で速球にも変化球にも難なく対応し、空振りすることが滅多にない ・異なるリーグで2年連続首位打者に輝き、昨季途中に電撃トレードで加入すると、大谷翔平をかわして異なる球団で3年連続首位打者に輝いた | |
9 | ジェイク・クローネンワース | 31 | ミシガン州 | 183cm/右投左打 | 155試合17本83打点(.241) | ・エネルギッシュな人気者 ・勝負強さが魅力 ・MLB1年目の20年に好成績を残して新人王投票2位に選出され、21~22年には2年連続でオールスターに選出されると、8年7000万ドルの長期契約を結んだ23年には成績が低下も、昨季は一二塁間を兼任してキャリアハイ並みの成績を残した | |
13 | マニー・マチャド | 32 | フロリダ州 | 190cm/右投右打 | 152試合29本105打点(.275) | ・パドレス不動のチームリーダー ・MLB通算342本塁打・1900安打を誇る強肩強打の三塁手兼スーパースターで、14年以降はIL(故障者リスト)入りがないなどケガに滅法強い ・オリオールやパドレスで30本塁打を通算7度記録し、23年に11年3億5000万ドルの大型契約を締結して残留すると、昨季は故障の影響で序盤は低調だったが、6月以降は復調して29本塁打&105打点(リーグ3位)と例年通りの好成績を残した | |
14 | タイラー・ウェイド | 30 | カリフォルニア州 | 185cm/右投左打 | 90試合0本8打点(.217) |
<外野手>
3 | ジャクソン・メリル | 22 | メリーランド州 | 191cm/右投左打 | 156試合24本90打点(.292) | ・球団史上最高のルーキー ・広角に快打を飛ばす打撃センスが魅力で、筋力アップにより20~30本塁打が期待される ・MLB1年目の昨季は、20歳にして慣れないセンターのレギュラーとして抜擢されると、2割台後半の打率を維持しながら、6月に9本、8月に7本と固め打ちして月間最優秀新人に輝き、162安打・24本塁打・90打点と圧倒的な成績でオールスター選出&シルバースラッガー賞を受賞するなど予想以上の大健闘をみせた | |
23 | フェルナンド・タティースJr. | 26 | ドミニカ共和国 | 190cm/右投右打 | 102試合21本49打点(.276) | ・若きスーパースター ・パワーとスピードを兼ね備え、走攻守で豪快なプレーを連発する、MLBの次世代を担うスラッガー ・22歳でホームラン王に輝き、21年に14年3億4000万ドルの長期契約を結ぶと、23年には25-25&プラチナグラブ賞を受賞し、昨季は右大腿骨の負傷で2カ月半ほど離脱も、通算4度目の20本塁打・OPS.832と最低限の結果を残し、プレーオフでは打率.423・4本塁打と躍動 | |
28 | ブランドン・ロックリッジ | 28 | フロリダ州 | 183cm/右投右打 | 12試合1本1打点(.167) |
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