【無料選手名鑑】アトランタ・ブレーブス(ATL)(ナショナルリーグ/東地区)【2025 チーム/選手/監督紹介】

MLB
スポンサーリンク

基本情報

創立1871年
本拠地ジョージア州アランタ市
スタジアムトゥルーイスト・パーク
(収容人数4万1084人)
オーナーアトランタ・ブレーブス・ホールディングス
ゼネラルマネージャー
(GM)
アレックス・アンソポウロス
獲得タイトルワールドシリーズ優勝(4回)
リーグ優勝(18回)
地区優勝(23回)
ワイルドカード(3回)
公式サイトHP X(twitter) Youtube instagram
Facebook
 Sportsnavi wikipedia

<過去5シーズンの成績>

地区順位
【ナ・リーグ東】
勝利敗戦勝率ゲーム差ポストシーズン監督
20201位3525.583リーグ優勝決定シリーズ敗退スニッカー
20211位8873.547ワールドシリーズ制覇スニッカー
20221位10161.623地区シリーズ敗退スニッカー
20231位10458.642地区シリーズ敗退スニッカー
20242位8973.5496.0ワイルドカードシリーズ敗退スニッカー
概要

故障者続出で地区7連覇を逃すも辛うじてプレーオフ進出

・昨季は、104勝を挙げた前年の主力がほぼ残留したことで球界最強打線と充実の投手陣が維持され、地区7連覇とリーグ優勝が有力視されたが、序盤にエースのS・ストライダーと23年MVPのアクーニャJr.が長期離脱し、前年に比べて打線が停滞。それでも、クリス・セールの大復活など投手陣が奮闘したことで、故障者が続出しながらもワイルドカード争いを演じ、シーズン最終戦で辛うじて7年連続プレーオフ進出を決めるも、ワイルドカードシリーズでパドレス相手にスイープ負けして姿を消した。

監督

名前ブライアン・スニッカー
生年月日1955年10月17日(69歳)
出身イリノイ州
就任日2016年5月
<人物紹介>

・球団在籍48年の名将

・固定オーダーを好み、送りバントが極端に少ない攻撃的野球の信奉者で、18年から6年連続地区優勝、21年にはワールドシリーズ制覇を達成。控え選手とも誠実に向き合いことで熱い信頼を得る。

・76年に25巡目でカブスに入団し、翌年にブレーブスのマイナーチームに移籍するもMLBデビューできずに引退。その後はブレーブス傘下の組織に仕えながらトップチームでコーチも務め、16年途中から監督に就任。

・息子はアストロズで打撃コーチを務め、21年のワールドシリーズで対決。

移籍情報

IN
ポジション名前移籍元
投手
捕手
内野手
外野手ブライアン・デラクルーズパイレーツ
ジュリクソン・プロファーパドレス

OUT
ポジション名前移籍先
投手マックス・フリードヤンキース
捕手
内野手ジオ・ウルシェラアスレチックス
外野手

基本フォーメーション

選手一覧

<先発>

No.名前年齢出身身長/投打昨季成績
(防御率/打率・OPS)
32AJスミス・ショーバー22テキサス州191cm/右投右打1試合0勝0敗(0.00)
40レイナルド・ロペス31ドミニカ共和国185cm/右投右打26試合8勝5敗(1.99)・150㎞/h台後半の4シームと縦変化量の多いスライダーを武器に、妻の助言で先発に再挑戦して覚醒
・ホワイトソックスで当初は先発を務めるも2年連続10敗を喫し、リリーフに転向して22~23年に3球団で129登板・33H・WHIP1.11と活躍。3年3000万ドルで加入したのを機に4年ぶりに先発挑戦した昨季は、6月に3勝・防御率1.64と好投するなど、前半戦だけで7勝を挙げる意外な活躍でオールスターに初出場したが、後半戦は右肩の炎症によりわずか1勝に留まった
48イアン・アンダーソン26ニューヨーク州191cm/右投右打
51クリス・セール35フロリダ州198cm/左投29試合18勝3敗(2.38)・蘇ったドクターK
・7年連続2桁勝利や2度の奪三振王に輝いた10年代を代表するベテラン左腕で、近年はトミージョン手術の影響で不満足な結果が続くも完全復活
・ホワイトソックスとレッドソックスに在籍した13年間で120勝&2189奪三振を記録し、復活を期待されてトレードで加入した昨季は、開幕から躍動して前半戦だけで13勝を挙げ、最終的に最多勝(18勝)、最優秀防御率(2.38)、最優秀勝率(.857)、最多奪三振(225)のタイトルを獲得して初のサイヤング賞に輝く
55ブライス・エルダー25テキサス州188cm/右投右打10試合2勝5敗(6.52)両サイドにシンカーとスライダーを投げ分けながらチェンジアップを巧みに操って打者のタイミングを外し、ゴロに打たせて取る技巧派
・MLB2年目の23年に12勝を挙げてオールスターに選出されるなどチームの救世主として活躍も、昨年はオープン戦で炎上したことでマイナーで開幕を迎え、度々チャンスを得ながらも不安定な投球が続き、前年から大きく成績ダウン
した
56スペンサー・シュヴェレンバッハ24ミシガン州185cm/右投右打21試合8勝7敗(3.35)・安定した制球力が特徴
・21年にドラフト2位で入団し、昨季にマイナーでの好投が評価されて5月に2AからMLBデビューを飾ると、最初の6先発は4敗・防御率5.68と苦戦も、7月と9月に3勝を挙げ、最後までローテーションを守った
66グラント・ホームズ29サウスカロライナ州183cm/右投26試合2勝1敗(3.56)
99スペンサー・ストライダー26オハイオ州183cm/右投右打2試合0勝0敗(7.00)・球界を代表するエース右腕
・MLB最高峰のストレートと魔球レベルのスライダーの2球種を中心に、稀にチェンジアップを交えて打者を蹂躙する豪腕で、通算奪三振率13.51を誇る
・実質MLB1年目の22年に130イニングで200奪三振(MLB史上最速)&11勝を挙げ、23年には最多勝(20勝)&最多奪三振(281個)の2冠を獲得し、昨季は開幕投手を務めるも直後に右肘手術を受けてシーズン全休

<ブルペン>

26ライセル・イグレシアス35キューバ188cm/右投右打66試合6勝2敗34S(1.95)・キューバ出身の技巧派クローザー
・チェンジアップとスライダーを使い分けて空振りを誘うスタイルで、通算530登板で224セーブ&WHIP1.05と抑えとして十分な実績を持ち、昨年に38連続アウトを記録するなど抜群の安定感を誇る
・レッズとエンゼルスでクローザーとして君臨し、22年途中にトレードで加入すると、23年に58登板で33セーブ、昨年は5月に通算200Sセーブを達成するなど、66登板で自己最多タイの34セーブ&防御率1.75とキャリアハイの成績を残した
38ピアース・ジョンソン33コロラド州188cm/右投右打58試合6勝6敗12H2S(3.67)・代名詞の超高速カーブと直球のコンビネーションで投球を組み立て、MLB復帰後は5年連続で三振率が10%を超える
・19年に阪神で58登板・40Hと大活躍してMLBに復帰し、21年にはパドレスで63登板13Hを記録。23年にはロッキーズで安定感を欠いたが、シーズン途中に加入して24登板・防御率0.76と好投し、2年1425万ドルで契約延長した昨季は、チーム3位の58登板で12H2Sとリリーフ陣の一角を担った
49アーロン・バマー31カリフォルニア州188cm/右投右打56試合4勝3敗2H(3.58)・サイドスローから繰り出すスイーパーと100マイル近いシンカーでゴロを量産する救援サウスポーで、被本塁打が少なく、17年のMLBデビューからリリーフ一筋を貫く
・ホワイトソックスでは289登板で85H5Sを挙げ、5選手とのトレードで加入した昨季は、離脱することなくリリーフ陣に帯同して56登板をこなし、奪三振率11.22を記録
52ディラン・リー30カリフォルニア州191cm/左投52試合4勝2敗9H(2.11)・4シームとスライダーのコンビネーションで投球を組み立て、右打者相手にはチェンジアップを投じる
・22年に46登板で5勝9H・WHIP0.99と好投し、23年は左肩の故障で長期離脱も、昨年は序盤にロングリリーフとして活躍すると、監督の信頼を得て自己最多の52登板でWHIP1.11と
キャリアハイの成績を収めた
62デイベル・エルナンデス28キューバ178cm/右投右打16試合3勝0敗(2.50)
77ジョー・ヒメネス30プエルトリコ188cm/右投右打69試合1勝5敗3S(2.62)・高い奪三振率を誇るセットアッパー
・威力ある4シームと鋭く曲がるスライダーを投じながら、チェンジアップで巧みにタイミングを外す
・タイガース時代に6年間で297試合に登板し、トレードで加入した23年に59登板で13Hを記録すると、昨年はセットアッパーとして69登板で27H・WHIP0.99と自己ベストの成績を残し、被本塁打はわずか2本だったが、オフに左膝の手術を受けて今季は全休予定
エイモス・ウィリンガム26ジョージア州193cm/右投右打1試合0勝0敗(18.00)
アンヘル・ペルドモ30ドミニカ共和国203cm/左投

<捕手>

12ショーン・マーフィー30ニューヨーク州191cm/右投右打72試合10本25打点(.193)・強豪球団の正捕手
・鉄壁のブロッキングとMLBでもトップクラスのバレル率を誇る攻守兼備の実力派
・アスレチックスで21年にGG賞に輝き、22年に18本塁打&66打点と活躍。トレードで加入した23年には自己最多の21本塁打&OPS.843(両リーグ1位)を記録も、昨季は左脇腹痛で2カ月離脱し、復帰後も打撃は不振が続いて自己ワーストの成績だったが、守備面で投手陣を支えた
45チャドウィック・トロンプ30オランダ領アルバ島173cm/右投右打19試合0本6打点(.250)

<内野手>

1オジー・アルビーズ28オランダ領キュラソー島173cm/右投両打99試合10本53打点(.251)・アトランタの小さな巨人
・MLBでは小柄ながら意外なパワーを秘め、バットコントロールに優れた両打ちの極端なオープンスタンスが特徴で、ナ・リーグ最多安打や2度のシルバースラッガー賞に輝き、オールスター選出4回と実績十分なが
、守備が課題
・18年からセカンドのレギュラーに定着し、18~19年に2年連続24本塁打、21年と23年に30本塁打&100打点を記録も、昨季は足指と左手首の骨折により前年と比べて大きく成績ダウンした
11オーランド・アルシア30ベネズエラ183cm/右投右打158試合17本46打点(.218)・スワンソンの後釜と期待されて加入し、当初は内野のサブだったが、筋トレに専念させてオールスター級の遊撃手に成長
・ブリュワーズで17年と19年に150試合・15本塁打・50打点を記録も、その後にレギュラーを剥奪されたが、21年途中にトレードで加入すると、23年から正遊撃手に定着してオールスターに初出場し、昨季は2年連続120安打&17本塁打を記録も、打率とOPSともに大きく低下した
17ナチョ・アルバレスJr.21カリフォルニア州180cm/右投右打8試合0本0打点(.100)
27オースティン・ライリー 27テネシー州191cm/右投右打110試合19本56打点(.256)・ホットコーナーを担う大砲
・直球に滅法強く、甘いボールを確実に捉えて強烈な打球を放つ強打者としてシルバースラッガー賞を2回獲得し、守備も一流で、22年に球団史上最高額となる10年2億1200万ドルの大型契約を締結
・三塁手に定着した21年から3年連続30本塁打・90打点・OPS.850を達成も、昨季は5月末時点で打率.228・3本塁打と低調で、6~7月に打率.284・11本塁打と持ち直すも、8月中旬のエンゼルス戦で受けた死球による右手骨折
シーズンを終えた
28マット・オルソン30ジョージア州196cm/右投左打162試合29本98打点(.247)・史上最強打線の4番
・三振上等のフルスイングでホームランを量産する強打の一塁手だが、選球眼の良さを
活かして出塁率が高く、3年連続全試合出場と抜群の耐久性を誇り、一塁手としてゴールデングラブ賞を2度
・アスレチックス時代に6年間で142本塁打を放ち、22年にフリーマンに代わる一塁手としてトレードで加入すると、23年に本塁打王(54本)と打点王(139打点)の2冠に輝いたが、昨季は4シームに苦戦して本来の調子を取り戻せずに、フルシーズンでは6年ぶりにOPS7割台を記録
60ニック・アレン26カリフォルニア州173cm/右投右打41試合1本4打点(.175)
【アスレチックス】

<外野手>

7ジュリクソン・プロファー32オランダ領キュラソー島183cm/右投両打158試合24本85打点10盗(.280)
【パドレス】
・遂に覚醒した元球界No.1の有望株
・優れた選球眼を活かした三振の少なさと出塁率の高さが特徴のスイッチヒッターで、パンチ力もある
・レンジャース時代に球界No.1有望株に選出され、18~19年に2年連続20本塁打を放つも、それ以降はケガや不振で納得いく成績を残せずにいたが、昨季に格安の単年契約で加入したパドレスで突如打撃が開花し、24本塁打・85打点・OPS.839と自己最高の結果を残して、オールスター初出場やシルバースラッガー賞獲得を果たすと、オフに3年総額4200万ドルで加入
13ロナルド・アクーニャJr.27ベネズエラ183cm/右投右打49試合4本15打点16盗(.250・.716)・23年満票MVPの怪物外野手
・史上最高水準でパワーとスピードを両立する5ツールプレイヤーで、確実性もあり三振が少ないなど打撃面に隙はなく、肩の強さもMLBトップクラス
・傘下チームから18年に外野の主力として定着すると、19年に41本塁打・101打点・37盗塁を記録し、23年に史上初の40本塁打&70盗塁を達成して満票MVPに輝いたが、昨季は低調なスタートを切り、5月末のパイレーツ戦で左膝前十字靭帯を断裂したことでシーズンを終えた
14ブライアン・デラクルーズ28ドミニカ共和国188cm/右投右打105試合18本51打点(.245)
【マーリンズ】
44試合3本17打点(.200)
【パイレーツ】
・マーリンズで22年に13本塁打、23年に149安打・19本塁打・78打点(チーム最多)と活躍し、昨季は前半戦だけで16本塁打を放ったパワーを期待され、トレード期限最終日にパイレーツに加入も、移籍後はわずか3本塁打・OPS.514と期待を裏切る結果に終わり、オフにスプリット契約で加入
23マイケル・ハリス2世23ジョージア州188cm/左投110試合16本48打点(.264)・将来のスター候補
・走攻守揃った22年新人王で、自慢の運動神経を活かしてMLB屈指の守備範囲を誇るが、選球眼が悪い
・MLB1年目の22年からセンターに定着し、2年連続で15本塁打・20盗塁・OPS8割を記録。昨季は左ハムストリングの負傷により約2カ月離脱したことで成績がダウンも、後半戦は1番に定着して3年連続15本塁打をクリアした
24ジャレッド・ケルニック25ウィスコンシン州185cm/131試合15本45打点(.231)・18年に全体6位でメッツに入団した元トッププロスペクトで、潜在能力の高さが魅力
・マリナーズで21年に14本、23年に11本塁打を放ち、新たな正左翼手としてトレードで加入した昨季は、最初の8試合(打率.579)と6月(打率.304)は好調だったが、それ以外では低調な結果
終わって才能を開花できなかった
36イーライ・ホワイト30サウスカロライナ州188cm/右投右打36試合1本4打点(.282)
65ルーク・ウィリアムズ28イリノイ州185cm/右投右打37試合0本4打点(.196)

<指名打者>

20マルセル・オズナ34ドミニカ共和国185cm/右投右打162試合39本104打点(.302)・孤軍奮闘した飛ばし屋
・一発長打が魅力の通算275本塁打を放った強打者で、34歳ながら確実性もある
・14~19年の間にマーリンズとカージナルスで145本塁打を量産し、短縮シーズンだった加入1年目にはホームラン王に輝いたが、その後の2年間で2度逮捕されたことで成績が低下して不良債権化が危惧されたが、23年にキャリアハイの40本塁打&100打点と復活。昨季は前半戦だけで26本塁打を放ち、大谷翔平と熾烈なホームラン王争いを演じて7年ぶりにオールスターに出場も、後半戦は13本塁打に終わり、2年連続40本塁打&100打点とはならなかった

<<<その他の記事はこちら>>>

コメント

タイトルとURLをコピーしました