基本情報
創立 | 1905年 |
本拠地 | ロンドン |
スタジアム | セルハースト・パーク (収容人数 2万6047人) |
監督 | オリバー・グラスナー |
会長 | スティーブ・パリッシュ |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | イーグルス |
<過去5シーズンの成績>
プレミアリーグ | 欧州カップ戦 | FA杯 | カラバオ杯 | 監督 | |
19/20 | 14位 | ー | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | ホジソン |
20/21 | 14位 | ー | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | ホジソン |
21/22 | 12位 | ー | ベスト4 | 2回戦敗退 | ホジソン |
22/23 | 11位 | ー | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ビエラ |
23/24 | 10位 | ー | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ビエラ➡ ホジソン |
グラスナー効果でトップ10入り 愛弟子を加えて上位進出へ
・昨季は、エゼとオリーセの故障により堅守速攻が機能せずに降格ライン間際を漂っていたが、2月にホジソンからグラスナーに監督交代すると、【3-4-2-1】のモダンなスタイルを即座に機能させ、残留争いから抜け出して10位フィニッシュを果たした。
・主力だったオリースとアンデルセンを売却し、愛弟子の鎌田とラクロワ、サール、リアドといった指揮官の求める戦力を加えてスカッドを整理。新戦力をチームに融合させ、万年中位の立場から上位進出を狙う。
監督
名前 | オリバー・グラスナー |
生年月日 | 1974年8月28日 (50歳) |
国籍 | オ―ストリア |
就任日 | 2024年2月 |
・改革2年目のオーストリア人指揮官
・昨シーズン途中に監督に就任すると、堅守速攻の旧態依然としたスタイルから、プレッシングとビルドアップを基盤とする攻撃的なスタイルを植え付けて躍進に導く。
・ラングニック流を師事し、ボールを失えば高い強度のプレスを仕掛けて即座に取り返し、上手くいけばシュートカウンターを発動させる。攻撃時は、両WBに高い位置を取らせることで、シュートの上手い両ウイングを中央付近でプレーさせ、ハーフスペースを活用する。
・現役時代は、LASKでのローン期間を除いてSVリートで16年に渡ってDFとして活躍し、並行してハーゲン大学で経営学の修士号を取得。2011年、試合中に競り合いで脳震盪を起こすと、翌週のヘディング練習の際に出血に気づき、硬膜下出血が判明したことで引退を余儀なくされた。
・ラングニックの助言を受けて指導者としての道を選ぶと、古巣リートに招聘されてまずまずの結果を残す。その後、当時オーストリア2部のLASKを就任4年でCLプレーオフ、20/21にはヴォルフスブルクをブンデスリーガ4位でCL出場、フランクフルトではEL制覇と着実に実績を残す。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
1 | ディーン・ヘンダーソン | 27 | イングランド | 188cm/右 | 18試合 | ・俊敏な反応で強烈なシュートを止め、積極的に前に出てピンチを防ぎ、正確なフィードで一気に好機を創り出す ・マンチェスター・Uのユース育ちだが、トップチームでは定位置を掴めず、昨季に5年契約で加入 | |
30 | マット・ターナー | 30 | アメリカ | 191cm/右 | 17試合 【N・フォレスト】 | ・190cmの長身を活かして「MLS史上最高のショットストッパー」と評価され、シュートストップに関しては高い実力を誇る ・子供の頃からアーセナルのファン ・両親の影響でアメリカとリトアニアの二重国籍 | |
31 | レミ・マシューズ | 30 | イングランド | 192cm/右 | 1試合 |
<DF>
2 | ジョエル・ウォード | 34 | イングランド | 186cm/右 | 26試合 | ||
3 | タイリック・ミッチェル | 25 | イングランド | 175cm/左 | 37試合 (2) | ・正しい位置を取り、豊富な運動量とクイックネスを活かしてマークを逃さず、エゼに積極的にパスを供給する ・ブレントフォードとクリスタルパレスのアカデミーで育ち、ワン・ビサカの後継者として21/22季から主力に定着 | |
4 | ロブ・ホールディング | 29 | イングランド | 189cm/右 | ー | ・アーセナルに6シーズン在籍した経験豊富DF ・優れたフィジカルに依存せず、機を見たインターセプトやタックルで広範囲をカバーするなど、技術的に熟達したディフェンダー ・昨季はカップ戦でスタメン、プレミアリーグではクローザー役として重宝されたが、今季はDF陣の層が増したことで出場減が見込まれる ・周囲に気を配る人格者で、良き相談役 | |
5 | マクソンス・ラクロワ | 24 | フランス | 190cm/右 | 28試合 (4) 【ヴォルフスブルク】 | ・最速36km/hと機動力がありながら屈強なフィジカルで相手を潰し、高いパス能力で攻撃の起点となれる ・ヴォルフスブルク時代にグラスナーから指導を受け、今夏にアンデルセンの後釜として完全移籍 | |
6 | マーク・グエヒ | 24 | イングランド | 182cm/右 | 25試合 | ・イングランド代表の防波堤 ・危機察知の能力が高く、不用意に飛び込まずにタイミングを見極めてボールを奪取し、相手のプレスも難なくかわしてパスを繋ぐ ・8歳からチェルシーの下部組織で育ったが、トップチームで出場することなく21/22季から最終ラインの柱として活躍し、EUROでもイングランド代表として7試合中6試合にスタメンでフル出場した | |
12 | ダニエル・ムニョス | 28 | コロンビア | 181cm/右 | 17試合 (5) 【ヘンク】 18試合 【クリスタルパレス】 | ・デュエルに滅法強く、攻守の切り替えも迅速で、周りと連携して攻撃を仕掛ける ・昨シーズン途中に加入して右WBで輝きを放き、監督からも意欲的な姿勢が評価されている | |
17 | ナサニエル・クライン | 33 | イングランド | 175cm/右 | 19試合 | ・高いアスリート能力を活かして最終ラインの全ポジションでプレーできる ・2部時代にデューを飾り、サウサンプトン、リヴァプール、ボーンマスを経て20/21季に復帰し、万能DFとして最終ラインを支える | |
26 | クリス・リチャーズ | 24 | アメリカ | 188cm/右 | 26試合 (1) | ・名門クラブ出身のアメリカ代表DF ・アスリート能力に秀でながら長身で対人戦に強く、守備的MFとしてもプレーできる ・バイエルンの下部組織出身で、トップチームでの出場経験もあり、22年夏に加入 | |
27 | トレヴォ・チャロバー | 25 | イングランド | 190cm/右 | 13試合 (1) 【チェルシー】 | ・チェルシーの下部組織が産んだCBの大器 ・長身で空中戦に強く、長い手足を生かしたボール奪取が魅力ながら、巧みな足下スキルとパス能力にも定評がある ・8歳からチェルシーに所属し、21/22季からトップチームで活躍するも、昨季は怪我の影響で序列を下げ、今夏にレンタル移籍 | |
34 | チャド・リアド | 21 | スペイン | 187cm/左 | 26試合 | ・ラ・マシア育ちのレフティーCB ・広範囲で粘り強く相手をマークし、ピルドアップでは冷静に縦パスを供給する ・昨季にラ・マシアからベティスに移籍して評価を高め、今夏に24億円で完全移籍 |
<MF>
7 | イスマイラ・サール | 26 | セネガル | 185cm/右 | 23試合 (3) 【マルセイユ】 | ・セネガル代表の大型ウインガー ・凄まじい推進力のドリブルで疾風のようにサイドを駆け抜け、強烈かつ精密なシュートを放ってゴールを脅かす ・18/19季にレンヌでブレイクすると、19年夏にワットフォード史上最高額の移籍金で加入し、4シーズンで34G24Aを記録 ・今夏に約20億円の移籍金でリーグアンに復帰 | |
8 | ジェフェルソン・レルマ | 29 | コロンビア | 179cm/右 | 28試合 (1) | ・中盤のファイター ・相手のパスを予測する能力が高いことからインターセプトが上手く、チームのために走り続ける守備的MF ・コロンビアのクラブからレバンテを経由し、ボーンマスで主力として活躍すると、昨季にフリーで加入 | |
10 | エベレチ・エゼ | 26 | イングランド | 178cm/右 | 27試合 (11) | ・変幻自在なイングランド代表ドリブラー ・スピードに柔軟性を兼ね備え、独特なリズムのドリブルで相手DFを攻略し、高い精度のシュートでフィニッシュを決める ・アーセナルの下部組織に在籍し、ミルウォーク時代に1度クビになったが、QPRで成長を遂げ、20/21季からクラブのエースとして活躍し、イングランド代表にまで上り詰めた ・昨季はグラスナー就任後に得点を量産した | |
15 | ジェフリー・シュラップ | 31 | ガーナ | 178cm/左 | 29試合 (2) | ・強靭な肉体を誇り、短いパスとエネルギッシュなフリーランを繰り返して攻撃を活性化させる ・当初はスピード系WBだったが、近年は中盤でプレーするように ・引退後のことを考えて不動産投資を行っている | |
18 | 鎌田 大地 | 28 | 日本 | 184cm/右 | 29試合 (2) 【ラツィオ】 | ・指揮官の戦術を熟知する”奇才” ・巧みなキープ力で懐深くボールを収めれば、卓越したパスとドリブルで”違い”を生み出すなど、直感的なプレーで攻撃の組み合てから崩し、フィニッシュまでを高次元で遂行する ・シャドーやウイング、トップ下など幅広いポジションをこなす ・ラツィオを1年で退団し、今夏に恩師が率いるクラブにフリーで加入 | |
19 | ウィル・ヒューズ | 29 | イングランド | 185cm/左 | 30試合 | ・基礎スキルと判断力に優れ、狭いスペースでもボールを失わず、ゴール前にも積極的に飛び出して存在感を放つ ・プロチームのアカデミーに在籍した経験がなく、部活でスキルを磨いてプロデビューを果たした | |
20 | アダム・ウォートン | 20 | イングランド | 182cm/左 | 26試合 (2) 【ブラックバーン】 16試合 【クリスタルパレス】 | ・若きイングランド代表の司令塔 ・守備に奔走してボールを奪い取れば、素早く切り替えてプレスをいなし、テンポ良くパスを供給する ・昨シーズン途中に加入しながらグラスナー体制で攻守の要として活躍し、EUROに召集されたシンデレラボーイ | |
28 | シェイク・ドゥクレ | 24 | マリ | 180cm/右 | 11試合 | ・中盤のモンスター ・強靭なフィジカルと無尽蔵のスタミナを武器に相手の攻撃の芽を摘み、持ち上がりで推進力を生み出すなど、中盤にエネルギーを注入するリーグ屈指の潰し屋 ・加入1年目にクラブMVPに選出されるも、昨季はアキレス腱断裂により後半戦を棒に振った |
<FW>
9 | エディ・エンケティア | イングランド | 175cm/右 | 27試合 (5) 【アーセナル】 | ・新加入の狡猾なストライカー ・強靭なフィジカルで空中戦に強く、スピードを活かして相手の裏を取れば、ボックス内では巧みに駆け引きを制してパワフルなシュートを放つ ・アーセナルのアカデミー出身で、トップチームでは168試合で38Gを記録したが、昨季は出場機会が限られたことで、今夏に約57億円の移籍金で加入 | ||
11 | マテウス・フランサ | 20 | ブラジル | 184cm/右 | 10試合 | ・期待のブラジル人ドリブラー ・昨夏に32億円でフラメンゴから加入し、マンチェスター・C戦ではC・ウォーカーとの1対1を制して好機を演出した ・24年3月にあばら骨を骨折したことで長期離脱中 | |
14 | ジャン=フィリップ・マテタ | 27 | フランス | 190cm/右 | 35試合 (16) | ・覚醒を遂げた怪物ストライカー ・屈強なフィジカルを活かしてボックス内で優位に立ち、ワンタッチで決める高い決定力が特徴で、ポストプレーで攻撃の起点にもなれる ・加入3シーズン半でリーグ戦8Gだったが、昨季はグラスナー就任後に13Gと大爆発し、パリ五輪ではOG枠で出場して5Gで挙げ、母国の銀メダルに貢献した |
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