【無料選手名鑑】ニューカッスル・ユナイテッドFC【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

・昨季は、プレミア屈指の鉄壁ぶりを誇る最終ラインを武器にクリーンシートを量産して前半戦を3位で折り返すと、終盤には攻撃陣の爆発もあり、望外の結果となる4位フィニッシュで21年ぶりとなるCL出場権を掴み取った。

・夏の移籍市場では、サンマクシマンをサウジアラビアに売却し、余剰人員を整理すると、ACミランから110億円でMFトナーリ、レスターから69億円でFWバーンズを引き抜き、チェルシー産の有望株である右SBリブラメントと左SBルイス・ホールを獲得した。

・開幕前にはCL出場に伴う最終ラインの層の薄さを不安視され、序盤は強敵との連戦が続いたために躓いたものの、第6節シェフィールド・U戦での大勝（8-0）を皮切りに、PSGやマンチェスター・U相手に快勝するなど攻撃陣が活性化し、カラバオ杯3回戦ではマンチェスター・Cに競り勝つなど、着実に欧州トップレベルの実力をつけつつあるだけに、プレミアリーグとCLの2正面作戦を遂行して昨季以上の躍進を印象付けたい。

・短期間で北の古豪を復活させた若き名将

・短いパスとワンタッチパスが中心の縦に素早い攻撃的なサッカーを好み、ハードワークとハイプレスを基本にした高強度のサッカーを展開する。

・昨季はリーグ最少失点を記録した堅守と勝負強さをチームに植え付けてビック6と対等に渡り合い、リーグカップ戦で準優勝、プレミアでは4位で02/03季以来となるCL出場に導いた。

・21年11月に指揮を託されると、組織を整備しつつ規律と調和の取れた戦術を浸透させ、攻守両面でチームのベースを作り上げてパフォーマンスを安定させた。さらに、ジョエリントやアルミロン、シェアなどといった悩める既存戦力を覚醒させ、自身が獲得を要望した選手たちを即戦力として機能させるなど、指導者として卓越した手腕を誇る。

・13歳でボーンマスのユースに加入して以降は、2シーズンを除いてボーンマスで現役時代を過ごす。現役を引退した翌年の途中に指揮官に就任すると、途中でバーンリーを率いた11/12を除き11シーズンに渡る長期政権を築き、4部の降格圏に沈んでいた古巣をプレミアリーグ復帰にまで導いた。

・子供のころはエバートンのファン。異母兄弟はボーンマスでスカウトをしている。