【無料選手名鑑】ボストン・レッドソックス(BOS)(アメリカン・リーグ/東地区)【2025 チーム/選手/監督紹介】

MLB
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基本情報

創立1901年
本拠地マサチューセッツ州ボストン市
スタジアムフェンウェイ・パーク
(収容人数3万7755人)
オーナージョン・ヘンリー
(フェンウェイ・スポーツグループ代表)
チーフ・ベースボール・オフィサー
(CBO)
クレイグ・ブレスロウ
獲得タイトルワールドシリーズ優勝(9回)
リーグ優勝(14回)
地区優勝(10回)
ワイルドカード(8回)
公式サイトHP X(twitter) Youtube instagram
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<過去5シーズンの成績>

地区順位
【ア・リーグ東】
勝利敗戦勝率ゲーム差ポストシーズン監督
20205位2436.40016.0ロン・レネキー
20212位9270.5688.0リーグ優勝
決定シリーズ敗退
アレックス・コ-ラ
20225位7884.48121.0アレックス・コ-ラ
20235位7884.48123.0アレックス・コ-ラ
20243位8181.50013.0アレックス・コ-ラ
概要

新戦力の台頭で3年連続の地区最下位を回避

・昨季は、直近4年で3度も地区最下位に沈みながら消極的な補強で戦力がむしろ低下し、3年連続最下位が予測され、実際に6月中旬までは借金生活を送っていた。しかし、その後はベイリー投手コーチの貢献で投手陣が健闘し、野手陣ではデバースを中心に多数の若手が活躍したことで、貯金11で前半戦を終えてワイルドカード争いに参戦。後半戦では失速してしまったものの、3シーズンぶりの勝率5割フィニッシュで地区最下位は回避した。

監督

名前アレックス・コ-ラ
生年月日1975年10月18日 (49歳)
国籍プエルトリコ
就任日2021年
<人物紹介>

・球団唯一の選手と監督で世界一を経験した指揮官

・18年に監督1年目にしてレッドソックス史上最多のレギュラーシーズン108勝ワールドシリーズ制覇に導き、アストロズでコーチを務めた際にサイン盗みに関与したことから1年間の出場禁止処分を受けて20年に監督を解任されたが、球団からの厚い信頼により処分明け後に復帰し、2度目の就任となった21年には前年の地区最下位から地区2位でポストシーズン進出へと導いた。22~23年は2年連続の最下位に終わったが、昨季の7月に契約を3年延長。

・現役時代は守備評価の高いユーティリティー選手としてドジャースやレッドソックスなどで活躍。通算成績は、1273試合・打率.243・ホームラン35本・828安打・286打点・47盗塁。

・WBCにプエルトリコ代表の選手・GMとして4度参加。

移籍情報

IN
ポジション名前移籍元
投手ウォーカー・ビューラードジャース
ギャレット・クロシェホワイトソックス
パトリック・サンドバルエンゼルス
ジャスティン・ウィルソンレッズ
アロルディス・チャップマンパイレーツ
捕手カルロス・ナルバエスヤンキース
内野手
外野手

OUT
ポジション名前移籍先
投手
内野手
外野手タイラー・オニールオリオールズ

基本フォーメーション

選手一覧

<先発陣>

No.名前年齢出身身長/投打昨季成績
(防御率/打率)
0ウォーカー・ビューラー30ケンタッキー州188cm/右投右打16試合1勝6敗(5.38)
【ドジャース】
大舞台に強い本格派右腕
・細身ながら160㎞越えの直球を投じる豪腕で、カッター、スライダー、カーブを織り交ぜ、制球力が高いためQS数が多いなど抜群の安定感を誇る
・ドジャースで19年に14勝、21年に16勝&サイヤング賞4位に輝いて将来のエースと期待されたが、22年にトミージョン手術を受けて昨季に復帰も、開幕から本来の球威が戻らずに炎上が続いたが、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズで好投し、胴上げ投手となった
35ギャレットクロシェ25ミシシッピ州198cm/左投左打32試合6勝12敗(3.58)
【ホワイトソックス】
・MLBを代表する豪腕サウスポー
・特徴的なフォームから、威力抜群の豪速球とカッター、スライダー、チェンジアップで勝負する異色の豪腕で、MLB随一の三振能力を誇る
・21年に54登板・防御率2.82と活躍し、22年以降はトミージョン手術により長期離脱も、昨季は先発に転向して1年目ながら開幕投手を務め、打線の援護に恵まれなかったものの好投を続けてオールスター
初選出され、リーグ4位の209奪三振を記録してカムバック賞を受賞し、オフにトレードで加入
43パトリック・サンドバル28カリフォルニア州191cm/左投左打16試合2勝8敗(5.08)
【エンゼルス】
・メキシコ代表の技巧派サウスポー
・伝家の宝刀”チェンジアップ”を武器に、フォーシームとスライダーを織り交ぜ、時にカーブとチェンジアップを使う
・エンゼルスでは左のエースとして活躍し、昨季は開幕投手を任されたが、出だしから躓いて不安定な投球が続き、6月にトミージョン手術を受けてシーズンを終えたが、オフに2年総額1825万ドルで加入
50カッター・クロフォード28フロリダ州185cm/右投右打33試合9勝16敗(4.36)・名実一体の右腕
・独特のフォームから、トミージョン手術により球威の増したフォーシームと、その名の通りのカッターとカーブ、スイーパーを武器に投球を組み立てる
・昨季は最初の8先発で防御率1.75と好投も、それ以降は4つの月で3敗以上を喫するなど失速し、リーグ最多の14敗&34被本塁打を記録も、33先発を全うした
54ルーカス・ジオリト30カリフォルニア州191cm/右投右打・ホワイトソックス時代に7年で4度の2桁勝利を挙げるなど、フル稼働すれば180イニングを稼ぐタフガイで、20年にはノーヒットノーランを達成
・23年に3球団で33先発をこなし、昨季に単年契約で加入も、右肘の手術によりシーズンを全休した
66ブレイアン・ベロ25ドミニカ共和国185cm/右投右打60試合14勝8敗(4.49)・次期エース候補
・伝家の宝刀”チェンジアップ”に、フォーシームを組み合わせて、ゴロに打たせて取るスタイル
・23年にチーム最多の12勝を挙げ、6年5500万ドルで契約を延長した昨季は、開幕投手を務めて前年を上回る14勝を挙げ、初めて規定投球回をクリアした
89タナー・ハウク28ミズーリ州196cm/右投右打30試合9勝10敗(3.12)・”右のセール”
・スリークオーターから”ブーメラン”に例えられるほど真横に大きく曲がるスライダーで空振りを奪うスタイルだったが、スイーパー主体にモデルチェンジ
・昨季は投球スタイルの変更が功を奏して前半戦だけ7勝を挙げてオールスターに初出場も、後半戦は失速して初の2桁勝利を逃した

<ブルペン陣>

22ギャレット・ウィトロック28ジョージア州196cm/右投右打4試合1勝0敗(1.96)・ユーティリティーピッチャー
・シンカーを主体に、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜて打者を打たせて取るタイプで、制球力が自慢
・21年にリリーフとして活躍したが、近年は怪我に悩まされる
25ジョシュ・ウィンコウスキー26オハイオ州193cm/右投右打40試合4勝2敗4H2S(4.14)・スライダー、チェンジアップ、シンカーを低い所に投じてゴロに打ち取るオーソドックスな右腕
・MLB1年目には先発として5勝を挙げたが、23年は中継ぎとしてロングリリーフもこなしながらチーム最多の60登板・防御率2点台と奮闘し、昨季は先発やロングリリーフ、抑えを担った
31リアム・ヘンドリックス36オーストラリア183cm/右投右打・21年にセーブ王を獲得し、23年には癌から復帰してカムバック賞を受賞
・アスレチックスとホワイトソックスでリリーフとして活躍してオールスターに3度出場し、昨季に2年契約で加入も
ケガの影響でマイナーでの6登板に終わった
32ジャスティン・ウィルソン37カリフォルニア州188cm/左投左打60試合1勝5敗11H2S(5.59)
【レッズ】
44アロルディス・チャップマン37キューバ193cm/左投左打68試合5勝5敗22H14S(3.79)
【パイレーツ】
・人類最速のベテラン左腕
・世界最高球速169キロを記録した超豪腕で、30代後半になってもバク伸びストレートこと”ファイヤーボール”は健在で、巧みにスライダーなどの変化球を使って三振の山を築く
・MLB7球団でリリーフ一筋通算796登板335Sを記録し、昨季はパイレーツで8月に最速105.1マイル(約169.1キロ)を記録し、終盤には抑えを務めるなど、36歳にして自己最多タイの68登板・22H・16Sと衰えを感じさせず、オフに単年契約で加入
57グレッグ・ワイサート30ニューヨーク州188cm/右投右打62試合4勝2敗6H1S(3.13)・シンカーとスイーパーが武器
・トレードで加入した昨季は、最初の21登板で1.96と好投し、1度降格したものの、自己最多の62登板・防御率3.13と予想外の活躍でリリーフ陣を支えた
61チェイス・シュガート28テキサス州178cm/右投6試合0勝0敗1S(4.15)
63ジャスティン・スレイトン27テキサス州193cm/右投右打44試合6勝2敗13H2S(2.93)・150㎞/h越えの直球とスライダーが武器
・昨季は開幕ブルペン入りしてMLBデビューを果たし、右肘の炎症で一度離脱も、MLB1年目から44登板で6勝13H2Sと活躍してプルペンの救世主に
67ザック・ペンロッド27アイダホ州188cm/左投左打7試合0勝0敗2H(2.25)
72クリス・マーフィー26カリフォルニア州185cm/左投左打
76ザック・ケリー29バージニア州191cm/右投右打49試合6勝3敗8H(3.97)・コントロールと球速が増したフォーシームにチェンジアップ、右打者にはカッターを投じる
・22年にMLBデビューを遂げ、昨季はオープナーやロングリリーフなど便利屋として活躍
80リチャード・フィッツ25アラバマ州191cm/右投右打4試合0勝1敗(1.74)
83ブレナン・ベルナルディーノ33カリフォルニア州193cm/左投左打57試合4勝3敗14H(4.06)・貴重なリリーフサウスポー
・シンカーとカーブの緩急を駆使して投球を組み立てる
・マイナーや独立リーグで長らくプレーし、30歳でMLBデビューを遂げた苦労人で、23年に55登板、昨季は2年連続55登板で自己最多の14Hを記録
99ルイス・ゲレーロ24ドミニカ共和国183cm/右投右打9試合0勝0敗3H(0.00)
アイザイア・キャンベル27ポルトガル193cm/右投右打8試合0勝1敗2H(16.20)・史上2人目のポルトガル出身メジャーリーガー
・150㎞/h台の直球とスライダーで投球を組み立てる
・23年にMLB1年目でリリーフとして安定した成績を残すも、昨季は怪我でシーズンの大半を欠場
ワイアット・ミルズ30ワシントン州193cm/右投右打

<捕手>

12コナー・ウォン28テキサス州185cm/右投右打126試合13本52打点(.280)・強肩の正捕手
・マイナー通算71本塁打と強打を誇るが、守備力は水準未満で、マイナーリーグでは投手を除くすべてのポジションでプレー経験がある
・23年に正捕手に定着し、昨季前半は3カ月連続で月間打率3割越えを記録するなど、キャリアハイの打撃成績を残した
カルロス・ナルバエス26ベネズエラ180cm/右投右打6試合0本0打点(.231)
【ヤンキース】

<内野手>

3セダンヌ・ラファエラ24オランダ領キュラソー島173cm/右投右打152試合15本75打点(.246)・ユーティリティーの有望株
・小柄ながら抜群の運動神経で走塁と守備に優れ、ダイナミックな攻守でファンを沸かせる
・昨季は開幕直後に8年総額5,000万ドルで契約を延長すると、ショートとセンターでそれぞれ60試合に出場し、15本塁打・75打点(リーグ新人最多)・19盗塁と攻守で結果を残した
5ヴォーン・グリッソム24フロリダ州188cm/右投右打31試合0本6打点(.190)
10トレヴァー・ストーリー32テキサス州188cm/右投右打26試合2本10打点(.255)・期待外れの大型内野手
・ロッキーズの6年間で158本塁打を放って、盗塁王(20年)を獲得するなど、走攻守揃った大型遊撃手として、22年に6年総額1億4000万ドルの大型契約で加入も、度重なるケガや右肘の手術を受けたことで満足な結果を残せず、昨季も脱臼により長期離脱した
11ラファエル・デバーズ28ドミニカ共和国183cm/右投左打138試合28本83打点(.272)ボストンの看板打者
・オープンスタンスの構えからいかなる球種にも対応し、広角に長打を飛ばす天性の打撃センスでチームを牽引するMLB最高級の三塁手
・30本塁打&100打点を3度達成し、23年に10年総額3億1350万ドルの大型契約を締結すると、昨季も例年通りの打棒を発揮して通算1000安打&200本塁打を達成も、失策数は7年連続リーグの三塁手の中で最多だった
17デビッド・ハミルトン27テキサス州178cm/右投左打98試合8本28打点(.248)
20ニック・ソガード27カリフォルニア州183cm/右投左打31試合0本8打点(.273)
23ロミー・ゴンザレス28フロリダ州183cm/右投左打89試合6本29打点(.266)
36トリストン・カサス25フロリダ州193cm/右投左打63試合13本32打点(.241)・期待の長距離砲
・逆方向にも難なく飛ばせるパワーが最大の売りで、メジャーでも30本塁打近くを期待できる将来の大砲候補ながら、選球眼もトップクラスに良く、追い込まれるとバットを短く持つなど対策して高い出塁率を残す
・18年ドラフト1位で入団した逸材で、23年に24本塁打&OPS.857とブレイクし、昨季は左脇腹の故障で長期離脱も
9月のツインズ戦で3本塁打・7打点と爆発

<外野手>

7吉田 正尚31福井県173cm/右投左打108試合10本56打点(.280)日本球界最高峰の強打者
・小柄ながら”フルスイング”が代名詞の底知れぬパワーに、天性のコンタクトスキルを兼ね備え、左右両投手を苦にせずに三振数の少ない
・23年に5年9000万ドル(120億円弱)という破格の条件で加入すると、1年目には一時首位打者に躍り出るなどリーグ5位の打率(.289)を記録し、2年目の昨季は負傷離脱もあったが随所で勝負強さをみせ2年連続2桁本塁打を記録も、実力と年俸に鑑みて物足りない成績に終わった
16ジャレン・デュラン28カルフォルニア州188cm/右投左打160試合21本75打点(.285)・俊足自慢の中堅手
・MLB屈指のスピードが特徴で、プロ入り当初は非力だったバッティングもマイナーでの経験と肉体改造により向上
・23年に打率.295&24盗塁(チーム最多)、OPS8割台と攻守で大きく成長を遂げ、昨季はリーグトップの二塁打(48)と三塁打(14)、自己最多の21ホーマーを記録し、オールスターではMVPを受賞するなど更なる飛躍を遂げた
30ロブ・レフスナイダー33韓国183cm/右投右打93試合11本40打点(.283)・韓国出身の外野手
・6球団を渡り歩いた苦労人で、課題だった打撃もレッドソックス加入後にメジャーで通用するようになり、特にサウスポーには勝負強い
・22年に第4外野手ながら打率3割・OPS.881と結果を残したことで単年契約を勝ち取り、23年は守備固めや代打として活躍すると、昨季は11本塁打・40打点とキャリアハイの成績を残した
52ウィラー・アブレイユ25ベネズエラ178cm/左投左打132試合15本58打点(.253)・ベネゼエラ出身の外野手
・スイングスピードとパワーは平均以上で、22年にはマイナーで114個の四球を記録するなど出塁率は高いが、三振の数も多いなどミート力が課題
・23年の終盤にメジャー初昇格を果たして、打率3割/OPS8割後半と結果を残すと、昨季は左翼手として132試合・15本塁打・DRS17(外野手で両リーグ最高)と攻守で活躍し、新人ながらGG賞とプラチナグラブ賞を受賞

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