基本情報
創立 | 1899年 |
本拠地 | マルセイユ |
スタジアム | スタッド・ヴェロドローム 【収容人数 6万7394人】 |
監督 | ロベルト・デ・ゼルビ |
オーナー | フランク・マッコート |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ロエム (L’OM) |
スローガン | ゴールへ一直線 |
<過去5シーズンの成績>
リーグ・アン 【優勝9回】 | 欧州カップ戦 【CL優勝1回】 | フランス杯 【優勝10回】 | 監督 | |
19/20 | 2位 | ー | ベスト8 | ビラス・ボアス |
20/21 | 5位 | CL/グループステージ敗退 | ベスト32 | ビラス・ボアス➡ サンパオリ |
21/22 | 2位 | EL/グループステージ敗退 ECL/ベスト4 | ベスト8 | サンパオリ |
22/23 | 3位 | CL/グループステージ敗退 | ベスト8 | トゥドール |
23/24 | 8位 | CL/予選3回戦敗退 EL/ベスト4 | 6回戦敗退 | マルセリーノ➡ ガッドゥーゾ➡ ルイ・ガゼ |
プラン崩壊で混乱したシーズンに デ・ゼルビの手で巻き返しを図る
・昨季は、サポーターの常軌を逸した行動によってマルセリーノが退任に追い込まれて首脳陣のプランが崩壊。後任のガットゥーゾも起爆剤になれずに中位を漂い、老将ガセに指揮を託した終盤はELベスト4進出も、リーグ戦8位で5年ぶりに欧州カップ戦参加を逃してしまった。
・今夏は、新監督にデ・ゼルビを招聘。FWオーバメヤン、ヴィティーニャ、サールらを売却し、FWグリーンウッド、ワイ、MFコネ、ホイビュア、ラビオ、GKルジを獲得。大胆な若返りとデ・ゼルビ独自の攻撃的なポゼッションスタイルで巻き返しを図る。
監督
名前 | ロベルト・デ・ゼルビ |
生年月日 | 1979年6月6日 (45歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2024年7月 |
・新進気鋭のイタリア人戦術家
・”疑似カウンター”を駆使して結果を残す戦術家で、フランスの名門で名将としての更なるステップアアップを狙う。
・【4-2-3-1】システムが代名詞。①GKを含めた最終ラインでのパス回しで相手を誘い出しながら攻撃を組み立てるリスキーなピルドアップ、②ボールサイドに人数を割いたコンビネーションとサイドチェンジからの1対1での突破を融合させた崩し、③ゲーゲンプレッシングによる即時奪回とマンツーマンのハイプレスにより敵陣でボール奪取を狙う「前に出る守備」が、デ・ゼルビのサッカーの特徴。
・現役時代はACミランでキャリアをスタートするも、その後はローン移籍でイタリア下位リーグのクラブを転々とする。アレッツォ、カターニア、ナポリ時代にはセリアAでプレー。
・イタリア下位リーグのクラブで監督経験を積んだ後には、セリエAでパレルモやベネヴェント、サッスオーロを率い、攻撃スタイルとポゼッション中心のスタイルで注目を集める。昨季途中までシャフタール・ドネツクで監督を務めていたが、ロシアによる侵略の影響で双方合意の下で契約解除。22年9月にブライトンの指揮官に就任すると、プレミア屈指の流動的なポジショナルスタイルでクラブ史上最高順位(6位)&欧州カップ戦(EL)出場に導いたが、2年目は過密日程と負傷続出が響いて低迷し、強化方針の違いで最終的に退任した。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | ヘロニモ・ルジ | 32 | アルゼンチン | 189cm/右 | 7試合 【アヤックス】 | ||
12 | ジェフリー・デ・ランゲ | 26 | オランダ | 190cm/右 | 34試合 【ゴアヘッド】 | ||
36 | ルベン・ブランコ | 29 | スペイン | 188cm/右 | 2試合 | ・継続性に欠ける第2GK ・抜群の反射神経と個性的なフォームで好セーブを連発するが、弾き出す場所が危険 ・過去8年で12度も負傷離脱 ・17歳でプロデビューを果たし、セルタでは公式戦142試合に出場 ・昨季に出場機会を求めてレンタル移籍も、P・ロペスからスタメンを座を奪うことはできなかったが、今夏に3年契約で完全移籍 |
<DF>
3 | クォンタン・メルラン | 22 | フランス | 182cm/左 | 16試合 【ナント】 10試合 【マルセイユ】 | ||
5 | レオナルド・バレルディ | 25 | アルゼンチン | 187cm/右 | 27試合 (2) | ・堅実なアルゼンチン人DF ・恵まれたフィジカルに、優れた危機察知能力やアジリティーといった早熟な才能を活かしてクレバーな守備対応を披露し、低弾道のフィードで局面を進められる ・アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズのユースからドルトムントを経由して20年夏に加入すると着実に成長を遂げ、昨季はスタメンに定着して公式戦44試合に出場し、3年半ぶりにA代表にも召集された | |
6 | ウリセス・ガルシア | 28 | スイス | 182cm/左 | 13試合 | ||
13 | デレク・コーネリアス | 26 | カナダ | 187cm/左 | 12試合 (2) 【マルメ】 | ||
18 | バモ・メイテ | 22 | コートジボワール | 183cm/右 | 2試合 【ロリアン】 16試合 【マルセイユ】 | ・フランス生まれのコートジボワール人DF ・身体的にも技術的にも高い潜在能力を秘める有望株 ・昨シーズン後半にロリアンで頭角を現して公式戦20試合に出場し、今夏の移籍市場最終日にレンタル移籍 | |
20 | リリアン・ブラシエ | 24 | フランス | 186cm/右 | 30試合 (3) 【ブレスト】 | ||
29 | ポル・リローラ | 27 | スペイン | 183cm/右 | 25試合 (2) 【フロジノーネ】 | ||
62 | アミル・ムリージョ | 28 | パナマ | 184cm/右 | 16試合 (3) | ・パナマ代表の控えSB ・絶えずアップダウンを繰り返してサイドから攻撃に厚みを与える攻撃的SB ・19年12月からアンデルレヒトに在籍し、主力として公式戦134試合に出場して14G17Aを記録 ・今夏にジョナタン・クラウスのバックアッパーとして3年契約で加入 | |
99 | シャンセル・ムベンバ | 30 | コンゴ民主共和国 | 182cm/右 | 25試合 (2) | ・最終ラインの柱 ・高いアスリート能力と的確なポジションで広大な範囲をカバーしつつ激しいマークで敵アタッカーを封じ込め、フィードの質も高水準を誇り、セットプレーでは得点源として機能する ・ポルトで大きく飛躍を遂げ、昨季にフリーで加入すると瞬く間にトゥドール監督の信頼を得て最終ラインに君臨し、公式戦7ゴールを記録 ・9人兄弟の長男 |
<MF>
7 | ヴァレンティン・カルボーニ | 19 | アルゼンチン | 185cm/左 | 31試合 (2) 【モンツァ】 | ・イタリアとアルゼンチンが強奪戦を繰り広げた”規格外のレフティー” ・強靭なフィジカル、強力かつ繊細な左足のテクニック、卓越したプレービジョンを武器にあらゆる局面で違いを創り出せる ・アルゼンチン人らしい闘争心と戦術インテリジェンスで守備での献身性を十分 ・メッシからインスピレーションを受ける ・兄はカリアリからレンタル移籍でモンツァに加入 | |
11 | アミンヌ・アリット | 27 | モロッコ | 180cm/右 | 28試合 (1) | ・年代別フランス代表の常連だった技巧派MF ・足に吸い付くようなタッチのドリブルを仕掛け、相手に囲まれてもボールを失わず、フリーの味方に質の高いラストパスを供給する ・昨季は移籍市場最終日に再びシャルケからレンタル移籍も、十字靭帯損傷によってW杯出場を逃して後半を棒に振ったが、今夏に約8億円の移籍金で完全移籍 | |
19 | ジョフロワ・コンドグビア | 31 | 中央アフリカ | 188cm/左 | 26試合 | ・”タコ”の異名を持つ中央アフリカ代表MF ・長い手足と屈強なフィジカルを駆使してボールを奪取するフィルター役を担い、カウンター時はドリブルで持ち上がって強烈なミドルを放つ ・かつてはポグバと双璧をなし、ASモナコ、インテルといったビッククラブを渡り歩いたが、A・マドリーでは放出候補となり、今夏にバレンシア時代の恩師マルセリーノ率いるマルセイユに完全移籍 | |
21 | ヴァランタン・ロンジエ | 29 | フランス | 172cm/右 | 10試合 | ・攻守に顔を出す中盤のダイナモ ・底知れないスタミナで最終ラインから前線までの危険なスペースをカバーしつつも、高水準のパスワークとテクニックでチャンスにも絡むことができるハードワーカーで、攻撃的MF、守備的MF、CBなど複数のポジションで役割を遂行できるユーティリティー性も魅力 ・昨季は出場機会を減らすパイエに変わってゲームキャプテンを務め、トゥドール監督の強度の高いフットボールを体現した | |
23 | ピエーミル・ホイビュア | 29 | デンマーク | 187cm/右 | 36試合 【トッテナム】 | ・八面六臂の働きで中盤を支えるデンマーク代表MF ・広い守備範囲と豊富な運動量、闘志溢れるプレーが魅力で、球際の強い守備に加え、持ち味である高精度のキックでチャンスを演出できるなど、攻守でタスクをハイレベルで遂行できるハードワーカー ・20/21季から中盤の要として歴代監督に信頼されていたが、今夏にA・マドリー行きを直訴するも失敗したことで、今季はベンチ要員に | |
25 | アドリアン・ラビオ | 29 | フランス | 188cm/左 | 31試合 (5) 【ユベントス】 | ・中盤の動力源 ・フィジカル、身体能力、テクニックの三拍子に恵まれた万能型のボランチで、豪快な推進力と洗練されたパスで違いを生み出し、積極的にシュートも放てば、守備でも瞬時に危機を察知して広大な範囲のスペースを埋める ・クールな見た目ながら熱いハートを持ち合わせて大舞台でも物怖じせず、カタールW杯では風邪で欠場した準決勝を除いて6試合に出場し、クラブでも公式戦11G6Aと傑出した結果を残すなど、昨季は才能を全面開花させたが、1000万€近い年俸を望むことから契約延長が不安視される | |
34 | ビラル・ラディア | 21 | モロッコ | 179cm/左 | 5試合 | ||
51 | イスマイル・コネ | 22 | カナダ | 188cm/右 | 42試合 (4) 【ワットフォード】 | ||
ー | エムラン・ソグロ | 19 | イングランド | 178cm/左 | 3試合 (1) | ・マルセイユの若き宝石 ・クリエイティブなビジョンと左足からのパスが特徴 ・今夏にマルセリーノ前監督によって左SBにコンバートされた ・10歳でチェルシーにスカウトされ、22年2月にフリーでU-19チームに加入 |
<FW>
8 | ニール・モペイ | 28 | フランス | 171cm/右 | 2試合 【エバートン】 29試合(6) 【ブレントフォード】 | ||
9 | エリー・ワイ | 21 | フランス | 181cm/右 | 27試合(9) 【RCランス】 | ||
10 | メイソン・グリーンウッド | 23 | イングランド | 181cm/両 | 33試合(8) 【ヘタフェ】 | ||
14 | ファリス・ムムバニャ | 24 | カメルーン | 185cm/左 | 13試合(3) | ||
17 | ジョナサン・ロウ | 21 | イングランド | 173cm/右 | 34試合 (12) 【ノリッジ】 | ||
22 | エンゾ・ステルナル | 17 | フランス | 174cm/右 | 1試合 【マルセイユB】 | ||
44 | ルイス・エンリケ | 22 | ブラジル | 181cm/右 | 15試合 (1) | ||
48 | ケイリアンヌ・アブダラー | 18 | フランス | 185cm/左 | 22試合 (9) 【マルセイユU-19】 | ||
ー | フランソワ・ムゲ | 19 | カメルーン | 173cm/右 | 5試合 【マルセイユ】 5試合 【仏2部】 | ・カメルーン期待の若手ウインガー ・非常に身体能力が高く、サイドでボールを受ければスピード、テクニック、パワーを織り交ぜたドリブルで1対1を制し、守備はプレスを躊躇せずに行って相手のビルドアップを妨害する ・カメルーンのクラブで育成され、18歳でマルセイユに加入し、昨シーズン最終節でリーグアンデビュー |
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