基本情報
創立 | 1893年 |
本拠地 | シュトゥットガルト |
スタジアム | メルセデス・ベンツ・アレーナ (収容人数 6万449人) |
監督 | セバスティアン・ヘーネス |
会長 | クラウス・フォクト |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | VfB ディ・ローテン(赤) 若きワイルドたち |
<過去5シーズンの成績>
ブンデスリーガ 【優勝5回】 | 欧州カップ戦 | DFBポカール 【優勝3回】 | 監督 | |
18/19 | 16位 | ー | 1回戦敗退 | コルクト➡ ヒンケル➡ バインツィアル➡ ウィリング |
19/20 | 2位 (2部) | ー | ベスト16 | バルター➡ マタラッツォ |
20/21 | 9位 | ー | ベスト16 | マタラッツォ |
21/22 | 15位 | ー | 2回戦敗退 | マタラッツォ |
22/23 | 16位 | ー | ベスト4 | マタラッツォ➡ ヴィマー➡ ラッバディア➡ へーネス |
精神的支柱だった遠藤航が退団も FWギラシの覚醒で予想外の好スタートを切った
・昨季は、若手主体のチームを構築しながら、開幕9試合未勝利や2度の監督交代など、シーズンを通して安定感に欠けるパフォーマンスが続いたことで降格圏を漂い、最終的に16位でプレーオフに回るも、ハンブルグSVとの入れ替え戦を制して間一髪で残留を果たした。
・夏の移籍市場では、財政難によって遠藤航、マブロパノス、ソサといった主力を売却せざるを得なかったものの、昨季チーム得点王のギラシを買い取り、その他にも低コストで各ポジションに実力のある中堅と有望な若手選手を揃えることに成功した。
・チームの”心臓”だった遠藤航が抜けながら、個性的なタレントが揃うチームにヘーネス監督の攻撃的戦術が浸透したことによってFWギラシが得点を量産し、7節終了時点で6勝1敗(ブンデス2位)と予想外のスタートダッシュを決めた。
監督
名前 | セバスティアン・ヘーネス |
生年月日 | 1982年5月12日 (41歳) |
国籍 | ドイツ |
就任日 | 2023年4月 |
・シュツットガルトの再建を託された青年監督
・ラングニックに師事した攻撃的スタイルを好む指揮官で、昨シーズン終盤に指揮を託されると即座にチームを掌握して1部残留に導く。
・様々なタイプの選手たちを巧みに使い分け、相手や状況に応じて自在に戦い方を変えられる。
・シュツットガルトのユースで育ち、現役時代は攻撃的MFとしてキャリアの大半をヘルタ・ベルリンⅡで過ごし、06/07季にはホッフェンハイム(当時3部)に在籍。
・ ヘルタ・ツェーレンドルフのU-19チームで指導者キャリアを始めると、ラングニックに誘われてRBライプツィヒのユースチームを指導し、19/20季にはバイエルンⅡを率いてブンデス3部を制覇。20年夏からは古巣ホッフェンハイムの指揮官に就任し、2年目にはCL出場権獲得に近づきながら終盤の失速によって9位フィニッシュと結果を残すことができずに退団。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | ファビアン・ブレドロウ | 27 | ドイツ | 190cm/両 | 15試合 | ・RBライプツィヒの下部組織で育った控えGK ・17/18季にはニュルンベルグの正GKとして1部昇格に貢献 ・昨季はブンデスリーガでキャリアハイとなる15試合に出場 | |
33 | アレクサンダー・ニューベル | 27 | ドイツ | 193cm/右 | 38試合 【ASモナコ】 | ・”次世代のノイヤー”と期待されたドイツ人GK ・フィードや縦パスといった足下技術の高さが特徴で、広大な守備範囲を誇る ・バイエルンではノイヤーの牙城を崩すことができずに、21/22季からはレンタル移籍先のASモナコで守護神を担って、2季連続でリーグ戦にフル出場した | |
41 | デニス・ザイメン | 17 | ドイツ | 192cm/両 | ー | ・将来有望の生え抜きGK ・15歳でU-19チームに飛び級で参加し、数年後のシュツットガルトの守護神として期待される |
<DF>
4 | ヨシャ・ヴァグノマン | 22 | ドイツ | 190cm/右 | 23試合 (2) | ・ハンブルガーで酒井高徳と師弟関係を築いた逸材SB ・恵まれたフィジカルにスピードを備え、サイドから積極的に得点に関与する ・17/18にハンブルガー史上最年少でデビューし、23年3月にはドイツ代表に召集された ・マルセロのファン | |
7 | マキシミリアン・ミッテルシュタット | 26 | ドイツ | 180cm/左 | 17試合 【ヘルタ・ベルリン】 | ・ソサに代わるドイツ人SB ・左足から繰り出すクロスで好機を演出でき、守備力の高さを活かして守備的MFも務まる ・15歳からヘルタ・ベルリンに在籍してトップチームで157試合に出場も、今夏にソサの後釜として完全移籍 | |
13 | フランク・クレーツィヒ | 21 | ドイツ | 175cm/左 | 4試合 【バイエルン】 14試合 (1) 【オーストリア1部】 | ・セカンドチームの有望SB ・強力な左足を持ちながら、MFとしても起用できる ・17年にニュルンベルグからバイエルンのアカデミーに加わると、8月のリバプールとの親善試合で決勝ゴールを奪い、第5節ボーフム戦でトップチームを果たした | |
15 | パスカル・シュテンツェル | 26 | ドイツ | 183cm/右 | 12試合 | ・ドルトムントユース出身のバックアッパーDF ・スタメン出場は限られるものの、出番があれば守備の全ポジションで堅実にタスクを全うする ・19/20季には全試合に出場して1部昇格に貢献 | |
20 | レオニダス・ステルギウ | 21 | スイス | 181cm/右 | 35試合 【ザンクト・ガレン】 | ・スイスの有望CB ・CBとしての高さは物足りないものの、高い戦術理解度を活かした的確なポジショニングとフィードで存在感を放つ ・ザンクト・ガレン(スイス)のユースで飛び級で育成され、16歳でトップチームに定着し、21歳にしてスイスリーグ通算139試合に出場 ・今夏にマグロパノスの後釜としてレンタル契約で加入 | |
23 | ダン=アクセル・ザガドゥ | 23 | フランス | 196cm/左 | 17試合 | ・PSGの下部組織で育成された左利きCB ・恵まれフィジカルと高いアスリート能力を兼ね備え、ファウル上等のタックルで相手アタッカーを潰し、足下技術も平均レベル以上 ・ドルトムントに5シーズン在籍も契約満了で退団し、昨シーズン途中に加入 | |
29 | アンソニー・ルオー | 22 | フランス | 186cm/右 | 37試合 (2) 【トゥールーズ】 | ・攻守で活躍できるフランス人CB ・優れた読みで相手アタッカーを出し抜き、正確なパス捌きでビルドアップの起点にもなれる ・トゥールーズでは生え抜きの主力として1部昇格に貢献し、今夏にマグロパノスの後釜としてレンタル移籍 |
<MF>
6 | アンジェロ・シュティラー | 22 | ドイツ | 183cm/左 | 20試合 (1) 【ホッフェンハイム】 | ・遠藤航の後任ミットフィルダー ・中盤でボールを奪えば、繊細なタッチでボールを操り、左足から繰り出す正確なパスで好機を演出する ・9歳の時からバイエルンのユースに在籍するもトップチームに定着できずにホッフェンハイムへ移籍し、2シーズンで52試合に出場 ・今夏に遠藤航の後釜として4年契約で完全移籍 | |
8 | エンツォ・ミヨ | 20 | フランス | 174cm/左 | 23試合 | ・ASモナコ産の有望MF ・卓越したビジョンをもとに、2列目でドリブルと左足のパスを活かして局面を打開できる ・昨季は途中出場がメインも公式戦29試合位に出場し、プレーオフでは2G1Aを記録して残留に貢献 | |
10 | チョン・ウヨン | 24 | 韓国 | 179cm/右 | 26試合 (1) 【フライブルク】 | ・バイエルンで育った韓国代表アタッカー ・小刻みなドリブルでサイドを突破すれば、中央では狭いエリアでも鋭いターンから意外性のあるパスを繰り出してチャンスメイクできる ・バイエルンの下部組織で育成されてCL出場経験もあるが、フライブルクでは定位置を掴めずに、今夏に3年契約で完全移籍 | |
16 | アタカン・カラゾル | 26 | ドイツ | 191cm/右 | 29試合 | ・トルコ系ドイツ人DF ・長身を活かして空中戦に強く、ボールを奪えばシンプルにパスを散らし、味方のサポートも献身的にこなす ・CBとしても起用できるが、シュツットガルトでは守備的MFとしてプレー ・トルコ代表でのプレーが夢 | |
17 | 原口 元気 | 31 | 日本 | 178cm/右 | 11試合 【ウニオン・ベルリン】 11試合 | ・高い献身性を誇るチーム最年長のハードワーカー ・傑出した運動量でボール奪取に奔走し、ボールを回収すれば自ら持ち運び、ゴール前では機を見た飛び出しで攻撃に厚みをもたらせる ・起用方法と自身のプレースタイルの違いを理由に、昨季にスタメンの座を捨てて冬にウニオン・ベルリンから電撃移籍した | |
25 | リリアン・エグロフ | 20 | ドイツ | 182cm/右 | 10試合 | ・シュツットガルトの才能 ・気を見た飛び出しが特徴 ・10歳の頃からシュツットガルトで育成された攻撃的MFで、20年にDFBポカールでデビュー | |
27 | クリス・ヒューリッヒ | 24 | ドイツ | 191cm/右 | 33試合 (5) | ・気鋭のウインガー ・ウイングでもシャドーでも推進力溢れるドリブルで切り込んでゴールに迫り、カットインやミドルシュートで相手の脅威となる ・ユースチームを5つ、トップチームを4つ渡り歩く | |
28 | ニコラス・ナーティ | 22 | デンマーク | 185cm/左 | 9試合 | ・各年代別デンマーク代表に召集されている左利きMF ・コペンハーゲンからケルンに移籍した際の不手際で約2年間公式戦に出場できなかった ・遠藤からニュースター候補に挙げられたが、軟骨損傷により12月まで離脱予定 | |
32 | ロベルト・マッシモ | 22 | ドイツ | 183cm/右 | 16試合 (4) 【ポルトガル2部】 | ・柔らかいボールタッチが特徴の控えサイドアタッカー ・ビーレフェルトでトップチームデビューを飾ると、18年夏からシュツットガルトに在籍し、昨季はポルトガル2部のクラブへレンタル移籍 | |
36 | ラウリン・ウルリッヒ | 17 | ドイツ | 180cm/右 | 1試合 | ・U-17欧州選手権でドイツ代表のキャプテンを務めたシュツットガルト産MF ・21/22季にはジュニア-ブンデスリーガ(U-17)で8G5Aと活躍し、準決勝では2得点を決めて決勝進出に貢献した ・22年7月にプロ契約を結び、22年11月のレバークーゼン戦でブンデスデビュー |
<FW>
9 | セール・ギラシ | 26 | ギニア | 187cm/右 | 22試合 (11) | ・シュツットガルトの爆撃機 ・高い身体能力を誇りながら、巧みな位置取りや裏抜けからボールを受け取り、ワンタッチで確実にシュートを沈める決定力が魅力 ・年代別ではフランス代表を選択も、A代表は両親の母国であるギニア代表を選択 ・昨季にレンタル契約で加入してチーム内得点王に輝き、今夏に約14億円で完全移籍すると、20/21季のレヴァンドフスキ以来史上2人目の開幕5試合で10ゴールを達成 | |
14 | シラス・カトンパ・ムブンパ | 24 | コンゴ民主共和国 | 189cm/右 | 30試合 (5) | ・韋駄天アタッカー ・ボールを持てばダイナミックに快足を飛ばして両サイドを駆け上がり、単独でカウンターを完結させるカウンターの申し子 ・悪徳代理人に経歴詐称を強要されて出場停止と罰金の処分を受けた | |
18 | ジェイミー・レべリング | 22 | ドイツ | 185cm/両 | 16試合 (1) 【ウニオン・ベルリン】 | ・ジョーカー役のU-21ドイツ代表FW ・圧倒的なスピードを武器に相手DFを振り切って裏に抜けるプレーが持ち味 ・ニュルンベルグとグロイター・フュルトの下部組織で育成され、21/22季には5Gを記録も、昨季は1Gに留まった ・今夏にレンタル契約で加入 | |
19 | ヨバン・ミロシェビッチ | 18 | セルビア | 192cm/右 | 13試合 【セルビア1部】 | ・セルビアの次世代を担うストライカー ・大柄ながら足下のテクニックに優れ、前線でボールを収めたり、中盤で攻撃の組み立てに加わることができ、打点の高いヘッドや強烈な右足のシュートで非凡な得点嗅覚を誇る ・22年のU-17欧州選手権で得点王に輝いた | |
22 | トーマス・カスタラナス | 19 | ドイツ | 186cm/ー | 4試合 | ・期待の若きギリシャ系FW ・8歳からシュトゥットガルトに所属し、21/22季にはユースリーグで26得点を奪って得点王に輝いた ・昨季にトップチームに昇格し、22年9月のフランクフルト戦でブンデスデビュー ・U-19までギリシャ代表を選択も、U-20からドイツ代表に切り替えた | |
26 | デニズ・ウンダフ | 26 | ドイツ | 179cm/右 | 22試合 (5) 【ブライトン】 | ・21/22季のベルギーリーグ得点王 ・大柄なサイズではないが、質の高いオフ・ザ・ボールの動きでスペースを創り出し、多彩なフィニッシュの選択肢を持つストライカー ・21/22季に25点を奪ってベルギーリーグ得点王に輝くも、昨季はプレミアリーグで5得点に留まり、今夏に出場機会を求めてレンタル移籍 |
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