基本情報
創立 | 1886年 |
本拠地 | ロンドン |
スタジアム | エミレーツ・スタジアム (収容人数 6万355人) |
監督 | ミケル・アルテタ |
オーナー | スタン・クロエンケ |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ガナーズ |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝13回】 | 欧州カップ戦 | FAカップ 【優勝14回】 | カラバオ杯 【優勝2回】 | 監督 | |
19/20 | 8位 | EL/ベスト32 | 優勝 | 4回戦敗退 | エメリ➡ アルテタ |
20/21 | 8位 | EL/ベスト4 | 4回戦敗退 | ベスト8 | アルテタ |
21/22 | 5位 | ー | 3回戦敗退 | ベスト4 | アルテタ |
22/23 | 2位 | EL/ベスト16 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | アルテタ |
23/24 | 2位 | CL/ベスト8 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | アルテタ |
鉄壁の守備と競争力で熾烈な首位争い展開 メガクラブとして確かな実力を示す
・昨季は、ガブリエルとサリバのCBコンビを中心とした鉄壁の守備によりパフォーマンスが安定。さらには既存のスカッドにハバーツやライスといった新戦力が適応することでより競争力が高まり、セットプレーだけで16ゴールを挙げるなど苦しい局面での武器を手にしたことで、マンチェスター・Cやリバプールにも勝ち切るなど、ビック6相手に無敗を記録。最終的に勝点差”2”でマンチェスター・Cとのデットヒートには敗れてしまったが、メガクラブとしての確かな実力を示すシーズンとなった。
・今夏には、FWエンケティア、MFスミス・ロウ、GKラムズデールを放出し、DFカラフィオーリを90億円、MFメリーノを54億円、FWスターリングをレンタル契約で獲得して人員を整理。最終ラインの層の厚みをさらに増して挑む今季は、唯一の課題といえる9番問題をハバーツが解決し、的確にターンオーバーを行うことができれば、悲願のプレミア制覇を達成できるはずだ。
監督
名前 | ミケル・アルテタ |
生年月日 | 1982年3月26日(42) |
国籍 | スペイン |
就任日 | 2019年12月 |
・”アーセナルの救世主”
・3年半に渡ってマンチェスター・Cのアシスタントコーチとしてペップの薫陶を受けたことで最先端の戦術を継承。強固な守備を構築し、連動性の高いハイライン・ハイプレスからのカウンターと、緻密なパスワークによる崩しで試合の主導権を握るスタイルを好む。ハードワークやユーティリティー性のある選手を好み、偽SBや可変システムも柔軟に取り入れる。
・洗練された外見や記者会見での冷静さとは裏腹に、強烈なリーダーシップを持つ。基本的に自由を認めず、選手たちにはハードワークを要求してスター選手とも対立することも厭わない厳格な性格ながら、確固たる信念と勝利に貪欲な姿勢、明確なビジョンで選手たちに自信を植え付ける。
・スペイン語、バスク語、カタロニア語、英語が堪能で、フランス語、イタリア語、ポルトガル語も話す。
・現役時代は、セントラルMFとしてエヴァートンとアーセナルを中心に活躍。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | ||
22 | ダビド・ラジャ | 29 | スペイン | 183cm/右 | 32試合 | ・ビルドアップ能力が高いスペイン代表GK ・傑出した足元のテクニックを武器に、最後尾から正確なミドルパスを供給するなど、ビルドアップ時はMF並みの存在感を発揮するだけでなく、高い俊敏性を活かして至近距離のシュートにも素早く反応する ・イングランド5部でプロデビューを果たし、1ブレントフォードの守護神として1部昇格に貢献すると、昨季にレンタル契約で加入するや守護神に定着し、今夏に約56億円で完全移籍 | |
32 | ネト | 35 | ブラジル | 190cm/右 | 32試合 【ボーンマス】 | ・ベテランのセカンドGK ・類まれな反射神経を活かしたセーブが特徴で、至近距離からのシュートに強い ・ユベントスとバルセロナで控えGK、昨季までボーンマスで正守護神を務め、今夏にレンタル契約で加入 |
<DF>
2 | ウィリアン・サリバ | 23 | フランス | 192cm/右 | 38試合 (2) | ・プレミアリーグ屈指のCB ・恵まれたフィジカルを活かして地上戦、空中戦ともに圧倒的な強さを誇り、抜群のスピードと鋭い読みでカバーリング能力も高い ・3度のレンタル移籍の後に22/23季から最終ラインの大黒柱として君臨し、ハーランドを弾き飛ばす程の完成度を誇る | |
3 | キーラン・ティアニー | 27 | スコットランド | 178cm/左 | 20試合 【レアル・ソシエダ】 | ・スコットランドが誇る総合力の高い左SB ・SBに求められるスピード、運動量、精度の高いキックを備え、サイドからの積極的なオーバーラップでチャンスメイクする ・セルティックの下部組織出身で、アーセナルでは徐々に出番を減らし、昨季はソシエダにレンタル移籍して復帰も、今季はほぼ戦力外の扱いを受ける | |
4 | ベン・ホワイト | 27 | イングランド | 186cm/右 | 37試合 (4) | ・右サイドの鉄人DF ・読みの良さを活かしたタックルが上手く、ファールを犯さずにボールを奪ってピンチを未然に防ぎ、的確な縦パスや、自らドリブルで運んでチャンスメイクするなど攻撃面での貢献度も高い ・本来はCBだったが、アーセナルでは右SBとして定着し、ほぼ怪我することなく高い稼働率を誇る | |
6 | ガブリエウ・マガリャンイス | 27 | ブラジル | 190cm/左 | 36試合 (4) | ・最終ラインを統率する番人 ・長身を活かしたフィジカルと恵まれた身体能力で相手FWを封殺し、恐れることなく前に出て行く守備が特徴ながら、スピードも素晴らしく抜かれた際は即座に追いつき、空中戦でも強さを発揮してクロスボールを簡単に弾き出す ・サリバと共に替えの効かない唯一無二の存在として最終ラインに君臨し、セットプレー時は得点源として機能する | |
12 | ユリエン・ティンバー | 23 | オランダ | 182cm/右 | 2試合 | ・最終ラインをハイレベルでこなす逸材 ・卓越したアスリート能力とテクニックを兼ね備え、裏を取られても難なく追い付き、安定したボール捌きでプレスにも動じずにスペースを駆け上がって攻撃に厚みをもたらす ・昨季に万能DFとして約70億円超の移籍金で加入も、前十字靭帯の負傷によりほぼ全休した | |
15 | ヤクブ・キビオル | 24 | ポーランド | 189cm/左 | 20試合 (1) | ・ポーランドの若き万能型DF ・屈強なフィジカルを活かして対人戦に強く、カバーリングも秀逸ながら精度の高いパスで攻撃の起点にもなり、CBとアンカーを高水準でこなす ・アルテタ好みの万能DFで、昨季は左SBとCBの2番手としてチームを支えた | |
17 | オレクサンドル・ジンチェンコ | 28 | ウクライナ | 175cm/左 | 27試合 (1) | ・可変システムを支える偽SB ・場所を問わずにピッチを縦横無尽に駆け回り、卓越したテクニックを活かして中央の狭いスペースでもボールを繋いでパスワークを円滑すれば、縦パスを当てて攻撃を活性化させるゲームメイカー ・偽SBとして戦術の要を担うが、守備対応が課題 | |
18 | 冨安 健洋 | 26 | 日本 | 188cm/右 | 22試合 (2) | ・日本が誇る守備の達人 ・欧州の屈強なFWにも引けを取らない恵まれた体格で対人守備に強いだけでなく、ビルドアップ能力も極めて高く、両足から繰り出す絶妙な縦パスでチャンスメイクもこなす ・両足使いの万能DFとしてアルテタに信頼されているが、負傷離脱の多さが欠点 | |
33 | リッカルド・カラフィオーリ | 22 | イタリア | 188cm/左 | 30試合 (2) 【ボローニャ】 | ・カルチョの貴公子 ・地空共に対人戦に強く、左足のキックは精度・威力共に抜群で、自ら積極的に持ち上がってビルドアップの起点にもなれる ・ASローマの下部組織出身の左SBながら、昨季に加入したボローニャのチアゴ・モッタ監督によってCBに魔改造されてCL出場に貢献すると、代表に初召集されたEURO2024でも評価を上げたことで、今夏に約90億円超の移籍金で加入 |
<MF>
5 | トーマス・パーティ | 31 | ガーナ | 185cm/右 | 14試合 | ・攻守を司る唯一無二のアンカー ・無尽蔵のスタミナとしなやかな身のこなしで圧倒的なボール奪取能力を誇るフィルター役ながら、中盤の底から正確なパスやフィードを繰り出して攻撃のリズムを創り出し、強烈なミドルシュートで得点を奪うこともできる ・リーグ屈指のアンカーとして近年のクラブの躍進を支えたが、昨季はハムストリングの負傷で公式戦16試合の出場に留まった | |
8 | マルティン・ウーデゴール | 26 | ノルウェー | 178cm/左 | 35試合 (8) | ・”アーセナルの頭脳” ・見る者を魅了する足元の技術で、密集したエリアでも簡単にはボールを失わなずに、切れのあるドリブルと創造性溢れるスルーパスを武器にラスト30mで大きな違いを生み出し、守備時にチームのために走ることを厭わない ・10代の頃は神童と謳われながら苦戦も、アーセナルでその才能を開花させ、今ではキャプテン兼司令塔としてクラブを牽引する | |
20 | ジョルジーニョ | 32 | イタリア | 180cm/右 | 24試合 | ・攻守のリズムを調節するベテラン司令塔 ・長短の多彩なパスを中盤の底で散らしてゲームメイクを担いながら、高いインテリジェンス・的確な位置取り・豊富な経験を活かして中盤のフィルター役も担う ・ナポリとチェルシーでプレーした実績十分の守備的MFで、盛り上げ役も担う | |
23 | ミケル・メリーノ | 28 | スペイン | 188cm/左 | 32試合(5) 【レアル・ソシエダ】 | ・アルテタ好みのスペイン代表MF ・中盤でパスを散らしてゲームメイクし、チャンスがあれば好戦的に攻め上がるなど、豊富な運動量を活かしてあらゆる局面に顔を出す ・ソシエダで中盤の一角としてCL出場に貢献し、スペイン代表にも定着した実力者で、今夏に約54億円で加入 | |
29 | カイ・ハバーツ | 25 | ドイツ | 190cm/左 | 37試合 (13) | ・高い得点力を誇る万能アタッカー ・高いサッカーIQを活かしてCF、偽9番、インサイドハーフを難なくこなし、優雅なトラップやドリブルで相手DFを攻略すれば、巧みな足技で密集下でもボールを失わずに、絶妙なスルーパスと強烈なシュートでゴールに絡む ・昨季に約119億円で加入すると、前半は適応に苦戦したが、後半戦にムービングストライカーとして覚醒し、公式戦14G7Aと活躍 | |
41 | デグラン・ライス | 25 | イングランド | 188cm/右 | 36試合 (7) | ・”イングランドの心臓” ・圧倒的な運動量で広大な範囲をカバーし、高いボール奪取力を発揮するフィルター役を担いながら、正確にボールを捌きつつ自らドリブルでダイナミックに駆け上がり、積極的にミドルを放って相手ゴールを脅かすなど、攻守で圧倒的な存在感を誇る ・昨季に英国人史上最高額となる約190億円で加入し、1年目から公式戦51試合に出場して7G10Aとその価値を証明 |
<FW>
7 | ブカヨ・サカ | 23 | イングランド | 178cm/左 | 35試合 (16) | ・”クラブのアイコン(象徴)” ・抜群のスピードとキレのあるドリブルを武器に、どんな相手にも臆することなく果敢に勝負を仕掛け、精度の高いクロスやカットインからのシュートでゴールに結び付ける決定力を誇りながら、ワンツーを駆使して相手DFラインの裏へ抜けるプレーなど味方を活かす能力にも長ける ・7歳からクラブに在籍する生え抜きのエースで、昨季はキャリアハイの公式戦20G14Aと躍動 | |
9 | ガブリエル・ジェズス | 27 | ブラジル | 175cm/右 | 27試合 (4) | ・王国が生んだ万能ストライカー ・シュート、ドリブル、パスといずれも高いレベルで兼ね備え、自由に動き回って味方を活かしつつドリブルで切り込み、ペナルティーエリア内では俊敏な動きと天性の得点嗅覚でゴールを奪う ・22/23季に加入してからケガにより満足にプレーできていないが、2季連続で公式戦15ゴールに関与 | |
11 | ガブリエウ・マルティネッリ | 23 | ブラジル | 178cm/右 | 35試合 (6) | ・左サイドの切り込み隊長 ・切れ味鋭いドリブル突破で左サイドを抉り、味方とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入すれば、ストライカー並の決定力でゴールを決める崩しの切り札で、守備時のプレスバックを怠らない ・アルテタ政権下で左ウイングの一番手として活躍し、アカデミー出身者以外では最古参 | |
19 | レアンドロ・トロサール | 30 | ベルギー | 171cm/右 | 34試合 (12) | ・ベルギー代表の仕事人 ・キレのあるドリブルとテクニックで中央を突破し、正確なラストパスと威力十分のシュートでチャンスメイクする攻撃のマルチロールで、攻撃的ポジションならどこでも輝きを放つ ・スタメンでも途中出場でも得点に絡むことができる切り札 | |
30 | ラヒーム・スターリング | 29 | 29 | 170cm/右 | 31試合 (8) 【チェルシー】 | ・独力で局面を打開するウイングストライカー ・独特なランニングフォームのドリブルを武器に、スピーディーかつ直線的にゴールに迫るプレーが特徴で、ペップのもとで磨きをかけたインテリジェンスを活かして、ライン間や裏抜けなどボールを引き出すプレーも得意 ・リバプール、マンチェスター・Cで活躍も、破格の条件で移籍したチェルシーでは苦戦し、今夏に両ウイングの控えとしてレンタル移籍 |
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