基本情報
創立 | 1901年 |
本拠地 | マサチューセッツ州ボストン市 |
スタジアム | フェンウェイ・パーク (収容人数3万7755人) |
オーナー | ジョン・ヘンリー (フェンウェイ・スポーツグループ代表) |
チーフ・ベースボール・オフィサー (CBO) | クレイグ・ブレスロウ |
獲得タイトル | ワールドシリーズ優勝(9回) リーグ優勝(14回) 地区優勝(10回) ワイルドカード(8回) |
公式サイト | HP X(twitter) Youtube instagram Facebook Sportsnavi wikipedia |
<過去5シーズンの成績>
地区順位 【ア・リーグ東】 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | ゲーム差 | ポストシーズン | 監督 | |
2020 | 5位 | 24 | 36 | .400 | 16.0 | ー | ロン・レネキー |
2021 | 2位 | 92 | 70 | .568 | 8.0 | リーグ優勝 決定シリーズ敗退 | アレックス・コ-ラ |
2022 | 5位 | 78 | 84 | .481 | 21.0 | ー | アレックス・コ-ラ |
2023 | 5位 | 78 | 84 | .481 | 23.0 | ー | アレックス・コ-ラ |
2024 | 3位 | 81 | 81 | .500 | 13.0 | ー | アレックス・コ-ラ |
<概要>
新戦力の台頭で3年連続の地区最下位を回避
・昨季は、直近4年で3度も地区最下位に沈みながら消極的な補強で戦力がむしろ低下し、3年連続最下位が予測され、実際に6月中旬までは借金生活を送っていた。しかし、その後はベイリー投手コーチの貢献で投手陣が健闘し、野手陣ではデバースを中心に多数の若手が活躍したことで、貯金11で前半戦を終えてワイルドカード争いに参戦。後半戦では失速してしまったものの、3シーズンぶりの勝率5割フィニッシュで地区最下位は回避した。
監督
名前 | アレックス・コ-ラ |
生年月日 | 1975年10月18日 (49歳) |
国籍 | プエルトリコ |
就任日 | 2021年 |
<人物紹介>
・球団唯一の選手と監督で世界一を経験した指揮官
・18年に監督1年目にしてレッドソックス史上最多のレギュラーシーズン108勝&ワールドシリーズ制覇に導き、アストロズでコーチを務めた際にサイン盗みに関与したことから1年間の出場禁止処分を受けて20年に監督を解任されたが、球団からの厚い信頼により処分明け後に復帰し、2度目の就任となった21年には前年の地区最下位から地区2位でポストシーズン進出へと導いた。22~23年は2年連続の最下位に終わったが、昨季の7月に契約を3年延長。
・現役時代は守備評価の高いユーティリティー選手としてドジャースやレッドソックスなどで活躍。通算成績は、1273試合・打率.243・ホームラン35本・828安打・286打点・47盗塁。
・WBCにプエルトリコ代表の選手・GMとして4度参加。
移籍情報
基本フォーメーション
選手一覧
<先発陣>
No. | 名前 | 年齢 | 出身 | 身長/投打 | 昨季成績 (防御率/打率) | ||
0 | ウォーカー・ビューラー | 30 | ケンタッキー州 | 188cm/右投右打 | 16試合1勝6敗(5.38) 【ドジャース】 | ・大舞台に強い本格派右腕 ・細身ながら160㎞越えの直球を投じる豪腕で、カッター、スライダー、カーブを織り交ぜ、制球力が高いためQS数が多いなど抜群の安定感を誇る ・ドジャースで19年に14勝、21年に16勝&サイヤング賞4位に輝いて将来のエースと期待されたが、22年にトミージョン手術を受けて昨季に復帰も、開幕から本来の球威が戻らずに炎上が続いたが、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズで好投し、胴上げ投手となった | |
35 | ギャレット・クロシェ | 25 | ミシシッピ州 | 198cm/左投左打 | 32試合6勝12敗(3.58) 【ホワイトソックス】 | ・MLBを代表する豪腕サウスポー ・特徴的なフォームから、威力抜群の豪速球とカッター、スライダー、チェンジアップで勝負する異色の豪腕で、MLB随一の三振能力を誇る ・21年に54登板・防御率2.82と活躍し、22年以降はトミージョン手術により長期離脱も、昨季は先発に転向して1年目ながら開幕投手を務め、打線の援護に恵まれなかったものの好投を続けてオールスターに初選出され、リーグ4位の209奪三振を記録してカムバック賞を受賞し、オフにトレードで加入 | |
43 | パトリック・サンドバル | 28 | カリフォルニア州 | 191cm/左投左打 | 16試合2勝8敗(5.08) 【エンゼルス】 | ・メキシコ代表の技巧派サウスポー ・伝家の宝刀”チェンジアップ”を武器に、フォーシームとスライダーを織り交ぜ、時にカーブとチェンジアップを使う ・エンゼルスでは左のエースとして活躍し、昨季は開幕投手を任されたが、出だしから躓いて不安定な投球が続き、6月にトミージョン手術を受けてシーズンを終えたが、オフに2年総額1825万ドルで加入 | |
50 | カッター・クロフォード | 28 | フロリダ州 | 185cm/右投右打 | 33試合9勝16敗(4.36) | ・名実一体の右腕 ・独特のフォームから、トミージョン手術により球威の増したフォーシームと、その名の通りのカッターとカーブ、スイーパーを武器に投球を組み立てる ・昨季は最初の8先発で防御率1.75と好投も、それ以降は4つの月で3敗以上を喫するなど失速し、リーグ最多の14敗&34被本塁打を記録も、33先発を全うした | |
54 | ルーカス・ジオリト | 30 | カリフォルニア州 | 191cm/右投右打 | ー | ・ホワイトソックス時代に7年で4度の2桁勝利を挙げるなど、フル稼働すれば180イニングを稼ぐタフガイで、20年にはノーヒットノーランを達成 ・23年に3球団で33先発をこなし、昨季に単年契約で加入も、右肘の手術によりシーズンを全休した | |
66 | ブレイアン・ベロ | 25 | ドミニカ共和国 | 185cm/右投右打 | 60試合14勝8敗(4.49) | ・次期エース候補 ・伝家の宝刀”チェンジアップ”に、フォーシームを組み合わせて、ゴロに打たせて取るスタイル ・23年にチーム最多の12勝を挙げ、6年5500万ドルで契約を延長した昨季は、開幕投手を務めて前年を上回る14勝を挙げ、初めて規定投球回をクリアした | |
89 | タナー・ハウク | 28 | ミズーリ州 | 196cm/右投右打 | 30試合9勝10敗(3.12) | ・”右のセール” ・スリークオーターから”ブーメラン”に例えられるほど真横に大きく曲がるスライダーで空振りを奪うスタイルだったが、スイーパー主体にモデルチェンジ ・昨季は投球スタイルの変更が功を奏して前半戦だけ7勝を挙げてオールスターに初出場も、後半戦は失速して初の2桁勝利を逃した |
<ブルペン陣>
22 | ギャレット・ウィトロック | 28 | ジョージア州 | 196cm/右投右打 | 4試合1勝0敗(1.96) | ・ユーティリティーピッチャー ・シンカーを主体に、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜて打者を打たせて取るタイプで、制球力が自慢 ・21年にリリーフとして活躍したが、近年は怪我に悩まされる | |
25 | ジョシュ・ウィンコウスキー | 26 | オハイオ州 | 193cm/右投右打 | 40試合4勝2敗4H2S(4.14) | ・スライダー、チェンジアップ、シンカーを低い所に投じてゴロに打ち取るオーソドックスな右腕 ・MLB1年目には先発として5勝を挙げたが、23年は中継ぎとしてロングリリーフもこなしながらチーム最多の60登板・防御率2点台と奮闘し、昨季は先発やロングリリーフ、抑えを担った | |
31 | リアム・ヘンドリックス | 36 | オーストラリア | 183cm/右投右打 | ー | ・21年にセーブ王を獲得し、23年には癌から復帰してカムバック賞を受賞 ・アスレチックスとホワイトソックスでリリーフとして活躍してオールスターに3度出場し、昨季に2年契約で加入も、ケガの影響でマイナーでの6登板に終わった | |
32 | ジャスティン・ウィルソン | 37 | カリフォルニア州 | 188cm/左投左打 | 60試合1勝5敗11H2S(5.59) 【レッズ】 | ・ | |
44 | アロルディス・チャップマン | 37 | キューバ | 193cm/左投左打 | 68試合5勝5敗22H14S(3.79) 【パイレーツ】 | ・人類最速のベテラン左腕 ・世界最高球速169キロを記録した超豪腕で、30代後半になってもバク伸びストレートこと”ファイヤーボール”は健在で、巧みにスライダーなどの変化球を使って三振の山を築く ・MLB7球団でリリーフ一筋通算796登板335Sを記録し、昨季はパイレーツで8月に最速105.1マイル(約169.1キロ)を記録し、終盤には抑えを務めるなど、36歳にして自己最多タイの68登板・22H・16Sと衰えを感じさせず、オフに単年契約で加入 | |
57 | グレッグ・ワイサート | 30 | ニューヨーク州 | 188cm/右投右打 | 62試合4勝2敗6H1S(3.13) | ・シンカーとスイーパーが武器 ・トレードで加入した昨季は、最初の21登板で1.96と好投し、1度降格したものの、自己最多の62登板・防御率3.13と予想外の活躍でリリーフ陣を支えた | |
61 | チェイス・シュガート | 28 | テキサス州 | 178cm/右投左打 | 6試合0勝0敗1S(4.15) | ||
63 | ジャスティン・スレイトン | 27 | テキサス州 | 193cm/右投右打 | 44試合6勝2敗13H2S(2.93) | ・150㎞/h越えの直球とスライダーが武器 ・昨季は開幕ブルペン入りしてMLBデビューを果たし、右肘の炎症で一度離脱も、MLB1年目から44登板で6勝13H2Sと活躍してプルペンの救世主に | |
67 | ザック・ペンロッド | 27 | アイダホ州 | 188cm/左投左打 | 7試合0勝0敗2H(2.25) | ||
72 | クリス・マーフィー | 26 | カリフォルニア州 | 185cm/左投左打 | ー | ||
76 | ザック・ケリー | 29 | バージニア州 | 191cm/右投右打 | 49試合6勝3敗8H(3.97) | ・コントロールと球速が増したフォーシームにチェンジアップ、右打者にはカッターを投じる ・22年にMLBデビューを遂げ、昨季はオープナーやロングリリーフなど便利屋として活躍 | |
80 | リチャード・フィッツ | 25 | アラバマ州 | 191cm/右投右打 | 4試合0勝1敗(1.74) | ||
83 | ブレナン・ベルナルディーノ | 33 | カリフォルニア州 | 193cm/左投左打 | 57試合4勝3敗14H(4.06) | ・貴重なリリーフサウスポー ・シンカーとカーブの緩急を駆使して投球を組み立てる ・マイナーや独立リーグで長らくプレーし、30歳でMLBデビューを遂げた苦労人で、23年に55登板、昨季は2年連続55登板で自己最多の14Hを記録 | |
99 | ルイス・ゲレーロ | 24 | ドミニカ共和国 | 183cm/右投右打 | 9試合0勝0敗3H(0.00) | ||
ー | アイザイア・キャンベル | 27 | ポルトガル | 193cm/右投右打 | 8試合0勝1敗2H(16.20) | ・史上2人目のポルトガル出身メジャーリーガー ・150㎞/h台の直球とスライダーで投球を組み立てる ・23年にMLB1年目でリリーフとして安定した成績を残すも、昨季は怪我でシーズンの大半を欠場 | |
ー | ワイアット・ミルズ | 30 | ワシントン州 | 193cm/右投右打 | ー |
<捕手>
12 | コナー・ウォン | 28 | テキサス州 | 185cm/右投右打 | 126試合13本52打点(.280) | ・強肩の正捕手 ・マイナー通算71本塁打と強打を誇るが、守備力は水準未満で、マイナーリーグでは投手を除くすべてのポジションでプレー経験がある ・23年に正捕手に定着し、昨季前半は3カ月連続で月間打率3割越えを記録するなど、キャリアハイの打撃成績を残した | |
ー | カルロス・ナルバエス | 26 | ベネズエラ | 180cm/右投右打 | 6試合0本0打点(.231) 【ヤンキース】 |
<内野手>
3 | セダンヌ・ラファエラ | 24 | オランダ領キュラソー島 | 173cm/右投右打 | 152試合15本75打点(.246) | ・ユーティリティーの有望株 ・小柄ながら抜群の運動神経で走塁と守備に優れ、ダイナミックな攻守でファンを沸かせる ・昨季は開幕直後に8年総額5,000万ドルで契約を延長すると、ショートとセンターでそれぞれ60試合に出場し、15本塁打・75打点(リーグ新人最多)・19盗塁と攻守で結果を残した | |
5 | ヴォーン・グリッソム | 24 | フロリダ州 | 188cm/右投右打 | 31試合0本6打点(.190) | ||
10 | トレヴァー・ストーリー | 32 | テキサス州 | 188cm/右投右打 | 26試合2本10打点(.255) | ・期待外れの大型内野手 ・ロッキーズの6年間で158本塁打を放って、盗塁王(20年)を獲得するなど、走攻守揃った大型遊撃手として、22年に6年総額1億4000万ドルの大型契約で加入も、度重なるケガや右肘の手術を受けたことで満足な結果を残せず、昨季も脱臼により長期離脱した | |
11 | ラファエル・デバーズ | 28 | ドミニカ共和国 | 183cm/右投左打 | 138試合28本83打点(.272) | ・ボストンの看板打者 ・オープンスタンスの構えからいかなる球種にも対応し、広角に長打を飛ばす天性の打撃センスでチームを牽引するMLB最高級の三塁手 ・30本塁打&100打点を3度達成し、23年に10年総額3億1350万ドルの大型契約を締結すると、昨季も例年通りの打棒を発揮して通算1000安打&200本塁打を達成も、失策数は7年連続リーグの三塁手の中で最多だった | |
17 | デビッド・ハミルトン | 27 | テキサス州 | 178cm/右投左打 | 98試合8本28打点(.248) | ||
20 | ニック・ソガード | 27 | カリフォルニア州 | 183cm/右投左打 | 31試合0本8打点(.273) | ||
23 | ロミー・ゴンザレス | 28 | フロリダ州 | 183cm/右投左打 | 89試合6本29打点(.266) | ||
36 | トリストン・カサス | 25 | フロリダ州 | 193cm/右投左打 | 63試合13本32打点(.241) | ・期待の長距離砲 ・逆方向にも難なく飛ばせるパワーが最大の売りで、メジャーでも30本塁打近くを期待できる将来の大砲候補ながら、選球眼もトップクラスに良く、追い込まれるとバットを短く持つなど対策して高い出塁率を残す ・18年ドラフト1位で入団した逸材で、23年に24本塁打&OPS.857とブレイクし、昨季は左脇腹の故障で長期離脱も、9月のツインズ戦で3本塁打・7打点と爆発 |
<外野手>
7 | 吉田 正尚 | 31 | 福井県 | 173cm/右投左打 | 108試合10本56打点(.280) | ・日本球界最高峰の強打者 ・小柄ながら”フルスイング”が代名詞の底知れぬパワーに、天性のコンタクトスキルを兼ね備え、左右両投手を苦にせずに三振数の少ない ・23年に5年9000万ドル(120億円弱)という破格の条件で加入すると、1年目には一時首位打者に躍り出るなどリーグ5位の打率(.289)を記録し、2年目の昨季は負傷離脱もあったが随所で勝負強さをみせ2年連続2桁本塁打を記録も、実力と年俸に鑑みて物足りない成績に終わった | |
16 | ジャレン・デュラン | 28 | カルフォルニア州 | 188cm/右投左打 | 160試合21本75打点(.285) | ・俊足自慢の中堅手 ・MLB屈指のスピードが特徴で、プロ入り当初は非力だったバッティングもマイナーでの経験と肉体改造により向上 ・23年に打率.295&24盗塁(チーム最多)、OPS8割台と攻守で大きく成長を遂げ、昨季はリーグトップの二塁打(48)と三塁打(14)、自己最多の21ホーマーを記録し、オールスターではMVPを受賞するなど更なる飛躍を遂げた | |
30 | ロブ・レフスナイダー | 33 | 韓国 | 183cm/右投右打 | 93試合11本40打点(.283) | ・韓国出身の外野手 ・6球団を渡り歩いた苦労人で、課題だった打撃もレッドソックス加入後にメジャーで通用するようになり、特にサウスポーには勝負強い ・22年に第4外野手ながら打率3割・OPS.881と結果を残したことで単年契約を勝ち取り、23年は守備固めや代打として活躍すると、昨季は11本塁打・40打点とキャリアハイの成績を残した | |
52 | ウィラー・アブレイユ | 25 | ベネズエラ | 178cm/左投左打 | 132試合15本58打点(.253) | ・ベネゼエラ出身の外野手 ・スイングスピードとパワーは平均以上で、22年にはマイナーで114個の四球を記録するなど出塁率は高いが、三振の数も多いなどミート力が課題 ・23年の終盤にメジャー初昇格を果たして、打率3割/OPS8割後半と結果を残すと、昨季は左翼手として132試合・15本塁打・DRS17(外野手で両リーグ最高)と攻守で活躍し、新人ながらGG賞とプラチナグラブ賞を受賞 |
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