基本情報
創立 | 1969年 |
本拠地 | ミズーリ州カンザスシティ市 |
スタジアム | コーフマン・スタジアム (収容人数3万7903人) |
オーナー | ジョン・シャーマン |
ゼネラルマネージャー (GM) | JJ・ピコッロ |
獲得タイトル | ワールドシリーズ優勝(2回) リーグ優勝(4回) 地区優勝(7回) ワイルドカード(2回) |
公式サイト | HP X(twitter) Youtube instagram Facebook Sportsnavi wikipedia |
<過去5シーズンの成績>
地区順位 【ア・リーグ中】 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | ゲーム差 | ポストシーズン | 監督 | |
2020 | 4位 | 26 | 34 | .433 | 10.0 | ー | マシーニー |
2021 | 4位 | 74 | 88 | .457 | 19.0 | ー | マシーニー |
2022 | 5位 | 65 | 97 | .401 | 27.0 | ー | マシーニー |
2023 | 5位 | 56 | 106 | .346 | 31.0 | ー | クアトラーロ |
2024 | 2位 | 86 | 76 | .531 | 6.5 | 地区シリーズ敗退 | クアトラーロ |
<概要>
大型補強による強力先発陣構築と得点力の向上で9年ぶりにプレーオフ進出
・昨季は、一昨年の屈辱を晴らすべく1億ドル以上を投じる大型補強を展開すると、セス・ルーゴを筆頭に強力先発陣を構築して先発防御率が改善し、打線ではウィットJr.、ペレス、パスクアンティーノが打点を量産したことで得点力が向上。一時地区首位に立つ驚異的な躍進をみせ、終盤に2度の7連敗がありながらもワイルドカードの座を守り抜き、9年ぶりにプレーオフ進出を果たした。
監督
名前 | マット・クアトラーロ |
生年月日 | 1973年11月14日(51歳) |
出身 | ニューヨーク州 |
就任日 | 2023年 |
<人物紹介>
・データ分析に長けた監督
・23年にレイズのベンチコーチから監督に抜擢され、1年目は球団史上最多タイの106敗を喫して地区最下位に沈んだが、昨季は積極補強が実り、地区2位でプレーオフ進出に導く。
・現役時代は、捕手としてMLBに昇格することなくレイズ傘下のマイナーチームでプレーし、通算通算415試合・打率.286・23本塁打・202打点を記録。
・引退後は、レイズ傘下のマイナーチームや大学野球、14~17年にガーディアンズ、18年からレイズでコーチを務めた。
移籍情報
基本フォーメーション
選手一覧
<先発>
No. | 名前 | 年齢 | 出身 | 身長/投打 | 昨季成績 (防御率/打率) | ||
30 | カイル・ライト | 29 | アラバマ州 | 193cm/右投右打 | ー | ・17年にドラフト1位でブレーブスに入団し、22年に最多勝(21勝)・最高勝率(.808)に輝いたが、それ以降は肩の故障に悩まされ、トレードで加入した昨季は肩の手術により全休 | |
48 | アレック・マーシュ | 26 | ウィスコンシン州 | 188cm/右投右打 | 26試合9勝9敗(4.53) | ・昨季は開幕ローテーション入りして4月に3勝・防御率2.70と好投も、それ以降は調子を落として8月に降格するも、自己最多の8勝を挙げた | |
52 | マイケル・ワカ | 33 | アイオワ州 | 198cm/右投右打 | 29試合13勝8敗(3.35) | ・通算100勝のベテラン右腕 ・縦変化の大きいチェンジアップと直球を軸に、シンカー、カッター、カーブを織り交ぜ、高低を使い分けて相手打者を翻弄する熟練の投球術が光る ・カージナルスの若きエースとして15年に17勝、17年に12勝を挙げるも、その後は不振に喘いでいたが、レッドソックスとパドレスで2桁勝利を挙げ、2年3200万ドルで加入した昨季は、1カ月ほど離脱したものの、7年ぶりとなる規定投球回クリア&3年連続2桁勝利を記録し、通算100勝に達成した | |
55 | コール・レーガンズ | 27 | フロリダ州 | 193cm/左投左打 | 32試合11勝9敗(3.14) | ・覚醒した本格派サウスポー ・最速163㎞/hに達する剛速球を軸に、チェンジアップやカーブ、カットボールやスライダーを投じる ・2度のトミージョン手術を乗り越え、23年6月にレンジャースからトレードで加入すると、突如才能を開花させ、昨季は初めて開幕投手を任されるなど、大崩れすることなく初の2桁勝利を挙げ、223奪三振(リーグ2位)を奪い、奪三振率(10.77)はリーグ1位だった | |
67 | セス・ルーゴ | 35 | ルイジアナ州 | 193cm/右投右打 | 33試合16勝9敗(3.00) | ・覚醒した大エース ・MLB屈指のスピン量を誇るカーブをはじめ、シンカー、カッター、スライダーといった多彩な変化球を駆使して的を絞らせずに打者を翻弄する ・メッツ時代はリリーフとして活躍も、23年にパドレスで先発に転向し、3年4500万ドルで加入した昨季は、5月末までに9勝と先発の柱として活躍し、最終的に16勝&206.2イニング(共にリーグ2位)の成績で、オールスタ初出場&GG賞&サイヤング賞ファイナリストに選ばれるなど、サイヤング賞級の活躍でチームの躍進を支えた |
<ブルペン>
24 | マイケル・ロレンゼン | 33 | カリフォルニア州 | 191cm/右投右打 | 19試合5勝6敗(3.81) 【レンジャーズ】 7試合2勝0敗(1.57) 【ロイヤルズ】 | ・レッズではリリーフとして活躍し、22年にエンゼルスで先発に転向すると、移籍を繰り返しながら毎シーズン7勝前後を挙げ、昨季夏にトレードで加入すると、7先発で2勝・防御率1.57と好投 | |
35 | クリス・ストラットン | 34 | ミシシッピ州 | 188cm/右投右打 | 57試合4勝3敗5H4S(5.55) | ・直球の平均は140㎞/h台後半ながらスピン量が多い ・18年に先発として10勝を挙げたが、19年からリリーフに転向すると、21年から3年連続60登板を記録し、単年契約で加入した昨季は、チーム4位タイの57登板をこなした | |
41 | ダニエル・リンチ4世 | 28 | バージニア州 | 198cm/左投左打 | 16試合2勝0敗1S(3.32) | ||
46 | ジョン・シュライバー | 31 | ミシガン州 | 188cm/右投右打 | 59試合4勝3敗23H2S(3.66) | ・一度しゃがんで、サイドハンドから繰り出す球威のあるフォーシームとスライダーが武器 ・22年にレッドソックスでブルペン陣が崩壊する中で64試合・22H・8Sと孤軍奮闘してブレイクし、トレードで加入した昨季は、セットアッパーとして自己最多の23H(リーグ8位)を記録 | |
50 | クリス・ブビック | 27 | カリフォルニア州 | 191cm/左投左打 | 27試合1勝1敗7H1S(2.67) | ||
60 | ルーカス・エルセグ | 29 | カリフォルニア州 | 188cm/右投左打 | 38試合2勝3敗12H3S(3.68) 【アスレチックス】 23試合0勝3敗6H11S(2.88) 【ロイヤルズ】 | ・異色の豪腕リリーフ ・100マイル近いシンカーと縦スライダーが武器 ・野手としてプロ入りも21年に転向し、MLBデビューを果たした23年に50登板すると、昨季はコントロールを向上させたことによりアスレチックスでセットアッパーを担い、7月にトレードで加入すると、マッカーサーに代わってクローザーとして活躍 | |
61 | エンジェル・ゼルパ | 25 | ベネズエラ | 183cm/左投左打 | 60試合2勝0敗12H(3.86) | ・シンカーでゴロを量産し、制球力に優れる ・昨季はリリーフとして自己最多の60登板で12Hを記録 | |
66 | ジェームズ・マッカーサー | 28 | テキサス州 | 185cm/右投右打 | 57試合5勝7敗2H18S(4.92) | ・150㎞/h前後のシンカーとカーブを武器にゴロに打たせて取るスタイルで、コントロールは良いが、炎上癖がある ・昨季は抑えとして開幕を迎え、チーム最多の18Sを記録も、セーブ機会を7度失敗するなど好不調の波が大きく、8月に抑えの座を追われた | |
73 | サム・ロング | 29 | カリフォルニア州 | 185cm/左投左打 | 43試合3勝3敗7H1S(3.16) | ・21年にジャイアンツでMLBデビューを遂げ、23年にアスレチックスで40登板し、マイナー契約で加入した昨季は、安定感のあるリリーフ左腕として定着 |
<捕手>
13 | サルバドール・ペレス | 34 | ベネズエラ | 191cm/右投右打 | 158試合27本104打点(.271) | ・ロイヤルズ一筋の看板捕手 ・球界トップクラスの打撃力と世界最高峰の守備力を兼ね備えた怪物キャッチャーで、共に合計5度のGG賞とシルバースラッガー賞を獲得 ・06年に入団し、15年の世界一に貢献すると、21年には48本塁打&121打点で2冠に輝くなど、長年活躍し続けるタフガイで、昨季はキャッチャー兼ファーストとしてチームを支え、27本塁打&107打点を記録し、通算9度目のオールスター出場を果たした | |
34 | フレディ・ファーミン | 29 | ベネズエラ | 175cm/右投右打 | 111試合6本36打点(.271) | ・昨季はペレスと出場機会を分け合って自己最多の111試合に出場し、打率.271、両リーグ1位の盗塁阻止率(41.7%)を記録するなど好守で活躍 |
<内野手>
6 | ジョナサン・インディア | 28 | フロリダ州 | 183cm/右投右打 | 151試合15本58打点(.248) 【レッズ】 | ・強打の二塁手 ・優れた打撃センスが武器だが、守備が課題 ・18年ドラフト1位でレッズに入団し、MLB1年目の21年に21本塁打・OPS.853の活躍で新人王に選ばれたが、その後の2年間は怪我に悩まされ、昨季は6月に打率.380を記録も、その他の月では殆ど打率2割前半と低調も、3年ぶりに150試合に出場して4年連続2桁本塁打を達成し、オフにトレードで加入 | |
7 | ボビー・ウィットJr. | 24 | テキサス州 | 185cm/右投右打 | 116試合32本109打点(.332) | ・ロイヤルズの若きスター遊撃手 ・抜群の運動神経を誇る俊足強打のスーパースターで、MLB1年目から150安打・20本塁打・30盗塁を記録し、2年目には30-50にあと1盗塁まで迫るなど、驚くべきスピードで成長を遂げている ・球団史上最高額の11年総額2億8770万ドルで契約を延長した昨季は、2年連続30-30を達成し、211安打(リーグ1位)を放って首位打者(.332)に輝き、ショートでOAA16を記録するなど、走攻守に躍動してWARは大谷翔平を上回る”9.4”(MLB全体2位)だった | |
9 | ヴィニー・パスクアンティーノ | 27 | バージニア州 | 193cm/左投左打 | 131試合19本97打点(.262) | ・イタリア代表のファースト ・勝負強い打撃が特徴 ・MLB1年目から10本塁打を放ち、昨季はファーストに定着してシーズンを追うごとに調子を上げ、20本塁打&100打点が期待されたが、右手親指の骨折により到達できなかった | |
11 | マイケル・ガルシア | 25 | ベネズエラ | 183cm/右投右打 | 153試合7本58打点(.231) | ・スピードと選球眼に優れるが、パワー不足が課題 ・昨季はサードを中心に自己最多の157試合に出場し、リーグ3位の37盗塁を記録も、OPS.614は両リーグでワーストだった | |
12 | ニック・ロフティン | 26 | テキサス州 | 183cm/右投左打 | 57試合10本30打点(.189) | ||
19 | マイケル・マッシー | 27 | イリノイ州 | 183cm/右投左打 | 100試合14本45打点(.259) | ・コンタクト能力が高く、パワーも意外にあり、セカンドの守備が堅実 ・昨季は腰のケガで2度離脱も、2年連続2桁本塁打を記録し、打率とOPSは自己ベストだった | |
32 | ニック・プラット | 26 | カリフォルニア州 | 185cm/右投右打 | 1試合0本0打点(.000) | ||
ー | ブラデン・シューメイク | 27 | テキサス州 | 191cm/右投左打 | 29試合1本4打点(.125) 【ホワイトソックス】 |
<外野手>
1 | MJ・メレンデス | 26 | フロリダ州 | 185cm/右投左打 | 135試合17本44打点(.206) | ・パワーと強肩を備える外野手 ・捕手としてプロ入りも、昨季は主に左翼手として135試合に出場し、23年と比べて打撃成績は低下したが、3年連続15ホーマーを記録し、安打の半分以上が長打だった | |
8 | ドリュー・ウォーターズ | 26 | ジョージア州 | 185cm/右投両打 | 87試合3本16打点(.212) | ||
16 | ハンター・レンフロー | 33 | ミシシッピ州 | 185cm/右投右打 | 120試合15本52打点(.229) | ・強肩強打の外野手 ・7球団を渡り歩きながら192本塁打を放った強打者で、2年連続で右翼手リーグ最多捕殺を記録するなどMLB屈指の強肩でもある ・2年総額1300万ドルで加入した昨季は、2度の離脱によりフルシーズンで初めて20本塁打に届かなかった | |
17 | ネルソン・ベラスケス | 26 | プエルトリコ | 183cm/右投右打 | 64試合8本27打点(.200) | ||
22 | ジョーイ・ウィーマー | 26 | オハイオ州 | 193cm/右投右打 | 19試合0本0打点(.154) 【ブリュワーズ】 2試合0本0打点(.000) 【レッズ】 | ||
27 | タイラー・ジェントリー | 26 | テネシー州 | 185cm/右投右打 | 3試合0本0打点(.000) | ||
28 | カイル・イスベル | 28 | カリフォルニア州 | 180cm/右投左打 | 136試合8本42打点(.229) | ・俊足巧打が自慢で、小技も使える外野手 ・昨季は対右腕のセンターとして自己最多の136試合に出場し、8三塁打(リーグ3位)や初の2桁盗塁など足で結果を残して好守も健在だったが、打撃が物足りなかった | |
44 | ダイロン・ブランコ | 31 | キューバ | 180cm/右投右打 | 88試合4本13打点(.258) | ・16年にキューバから亡命し、30歳でMLBに定着した苦労人のスピードスターで、昨季はリーグ8位の31盗塁を記録 |
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