基本情報
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ 【優勝13回】 | 欧州カップ戦 | FAカップ 【優勝14回】 | カラバオ杯 【優勝2回】 | 監督 | |
19/20 | 8位 | EL/ベスト32 | 優勝 | 4回戦敗退 | エメリ➡ アルテタ |
20/21 | 8位 | EL/ベスト4 | 4回戦敗退 | ベスト8 | アルテタ |
21/22 | 5位 | ー | 3回戦敗退 | ベスト4 | アルテタ |
22/23 | 2位 | EL/ベスト16 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | アルテタ |
23/24 | 2位 | CL/ベスト8 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | アルテタ |
鉄壁の守備と高い競争力で熾烈な首位争い展開 メガクラブとして確かな実力を示す
・昨季は、ガブリエルとサリバのCBコンビを中心とした鉄壁の守備によりパフォーマンスが安定。さらには既存のスカッドにハバーツやライスといった新戦力が適応することでより競争力が高まり、セットプレーだけで16ゴールを挙げるなど苦しい局面での武器を手にしたことで、マンチェスター・Cやリバプールにも勝ち切るなど、ビック6相手に無敗を記録。最終的に勝点差”2”でマンチェスター・Cとのデットヒートには敗れてしまったが、メガクラブとしての確かな実力を示すシーズンとなった。
監督
名前 | ミケル・アルテタ |
生年月日 | 1982年3月26日(42) |
国籍 | スペイン |
就任日 | 2019年12月 |
・”アーセナルの救世主”
・3年半に渡ってマンチェスター・Cのアシスタントコーチとしてペップの薫陶を受けて最先端の戦術を継承。フットボールについての深い知識と理解を持ち合わせ、ポゼッションとハイライン・ハイプレスが基本の高強度なスタイルを好み、偽SBや可変システムも柔軟に取り入れる。
・昨季は、理想に近いスカッドを整え、流動的な攻撃と組織化された守備で序盤から首位快走に導き、DF陣のケガ人続出に苦しめられて19年ぶりのプレミア制覇を逃したものの、7年ぶりとなるCL出場権をもたらした。
・洗練された外見や記者会見での冷静さとは裏腹に、強烈なリーダーシップを持つ。基本的に自由を認めず、選手たちにはハードワークを要求してスター選手とも対立することも厭わない厳格な性格ながら、確固たる信念と勝利に貪欲な姿勢、明確なビジョンで選手たちに自信を植え付ける。
・就任当初は監督経験や実績が無いことを不安視され、その後も成績不振により解任論が巻き上がるなど常に逆風に見舞われてきた。それでも、並々ならぬ覚悟と忍耐力で自らの信念を貫き、若く野心的な”ヤング・ガナーズ”の土台を築き上げた。
・スペイン語、バスク語、カタロニア語、英語が堪能で、フランス語、イタリア語、ポルトガル語も話す。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績(得点) | ||
22 | ダビド・ラジャ | 28 | スペイン | 183cm/右 | 32試合 | ・10番レベルの足下技術を誇るスペイン代表GK ・傑出した足元のテクニックを武器に、最後尾から正確なミドルパスを供給するなど、ビルドアップ時はMF並みの存在感を発揮するだけでなく、高い俊敏性を活かして至近距離のシュートにも素早く反応する ・イングランド5部でプロデビューを果たし、19/20季からブレントフォードの守護神として1部昇格に貢献し、昨季はリーグ1位のセーブ数を記録した | |
32 | ネト | 35 | ブラジル | 190cm/右 | 32試合 【ボーンマス】 |
<DF>
2 | ウィリアン・サリバ | 22 | フランス | 192cm/右 | 38試合 (2) | ・最終ラインを引き締める大黒柱 ・恵まれたフィジカルを活かして地上戦、空中戦ともに圧倒的な強さを誇り、抜群のスピードと鋭い読みでカバーリング能力も高い ・21/22季にリーグアン年間最優秀若手賞を受賞すると、昨季はプレミア1年目と思えない活躍でクラブの躍進を支えただけに、終盤の負傷離脱が悔やまれる ・生粋のグ―ナー | |
3 | キーラン・ティアニー | 27 | スコットランド | 178cm/左 | 20試合 【レアル・ソシエダ】 | ・スコットランドが誇る総合力の高い左SB ・SBに求められるスピード、運動量、精度の高い キックを持ち、サイドからの積極的なオーバーラップでチャンスメイクする ・ケガで離脱することが多い ・セルティックの下部組織出身で、アーセナルでは4シーズンで124試合に出場も昨季はスタメン出場が限られ、今夏に左SBの即戦力としてレンタル移籍 | |
4 | ベン・ホワイト | 25 | イングランド | 186cm/右 | 37試合 (4) | ・総合力の高い鉄人DF ・読みの良さを活かしたタックルが上手く、ファールを犯さずにボールを奪ってピンチを未然に防ぎ、的確な縦パスや、自らドリブルで運んでチャンスメイクするなど攻撃面での貢献度も高い ・昨季は足下技術と戦術理解度を評価されて右SBに定着し、右サイドから攻撃の質を向上させた | |
6 | ガブリエウ・マガリャンイス | 25 | ブラジル | 190cm/左 | 36試合 (4) | ・最終ラインを統率する番人 ・長身を活かしたフィジカルと恵まれた身体能力で相手FWを封殺し、恐れることなく前に出て行く守備が特徴ながら、スピードも素晴らしく抜かれた際は即座に追いつき、空中戦でも強さを発揮してクロスボールを簡単に弾き出す ・足下の技術もあり、特にロングフィードの精度が高い ・昨季は離脱することなくほぼ全ての公式戦に出場し、プレミアリーグでは73試合連続スタメン出場を達成するなど、替えの効かない唯一無二の存在として最終ラインに君臨した | |
12 | ユリエン・ティンバー | 22 | オランダ | 182cm/右 | 2試合 | ・最終ラインをハイレベルでこなす逸材 ・卓越したアスリート能力とテクニックを兼ね備え、裏を取られても難なく追い付き、安定したボール捌きでプレスにも動じずにスペースを駆け上がって攻撃に厚みをもたらす ・今夏に最終ラインの層を厚くする守備のマルチとして、約70億円超の移籍金で加入も、前十字靭帯の負傷により長期離脱を余儀なくされた | |
15 | ヤクブ・キビオル | 23 | ポーランド | 189cm/左 | 20試合 (1) | ・ポーランドの若き万能型DF ・屈強なフィジカルを活かして対人戦に強く、カバーリングも秀逸ながら精度の高いパスで攻撃の起点にもなり、CBとアンカーを高水準でこなす ・昨季途中に約35億円の移籍金で完全移籍も、公式戦わずか8試合の出場に留まった | |
17 | オレクサンドル・ジンチェンコ | 27 | ウクライナ | 175cm/左 | 27試合 (1) | ・攻撃に変化を加える偽SB ・場所を問わずにピッチを縦横無尽に駆け回り、卓越したテクニックを活かして中央の狭いスペースでもボールを繋いでパスワークを円滑すれば、縦パスを当てて攻撃を活性化させるゲームメイカー ・スピードや空中戦が課題 ・昨季に約49億円の移籍金で加入すると、偽SBとして戦術の要を担い、チームの躍進を支えた | |
18 | 冨安 健洋 | 24 | 日本 | 188cm/右 | 22試合 (2) | ・日本の最終ラインを担う守備の達人 ・欧州の屈強なFWにも引けを取らない恵まれた体格で対人守備に強く、生じたスペースを即座にカバーするなど判断力やサッカーIQも高い ・ビルドアップ能力も極めて高く、両足から繰り出す絶妙な縦パスでチャンスメイクもこなす ・昨季は両SBをハイレベルでこなすスペシャリストとして活躍も、右膝靱帯のケガで終盤に離脱した | |
33 | リッカルド・カラフィオーリ | 22 | イタリア | 188cm/左 | 30試合 (2) 【ボローニャ】 | ・カルチョの貴公子 ・地空共に対人戦に強く、左足のキックは精度・威力共に抜群で、自ら積極的に持ち上がってビルドアップの起点にもなれる ・ASローマの下部組織出身の左SBながら、昨季に加入したボローニャのチアゴ・モッタ監督によってCBに魔改造されてCL出場に貢献すると、代表に初召集されたEURO2024でも評価を上げたことで、今夏に約90億円超の移籍金で加入 |
<MF>
5 | トーマス・パーティ | 29 | ガーナ | 185cm/右 | 14試合 | ・攻守を司る唯一無二のアンカー ・無尽蔵のスタミナとしなやかな身のこなしで圧倒的なボール奪取能力を誇るフィルター役ながら、中盤の底から正確なパスやフィードを繰り出して攻撃のリズムを創り出し、タイミングを見計らったファイナルサードへの顔出しや、強烈なミドルシュートで得点を奪うこともできる ・昨季は長期離脱することなく中盤の要としてアーセナル躍進の一翼を担った | |
8 | マルティン・ウーデゴール | 24 | ノルウェー | 178cm/左 | 35試合 (8) | ・主将を務める”アーセナルの頭脳” ・見る者を魅了する足元の技術で、密集したエリアでも簡単にはボールを失わなずに、切れのあるドリブルと創造性溢れるスルーパスを武器にラスト30mで大きな違いを生み出し、守備時にはチームのために走ることを厭わない ・昨季は頼れるキャプテンとして重責を担いながら、司令塔として決定機を量産し、チーム1位タイの公式戦15ゴールを奪った | |
20 | ジョルジーニョ | 31 | イタリア | 180cm/右 | 24試合 | ・攻守のリズムを調節するベテランプレーメーカー ・長短の多彩なパスを中盤の底で散らしてゲームメイクを担いながら、高いインテリジェンス・的確な位置取り・豊富な経験を活かして中盤のフィルター役も担う ・独特なステップでGKの逆を突くPKを得意とし、20/21にはリーグ戦で7回PKを決め、チェルシーでチーム内得点王となった ・昨季途中に約19億円の移籍金で加入し、不安を抱えていた中盤に厚みと安定感をもたらした | |
23 | ミケル・メリーノ | 28 | スペイン | 188cm/左 | 32試合(5) 【レアル・ソシエダ】 | ・攻撃サッカーを支える”ラ・レアルの心臓” ・中盤でパスを散らしてゲームメイクし、チャンスがあれば好戦的に攻め上がるなど、豊富な運動量を活かしてあらゆる局面に顔を出す | |
29 | カイ・ハバーツ | 24 | ドイツ | 190cm/左 | 37試合 (13) | ・高い得点力を誇る万能アタッカー ・高いサッカーIQを活かしてCF、偽9番、インサイドハーフを難なくこなし、優雅なトラップやドリブルで相手DFを攻略すれば、巧みな足技で密集下でもボールを失わずに、絶妙なスルーパスと強烈なシュートでゴールに絡む技巧派MF ・昨季はリーグ12位に終わったチェルシーで、チーム1位タイの公式戦9ゴールを記録 ・今夏に6500万ポンド(約119億円)で完全移籍 | |
41 | デグラン・ライス | 24 | イングランド | 188cm/右 | 36試合 (7) | ・”イングランドの心臓” ・圧倒的な運動量で広大な範囲をカバーし、高いボール奪取力を発揮するフィルター役を担いながら、正確にボールを捌きつつ自らドリブルでダイナミックに駆け上がり、積極的にミドルを放って相手ゴールを脅かすなど、攻守で圧倒的な存在感を誇る中盤の支配者 ・チェルシーユースで育ち、若き象徴として長らくウェストハムを支え、昨季はECL制覇に貢献した ・今夏に英国人史上最高額となる約190億円の移籍金で完全移籍 |
<FW>
7 | ブカヨ・サカ | 22 | イングランド | 178cm/左 | 35試合 (16) | ・”クラブのアイコン(象徴)” ・抜群のスピードとキレのあるドリブルを武器に、どんな相手にも臆することなく果敢に勝負を仕掛け、精度の高いクロスやカットインからのシュートでゴールに結び付ける決定力を誇りながら、ワンツーを駆使して相手DFラインの裏へ抜けるプレーなど味方を活かす能力にも長ける ・昨季はコンスタントに結果を残しつつほぼ全試合に出場し、プレミアで唯一の2桁ゴール&アシストを記録するなど右サイドで躍動した ・7歳からアーセナルに在籍 | |
9 | ガブリエル・ジェズス | 26 | ブラジル | 175cm/右 | 27試合 (4) | ・王国が生んだ万能ストライカー ・シュート、ドリブル、パスといずれも高いレベルで兼ね備え、自由に動き回って味方を活かしつつドリブルで切り込み、ペナルティーエリア内では俊敏な動きと天性の得点嗅覚でゴールを奪う ・昨季に74億円の移籍金で完全移籍すると、19/20季以来となる2桁ゴールを記録しながら、アーセナルに勝者のメンタリティを注入するなど、チームに計り知れない影響を与えた | |
10 | ラヒーム・スターリング | 29 | イングランド | 170cm/右 | 31試合 (8) 【チェルシー】 | ・独力で局面を打開するウイングストライカ― ・独特なランニングフォームのドリブルを武器に、スピーディーかつ直線的にゴールに迫るプレーが特徴で、ペップのもとで磨きをかけたインテリジェンスを活かして、ライン間や裏抜けなどボールを引き出すプレーも得意 ・昨季に週給30万ポンドの5年契約という破格の条件で加入も、16/17季以来となる1桁得点と期待を裏切る結果に終わった | |
11 | ガブリエウ・マルティネッリ | 21 | ブラジル | 178cm/右 | 35試合 (6) | ・左サイドの”切り込み隊長” ・切れ味鋭いドリブル突破で左サイドを抉り、味方とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入すれば、ストライカー並の決定力でゴールを決める崩しの切り札で、守備時のプレスバックを怠らない ・昨季はシュート精度が向上したことでキャリアハイの15ゴールを奪った ・ヴィエイラとは四六時中一緒にいる大の仲良し | |
19 | レアンドロ・トロサール | 28 | ベルギー | 171cm/右 | 34試合 (12) | ・ベルギー代表のアシストマシーン ・キレのあるドリブルとテクニックで中央を突破し、正確なラストパスと威力十分のシュートでチャンスメイクする攻撃のマルチロールで、攻撃的ポジションならどこでも輝きを放つ ・昨季途中に加入しながら2桁アシストを記録 ・ゴールパフォーマンスは息子にお願いされたもの |
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