【無料選手名鑑】ボルティモア・オリオールズ(BAL)(アメリカンリーグ/東地区)【2025 チーム/選手/監督紹介】

MLB
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基本情報

創立1901年
本拠地メリーランド州ボルティモア市
スタジアムオリオール・パーク・アット・キャムデンヤーズ
(収容人数4万5971人)
オーナーデイビット・ルーベンスタイン
(投資家)
ゼネラルマネージャー
(GM)
マイク・イライアス
獲得タイトルワールドシリーズ優勝(3回)
リーグ優勝(7回)
地区優勝(10回)
ワイルドカード(4回)
公式サイトHP X(twitter) Youtube instagram
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愛称オーズ

<過去5シーズンの成績>

地区順位
【ア・リーグ東】
勝利敗戦勝率ゲーム差ポストシーズン監督
20204位2535.41715.0ハイド
20215位52110.32148.0ハイド
20224位8379.51216.0ハイド
2023110161.623地区シリーズ敗退ハイド
20242位9171.5623.0ワイルドカードシリーズ敗退ハイド
概要

くの有望株を揃えてリーグ有数の強豪に変貌

・昨季は、野手陣に若手スター選手が揃い、投手陣に新エースとしてC・バーンズを獲得したことで、2年連続の地区優勝が期待された。序盤はヤンキースに追走されながら首位を快走したが、後半戦は故障者が続出したことで熾烈な優勝争いを強いられ、9月上旬に首位の座から陥落すると、その後の直接対決に敗れて地区連覇とはならず、プレーオフではロイヤルズに1勝もできずに敗退した。

監督

名前ブランドン・ハイド
生年月日1973年10月3日(51歳)
出身カリフォルニア州
就任日2019年
<人物紹介>

苦労が報われた指揮官

・18年にカブスのコーチから当時どん底だったチームの指揮を任され、就任から3シーズンは2度100敗を記録したが、”再建期”という名目で責任を取られずに奮闘。22年に前年から31勝を積み上げ、23年にはリーグ最多の101勝で9年ぶりの地区優勝&ア・リーグ最優秀監督に選ばれ、昨季は2年連続プレーオフ進出と、チームを地区有数の強豪に育て上げた。

・ポジティブな性格で、選手のモチベーションを上げるのが上手く、若手選手の育成に定評がある。

・現役時代は、キャッチャー兼一塁手としてマイナーと独立リーグでプレー。

移籍情報

IN
ポジション名前移籍元
投手菅野 智之読売ジャイアンツ
捕手
内野手
外野手タイラー・オニールレッドソックス
ダズ・キャメロンアスレチックス

OUT
ポジション名前移籍先
投手
捕手
内野手
外野手

基本フォーメーション

選手一覧

<先発>

No.名前年齢出身身長/投打昨季成績
(防御率/打率)
24ザック・エフリン30フロリダ州198cm/右投右打19試合5勝7敗(4.09
【レイズ】
9試合5勝2敗(2.60)
【オリオールズ】
・ゲームメイク力に長ける長身右腕
・2m近い長身からシンカーとカッターで横に揺さぶり、フォーシーム、カーブ、スイーパーを自在に操
ることで、三振をハイペースで量産する
・23年にレイズで最多勝に輝き、昨季は開幕投手を担うも不安定な投球が続いたが、7月にトレードで加入すると5勝2敗(2.60)と好投した
28トレバー・ロジャース27ニューメキシコ州196cm/左投21試合2勝9敗(4.53)
【マーリンズ】
4試合0勝2敗(7.11)
【オリオールズ】
・長いリーチから放たれる威力ある直球が持ち味
・MLB1年目から新人王2位&オールスター選出
活躍も、以降は故障に悩まされ、昨季はマーリンズで開幕6連敗を記録し、トレード期限最終日に加入するも8月下旬にマイナー降格となった
30グレイソン・ロドリゲス25テキサス州196cm/右投20試合13勝4敗(3.86)・次世代のエース候補
・160㎞/h越えの直球と大きく沈むチェンジアップを武器に、スライダー、カーブを交え、高い奪三振力を誇る
・18年ドラフト1位で入団した逸材で、昨季は打線の援護にも恵まれて最多勝争いに加わるも、広背筋痛により7月末でシーズンを終えた
37ケイド・ポヴィッチ24ネバダ州191cm/左投16試合3勝9敗(5.20)
38カイル・ブラディッシュ28アリゾナ州191cm/右投右打8試合2勝0敗(2.75)・23年サイヤング賞4位右腕
・縦への切れ味鋭いスライダーを武器に、フォーシームやシンカー、カーブ、チェンジアップを駆使して打者を打ち取る
・23年に12勝&防御率2.75(リーグ3位)とブレイクを遂げたが、昨季は右肘痛とトミージョン手術により8先発に終わった
49アルバート・スアレス35ベネズエラ191cm/右投右打32試合9勝7敗1H(3.70)・日韓でプレーしたベテラン右腕
・打者のタイミングを巧みに外す術に長ける
・NPB(ヤクルト)と韓国リーグを渡り歩き、昨季に7年ぶりにMLBに復帰すると、ロングリリーフや先発として活躍し、9勝と予想外の結果を残した
・弟はパドレスに在籍
60チェイス・マクダーモット26インディアナ州191cm/右投1試合0勝0敗(6.75)
64ディーン・クレマー29カリフォルニア州188cm/右投右打24試合8勝10敗(4.10)・技巧派のエース格
・フォーシームを軸に、カットボール・シンカー・チャンジアップ・カーブ・スイーパーといった、
全てが変化量の多い変化球をバランスよく投げ分け打者を翻弄する
・22年に頭角を現した投手陣の柱で、23年に13勝を挙げたが、昨季は三頭筋の負傷もあり負け越してしまった
68タイラー・ウェルズ30オクラホマ州203cm/右投右打5試合0勝2敗(5.87)
菅野 智之35神奈川県185cm/右投右打24試合15勝3敗(1.67)
【読売ジャイアンツ】
・巨人の大エース
・平均148㎞/hの直球に、スライダー、カットボール、スプリットをバランスよく駆使し、高い制球力を誇る
・巨人時代に2度の沢村賞を受賞し、昨季は最多勝(15勝)・最優秀防御率・セ・リーグMVPと完全復活を遂げ、オフに1300万ドルの単年契約で加入

<ブルペン>

45キーガン・エイキン29ミシガン州183cm/左投66試合3勝1敗6H1S(3.32)・21年に先発として大きく負け越したことで22年からリリーフに専念し、ロングリリーフとして活躍。23年は大崩れしたが、昨季は自己最多の66登板
56セランソニー・ドミンゲス30ドミニカ共和国185cm/右投右打38試合3勝2敗1H4S(4.75
【フィリーズ】
25試合0勝2敗10H2S(3.97)
【オリオールズ】
・リリーフ一筋の豪腕
・豪快な投球モーションから繰り出す160㎞/h越えの直球とチェンジアップで打者と対峙し、キャリアで4度の50登板を記録
・昨季は、フィリーズでは被本塁打数が増えて苦戦も、7月にトレードで加入して以降は、キリンブレンに代わってクローザーを務めた
58シオネル・ペレス28キューバ183cm/右投62試合2勝0敗22H2S(4.53)・ブルペン陣の一角
・最速158㎞/hの直球とスライダーを投じるが、制球力が課題
・22年に66登板・防御率1.40・25Hと活躍し、昨季は3年連続で60登板も22年から防御率が3点以上悪化した
60コリン・セルビー27バージニア188cm/右投右打1試合0勝0敗(6.75)
65グレゴリー・ソト30ドミニカ共和国185cm/左投43試合2勝4敗2H7S(4.08
【フィリーズ】
23試合1勝1敗4S(5.09)
【オリオールズ】
・160㎞/h超の直球とスライダーで抑える豪腕で、22年から2年連続でオールスターに選出された
・22年にタイガースで22セーブ、23年にフィリーズで24ホールドを記録し、昨季は4年連続で60登板を記録も防御率は悪化気味
74フェリックス・バウティスタ29ドミニカ共和国203cm/右投右打・復帰が待たれる絶対的守護神
・長身から繰り出す162㎞/h超の直球とスプリッターを武器に、アウトの半分以上を三振で奪い、23年には奪三振率17.05を記録
・プロ11年目でMLBデビューを遂げた苦労人で、22年に65登板(防御率2.19)、23年にはオールスターにも出場したが、トミージョン手術を受けたことで昨季は全休した
78イェニエル・カノー30キューバ193cm/右投右打70試合4勝3敗34H5S(3.15)・最強セットアッパーの一人
・同じ腕の振りからMLB屈指の変化量を誇るシンカーとチェンジアップを投げ分けてゴロを量産するグラウンドボーラーだが、フォーシームのスイング率が高い
・キューバから亡命し、28歳でMLBデビューを果たすと、23年に70登板で31H(リーグ最多)を記録してオールスターに出場し、昨季は一昨年を上回る34Hをとフル回転だった

<捕手>

35アドリー・ッチマン27オレゴン州188cm/右投148試合19本79打点(.250)・オリオールズ新時代の象徴
・19年ドラフト全体1位の強肩強打の若き球界最強キャッチャーで、チームの顔にして主砲・司令塔の3役を務める
・MLB1年目から正捕手に定着し、23年にはシルバースラガー賞に輝き、昨季は6月まで打率3割前後を維持していたが、ファウルチップで右手を痛めたことが響いて成績が低下し、ホームランと打点は一昨年とほぼ同じだったが、OPSは100ポイント低下した
81ブレイク・ハント26カリフォルニア州193cm/右投右打
レネ・ピント28ベネズエラ178cm/右投右打19試合2本6打点(.214)
【レイズ】
ゲイリー・サンチェス32ドミニカ共和国188cm/右投右打89試合11本37打点(.220)
【ブリュワーズ】
・流浪の捕手
・ヤンキース時代に2度30本塁打を記録した強打者
・昨季はブリュワーズで9年連続2桁本塁打を達成し、オフに短年契約で加入

<内野手>

2ガナー・ヘンダーソン23アラバマ州191cm/右投159試合37本92打点(.281)・走攻守揃った若き怪物ショート
・パワーとスピードを兼ね備える強打のショートで、22年プロスペクト1位に選出された有望株
・MLB2年目で新人王&シルバースラッガー賞に輝き、2年目の昨季は序盤から年間50本ペースで打ちまくり、途中で失速したものの、軒並み一昨年の成績を上回るハイレベルな活躍を披露し、WARは両リーグで4位(9.1)だった
3ホルヘ・マテオ29ドミニカ共和国185cm/右投右打68試合5本18打点(.229)・MLB屈指の俊足だが、選球眼に課題
・22年にア・リーグ盗塁王に輝くも、近年は怪我やヘンダーソンの台頭により出場機会が減り、昨季は68試合の出場に留まった
6ライアン・マウントキャッスル28フロリダ州193cm/右投右打124試合13本63打点(.271)・打撃特化の一塁手
・安定した打撃で高いバレル率を残し、地道な努力で一塁守備も上達した未完の
大器
・21年に球団新人記録の33本塁打を放った強打者だが、昨季は自己ワーストのホームラン数も打率は自己最高だった
7ジャクソン・ホリデイ21テキサス州183cm/右投60試合5本23打点(.189)・若き将来のスター候補
・驚異の選球眼にコンパクトな鋭いスイングを兼ね備える、高校生史上最高額の契約金で加入したMLBトップクラスの超逸材
・22年に全体1位で入団し、プロ1年目からマイナーでOPS.941と好成績を残し、昨季は4月のレッドソックス戦でMLBデビューを飾ったが結果を残せずに降格も、再昇格後の7月末のオリオールズ戦でプロ1号となる満塁ホームランを放った
11ジョーダン・ウェストバーグ26テキサス州188cm/右投右打107試合10本30打点(.264)・足の速い強打の内野手
・守備範囲の広い内野のユーティリティーで、打撃では二塁打が多い

・昨季は、開幕からセカンドとサードで起用され続けてオールスターにも選出され、7月上旬まで打率.280以上を維持も、死球による骨折で1カ月ほど離脱したことが悔やまれる
16コビー・メイヨー23フロリダ州196cm/右投17試合0本0打点(.098)
29ラモン・ウリアス30メキシコ178cm/右投100試合11本37打点(.254)・22年にサードでGG賞を獲得も、23年は不本意な1年となったが、昨季は何度か離脱したものの2年ぶりに2桁本塁打を記録
32ライアン・オハーン31フロリダ州191cm/左投左打142試合15本59打点(.264)・右腕に強い遅咲きのスラッガー
・MLB1年目からロイヤルズで2年連続2桁本塁打を記録も、その後は伸び悩み続け、23年の加入後に1度戦力外となったが、そこから予想外の覚醒を遂げ、昨季は序盤に猛打を発揮し、後半は失速気味だったが、自己最多の142試合に出場した

<外野手>

13ヘストン・キエルスタッド26テキサス州191cm/右投39試合4本14打点(.253)
17コルトン・カウザー25テキサス州188cm/右投153試合24本69打点(.242)・21年ドラフト1位の左翼手
・強打が自慢だが、守備と走塁にも優れる
・昨季は開幕からベンチ入りすると、4月のレッドソックス戦から爆発してレギュラーに定着し、3・4月の月間最優秀新人に輝き、最終的に24ホーマー&GG賞の最終選考にまで選ばれ、新人王投票では2位だった
31セドリック・マリンズ30サウスカロライナ州175cm/左投左打147試合18本54打点(.234)・パワーとスピードを兼備する外野手
・21年に球団初の30-30を達成も、それ以降は股関節痛により低調気味だったが、昨季は2年ぶりに30盗塁を記録
ダズ・キャメロン28ジョージア州183cm/右投右打66試合5本15打点(.200)
【アスレチックス】
タイラー・オニール29カナダ180cm/右投右打113試合31本61打点(.241)
【レッドソックス】
・カナダ代表の強打者
・屈強な肉体とパワーが特徴だが、故障の多さが玉に瑕
・21年にカーディナルスで34本塁打&GG賞を受賞も、その後の2年間は怪我に悩まされたが、昨季はレッドソックスで3年ぶりに30本塁打を記録し、3年総額4950万ドルで加入
・5年連続開幕戦ホームランのMLB記録を持つ

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