基本情報
創立 | 1900年 |
本拠地 | ローマ |
スタジアム | スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ (収容人数 7万634人) |
監督 | マルコ・バローニ |
会長 | クラウディオ・ロティート |
公式サイト | HP twitter Youtube transfermarkt |
愛称 | ビアンコセレスティ |
<過去5シーズンの成績>
セリエA 【優勝2回】 | 欧州カップ戦 | コッパ・イタリア 【優勝7回】 | 監督 | |
19/20 | 4位 | EL/グループステージ敗退 | ベスト8 | S・インザーギ |
20/21 | 6位 | CL/ベスト16 | ベスト8 | S・インザーギ |
21/22 | 5位 | EL/決勝Tプレーオフ敗退 | ベスト8 | サッリ |
22/23 | 2位 | EL/グループステージ敗退 ECL/ベスト16 | ベスト8 | サッリ |
23/24 | 7位 | CL/ベスト16 | ベスト4 | サッリ➡ トゥドール |
<概要>
前線の主力が揃って退団し 新たなスタイルで上位進出を目指す
・今夏には、昨季途中に就任したトゥドールが退任し、新監督にバローニを招聘。インモービレ、L・アルベルト、F・アンデルソン、鎌田大地ら前線の主力が退団し、獲得したのはチャウナ、ノスリン、カストロビッリ、ジゴ、N・タバレスと控えめな補強に留まった。昨季と大きく陣容を変えて新たなスタイルで挑む今季は、EL出場権の獲得が現実的な目標だろう。
監督
名前 | マルコ・バローニ |
生年月日 | 1963年9月11日 (61歳) |
国籍 | イタリア |
就任日 | 2024年7月 |
<人物紹介>
・プロビンチャ(下位チーム)で実績のあるベテラン指揮官
・今夏にヴェローナとの契約延長を断り、長い下積み期間を経てキャリアで初めて強豪クラブの監督に就任。
・強豪相手にもアグレッシブな守備で攻撃の芽を潰し、少ない手数で縦に展開してサイドからのクロスを中心とするシンプルな攻撃を仕掛ける。ラツィオでは、カウンタープレスの強度を上げるためにゲンドゥージをトップ下に配置。
・25年の指導歴で、クレモネーゼやベネヴェント、フロジノーネ、レッチェといった下位チームを率い、2度セリエAに昇格させた実績を持つ。昨季には、前半戦終了時点で18位に沈みながら冬に主力の大半を放出したにも関わらず、開き直って攻撃的なスタイルを打ち出して勝点を積み重ね、13位でヴェローナを奇跡的な残留に導いた。
・現役時代は、CBとしてASローマ、ナポリ、ボローニャなどでプレーし、セリエAで157試合、セリエBで270試合に出場。
移籍市場
基本フォーメーション
選手一覧
<GK>
No. | 名前 | 年齢 | 国籍 | 身長/利き足 | 昨季成績 (得点) | ||
35 | クリストス・マンダス | 23 | ギリシャ | 189cm/右 | 9試合 | ||
55 | アレクセイ・フルラネット | 22 | イタリア | 192cm/ー | 21試合 【セリエC】 | ||
94 | イバン・プロべデル | 30 | イタリア | 192cm/右 | 30試合 | ・正守護神の座を掴んだ叩き上げGK ・好セーブを連発する一方で足下の技術や守備範囲にも優れ、強心臓と冷静さを兼ね備える ・昨季に第2GKとして加入したが、第2節から正守護神としてゴールマウスを守り続けてセリエA最優秀GKに選ばれ、22年9月にはアッズーリに初召集された ・長らくセリエBで活躍すると、スペツィアでは正守護神として2季連続の残留に貢献 |
<DF>
2 | サミュエル・ジゴ | 31 | フランス | 187cm/右 | 21試合 (2) 【マルセイユ】 | ・重量級CB ・筋骨隆々なフィジカルを武器に対人戦では無類の強さを誇り、積極的に前に出て相手を潰せば、そこから一気に攻め上がって攻撃に厚みをもたらせる ・仏2部、ベルギー、ロシアで経験を積み、昨季に母国に帰還して第3CBとして活躍 ・兄はラグビーのフランス代表 | |
3 | ルカ・ペッレグリーニ | 25 | イタリア | 178cm/左 | 19試合 (1) | ・控え左SB ・屈強かつテクニックのあるDFで、プレーの質・運動量・スピードは平均以上を担保する ・ローマの下部組織出身で、19年夏にユヴェントスに加入したがスタメンをの座を掴み取れず、昨季はフランクフルトとラツィオにレンタル移籍したがわずか7試合の出場と控えに甘んじた | |
4 | パトリック | 31 | スペイン | 184cm/右 | 20試合 (2) | ・カンテラ出身のDF ・標準的な体躯ながら堅実な守備対応でどんなFWにも立ち向かい、ラ・マシア仕込みの右足でビルドアップでも貢献できる ・15/16シーズンから長らくラツィオの準レギュラーを務め、昨季には契約を27年まで延長した | |
13 | アレッシオ・ロマニョーリ | 29 | イタリア | 185cm/左 | 29試合 | ・最愛のクラブで蘇ったCB ・冷静に予測しつつハードな対応で相手のチャンスを潰し、優れた足下技術と供給力でサッリ式ビルドアップにも難なく順応した ・若くして主将を務めるなど7シーズンに渡ってACミランでプレーしたが、トモリの台頭により定位置を追われて退団し、昨季に5年契約でラツィオに完全移籍するとゾーンディフェンスで復活を遂げた ・ローマの下部組織出身ながらラツィオのファン | |
23 | エルサイド・ヒサイ | 30 | アルバニア | 182cm/右 | 22試合 | ・サッリの秘蔵っ子 ・豊富な運動量とサッリスタイルへの理解度の高さを活かした堅実なプレーで左サイドをカバーし、攻守に顔を出して躍動するSB ・サッリにはエンポリ、ナポリ、ラツィオで師事し、今季で計9シーズン目 | |
30 | ヌーノ・タバレス | 24 | ポルトガル | 183cm/左 | 8試合 【N・フォレスト】 | ・ベンフィカ産の攻撃的SB ・高い攻撃性能を活かしてサイドから積極果敢に攻め上がり、左足から精度の高いクロスを繰り出せば、逆足からでも思い切りのいいシュートを放つが、守備に課題を抱える ・昨季はマルセイユへとレンタル移籍すると、左WBのレギュラーとして公式戦39試合に出場し、チーム2位の6ゴールを記録した | |
34 | マリオ・ヒラ | 24 | スペイン | 185cm/右 | 21試合 | ・R・マドリーのカンテラ出身CB ・スピ-ドを武器に、素早いプレスでボールホルダーの自由を奪い、被カウンター時も相手FWの動きを先読みしてピンチを未然に防ぐ ・ボールを持てば相手のプレスを華麗にいなし、前方にスペースを与えれば高速ドリブルで一気に前線に駆け上がる ・R・マドリーのBチームでは副キャプテンを務めたが、トップチームでは2試合の出場に留まった ・昨季にR・マドリーとラツィオの共同保有という形でラツィオに加入 | |
77 | アダム・マルシッチ | 32 | モンテネグロ | 185cm/右 | 37試合 (1) | ・両サイドで躍動するSB ・ウインガーと遜色ない迫力あるサイド突破からクロスでチャンスメイクする攻撃的SBながら、CBでも起用できる堅守も魅力 ・ラツィオ加入当初は右サイドハーフながら、ポジションを移して21/22からは左SBとして覚醒 |
<MF>
5 | マティアス・ベシーノ | 33 | ウルグアイ | 187cm/右 | 31試合 (6) | ・勝負強いセントラルMF ・恵まれたフィジカルを活かしてボールを奪取すれば、素早い切り替えで攻撃の起点を創り出し、チャンスと見るや積極的に前線に飛び出してゴールを狙うなど、中盤の戦術に幅をもたらす貴重な戦力 ・インテル入団当初はスタメンを張っていたが徐々に出場機会を減らしていたが、昨季にエンポリ時代の恩師であるサッリ率いるラツィオに完全移籍して公式戦44試合に出場とバックアッパーとして活躍した | |
6 | ニコロ・ロべッラ | 23 | イタリア | 179cm/右 | 23試合 | ・ジェノアが輩出したレジスタの大器 ・ビルドアップの中核として正確にパスを散らすことで攻撃のリズムを創り、守備時は体を張ってボール奪取に奔走する ・ジェノアの下部組織で育つと、19歳でユベントスに1800万€で引き抜かれ、下位クラブへのレンタル移籍で着実に成長を遂げる | |
7 | フィサヨ・デレ・バシル | 23 | ナイジェリア | 186cm/右 | 36試合 (8) 【ハタイスポル】 | ||
8 | マテオ・ゲンドゥジ | 25 | フランス | 185cm/右 | 2試合 【マルセイユ】 33試合 (2) 【ラツィオ】 | ・非凡な才能を持つ中盤のプレーメーカー ・ゲームメイク力が高く、リンクマンを担いつつも攻守にわたって高いレベルで仕事をこなす ・闘志あふれるファイター型だが、相手の挑発に乗りやすいことが玉に瑕 ・今夏にレンタル移籍で加入 | |
10 | マッティア・ザッカーニ | 29 | イタリア | 177cm/右 | 28試合 (6) | ・急成長を遂げた逆足ウインガー ・1対1の突破力だけでなく、周囲と連携して”違い”を創り出せる知性を備えるなど多彩な攻撃パターンで敵の弱点を突き、デュエルではリーグトップクラスの勝率を誇る ・21年夏にヴェローナから加入した際は実力を疑問視されたが、昨季にはサッリスタイルの中核としてキャリア初の2桁ゴールを記録 | |
22 | ガエターノ・カストロビッリ | 27 | イタリア | 187cm/右 | 6試合 (1) 【フィオレンティーナ】 | ||
26 | トマ・バシッチ | 27 | クロアチア | 189cm/左 | 15試合 【サレルニターナ】 | ・左利きの大型MF ・中盤の底で左足を駆使したロングフィードやパスで攻撃を活性化させ、守備時は中盤の壁として立ちはだかる攻守の繋ぎ役 ・21年夏にレジスタ候補として加入も起用法に試行錯誤し、昨季の先発出場はわずか2試合と交代要員に甘んじた | |
28 | アンドレ・アンダーソン | 25 | イタリア | 180cm/右 | ー | ||
29 | マヌエル・ラッザリ | 30 | イタリア | 174cm/右 | 24試合 | ・光速チャンスメーカー ・スピードを武器に右サイドを高速ドリブルで駆け上がり、正確なクロスを繰り出すだけでなく、ゴール前まで飛び出してシュートも放つなどアグレッシブな右SB ・本職は右WBも、サッリ就任によりSBにコンバートされ、当初は守備が不安視されたが改善されつつある | |
92 | ジャン・ダニエル・アクバ・アクブロ | 31 | コートジボワール | 180cm/右 | 19試合 【モンツァ】 |
<FW>
9 | ペドロ・ロドリゲス | 37 | スペイン | 169cm/両 | 33試合 (1) | ・衰え知らずのベテランウインガー ・バルサ仕込みのパスワークで周囲と連携しつつ両足を駆使した切れ味鋭いドリブルを活かしてフィニッシュにまで結びつける ・バルセロナとチェルシーで長らく活躍し、20/21にはローマに在籍していたが36年ぶりとなる禁断の移籍で恩師サッリの率いるラツィオに移籍した | |
11 | タティ・カステジャノス | 26 | アルゼンチン | 178cm/右 | 35試合(4) | ・MLS経由のアルゼンチン人ストライカー ・多彩なテクニックでマークを攻略すれば、質の高いオフ・ザ・ボールの動きなど機動力もあるが、特筆すべきはゴール前でのフィニッシュ力 ・昨季にシティグループ傘下のジローナにローン移籍で加入し、31節のR・マドリー戦では4ゴールを奪うなど欧州初挑戦でいきなり2桁得点を記録 ・母国ではプロデビューできずにチリ大学の下部組織でキャリアをスタートし、ウルグアイを経由して加入したNYシティでは21年にMLS得点王に輝いた | |
14 | ティジャニ・ノスリン | 25 | オランダ | 178cm/右 | 13試合 (3) 【エールディヴィジ】 21試合 (9) 【ウディネーゼ】 | ||
18 | グスタフ・イサクセン | 23 | デンマーク | 181cm/両 | 2試合 【ミッティラン】 28試合 (3) 【ラツィオ】 | ・デンマークの有望ウインガー ・右サイドを主戦場とするスピードに優れたドリブラーで、カットインと縦突破を使い分け、フィニッシュの精度も高い ・ミッティランのユースで育ち、19年にトップチームデビューすると、昨季はELでラツィオから2試合で2Gを奪うなど公式戦22Gを記録してデンマークリーグ得点王に輝いた ・今夏に約20億円の移籍金で5年契約を締結 | |
19 | ブライエ・ディア | 28 | セネガル | 180cm/右 | 17試合 (4) 【サレルニターナ】 | ||
20 | ルム・チャウナ | 21 | フランス | 180cm/左 | 33試合 (4) 【サレルニターナ】 | ||
ー | ディエゴ・ゴンザレス | 21 | パラグアイ | 177cm/左 | 23試合 (10) 【プリマベーラ】 | ・若きパラグアイ人ストライカー ・左ウイングを主戦場に、俊敏性とキレのある南米特有の力強いドリブルを活かして劣勢の打開できる ・昨季シーズン途中に買い取り義務付きのレンタルでラツィオに加入し、プリマベーラではハットトリックを達成するなど9得点を奪った ・母国とパナマのクラブで育成され、ペルーやメキシコのトップチームでプレー |
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