基本情報
創立 | 1969年 |
本拠地 | カルフォルニア州サンディエゴ市 |
スタジアム | ペトコ・パーク (収容人数 4万2445人) |
監督 | ボブ・メルビン |
ゼネラルマネージャー (GM) | A.J.プレラー |
オーナー | エリック・クッツェンダ |
獲得タイトル | ワールドシリーズ優勝(0回) リーグ優勝(2回) 地区優勝(5回) ワイルドカード(2回) |
公式サイト | HP twitter Youtube |
愛称 | SD フライアーズ |
<過去5シーズンの成績>
地区順位 【ナ・リーグ西】 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | ゲーム差 | 得点 | 失点 | ポストシーズン | 監督 | |
2019 | 5位 | 70 | 92 | .432 | 36.0 | 682 | 789 | ー | アンディ・グリーン➡ ロッド・バラハス |
2020 | 2位 | 37 | 23 | .617 | 6.0 | 325 | 241 | 地区シリーズ敗退 | ジェイス・ティングラー |
2021 | 3位 | 79 | 83 | .488 | 28.0 | 729 | 708 | ー | ジェイス・ティングラー |
2022 | 2位 | 89 | 73 | .549 | 22.0 | 705 | 660 | リーグ優勝 決定シリーズ敗退 | ボブ・メルビン |
2023 | 3位 | 82 | 80 | .506 | 18.0 | 752 | 648 | ー | ボブ・メルビン |
大型補強もプレーオフ進出を逃し オーナーの死を受けて年俸削減を決意
・昨年は、既存の主力と長期契約を結び、超大型契約でボガーツを獲得するなどして地区優勝の筆頭に挙げられるほどの選手層を整えたが、開幕からチャンスをモノに出来ずに低空飛行が続き、得失点差+104や全体トップの先発防御率(3.69)を記録しながら、1点差の接戦で大きく負け越したことが響いて、5月からシーズン最終盤まで借金生活を送り、地区優勝はおろかプレーオフ進出すら逃してしまった。
・オフには、オーナーが亡くなったことや財政状況が悪化したことを受けて予算の大幅削減を決断し、昨年のサイ・ヤング賞投手であるブレイク・スネル、守護神ジョシュ・ヘイダー、主砲フアン・ソト、マイケル・ワカ、ニック・マルティネスを放出。松井裕樹や高佑錫(コ・ウソク)を獲得したとはいえヘイダーの穴を埋めることは厳しく、先発ローテーションの層は薄い。打線に関しては、マチャド、タティースJr.、ボガーツといった強打者への依存度が高く、先発陣と同じで控えメンバーの層が薄いのが現状。同地区のドジャースやダイヤモンドバックスが着実に戦力を向上させているだけに、良くてもワイルドカード獲得が現実的だろう。
監督
名前 | マイク・シルト |
生年月日 | 1968年8月9日 (55歳) |
出身 | ノースカロライナ州 |
就任日 | 2023年 |
・プロ経験のない異色の監督
・大学卒業後に、高校や大学野球の指導者を経てカージナルスのスカウトに就任。17年にマイナーのコーチからメジャーのコーチに昇格すると、18年途中に監督を任され、翌年に4年ぶりのナ・リーグ中地区優に導いて最優秀監督賞を受賞(プロ未経験者として史上初)し、20年と21年もポストシーズンに進出した。
・22年からパドレスのアドバイザーを務め、オフにボブ・メルビン前監督の退団を受けて新監督に就任。
移籍情報
基本フォーメーション
選手一覧
<先発>
No. | 名前 | 年齢 | 出身 | 身長/投打 | 昨季成績 (防御率/打率) | ||
11 | ダルビッシュ有 | 37 | 大阪府 | 196cm/右投右打 | 24試合8勝10敗(4.56) | ・サンディエゴの大エース ・フォーシームとスライダーを軸に投球を組み立て、その他にもシンカー、カッター、スプリッター、カーブといった多彩な変化球を操り、安定した制球で相手打者を手玉に取る ・22年には16勝を挙げて6年1億800万ドルの長期契約を締結も、昨年はWBCに参加したこともあってか序盤から制球に苦しみ、6月に通算100勝、8月には日本人最多の通算1919奪三振を達成したが、フルシーズンで自己ワーストの防御率に終わった | |
34 | マイケル・キング | 29 | ニューヨーク州 | 191cm/右投右打 | 49試合4勝8敗6S(2.75) 【ヤンキース】 | ・平均150㎞越えの鋭く曲がるシンカーとカーブを中心に投じ、ピンチの場面にも強い ・昨年はヤンキースでセットアップーを担っていたが、8月から先発に転向すると9月は5先発で防御率1点台と好投し、オフにトレードで加入 | |
44 | ジョー・マスグローブ | 31 | カリフォルニア州 | 196cm/右投右打 | 17試合10勝3敗(3.05) | ・地元出身のエース ・平均150㎞/h程度ながら回転量の多い直球と大きく曲がるカッターを武器に、ダルビッシュと並ぶ投手陣の柱として抜群の安定感を誇り、22年8月に5年1億ドルで契約を延長した ・昨年は6月と7月だけで8勝を挙げて3年連続2桁勝利を記録も、右肩の炎症により8月でシーズンを終えた | |
49 | グレン・オット | 28 | テキサス州 | 191cm/右投右打 | 6試合0勝0敗(10.13) 【レンジャーズ】 | ・17年にドラフト5位でヤンキースに加入し、トレードでレンジャーズに移籍すると、22年に新人ながら27先発して7勝を挙げた ・制球とクイックが課題 | |
60 | ペドロ・アビラ | 27 | ベネズエラ | 180cm/右投右打 | 14試合2勝2敗(3.22) | ・フォーシームに、カーブとチェンジアップで緩急をつけてゴロに打たせて取るスタイルで、左打者に強い ・15年からマイナーでプレーし、昨年9月のフィリーズ戦で6.2回無失点の好投でMLB初勝利を挙げた | |
61 | マット・ウォルドロン | 27 | ネブラスカ州 | 188cm/右投右打 | 8試合1勝3敗(4.35) | ・キャッチャーでも取りこぼす程の予測不能な軌道を描くナックルボールが特徴 ・昨年6月にMLBで初登板を飾り、9月のアスレチックス戦で初勝利を挙げた | |
76 | ジョニー・ブリート | 26 | ドミニカ共和国 | 188cm/右投右打 | 25試合9勝7敗(4.28) 【ヤンキース】 | ・16年からヤンキース傘下のマイナーで経験を積み、22年に11勝を挙げると、昨年は先発陣に故障者が続出したことで開幕ローテーションに選ばれて、初先発のジャイアンツ戦で初勝利を挙げ、後半戦からはロングリリーフを務めて9月だけで4勝を記録した ・オフに2対5のトレードで加入 | |
98 | ランディ・バスケス | 25 | ドミニカ共和国 | 183cm/右投右打 | 11試合2勝2敗(2.87) 【ヤンキース】 | ・カーブ、スライダー、チェンジアップといった多彩な変化球を操って的を絞らせない ・昨年5月にMLBデビューを飾り、6月に初勝利を挙げた ・オフに2対5のトレードで加入 |
<ブルペン>
1 | 松井 裕樹 | 28 | 神奈川県 | 174cm/左投左打 | 59試合2勝3敗(1.57) 【楽天】 | ・NPB通算236セーブのサウスポー ・スピン量の多い直球、大きく曲がるスライダー、140km/h台のフォーク、カーブを操って高い奪三振率を誇る ・高卒2年目から楽天の守護神として3度のセーブ王に輝き、史上最年少で通算200セーブを達成 ・海外FA権を行使して5年総額2800万ドル(約40億円)で加入 | |
58 | ワンディ・ペラルタ | 32 | ドミニカ共和国 | 183cm/左投左打 | 63試合4勝2敗4S(2.83) 【ヤンキース】 | ・通算385登板の内、先発はわずか「1」の生粋のリリーバーで、ヤンキースでは3年連続で防御率2点台と安定感があり、シンカーとチェンジアップを低い所に投じてゴロを量産し、タイミングをずらすことに長ける ・昨年はヤンキースでチーム2位の63登板で自己最多となる18ホールドを記録も、終盤には三頭筋を痛めてシーズンを終えた | |
59 | トム・コスグローブ | 27 | ニューヨーク州 | 188cm/左投左打 | 54試合1勝2敗1S(1.75) | ・遅咲きの生え抜きリリーバー ・変則フォームから投じるゆったりと大きく曲がるスライダーが特徴の対左のスペシャリスト ・昨年4月にメジャー初昇格を果たすと14試合連続無失点の好投を披露し、ほぼ防御率を1点台でキープする抜群の安定感で54試合に登板した ・マイナーで浮き沈みの激しいキャリアを送りつつドライバーとして生計を支えた苦労人 | |
62 | エニエル・デロスサントス | 28 | ドミニカ共和国 | 191cm/右投右打 | 70試合5勝2敗(3.29) 【ガーディアンズ】 | ・22年にマイナー契約でガーディアンズに入団すると、直球の回転数と球速が上がったことによりメジャー契約を勝ち取って50試合に登板し、昨年は70登板でチーム2位の16ホールドを記録した ・22年に9球で3者連続三振を達成 | |
75 | ロべルト・スアレス | 33 | ベネズエラ | 188cm/右投右打 | 26試合4勝3敗(4.23) | ・日本から逆輸入の剛腕リリーバー ・被打率0.89の魔球チェンジアップに、150キロ台後半のフォーシームとシンカー、カッターを投じて打者を打ち取る ・22年にMLBに初挑戦して好成績を残したことで5年4600万ドルの大型契約を勝ち取ったが、昨年は右肘痛により出遅れ、復帰後の8月は防御率7点台と安定しなかった ・20歳の時に一端は野球を諦めて母国でタクシー運転手や建築現場の作業員をしていたが、諦めきれずにメキシコに渡って活躍すると福岡ソフトバンクホークスにスカウトされ、阪神ではクローザーとして2年連続セーブ王に輝いた | |
77 | ルイス・パティーノ | 24 | コロンビア | 185cm/右投右打 | 2試合0勝0敗(9.00) 【レイズ】 7試合0勝1敗(3.57) 【カブス】 | ・スピン量の多い極上のストレートが武器で、その他にチェンジアップ、スライダー、シンカーを投じる ・レイズで将来のエース候補と期待された有望株ながら伸び悩み、ウェイバー公示を経てパドレスに帰還 |
<捕手>
12 | ルイス・キャンプサーノ | 25 | ジョージア州 | 180cm/右投右打 | 49試合7本30打点(.319) | ・じっくり育成されてきた有望株 ・150mの飛距離を記録するパワー、広角に打ち分けるバッティングスキルなどの打撃が売りで、マイナーでは通算打率3割/51HR/251打点を記録し、OPS9割越えのシーズンもあった ・強肩ながらスローイングと配給に難がある ・経験を積ませるために20年から適度にMLBに試合に出場し、昨シーズンの後半に正捕手の定着 | |
20 | カイル・ヒガシオカ | 34 | カリフォルニア州 | 185cm/右投右打 | 92試合10本34打点(.236) 【ヤンキース】 | ・日系4世の遅咲きキャッチャー ・フレーミングとリードが上手く、盗塁阻止率も高水準と、捕手としてのスキルが高い ・昨年はヤンキースでトレビーニョの故障により自己最多となる92試合に出場し、6月にはD・ヘルマンの完全試合をリード、9月には自身初となるサヨナラ打を放った | |
29 | ブレット・サリバン | 30 | カリフォルニア州 | 185cm/右投左打 | 33試合1本6打点(.210) | ・MLBデビューを果たしたオールドルーキー ・アスリート能力の高い2塁手として15年にレイズに入団し、19年に捕手にコンバートされ、22年4月にトレードでパドレスに加入すると23年4月にMLBデビューを果たした ・5月のレッズ戦で初長打、打点、HRを記録した ・WBC2023にイタリア代表として出場した ・犬用品会社の共同オーナー |
<内野手>
2 | ザンダー・ボガーツ | 31 | オランダ領アルバ島 | 188cm/右投右打 | 155試合19本58打点(.285) | ・カリブの怪物ショートストップ ・パワー、スピードが売りではないが、驚異的な安定感で毎年高打率をマークする遊撃手で、14年から打率3割を4度達成し、課題だった守備も劇的に改善している ・シルバースラッガー賞5回(遊撃手歴代4位タイ)&世界一2度の実力者として昨年に11年2億8000万ドルの長期契約で加入し、開幕ら30試合連続出塁も、5月から8月は低調だったが、9月の打率は4割越えだった ・出生地のアルバ島には自身の名を冠した中学校がある | |
5 | イーガイ・ロサリオ | 24 | ドミニカ共和国 | 170cm/右投右打 | 11試合2本6打点 (.250) | ・在籍8年のプロスペクト ・小柄ながら力強い打球を放つ ・15年にパドレスと契約を結び、マイナーでは遊撃手、二塁手、三塁手など幅広くプレーし、1塁手としても出場経験がある内野のユーティリティで、ミスを補えるだけの強肩を誇る | |
7 | 金河成(キム・ハソン) | 28 | 韓国 | 175cm/右投右打 | 152試合17本60打点(.260) | ・過小評価されるアジアNo.1内野手 ・巧みなグラブ捌きとカバー範囲の広さを活かした守備が魅力で、昨年はユーティリティー部門でゴールデングラブ賞を受賞し、2年連続2桁ホームランと打撃も人並み以上に成長した ・渡米1年目は二塁、三塁、遊撃で高い守備力を発揮し、2年目はタティスJr.に代わる遊撃手として奮闘。昨年はボガーツ入団に伴ってセカンドに転向すると、自己最多の17本塁打、38盗塁を記録するなど、走攻守でMLBレベルに成長した | |
9 | ジェイク・クローネンワース | 30 | ミシガン州 | 183cm/右投左打 | 127試合10本48打点(.229) | ・エネルギッシュな人気者 ・オールスターに2度選出され、勝負強さが魅力だが、長打を意識したことで打率が下がり、逆に本塁打数も減少した ・当初は内野の各ポジションを守れるユーティリティーながら、22年にセカンドとして147試合に出場し、失策わずか「4」でリーグ1位の守備率を記録した ・昨年は8年7000万ドルの長期契約を結び、1塁に転向したが、自己ワーストの成績に終わった | |
13 | マニー・マチャド | 31 | フロリダ州 | 190cm/右投右打 | 138試合30本91打点(.258) | ・パドレス不動のチームリーダー ・MLB通算283本塁打、1597安打を誇るMLB屈指の三塁手兼スーパースター ・11年3億5000万ドルの大型契約を新たに締結して残留した昨年は、7月に通算300ホーマーを達成するなど通算7度目のシーズン30本塁打を記録したが、右肘痛の影響で成績は低迷した ・14年以降はIL(故障者リスト)入りがないなどケガに強く、足首を捻挫した際も2週間たらずで復帰した | |
17 | マシュー・バッテン | 28 | コネチカット州 | 180cm/右投右打 | 43試合2本11打点(.258) | ・貴重なユーティリティー ・22年3Aで打率.289・12ホーマーを記録したことでメジャー初昇格を飾り、初打席でMLB初安打を記録した ・マイナーでは内野のすべてのポジションに加えてレフト、センターでもプレーし、投手を務めたこともある器用さが売り | |
ー | ルイス・アラエス | 27 | ベネズエラ | 178cm/右投左打 | 147試合10本69打点(.354) 【マーリンズ】 | ・メジャー最高の安打製造機 ・長打力は乏しいが、ボール球でも打ち返す稀代のコンタクト能力で速球にも変化球にも難なく対応し、空振りすることは滅多になく、セカンドの守備力も高い ・昨年は3対1のトレードでマーリンズに加入すると、4月に球団史上初のサイクル安打を達成し、6月下旬まで打率4割を記録して注目を集め、8月に月間打率.236と調子を落としたが、それ以外の月では打率3割以上と打ちまくって史上初の両リーグで2年連続首位打者を達成し、二塁手としても守備率と併殺数でトップだった ・シーズン途中に1対4のトレードで加入 |
<外野手>
10 | ジュリクソン・プロファー | 31 | オランダ領キュラソー島 | 183cm/右投両打 | 111試合8本78打点(.257) | ・優れた選球眼で6シーズン連続出塁率は3割を越え、内外野の全ポジションをこなせる汎用性も特徴 ・昨年はロッキーズで1番打者として期待された活躍ができずに8月末にFAとなったが、9月から加入したパドレスでは打率.295、OPS.776と活躍した | |
23 | フェルナンド・タティースJr. | 25 | ドミニカ共和国 | 190cm/右投右打 | 141試合25本78打点(.257) | ・帰ってきた若きスーパースター ・パワーとスピードを兼ね備え、22歳にしてホームラン王を獲得し、14年3億4000万ドルの長期契約を結ぶなどMLBの次世代を担うスラッガー ・22年に自転車事故と禁止薬物使用による出場停止によりシーズン全休と期待を裏切ったが、外野手として再スタートを切った昨年は、21年に比べてOPSは2割近く落ちたが20本-20盗塁を達成した | |
28 | ホセ・アゾカー | 27 | ベネズエラ | 180cm/右投右打 | 55試合2本9打点(.231) | ・控え外野手 ・スピードを武器にした守備と走塁が特徴で、OAAの数値が高い ・16歳でタイガースと契約を結び、9年の歳月をかけて22年4月にMLBデビューを果たし、バックアッパーとしてトップチームにほぼ帯同して98試合に出場も、昨年は肘の負傷でIL入りしてからはマイナーでプレー ・愛称はシュガー |
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