【無料選手名鑑】FCバルセロナ【2023/24 チーム/選手/監督紹介】

ラ・リーガ
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基本情報

創立1899年
本拠地バルセロナ
スタジアムカンプ・ノウ
(収容人数 約9万9千人)
監督シャビ
会長ジョアン・ラポルタ
公式サイトHP twitter Youtube
愛称バルサ
ブラウグラナ

過去5シーズンの成績

ラ・リーガ
優勝27回
欧州カップ戦
【CL優勝5回
【EL優勝3回
コパ・デル・レイ
優勝31回
監督
18/19優勝CL/ベスト4準優勝バルベルデ
19/202位CL/ベスト8ベスト8バルベルデ➡
セティエン
20/213位CL/ベスト16優勝クーマン
21/222位CL/グループステージ敗退
EL/ベスト8
ベスト16クーマン➡
シャビ
22/23優勝CL/グループステージ敗退
EL/決勝プレーオフ敗退
ベスト4シャビ
<概要>

・シーズン開幕前からサラリーキャップ問題に直面しながらも将来の資産を犠牲にした資金調達により稀代の点取り屋レバンドフスキや最終ライン再建のための実力派DFを獲得するなど、稀に見る怒涛の大型補強で攻守ともに満点の補強を実現。序盤戦からレバンドフスキが圧巻の得点量産と守備力の向上が相まってラ・リーガでは首位を独走する一方、バイエルン、インテルと同居したCLグループステージは2季連続EL行きと厳しい現実を突きつけられた。それでも1月のスーペルコパでは宿敵R・マドリーを下してシャビ政権初のタイトルを獲得。しかし、主力が数人離脱すると一気にチーム力が停滞し、ラ・リーガではつけ入る隙も与えない最終ラインの奮闘と戦力的優位により愚直に勝ち点を積み重ねて早い段階で優勝を手中に収めたが、ELとコパ・デル・レイはあっけなく敗退。ネグレイラ事件など雑音が多い中、チームを上手くまとめて4季ぶりのラ・リーガ制覇の結果を残したシャビ監督のマネジメント力は称賛に値するが、特定の”個”に依存した場当たり的な攻撃が散見されるなどチームとしてのスタイルを確立できず、欧州の舞台で完全復活を果たせなかったことが悔やまれる。

監督

(名前)シャビ
(生年月日)1980.1.25(43)
(国籍)スぺイン
(就任)2021.11月
<人物紹介>

・誰よりもバルサの価値観とサッカー哲学を理解する”正統継承者”

・21/22季のシーズン途中にメッシ退団など混迷を極める古巣の指揮官として再建を託され、無冠には終わったが、ハイライン・ハイプレス戦術で一時的な快進撃を見せるなどチームに明らかな変化と希望をもたらした。

そして昨季は長らく安定感を欠いていた最終ラインの再建による脅威的な守備力向上により、リードを奪えばゴール前を固めて”ウノゼロ”で勝利を掴み取るチームにバルサを変貌させた。その他にも、ガビを左ウイングに配置してMF4人を同時に起用する【4-3-3】で中盤の間伸びを改善し、ケガ人が続出しても選手を信頼して辛抱強く使い続けることで進化を促すなど、数々の困難にも目を逸らさずに手腕を発揮して4季ぶりのラ・リーガ制覇に導いた。

・守備面では安定をもたらしたが、特定の”個”に依存した攻撃は、パスのテンポが遅く、創造性を欠き、相手に陣形を固められると得点を奪うことに四苦八苦しているのが現状。欧州の舞台で復権を果たすためにも再現性の高い組織的な攻撃の構築が求められる

・現役時代は、ラ・マシア育ちのティキ・タカを体現するMFとしてバルセロナの中盤に君臨して名を轟かせ、17年プレーしたバルセロナでは通算767試合に出場して85ゴール・184アシストを記録し、8度のラ・リーガ優勝4度のCL制覇に貢献。スペイン代表でも必要不可欠な存在としてEURO2連覇W杯初優勝を経験。09年から3年連続でバロンドール3位に選出された。

・引退後はカタールのアル・サッドで指導者キャリアをスタートさせ、3年足らずで7つのタイトルを獲得した。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
GK
DFイニゴ・マルティネスアスレティック・ビルバオ
ジョアン・カンセロマンチェスター・C
MFイルカイ・ギュンドアンマンチェスター・C
オリオール・ロメウジローナ340万€
FWジョアン・フェリックスアトレティコ・マドリー

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
GK
DFジョルディ・アルバインテル・マイアミ
クレマン・ラングレアストン・ビラ
MFセルヒオ・ブスケツインテル・マイアミ
FWウスマン・デンべレPSG5000万€
アンス・ファティブライトン

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/利き足昨季成績(得点)
1テア・シュテーゲン31ドイツ187cm/右38試合ブラウグラナの防波堤”
・凄まじいセービング能力で毎試合のようにビックセーブを披露してチームに勝ち点をもたらし、一級品のボール捌きで相手のプレッシャーに一切の怯えも見せることなくビルドアップに加わり、中盤や前線へ絶妙なフィードを供給する世界屈指の守護神
・近年は膝の手術の影響によりスランプに陥ったことで売却も噂されたが、昨季はバルセロナの堅守を最後尾から支え、リーグ史上最多タイの26回のクリーンシートを記録してサモーラ賞を受賞するなど完全復活を遂げた
・今季から第2キャプテンに就任
・ドイツ代表ではノイヤーの2番手に甘んじるが、ドイツのGKコーチの間では”お手本”的存在
13イニャキ・ペーニャ24スペイン184cm/右2試合・次世代の守護神候補
・ラ・マシアで育成されたことから高い足元の技術でバルサの哲学を体現し、ロングパスも正確で空中戦も得意する
・ガラタサライで経験を積み、昨季CLグループステージでトップチームデビューを飾ったが公式戦4試合の出場に終わるなど相変わらずティア・シュテーゲンの壁は高かった
・オフに契約を延長し、解除金は4億ユーロ(約592億円)に設定された

<DF>

4ロナウド・アラウホ24ウルグアイ188cm/右22試合・若き最終ラインの大黒柱
・屈強なフィジカルとスピードを武器に相手FWを尽く完封するなど対人戦には無類の強さを誇り、ラ・マシア育ちであることからビルドアップや攻め上がりの能力も備え、強烈なヘッドで得点源にもなれる完成度の高いCB
・昨季は度々ケガで離脱したが鉄壁の守備で堅守に貢献し、クラシコでは右SBとしてヴィニシウスを抑え込んだ
・マークする相手の集中力を妨げるべく、しばしば耳打ちする
・マテ茶の愛好家
15アンドレアス・クリステンセン27デンマーク188cm/右23試合(1)・総合力の高いデンマーク代表CB
・優れた予測力による冷静なポジショニングとインターセプトが特徴で、長身ながら巧みな足下技術で攻撃の起点にもなれる
・昨季に10年近く在籍したチェルシーからフリーで加入し当初はスピード不足が不安視されたが、鋭い読みを活かした守備で強固なトライアングルの一角を担った
・緊急時にはアンカーでも起用できる
17マルコス・アロンソ32スペイン188cm/左24試合
(1)
・左足が武器のベテランSB
・正確なフィードを供給すれば、エネルギッシュに左サイドを駆け上がり精度の高いクロスでチャンスを演出し、FKでゴールも沈められるなど攻撃力の高い左SBで、高い背丈を活かして1対1にも強い
・チェルシーからフリーで加入した昨季はバルデの台頭もあってCBを中心にプレー
・マドリーのカンテラ出身だが、幼少期からバルサファン
・祖父、父と3代にわたってラ・ロハ(スペイン代表)に選出されている
23ジュール・クンデ24フランス178cm/右29試合
(1)
・3拍子揃ったフランス代表DF
・抜群の身体能力と機動力で広いスペースをカバーしつつ、小柄ながら対人戦でも無類の強さを誇り、DFらしからぬテクニックと攻撃センスでパスワークに絡むなど、最終ラインから攻守にアクセントを加えられる逸材で、CBと右SBを遜色なくこなす汎用性も魅力
・昨季にセビージャから5000万€の移籍金で加入し、本職でない右SBとして攻守のバランスを整えてバルサの堅守に貢献した
24エリック・ガルシア22スペイン182cm/右24試合
(1)
・7歳からラ・マシアで育てられた現代的CB
・下部組織出身らしく正確なパスで攻撃の起点となり、ドリブルで大胆に持ち上がることもあるが、フィジカルや球際の脆さを指摘される
・昨季は5番手CBとしてベンチスタートが多かったが、終盤ではアンカーとして起用された
・ラ・マシア時代にはキャプテンを務め、ファティのことを弟のようにかわいがっている
28アレハンドロ・バルデ19スペイン175cm/左33試合
(1)
・ラ・マシア産の快足SB
・陸上経験に裏打ちされた抜群のスピードとラ・マシアで培った繊細なボールタッチが特徴のドリブルで豪快にサイドを駆け上がり、対人守備にも滅法強く、背後を取られても即座に追い付く
・昨季序盤からJ・アルバ、M・アロンソを差し置いてスタメンに定着するとCLやクラシコといった大舞台でも強心臓ぶりを発揮し、カタールW杯にも出場するなど大ブレイクを遂げた
・8歳からラ・マシアに所属し、契約解除金は5億€(約690億)に設定されている
イニゴ・マルティネス32スペイン182cm/左15試合
(1)
【アスレティック・ビルバオ】
・総合力の高い闘将CB
・強靭な体躯を活かして空中戦では無類の強さを誇りながら研ぎ澄まされた経験で駆け引きにも長け、シャビが獲得を望むほどのバルサ向けの足下技術を有するレフティーで、セットプレーでのヘディングは脅威
・6年半在籍したA・ビルバオとの契約を満了し、フリーで加入
・06年からレアル・ソシエダに在籍していたが、17/18季のシーズン途中にA・ビルバオへと禁断の移籍をしたことでバスクダービーではブーイングの標的だった
ジョアン・カンセロ28ポルトガル182cm/右17試合(2)
【マンチェスター・C】
15試合
(1)
【バイエルン】
・”カンセロ・ロール”の具現者
・SBながら縦横無尽に動き回り多彩な役割をこなすテクニシャンで、世界で最も優れた攻撃能力を誇る
・ミドルシュートは破壊力抜群

<MF>

8ペドリ20スペイン174cm/右26試合
(6)
”新時代の象徴”
・卓越した技術力とゲームメイク力で攻撃の羅針盤となり、ビルドアップから崩しまでを高いレベルで遂行するなど、20歳とは思えない冷静さと極上の攻撃センスで”違い”を創り出す破格の才能を秘め、無尽蔵のスタミナと責任感ある守備でチーム全体を引き締める
・昨季も中盤で相変わらずの存在感を発揮し、後半戦はケガに泣かされたがキャリアハイの6得点と決定力も身に付けた
・18歳にしてEURO2020に全試合スタメン出場し、カタールW杯でも全試合スタメン出場するなどラ・ロハでも唯一無二の存在
・少年時代からアンドレス・イニエスタに憧れる
19フランク・ケシエ26コートジボワール183cm/右28試合
(1)
・ダイナミズムを注入するダイナモ
・理不尽なフィジカル、読みの鋭さ、スタミナ、ポジショニングといったセントラルMFに求めらるる資質を全て備え、中盤で相手キーマンを制圧しつつドリブルで駆け上がってシュートを狙うなど攻守に強度と活力をもたらす存在
・昨季にACミランからフリーで加入も、バルサ特有のパスワークに苦戦し、守備要員として散発的な活躍に留まった
・3月のクラシコでは後半アディショナルタイムにリーグ制覇を手繰り寄せる決勝点を決めた
20セルジ・ロベルト31スペイン178cm/右23試合
(1)
・ラ・マシア産のいぶし銀MF
・高い戦術理解度でMFとSBを遜色なくこなす柔軟性が魅力で、ラ・マシア仕込みのテクニックを有しながら汗かき役も厭わない献身性で攻守のバランスを整える名脇役
・毎シーズン、筋肉系のケガにより複数回離脱するのが定番
・シーズン途中に契約を1年延長し、ブスケツとJ・アルバの退団より今季からキャプテンを務める
・シャビ監督から「私のキャリアの中で最も過小評価されている選手」と評価される
21フレンキー・デ・ヨング26オランダ180cm/右33試合
(2)
・オランダの”貴公子”
・優れたパス精度に超一流のポゼッション能力、推進力、洞察力を持ち合わせ、中盤で相手のプレスを無力化しながら巧みにボールを捌いて攻撃のリズムを創り出し、フィニッシュにも絡める天才肌のレジスタで、自由にプレーさせるほどその才能を遺憾なく発揮する
・CBとしても起用できる
・昨季はマンUへの移籍が取りざたされたが、ブスケツのサポート役として唯一無二の存在感を放った
・シャビ監督から「彼は売り物でないし、バルサのキープレイヤー」と称され、個人指導を受けるほど気に入れられている
30ガビ18スペイン173cm/右36試合
(2)
・バルセロナのDNAを受け継ぐ”スペインの至宝”
・ライン間で巧みにボールを受け、小柄ながら迫力満点のドリブルで狭いスペースを突破し、ボールロスト時には激しいプレスでボール奪取に奔走するなど攻守にダイナミズムをもたらす熱い”闘争心の塊”
・昨季は2年目のジンクスなど意に介さず攻守に躍動し、”偽ウイング”も難なくこなすなど戦術インテリジェンスの高さを示した
・25節のA・ビルバオ戦では相手の保持するボールに頭から突っ込むなど狂気的な闘争心をみせた
・史上最年少の17歳62日でスペイン代表デビューを飾り、代表史上最年少ゴール記録も保持する
イルカイ・ギュンドガン32ドイツ180cm/右31試合
(8)
【マンチェスター・C】
・得点嗅覚を備えるドイツ代表MF
・類まれなキープ力でプレスを受けても難なく中盤でボールを保持し、パスを散らして攻撃を組み立てるだけでなく、精度の高いスルーパスやロングフィードで多くのチャンスを演出し、近年はゴール前に飛び出すプレーを身に着けたことで得点力も身に付けた
・昨季は主将としてマンチェスター・Cのプレミア3連覇やCL制覇など3冠達成に貢献し、オフにフリーで幼少期から憧れたクラブに加入
・両親はトルコ人
オリオール・ロメウ31スペイン183cm/右1試合
【サウサンプトン】
33試合
(2)
【ジローナ】
・古巣に帰還した縁の下の力持ち
・卓越した戦術眼と危機察知能力、さらにはラ・マシア育ちらしい足下技術も併せ持ち、中盤で効果的にパスを散らして攻撃のリズムを創り、守備時はプレミアでも通用した屈強なフィジカルによるハードな対応が冴え渡るベテランMF
・下部組織出身だがトップレベルでの出場はわずか2試合に終わり、その後はサウサンプトンを中心に3か国・計5チームを渡り歩いて計400試合に出場し、今季にブスケツの後釜として12年ぶりに復帰した

<FW>

9ロベルト・レバンドフスキ34ポーランド185cm/右34試合
(23)
・戦場を選ばない”爆撃機”
・驚異的な得点力が最大の魅力の絶対的エースで、ペナルティーエリアの内外を問わずにあらゆる態勢からチャンスをモノにする決定力を誇り、中盤との連携やサイドに流れてのチャンスメイクも一級品と、アタッカーに求められるスキルを全て備える”世界最高峰のストライカー”
・バイエルンでは5季連続ブンデス得点王に輝き、新天地でも1年目から得点王を受賞するなど30代半ばでも決定力は不変
・20/21季にブンデスのシーズン最多得点記録(41)を樹立
・約10年かけてワルシャワ体育大学で体育学士号を取得
11フェラン・トーレス23スペイン184cm/右33試合
(4)
・エリート街道を歩む万能ストライカー
・スピードとテクニックを織り交ぜた切れ味鋭いドリブルで縦と中央に侵入でき、オフ・ザ・ボール時のポジショニングにも優れ、得点力も備える
・マンCから5500万€の移籍金で加入も、昨季は熾烈なポジション争いに敗れてベンチスタートが中心だったことから売却が噂されるが、シャビからの信頼は厚い
・元スペイン代表監督であるルイス・エンリケの娘と交際
22ラフィーニャ26ブラジル176cm/左36試合
(7)
・創造性豊かなブラジル代表ウインガー
・高いテクニックとボールコントロール、スピードを併せ持ち、巧みにスペースを突いて右サイドから局面を打開すれば、高精度の左足を武器にチャンスメークからフィニッシュまでこなし、自陣深くまで戻って守備をする高い献身性も魅力
・欧州の中堅クラブを渡り歩いて昨季にバルサにたどり着くと、メディアから存在を疑問視されたがデンベレ不在時は攻撃陣の牽引役となり公式戦10G12Aを記録
・B・フェルナンデスを兄のように慕う
27ラミン・ヤマル16スペイン180cm/左1試合・ラ・マシアの若き逸材
・優れたドリブル、パス、決定力を備えた左利きウインガーとして右サイドを主戦場とすることからメッシと比較され、機敏かつ足に吸い付くようなボールタッチのドリブルによる仕掛けを得意とし、創造性豊かなプレーで中央でも活躍できる
・5歳でラ・マシアに加入するとクラブ史上に残る有望選手として飛び級で育成され、シャビにその才能を評価されて昨季32節のベティス戦でクラブ記録となる15歳290日でプロデビューを飾り、短いプレー時間ながらもセンスの片鱗を示した
・飛び級でU-19スペイン代表にも召集されている
ジョアン・フェリックス・類稀なるポテンシャルを秘める”神童”
・見るものを魅了する切れ味鋭いドリブルで一直線にゴールへと向かい、抜群のシュートセンスでネットを揺らすなど、自由を与えた分だけ己のスキルと独創性を遺憾なく発揮して”大きな違い”を創り出す傑出した”攻撃センスの塊”
・昨季冬に20億円を超える破格の条件でチェルシーにレンタル移籍するも公式戦20試合で4ゴールと目立った結果を残せなかった
・今夏にレンタル移籍で夢に見たクラブに加入

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