【無料選手名鑑】VfBシュトゥットガルト【2022/23 チーム/選手/監督紹介】

ブンデスリーガ
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基本情報

創立1893年
本拠地シュトゥットガルト
スタジアムメルセデス・ベンツ・アレーナ
(収容人数 6万449人)
監督ブルーノ・ラッバディア
会長クラウス・フォクト
公式サイトHP twitter Youtube
愛称VfB
ディ・ローテン(赤)
若きワイルドたち

<過去5シーズンの成績>

ブンデスリーガ
【優勝5回】
欧州カップ戦DFBポカール
【優勝3回】
監督
18/1916位1回戦敗退コルクト➡
ヒンケル➡
バインツィアル➡
ウィリング
19/202位
(2部)
ベスト16バルター➡
マタラッツォ
20/219位ベスト16マタラッツォ
21/2215位2回戦敗退 マタラッツォ
22/2316位ベスト4 マタラッツォ
ヴィマー➡
ラッバディア➡
へーネス
概要

若い個性派チームを日本人2人がまとめ上げ 3年連続の”残留”を成し遂げる

・尖った若手選手たちが揃い上位進出も期待された昨季は、開幕から主力にケガ人が続出。特にエースのカライジッチとジョーカー役のカトンパ・ムブンパが長期離脱を強いられたことで得点力の低下に苦しみ、敗戦を重ねるごとに自信を失って消極的になるという悪循環に陥った。それでもマタラッツォ監督は辛抱強く若手選手たちを信じて起用し、キャプテン遠藤を中心として粘り強く戦い続け、3月以降は10試合で3勝5分と奮闘。そして最終節の土壇場で遠藤が決勝点を叩き込み、サポーター大歓喜の劇的な勝利で2年連続の残留を果たした。

・遠藤とともに中盤を支えたマンガラがノッティガム・Fに移籍し、移籍市場の終了間際にエースであるカライジッチがウルブスに引き抜かれたことは痛手だが、最終ラインを担う主力が残留した分だけ前線の補強に注力することができ、カトンパ・ムパンバがケガから復帰したことも大きい。

・今季も”残留”が至上命題だが、開幕からブンデスで唯一の9戦未勝利を受けてチームを1部昇格に導いたマタラッツォを10月に解任。W杯中断までにアシスタントコーチのヴィマーが暫定監督として率い公式戦7試合で4勝したが、“ダイアモンド・アイ”の異名を持つミスリンタートSDが上層部との軋轢で退任したことを受けてヴィマーも退団。代わってブンデスでの指導経験が豊富なラッバディアを監督に迎え、冬にはウニオン・ベルリンから原口元気を獲得。得点力不足が依然として課題ではあるが、個性派揃いのチームを2人のベテラン日本人がまとめ上げ、3年連続の残留を成し遂げたい。

監督

名前ブルーノ・ラッバディア
生年月日1966年2月8日 (56歳)
国籍ドイツ
就任日2022年12月

・9年ぶりに指揮を執る経験豊富なドイツ人指揮官

・レバークーゼン、ハンブルガーSV、ヴォルフスブルク、ヘルタ・ベルリンで監督を歴任し、シュツットガルトでも2010年から3年間率い、今季12月にチームの残留を託されて9年ぶりに復帰。監督しての平均在任期間は1.37年。

・現役時代はストライカーとして活躍し、ブンデス328試合で103ゴールを記録。

・シュツットガルトの監督として5人の日本人(岡崎、酒井高徳、遠藤、伊藤、原口)を指導し、酒井高徳に関しては出場機会が減少していた際に獲得を熱望して自身が率いるハンブルガーSVに加入させた。日本人のサッカーに対する姿勢や精神面を高く評価していて、「共に仕事することが好き」と語る。

移籍市場

IN
ポジション名前移籍元移籍金
DFヨシャ・ヴァグノマンハンブルガーSV350万 €
アントニス・アイドニスディナモ・ドレスデン
ダン=アクセル・ザガドゥ無所属
ジウ・ディアスベンフィカ
MFラウリン・ウルリッヒシュツットガルト U17
原口 元気ウニオン・ベルリン100万 €
オメル・ベヤズマクデブルク
FWファン・ホセ・ペレアPASヤニナ240万 €
ルカ プファイファーミッティラン285万 €
セール・ギラシレンヌ
アルー・クオルシュツットガルト Ⅱ
トーマス・カスタラナスシュツットガルト U19

OUT
ポジション名前移籍先移籍金
MFフィリップ・フェルスターボーフム30万 €
オレル・マンガラノッティンガム・フォレスト1300万 €
エリック・トミーカンザス・シティ
ダニエル・ディダヴィ未定
ロベルト・マッシモアカデミコ・ヴィゼウ
マテオ・クリモヴィッツビーレフェルト
クリントン・モラブラックバーン
ナウイロ・アハマダクリスタル・パレス1200万 €
FWサーシャ・カライジッチウルヴァーハンプトン1800万 €
アレクシス・ティビディトロワ260万 €
モハメド・サンコーフィテッセ
ワヒド・ファギルノアシェラン
オマル・マーモウシュヴォルフスブルク

基本フォーメーション

選手一覧

<GK>

No.名前年齢国籍身長/利き足昨季成績
(得点)
1フロリアン・ミュラー25ドイツ190cm/左19試合・GKとして基礎能力が高く、ショットストップでもビルドアップでも一定の安定感を保証する
・20/21にはレンタル移籍で加入したフライブルクでレギュラーの座を掴み、リーグ2位のセーブ率を記録
・東京五輪では正守護神として全試合に出場
33アレクサンダー・ニューベル27ドイツ193cm/右38試合
【ASモナコ】
・”次世代のノイヤー”と期待される才能豊かな守護神
・足下技術の評価が高い
・昨季前半は適合できずに批判されたが、後半戦以降は好セーブを連発して正GKの座を確立
・ノイヤーと同じくシャルケ出身だが、バイエルンでは牙城を崩すことができず
・ASモナコで試合に出場できる喜びから、バイエルン帰還は「論外」と話す
33ファビアン・ブレドロウ27ドイツ190cm/両15試合・RBライプツィヒ下部組織出身で、ニュルンベルグでは正GKとして1部昇格に貢献
・第20節のフライブルク戦に胃腸の問題で欠場したミュラーに代わって出場し安定したパフォーマンスを披露もPK2本に泣く

<DF>

2ヴァルデマール・アントン26ドイツ189cm/右34試合
(1)
・ウズベキスタン出身のドイツ人DF
・3バックの中央でクロスの弾き出し、高い危機察知能力で的確にエリアをカバーする
・CB、右SB、アンカーで起用可能
・ハノーファーでは主将を経験し、シュツットガルトでは冷静な遠藤に変わって後方からチームを鼓舞する副キャプテンを務める
4ヨシャ・ヴァグノマン22ドイツ190cm/右23試合
(2)
・ハンブルガーで酒井高徳と師弟関係を築いた逸材
・恵まれたフィジカルにスピードを備え、両サイドで起用可能
・17/18にハンブルガー史上最年少でデビューし、東京五輪にも参加
・マルセロのファン
5コンスタンティノス・
マブロパノス
25ギリシャ194cm/右28試合
(2)
・9歳からアーセナルファンのギリシャ人CB
・強靭なフィジカルで相手を制圧し、大胆な攻撃参加でゴールも決められる
・構想外となったアーセナルからローン移籍によりブンデスで成長を遂げ、夏に完全移籍
15パスカル・シュテンツェル26ドイツ183cm/右12試合・ドルトムントユース出身のバックアッパー
・スタメン出場は限られるものの、守備の全ポジションで出番があれば堅実にタスクを全うする
・19/20には全試合に出場し1部昇格に貢献
16アタカン・カラゾール26ドイツ191cm/右29試合・トルコ系ドイツ人DF
・長身を活かして空中戦に強く、ボールを奪えばサイドにボールを散らす
・トルコ代表でのプレーが夢
21伊藤 洋輝23日本188cm/左30試合
(1)
・左SB・CBで起用できる万能レフティー
・高い精度を誇るフィードと展開力が魅力で、1対1も冷静に対処する
・昨季U-21に加入もプレシーズンで実力を見せつけてトップチームデビューを果たすと、即座にブンデスに順応しカタールW杯でも代表入り
23ダン=アクセル・ザガドゥ23フランス196cm/左17試合・PSG下部組織で育成された左利きCB
・恵まれフィジカルと高いアスリート能力を兼ね備え、肉弾戦上等で相手アタッカーを潰す
・平均レベル以上の足下技術でパスワークにも優れる
・6月にドルトムントとの契約を満了し、移籍市場が閉じた9月中旬にフリーで加入
24ボルナ・ソサ24クロアチア187cm/左25試合
(2)
・ブンデス屈指のアシストマシン
・変幻自在のクロスと縦横無尽のドリブルで左サイドからチャンスを演出し、この選手の存在なくしてシュトゥットガルトは成り立たない
・秘密裏にドイツ代表入りを目指すも実現できずにクロアチア代表を選択

<MF>

7タンギ・クリバリ21フランス178cm/左14試合
(4)
・PSGユース産のドリブラー
・スピーディーかつ柔軟なドリブルでボールを運ぶ
・初ゴールはバイエルンから記録
・今季はつま先・筋肉系のケガや体調不良で前半戦はほとんど欠場
8エンツォ・ミヨ20フランス174cm/左23試合・ASモナコ産の逸材
・卓越したビジョンを持ち、「新たなカストロ」と評されるも昨季はケガにより不完全燃焼に終わる
17原口 元気31日本178cm/右11試合
【ウニオン・ベルリン】
11試合
・傑出した運動量で高い献身性を誇るハードワーカー
・守備で汗を流せば、ゴール近くでの決定的なプレーで攻撃に厚みをもたらし、昨季はチーム最多の9アシストを記録
・動物病院の実家で育ち、犬との勝負で闘争心と走力を身に付けた
・起用方法と自身のプレースタイルの違いを理由に、ブンデス2位のスタメンの座を捨てて冬に電撃移籍
・チーム最年長
22クリス・ヒューリッヒ24ドイツ191cm/右33試合
(5)
・気鋭のウインガー
・ウイングでもシャドーでもドリブルで切り込み、バイタルエリアで相手の脅威となる
・ユース時代は5チーム、プロでも4チームを渡り歩く
25リリアン・エグロフ20ドイツ182cm/右10試合・シュツットガルトの才能
・10歳の頃からシュツットガルトで育成された攻撃的MFで、2020年にDFBポカールでデビュー
28ニコラス・ナーティ22デンマーク185cm/左9試合・各年代別デンマーク代表に召集されている左利きMF
・コペンハーゲンからケルンに移籍した際の不手際で約2年間公式戦に出場できず
・遠藤からニュースター候補に挙げられた
31ギル・バスティアオ・ディアス26ポルトガル186cm/左7試合
(1)
・6か国目の挑戦に臨む左利きMF
・両ウイング・サイドハーフに左SBもできるなど柔軟性が高い
・ASモナコ時代に計7クラブにレンタル移籍し、シュツットガルトは10クラブ目
30オメル・ベヤズ19トルコ171cm/左4試合・トルコの神童
・抜群のテクニックで司令塔として機能し、どのスキルも高水準を誇る
・フェネルバチェフの下部組織で育てられ、16歳でプロデビューを果たした
36ラウリン・ウルリッヒ17ドイツ180cm/右1試合・U-17欧州選手権でドイツ代表のキャプテンを務めたシュツットガルト産MF
・昨季はジュニア-ブンデスリーガ(U-17)で8G5Aと活躍し、準決勝でも2得点を決めて決勝進出に貢献した
・7月にトップ契約を結び、11月のレバークーゼン戦でブンデスデビュー

<FW>

9セール・ギラシ26ギニア187cm/右22試合
(11)
・カライジッチに代わる得点源としてレンヌからローン加入したストライカー
・ワンタッチのシュートとパスで得点に結び付け、レンヌでは2シーズンで25ゴールを記録
・年代別フランス代表に召集されていたが、ギニア代表を選択
・チーム内得点王も2月に内転筋を負傷して離脱
10チアゴ・トマス20ポルトガル180cm/右27試合
(3)
・昨季途中に加入した点取り屋
・ドリブルやスペースメイクで攻撃を活性化させ、個人技でも連携でもフィニッシュに結び付けられる
・各年代別のポルトガル代表に選ばれ、スポルティングではロナウドの背番号「7」を背負うことができたほど高く評価された
・「TT」が愛称
11ファン・ホセ・ペレア22コロンビア180cm/右16試合
(1)
・コロンビアの快足FW
・大雑把ながら抜群の加速力とアグレッシブさを取柄にしたドリブルで一直線にゴールに迫る
・ザルツブルグ、ポルトのユースで育ち、昨季はギリシャリーグで2桁得点を記録
14シラス・カトンパ・ムブンパ24コンゴ民主共和国189cm/右30試合
(5)
・韋駄天アタッカー
・ボールを持てば大柄ながら快足を飛ばして両サイドを駆け上がってカウンターを完成させる
・悪徳代理人に経歴詐称を強要されて出場停止と罰金の処分を受けた
20ルカ・ファイファー26ドイツ196cm/右19試合・長身CF
・195cmの恵まれた体格で空中戦において驚異的な強さを誇り、昨季はブンデス2部で17得点と点取り屋に必須な決定力も身につけた
・ブンデス3部やデンマークを渡り歩いた苦労人
26デニズ・ウンダフ26ドイツ179cm/右22試合
(5)
【ブライトン】
・昨季のベルギーリーグ得点王
・大柄なサイズではないが、質の高いオフ・ザ・ボールの動きでスペースを創り出し、多彩なフィニッシュの選択肢を持つストライカー
・昨季ユニオンSGでは三苫とチームメイトだった
27アルー・クオル21オ―ストラリア181cm/右1試合・オーストラリアで得点を量産した快足FW
・弟はニューカッスルに所属するガラン・クオル
・6月のU-23アジアカップ・イラク戦で決めたスコーピオン弾がプスカシュ賞にノミネート
・内戦中のスーダンで生まれた
39トーマス・カスタラナス19ドイツ186cm/ー4試合・期待の若きギリシャ系FW
・8歳からシュトゥットガルトに所属し、昨季はユースリーグで26得点を記録して得点王に
・夏にトップチームに昇格し、9月フランクフルト戦でブンデスデビュー
・U-19までギリシャ代表を選択もU-20ではドイツ代表に切り替えた

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